JP7000251B2 - 人力駆動車用の操作装置 - Google Patents

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本発明は、人力駆動車用の操作装置に関する。
使用者によって操作される操作装置を備える人力駆動車が知られている。特許文献1に記載される人力駆動車用の操作装置は、人力駆動車のハンドルバーに取り付けられるクランプ、および、クランプに取り付けられる操作ユニットを備える。操作ユニットは、複数の操作用装置を含む。
特開2014-196060号公報
使用者に快適な走行環境を提供するという点から、人力駆動車用の操作装置は使用者が容易にアクセスできるように構成されることが好ましい。
本発明の目的は、使用者が容易にアクセスできる人力駆動車用の操作装置を提供することである。
本発明の第1側面に従う人力駆動車用の操作装置は、ベース部材と、第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、第1方向に並ぶように配置され、互いに独立して揺動可能に設けられる。
上記操作装置では、第1操作部材が第1電気スイッチを介してベース部材に設けられ、第2操作部材が第2電気スイッチを介してベース部材に設けられるため、操作装置がコンパクトに構成される。このため、使用者が容易にアクセスできる。
前記第1側面に従う第2側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1軸心および前記第2軸心は、第2方向に沿って延びる。
上記操作装置では、第1操作部材の揺動の中心を形成する第1軸心と、第2操作部材の揺動の中心を形成する第2軸心とが平行または一致するため、各操作部材が同じ方向に揺動する。このため、各操作部材の操作性が向上する。
前記第2側面に従う第3側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1方向と前記第2方向とは直交する。
上記操作装置では、第1操作部材の第1操作面に対する使用者の指の位置が第1方向に移動することにより、力の作用点と第1軸心との距離が変化する。力の作用点が第1軸心またはその付近である場合、第1操作部材が揺動しにくい。
前記第3側面に従う第4側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の形状に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第4側面に従う第5側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の面積に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第4または第5側面に従う第6側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第2操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の形状に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第6側面に従う第7側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の面積に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第4~7側面のいずれか1つに従う第8側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1操作面と前記第2操作面とは、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1軸心および前記第2軸心に対して互いに線対称に形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の形状および第2操作面の形状に基づく感触から、指が第1操作面および第2操作面のいずれに触れているかを容易に認識できる。
前記第4~8側面のいずれか1つに従う第9側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1操作面は、前記第1方向に前記第1軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の傾斜に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第9側面に従う第10側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の傾斜に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第4~10側面のいずれか1つに従う第11側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2操作面は、前記第1方向に前記第2軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の傾斜に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第11側面に従う第12側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の傾斜に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
前記第2~12側面のいずれか1つに従う第13側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材の前記第2方向の寸法は、5mm以上30mm以下に設定される。
ベース部材は人力駆動車に設けられる所定の対象部材に取り付け可能である。所定の対象部材の一例は、人力駆動車に設けられるパイプ部材である。上記操作装置によれば、ベース部材が所定の対象部材上に占める領域が狭くなる。このため、所定の対象部材に上記操作装置を含む種々の操作装置を取り付けることができる。
前記第1~13側面のいずれか1つに従う第14側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1軸心および前記第2軸心は、1つの支軸によって定義される。
上記操作装置によれば、第1操作部材と第2操作部材とが近くに配置されるため、使用者が各操作部材に一層容易にアクセスできる。
前記第14側面に従う第15側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプを含み、前記支軸と前記クランプの中心軸とは平行に配置される。
上記操作装置によれば、使用者がクランプの中心軸に沿って手を移動させ、各操作部材にアクセスする場合に、指がベース部材における支軸周りの部分に接触しにくい。このため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
前記第15側面に従う第16側面の人力駆動車用の操作装置において、前記支軸および前記中心軸と平行な方向からみたとき、前記第1操作部材および前記第2操作部材は、前記支軸と前記中心軸とを含む平面に対して互いに対称に形成される。
上記操作装置は、使用者の右手に対応する右側の操作装置、および、使用者の左手に対応する左側の操作装置を含むように構成される場合がある。第1操作部材および第2操作部材が支軸と中心軸とを含む平面に対して互いに対称であるため、共通の各操作部材を用いて右側の操作装置および左側の操作装置を構成できる。
前記第1~14側面のいずれか1つに従う第17側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成される。
一般的な人力駆動車では、コクピットにパイプ部材が設けられる。このため、上記ベース部材を備える操作装置は、人力駆動車において使用者が容易にアクセスできる箇所に設置できる。
前記第17側面に従う第18側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材の前記パイプ部材の軸心方向の寸法は、前記第1操作部材の前記軸心方向の寸法よりも小さい。
上記操作装置によれば、ベース部材がパイプ部材上に占める領域が狭くなる。このため、パイプ部材に取り付けられる他の要素とベース部材とが干渉しにくい。
前記第15~18側面のいずれか1つに従う第19側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1方向は、前記パイプ部材の周方向に沿って延びる。
上記操作装置によれば、操作装置がコンパクトに構成されるため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
前記第15~19側面のいずれか1つに従う第20側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材は、前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチの少なくともいずれか1つから延びるケーブルを案内する案内路を有し、前記案内路は、前記第1方向に90°以上延びるように形成される。
上記操作装置によれば、ベース部材内に配線されるケーブルの長さが長くなるため、ベース部材外に配線されるケーブルを曲げるような力が作用する場合でもケーブルが損傷しにくい。
前記第1~20側面のいずれか1つに従う第21側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1電気スイッチと前記第2電気スイッチとは、1つの基板上に設けられる。
上記操作装置によれば、部品点数を削減できる。
前記第1~21側面のいずれか1つに従う第22側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含む。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
前記第22側面に従う第23側面の人力駆動車用の操作装置において、前記クランプは、第1材料を含み、前記カバーは、前記第1材料とは異なる第2材料を含む。
上記操作装置によれば、カバーおよびクランプのそれぞれに要求される性能に応じて材料を任意に選択できる。
前記第22または第23側面に従う第24側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチは、前記カバーに設けられる。
上記操作装置によれば、操作装置がコンパクトに構成されるため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
前記第14側面に従う第25側面の人力駆動車用の操作装置において、前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含み、前記カバーは、前記支軸を支持する支持部を含む。
上記操作装置によれば、支軸を支持できる。
前記第25側面に従う第26側面の人力駆動車用の操作装置において、前記支持部は、前記支軸が挿入される挿入孔を含む。
上記操作装置によれば、挿入孔で支軸を支持できる。
前記第26側面に従う第27側面の人力駆動車用の操作装置において、前記カバーは、前記挿入孔を少なくとも部分的に覆う規制部を含む。
上記操作装置によれば、挿入孔からの支軸の脱落が抑制できる。
前記第27側面に従う第28側面の人力駆動車用の操作装置において、前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含み、前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部、および、前記支持部を含み、前記第2カバーは、前記規制部を含む。
上記操作装置によれば、挿入孔からの支軸の脱落が抑制できる。
前記第22~24側面に従う第29側面の人力駆動車用の操作装置において、前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含む。
上記操作装置によれば、第1カバーと第2カバーとの取付けが容易になる。
前記第29側面に従う第30側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、貯留部を含む。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を貯留できる。
前記第30側面に従う第31側面の人力駆動車用の操作装置において、前記貯留部は、前記第1カバーに設けられ、前記第2カバーに覆われる。
上記操作装置によれば、第1カバーに付着した液体を貯留できる。
前記第31側面に従う第32側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、前記貯留部内の液体を前記カバーの外部に排出する排出部をさらに含む。
上記操作装置によれば、貯留部の液体を外部に排出できる。
前記第32側面に従う第33側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1カバーは、前記排出部、および、前記第2カバーに対して露出される露出部を含み、前記排出部は、前記貯留部と前記露出部とを繋ぐ排出路を含む。
上記操作装置によれば、液体を容易に貯留部に貯留できる。
前記第29~33側面に従う第34側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部を含む。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
前記第29~34側面に従う第35側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2カバーは、前記第1カバーを少なくとも部分的に覆う第2被覆部を含む。
上記操作装置によれば、第1カバーが保護される。
前記第35側面に従う第36側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第2被覆部は、前記クランプを少なくとも部分的に覆うように構成される。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
前記第28~36側面に従う第37側面の人力駆動車用の操作装置において、前記カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとを嵌合する嵌合部をさらに含む。
上記操作装置によれば、使用者は第1カバーと第2カバーとの組み合わせを容易に行うことができる。
前記第37側面に従う第38側面の人力駆動車用の操作装置において、前記嵌合部は、前記第1カバーおよび前記第2カバーの一方に設けられる凸部、および、前記第1カバーおよび前記第2カバーの他方に設けられる凹部を含む。
上記操作装置によれば、使用者は第1カバーと第2カバーとの組み合わせを容易に行うことができる。
前記第38側面に従う第39側面の人力駆動車用の操作装置において、前記第1カバーは、前記凸部と、前記クランプの外周面に面する内周面とを含み、前記第2カバーは、前記凹部を含み、前記凸部は、前記内周面と前記凹部との間に設けられる。
上記操作装置によれば、クランプを介してパイプ部材に取り付けられたとき、第1カバーと第2カバーとが離れることが防止できる。
前記第22~24側面に従う第40側面の人力駆動車用の操作装置において、前記カバーは、貯留部を含む。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を貯留部に溜めることができる。
前記第30~33側面および第40側面に従う第41側面の人力駆動車用の操作装置において、前記貯留部は、前記カバーの側面に開口する凹部を含む。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を容易に貯留部に溜めることができる。
本発明の人力駆動車用の操作装置によれば、使用者が容易にアクセスできる。
パイプ部材に取り付けられた第1実施形態の人力駆動車用の操作装置の斜視図。 図1の人力駆動車用の操作装置の分解図。 図1の人力駆動車用の操作装置の正面図。 図1の人力駆動車用の操作装置の側面図。 図1の人力駆動車用の操作装置の背面図。 図1の人力駆動車用の操作装置の断面図。 パイプ部材に取り付けられた第2実施形態の人力駆動車用の操作装置の斜視図。 図7の人力駆動車用の操作装置の側面図。 第2カバーを省略した図7の人力駆動車用の操作装置の側面図。 図7の人力駆動車用の操作装置の斜視図。 図7の人力駆動車用の操作装置の上面図。 第2実施形態の操作装置の第1カバーの側面図。 第2実施形態の操作装置の第1カバーの正面図。 図8の操作装置のD14-D14線に沿う断面図。 図8の操作装置のD15-D15線に沿う断面図。 図8の操作装置のD16-D16線に沿う断面図。 複数の人力駆動車用の操作装置がパイプ部材に取り付けられた図。 変形例における人力駆動車用の操作装置の斜視図。
<第1実施形態>
図1~図7を参照して、本実施形態の人力駆動車用の操作装置10について説明する。操作装置10は、人力駆動車B(図7参照)に設けられる所定の対象部材に取り付けられる。所定の対象部材の一例は、パイプ部材12である。パイプ部材12の一例は、ハンドルバー、または、人力駆動車Bの本体を構成するフレームである。図1、図3、図5、および、図7に例示されるパイプ部材12は、ハンドルバーである。
人力駆動車Bは、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力をアシストする車両を含む。原動力に人力が含まれない車両は、人力駆動車Bに該当しない。例えば、原動力の発生源が内燃機関だけの車両は、人力駆動車Bに該当しない。想定される人力駆動車Bの典型例は、公道での運転に免許を要しない小型軽車両である。その一例は、自転車およびキックスケータである。自転車の種類は任意に選択できる。その一例は、シティサイクル、ロードバイク、マウンテンバイク、トレッキングバイク、クロスバイク、カーゴバイク、および、リカンベントである。図7に例示される人力駆動車Bの種類は、マウンテンバイクである。
図1に示されるとおり、操作装置10は、ベース部材14、第1操作部材16、および、第2操作部材18を含む。ベース部材14は、人力駆動車Bのパイプ部材12に取り付け可能に構成される。操作装置10は、ケーブル20を介して、人力駆動車Bのコンポーネントと接続される。コンポーネントの一例は、アシスト操作装置、変速操作装置、シートポスト操作装置、制動操作装置、および、サスペンション操作装置である。
図2および図6に示されるとおり、ベース部材14は、クランプ22およびカバー24を含む。クランプ22は、人力駆動車Bのパイプ部材12に取り付け可能に構成される。クランプ22は、円弧部22Aおよび一対の平板部22Bを含む。クランプ22の形状は、クランプ22の中心軸CAに直交する対称軸に対して対称である。各平板部22Bは、それぞれ円弧部22Aの各端部から延びる。円弧部22Aの内側には、パイプ部材12が挿入される。円弧部22Aは、パイプ部材12と接触する。平板部22Bは、挿通孔28を備える。挿通孔28には、ボルト30が挿通される。ボルト30により、クランプ22がパイプ部材12に取り付けられる。クランプ22は、第1材料を含む。第1材料の一例は、金属である。
カバー24は、クランプ22を少なくとも部分的に被覆するように設けられる。本実施形態では、カバー24は、クランプ22の全部を被覆する。カバー24は、第1カバー32および第2カバー34を含む。第1カバー32は、クランプ22における対称軸に対する一方側の略半分を覆う。第2カバー34は、クランプ22における対称軸に対する他方側の略半分を覆う。カバー24は、第1材料とは異なる第2材料を含む。第2材料の一例は、樹脂である。好ましい例では、第2材料は、熱可塑性樹脂である。カバー24は、ボルト収容部70をさらに含む。ボルト30は、ボルト収容部70に収容される。使用者は、ボルト30を回転させることによって、クランプ22の締め付け力を調節できる。ボルト収容部70は、第1ボルト収容部32Cおよび第2ボルト収容部34Cを含む。
第1カバー32は、本体部32A、突出部32B、および、第1ボルト収容部32Cを含む。本体部32Aは、溝部52を構成する第1溝部52Aを備える。第1溝部52Aは、クランプ22の円弧部22Aを被覆する。本体部32Aは、開口部40をさらに備える。開口部40は、回路部38が埋め込まれることで回路部38を保持する。
突出部32Bは、開口部40側に突出する。突出部32Bは、軸孔48Aを備える。第1ボルト収容部32Cは、挿通孔54を備える。挿通孔54は、クランプ22に取り付けられたボルト30を収容する。
第2カバー34は、本体部34A、延伸部34B、および、第2ボルト収容部34Cを含む。本体部34Aは、溝部52を構成する第2溝部52Bを備える。第2溝部52Bは、クランプ22の円弧部22Aを被覆する。延伸部34Bは、第1カバー32の一部を被覆する。第2ボルト収容部34Cは、クランプ22に取り付けられるボルト30を収容する。第2カバー34は、案内孔50をさらに備える。案内孔50は、ベース部材14内部のケーブル20を外部に案内する。
回路部38は、基板38A、第1接点38B、および、第2接点38Cを含む。基板38A上の一面に第1接点38Bおよび第2接点38Cが配置される。回路部38の一面に重なるようにスイッチ部材36が配置される。スイッチ部材36は、第1電気スイッチ36A、第2電気スイッチ36B、および、平板部36Cを含む。第1電気スイッチ36Aは平板部36Cの一面に配置される。第2電気スイッチ36Bは、平板部36Cの一面に配置される。第1電気スイッチ36Aは、第1接点38Bの垂直方向に配置される。第2電気スイッチ36Bは、第2接点38Cの垂直方向に配置される。第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36Bは、第1カバー32に設けられる。一例では、第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36Bは、回路部38を介して第1カバー32に設けられる。第1電気スイッチ36Aと第2電気スイッチ36Bとは、1つの基板38A上に設けられる。
第1操作部材16は、本体部16Aおよび突出部16Bを含む。本体部16Aは、第1主壁部56Aおよび第1側壁部58Aを含む。第1操作部材16は、スイッチ部材36に重なるよう配置される。第1操作部材16は、第1電気スイッチ36Aの垂直方向に配置される。第1電気スイッチ36Aは、ベース部材14と第1操作部材16との間に配置される。
第2操作部材18は、本体部18Aおよび突出部18Bを含む。本体部18Aは、第2主壁部56Bおよび第2側壁部58Bを含む。第2操作部材18は、スイッチ部材36に重なるよう配置される。第2操作部材18は、第2電気スイッチ36Bの垂直方向に配置される。第2電気スイッチ36Bは、ベース部材14と第2操作部材18との間に配置される。
図2および図6に示されるとおり、第1カバー32の突出部32Bは、支軸42を挿通させる軸孔48Aを備える。第1操作部材16の突出部16Bは、第1軸44を挿通させる軸孔48Bを備える。第2操作部材18の突出部18Bは、第2軸46を挿通させる軸孔48Cを備える。軸孔48Aの中心軸心、軸孔48Bの中心軸心、および、軸孔48Cの中心軸心は、同軸である。第1軸44は、第1操作部材16と第1カバー32とを取り付ける。第2軸46は、第2操作部材18と第1カバー32とを取り付ける。第1操作部材16は、第1軸心44A回りに揺動可能に設けられる。第2操作部材18は、第2軸心46A回りに揺動可能に設けられる。第1操作部材16および第2操作部材18は、互いに独立して揺動可能に設けられる。一例では、突出部32Bの軸孔48A間の距離は、突出部16Bの軸孔48B間の距離、および、突出部18Bの軸孔48C間の距離よりも長い。突出部16Bの軸孔48B間の距離は、突出部18Bの軸孔48C間の距離よりも長い。軸孔48は、軸孔48A、軸孔48B、および、軸孔48Cにより構成される。支軸42は、軸孔48に挿入される。第1軸心44Aおよび第2軸心46Aは、1つの支軸42によって定義される。第1軸心44Aおよび第2軸心46Aは、支軸42の軸心42Aと同軸である。第1操作部材16と第2操作部材18とは、第1方向D1に並ぶように配置される。第1軸心44Aと第2軸心46Aは、第2方向D2に沿って延びる。第1方向D1は、任意に設定できる。第1方向D1の一例は、第2方向D2と同じ方向、第2方向D2に交差する方向、クランプ22の対称軸と同じ方向、第2方向D2とクランプ22の対称軸とによって定義される所定の平面における所定の方向、および、パイプ部材12の周方向である。図4に示されるとおり、本実施形態では、第1方向D1は、パイプ部材12の周方向に沿って延びる。所定の平面に投影される第1方向D1は、直線である。所定の平面に投影される第1方向D1と第2方向D2とは直交する。所定の平面は、操作装置10を第1方向D1および第2方向D2と直交する方向からみたときに規定される平面に相当する。
第1電気スイッチ36Aは、第1操作部材16が揺動することにより作動する。基板38Aは、接続されたケーブル20を介して人力駆動車Bのコンポーネントに第1電気スイッチ36Aが作動したことを伝達する。第1電気スイッチ36Aは、内部に弾性部材を備える。弾性部材は、第1操作部材16が揺動しないとき、第1操作部材16と第1電気スイッチ36Aとを離間する。弾性部材の一例は、ゴムまたはばねである。
第2電気スイッチ36Bは、第2操作部材18が揺動することにより作動する。基板38Aは、接続されたケーブル20を介して人力駆動車Bのコンポーネントに、第2電気スイッチ36Bが作動したことを伝達する。第2電気スイッチ36Bは、内部に弾性部材を備える。弾性部材は、第2操作部材18が揺動しないとき、第2操作部材18と第2電気スイッチ36Bとを離間する。弾性部材の一例はゴムまたはばねである。
クランプ22の中心軸CAと支軸42とは平行に配置される。クランプの中心軸CAは、第2方向D2に沿う。
図2~図4に示されるとおり、第1操作部材16は、第1主壁部56Aおよび第1側壁部58Aを備える。第1操作部材16は、操作装置10を操作するためのインターフェースである。第1主壁部56Aは、第1操作面60を有する。第1操作面60は、使用者によって押される。第1操作面60は、第1方向D1および第2方向D2と直交する方向からみたとき、第1操作面60の第1方向D1に延びる中心線CL1に対して、非対称に形成される。第1操作面60は、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれて、面積が大きくなるように形成される。中心線CL1に対応する第1方向D1は、所定の平面に投影される第1方向D1である。図3に示す例では、第1方向D1および第2方向D2と直交する方向からみたとき、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれて第1操作面60の面積が大きくなる。第1方向D1における第1操作面60の一方の端部の幅は、例えば15mmである。第1方向D1における第1操作面60の他方の端部の幅は、例えば25mmである。
第1操作面60は、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれてベース部材14側に傾斜するように形成される。一例では6°傾斜する。図3に示す例では、第1操作面60は、右側から左側に移るにつれてベース部材14側に傾斜している。図4に示されるとおり、第1操作面60は、第1軸心44Aから離れるにつれてベース部材14側に傾斜するように形成される。
図2~図4に示されるとおり、第2操作部材18は、第2主壁部56Bおよび第2側壁部58Bを備える。第2操作部材18は、操作装置10を操作するためのインターフェースである。第2主壁部56Bは、第2操作面62を有する。第2操作面62は、使用者によって押される。第2操作面62は、第1方向D1および第2方向D2と直交する方向からみたとき、第1方向D1に延びる中心線CL1に対して、非対称に形成される。第2操作面62は、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれて、面積が大きくなるように形成される。図3に示す例では、第1方向D1および第2方向D2と直交する方向からみたとき、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれて第2操作面62の面積が大きくなる。第1方向D1における第2操作面62の一方の端部の幅は、例えば15mmである。第1方向D1における第2操作面62の他方の端部の幅は、例えば25mmである。
第2操作面62は、第2方向D2の一方側から他方側に移るにつれてベース部材14側に傾斜するように形成される。一例では6°傾斜する。図3に示す例では、第2操作面62は、右側から左側に移るにつれてベース部材14側に傾斜している。図4に示されるとおり、第2操作面62は第2軸心46Aから離れるにつれてベース部材14側に傾斜するように形成される。
図3に示されるとおり、第1操作面60と第2操作面62とは、第1方向D1と第2方向D2と直交する方向からみたとき、第1軸心44Aおよび第2軸心46Aに対して、互いに線対称に形成される。具体的には、第1操作面60と第2操作面62とは、第2方向D2に平行な中心線CL2に対して線対称である。クランプ22の中心軸CAは、操作装置10を第1方向D1と第2方向D2と直交する方向からみたとき、中心線CL2と一致する。
図1および図4に示されるとおり、支軸42およびクランプの中心軸CAは、第2方向D2に沿って平行に形成される。支軸42およびクランプの中心軸CAと平行な方向からみたとき、第1操作部材16と第2操作部材18は、平面Pに対して互いに対称に形成される。平面Pは、第2方向D2に平行であり、支軸42およびクランプの中心軸CAを含む。操作装置10を第1方向D1および第2方向D2と直交する方向から見たとき、平面Pは、中心線CL2と一致する。
図5に示されるとおり、ベース部材14のパイプ部材12の軸心方向の寸法は、第1操作部材16あるいは第2操作部材18の軸心方向の寸法よりも小さく形成される。図示される例では、パイプ部材12の軸心方向の寸法は、第2方向D2の寸法W1に相当する。第1操作部材16および第2操作部材18の軸心方向の寸法は、第2方向D2の寸法W2に相当する。一例では、ベース部材14の第2方向D2の寸法W1は、5mm以上30mm以下に設定される。寸法W1の最小値は、5mmである。一例では、寸法W1は6mmである。ベース部材14の第2方向D2の寸法W1は、30mm以下に設定されることが望ましい。一例では、ベース部材14の第2方向D2の寸法W1は、17mmである。寸法W2の一例は、18mmである。
図6に示されるように、操作装置10は、操作不能部74をさらに備える。操作不能部74は、第1操作部材16および第2操作部材18に跨るように設けられる。操作不能部74は、ヒンジ部76、第1操作面60における突出部16Bと対応する端部60A、および、第2操作面62における突出部18Bと対応する端部62Aを含む。ヒンジ部76は、第1操作部材16の突出部16B、第2操作部材18の突出部18B、第1カバー32の突出部32B、および、支軸42を含む。一例では、各端部60A、62Aは、ベース部材14側に傾斜しない、または、各操作面60、62における他の部分よりも傾斜の度合が緩やかである。
第1操作面60の端部60Aが押された場合、第1操作部材16は、第1電気スイッチ36A側に揺動しない。このため、第1電気スイッチ36Aは動作しない。第2操作面62の端部62Aが押された場合、第2操作部材18は、第2電気スイッチ36B側に揺動しない。このため、第2電気スイッチ36Bは動作しない。第1操作面60の端部60Aおよび第2操作面62の端部62Aの両方が押された場合、各操作部材16、18は、スイッチ部材36側に揺動しない。このため、スイッチ部材36は、動作しない。使用者の指が第1操作面60の端部60Aおよび第2操作面62の端部60Aを同時に押す場合に、スイッチ部材36が動作しないため、誤操作が起こりにくい。
図6に示されるとおり、ベース部材14は、第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36Bの少なくともいずれか1つから延びるケーブル20を案内する案内路64を有する。一例では、第1電気スイッチ36Aとケーブル20とが接続部CPで接続されている。案内路64の内径は、ケーブル20の外径よりも大きい。案内路64は、第1案内路64Aおよび第2案内路64Bを含む。第1案内路64Aは、パイプ部材12の第1方向D1に沿って形成される。接続部CPから案内孔50までの距離は、パイプ部材12の中心角が90°のときの円弧の長さ以上になるように設定される。第1案内路64Aは、パイプ部材12の周方向に90°以上伸びるように形成される。一例では、第1案内路64Aが形成される範囲は、180°である。
第2案内路64Bは、略直線に形成される。第2案内路64Bは、案内輪26を含む。案内輪26は、ケーブル20を案内する。接続部CPに接続されたケーブル20は、第2案内路64Bおよび第1案内路64Aを通り、第2カバー34に設けられた案内孔50から外に延伸する。
第1カバー32および第2カバー34は、第1係合部66および第2係合部68で係合する。第1係合部66は、第1爪66Aおよび第2爪66Bを含む。第1爪66Aは、第1カバー32に設けられる。第2爪66Bは、第2カバー34に設けられる。第1爪66Aと第2爪66Bとは、互いに係合する。第2係合部68は、第3爪68Aおよび第4爪68Bを含む。第3爪68Aは、第1カバー32に設けられる。第4爪68Bは、第2カバー34に設けられる。第3爪68Aと第4爪68Bとは、互いに係合する。第1係合部66および第2係合部68は、防水性を備える。
クランプ22の円弧部22Aの内径は、パイプ部材12の外径よりも大きい。このため、パイプ部材12の端部から、クランプ22の円弧部22Aを通すことが可能である。操作装置10は、例えば次のようにパイプ部材12に取り付けられる。最初に、クランプ22の円弧部22Aにパイプ部材12の端部が挿入される。次に、操作装置10がパイプ部材12の所定の位置に配置される。次に、ボルト30が締め付けられる。これにより、クランプ22がパイプ部材12に固定される。
<第2実施形態>
図7~図16を参照して、第2実施形態の人力駆動車用の操作装置10について説明する。第1実施形態と共通する部分については、第1実施形態と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7~図11に示されるとおり、ベース部材14は、人力駆動車Bのパイプ部材12に取り付け可能に構成されるクランプ22と、クランプ22を少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバー78とを含む。カバー78は、支軸42を支持する支持部84を含む。カバー78は、クランプ22の円弧部22Aを被覆する。カバー78は、互いに別部材として形成される第1カバー80および第2カバー82を含む。
図12および図13に示されるとおり、第1カバー80は、上面部80A、側面部80B、内周面80C、および、開口部80Dを含む。上面部80Aは、開口部102を含む。側面部80Bは、開口部80D方向に突出する支持部84を含む。支持部84は、支軸42が挿入される挿入孔86を含む。内周面80Cは、クランプ22を少なくとも部分的に覆う第1被覆部90を含む。開口部80Dは、スイッチ部材36および回路部38を保持する。第1カバー80は、インナーカバーとして形成される。
図7、図8、図10、および、図11に記載されるとおり、第2カバー82は、本体部82A、突出部82B、内周面82C、および、開口部82Dを含む。本体部82Aは、第1カバー80を少なくとも部分的に覆う第2被覆部92を含む。第2被覆部92は、クランプ22を少なくとも部分的に覆うように構成される。突出部82Bは、挿入孔86を少なくとも部分的に覆う規制部88を含む。内周面82Cは、人力駆動車Bのパイプ部材12と接触する。開口部82Dは、第1カバー80を収容する。第2カバー82は、アウターカバーとして形成される。
支持部84は、第1カバー80の側面部80Bからそれぞれ形成される。各支持部84に設けられる挿入孔86は、支軸42の両端部42Bを支持する。規制部88は、支軸42の両端部42Bおよび各挿入孔86が外部から視認されないように全部を覆うように形成される。
図9に示されるとおり、第1被覆部90は、クランプ22の円弧部22Aの外周面22Cを少なくとも被覆する。操作装置10は、図9に示される状態で使用できるように構成される。図9および図10に示されるとおり、第2被覆部92は、第1カバー80の露出部98を含まない部分を被覆する。第2被覆部92は、第1被覆部90によって覆われないクランプ22の円弧部22Aの外周面22Cをさらに被覆する。
カバー78は、貯留部94を含む。貯留部94は、カバー78の側面に開口する凹部94Aを含む。第1カバー80および第2カバー82の少なくとも一方は、貯留部94を含む。第1カバー80および第2カバー82の少なくとも一方は、貯留部94内の液体をカバー78の外部に排出する排出部96をさらに含む。
図12~14に示されるとおり、貯留部94は、第1カバー80に設けられる。貯留部94は、第2カバー82に覆われる。貯留部94は、第1カバー80の側面部80Bに複数形成される。第2カバー82の本体部82Aは、貯留部94の全部を被覆する。貯留部94の凹部94Aは、第1カバー80に付着した液体が貯留するように構成される。
第1カバー80は、排出部96、および、第2カバー82に対して露出される露出部98を含み、排出部96は、貯留部94と露出部98とを繋ぐ排出路96Aを含む。
露出部98は、外部に存在する液体が付着される。液体の一例は、水である。より具体的には、人力駆動車Bの走行中における雨である。露出部98に付着した液体は、排出路96Aを通り、貯留部94の凹部94Aに貯留される。排出路96Aは、第1カバー80の側面部80Bに複数設けられる。
第1カバー80の側面部80Bは、鉛直方向に対して傾斜する。側面部80Bと第2カバー82の本体部82Aとの間には、隙間SPが形成される。隙間SPは、排出部96を含む。排出部96は、貯留部94に貯留される液体を外部に排出する。
図7および図15に示されるとおり、カバー78は、第1カバー80と第2カバー82とを嵌合する嵌合部100をさらに含む。嵌合部100は、第1カバー80および第2カバー82の一方に設けられる凸部100A、および、第1カバー80および第2カバー82の他方に設けられる凹部100Bを含む。第1カバー80は、凸部100Aと、クランプ22の外周面22Cに面する内周面80Cとを含む。第2カバー82は、凹部100Bを含む。凸部100Aは、内周面80Cと凹部100Bとの間に設けられる。第1カバー80の凸部100Aに、第2カバー82の凹部100Bを嵌合することで、第1カバー80と第2カバー82とが組み合わされ、カバー78を形成する。
第1カバー80の凸部100Aは、人力駆動車Bのパイプ部材12によって、第2カバー82の凹部100Bに押し付けられる。クランプ22の外周面22Cは、人力駆動車Bのパイプ部材12によって第1カバー80の内周面80Cに押し付けられる。
本実施形態は、以下の作用および効果をさらに備える。
図11に示されるとおり、第1カバー80の上面部80Aの開口部102は、ケーブル20の位置を安定させるためにポッディング処理を行う場合がある。ポッディングされた部分であるポッティング部PTが開口部102に設けられたとき、第2カバー82によってポッティング部PTが覆われる。このため美観が向上する。
図15に示されるとおり、支軸42は基板38Aを橋渡しするように設けられる。このため、支軸42が他の場所に設けられたときと比較して、寸法W2の増大が抑えられる。
図16に示されるとおり、第2カバー82は、案内路64を備える。案内路64は、ケーブル20の位置を決めるテーパ部TPを含む。テーパ部TPは、クランプ22に沿って形成される。このためケーブル20がクランプ22の円周上に沿って配置されることを助ける。
(変形例)
上記実施形態に関する説明は、本発明に従う人力駆動車用の操作装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う人力駆動車用の操作装置は例えば以下に示される上記実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、実施形態の形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・図17に示されるように、操作装置10をパイプ部材12に複数設けてもよい。このとき、第1操作部材16と第2操作部材18とを付け替えて、左右両方で使用できるように構成してもよい。このため、使用する部品の数を減らすことができる。第1実施形態の操作装置10と第2実施形態の操作装置10とを1つずつ以上設けてもよい。
・操作装置10とブレーキBLとを隣接して配置してもよい。さらにハンドルバーに設けられるグリップGと隣接してもよい。このため、配置するスペースを削減することができる。
・操作装置10は、無線通信可能に構成してもよい。この場合、操作装置10は、無線通信を行う無線通信ユニット、無線通信ユニットに電力を供給するバッテリーを含む。無線通信ユニットが行う無線通信の規格の一例は、ANT+(登録商標)またはBluetooth(登録商標)である。この場合、操作装置10は、ケーブル20および接続部CPを省略できる。
・ハンドルバーに、操作装置10の操作結果を表示する表示部72を設けてもよい。表示部72は、ステムSの隣に配置してもよい。
・第1操作部材16と第2操作部材18による操作は、異なる操作を設定してもよい。また、第1操作部材16と第2操作部材18とを同時に操作することにより、第3の操作を実行できるように設計してもよい。このため、さらに多様な操作を行う操作装置10を提供することができる。
・第1案内路64Aがパイプ部材12の周方向に90°以上伸びるのであれば、第2電気スイッチ36Bからケーブル20が延びるように形成されてもよい。
・軸孔48A間、軸孔48B間、軸孔48C間の距離は、任意に変更可能である。一例では、軸孔48C間の距離を軸孔48A間および軸孔48Bの距離の少なくとも一方より長く設定しても良い。
・第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36Bの構成は、任意に変更可能である。一例では、第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36B全体を弾性部材で構成してもよい。弾性部材の一例は、ゴムである。スイッチ部材36の平板部36Cは第1電気スイッチ36Aおよび第2電気スイッチ36Bと異なる材料で構成してもよい。一例は、可塑性樹脂である。
・寸法W1は、任意に変更可能である。一例では、寸法W1と寸法W2とを同じ長さに設定してもよい。
・カバー24の構成は、任意に変更可能である。第1例では、第1カバー32と第2カバー34とが分離しないように一体化される。第2例では、第1例のように一体化された第1カバー32と第2カバー34とが中心線CL1を含む面において分離する。各カバー32、34は、実施形態の第1係合部66および第2係合部68と類似する構造の係合部を含む。この係合部によって各カバー32、34が係合する。好ましい例では、上記の第1例のカバー24および第2例のカバー24は、貯留部94を含む。
・貯留部94を設ける場所は、任意に変更可能である。第1例では、第2カバー82に貯留部94が設けられ、第1カバー80は貯留部94が設けられない。第2例では、第1カバー80と第2カバー82との両方に貯留部94が設けられる。第3例では、第1実施形態のカバー24の第1カバー32および第2カバー34の少なくとも一方に貯留部94が設けられる。
・第1カバー80の側面部80Bに形成される凹部94Aの数と大きさは、任意に変更可能である。第1カバー80を含む操作装置10の左右方向の重心バランスをよくすることができる。
・排出部96は、第1カバー80とクランプ22との隙間SP、または、第2カバー82とクランプ22との隙間SPに設けられてもよい。
・図18に示されるように、クランプ22の円弧部22Aに孔22Dを設けてもよい。孔22Dは、クランプ22の製造時に形成される。このため、操作装置10の軽量化に貢献できる。
10…操作装置、12…パイプ部材、14…ベース部材、16…第1操作部材、18…第2操作部材、36A…第1電気スイッチ、36B…第2電気スイッチ、44A…第1軸心、46A…第2軸心、60…第1操作面、62…第2操作面、D1…第1方向、D2…第2方向。

Claims (44)

  1. ベース部材と、
    第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、
    第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、
    前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、
    前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、
    前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、第1方向に並ぶように配置され、互いに独立して揺動可能に設けられ、かつ、
    前記第1軸心および前記第2軸心は、人力駆動車用の操作装置の1つの支軸によって定義され、前記支軸は第2方向に沿って延び、前記第1方向と前記第2方向とは直交する、人力駆動車用の操作装置。
  2. ベース部材と、
    第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、
    第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、
    前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、
    前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、
    前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、前記第1操作部材、前記第1軸心および前記第2軸心、前記第2操作部材の順で第1方向に並ぶように配置され、かつ、互いに独立して揺動可能に設けられ
    前記第1軸心および前記第2軸心は、前記第1方向において同じ位置に配置される、人力駆動車用の操作装置。
  3. 前記第1軸心および前記第2軸心は、第2方向に沿って延びる、請求項2に記載の人力駆動車用の操作装置。
  4. 前記第1方向と前記第2方向とは直交する、請求項3に記載の人力駆動車用の操作装置。
  5. 前記第1操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される、請求項1または4に記載の人力駆動車用の操作装置。
  6. 前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される、請求項5に記載の人力駆動車用の操作装置。
  7. 前記第2操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第2操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される、請求項5または6に記載の人力駆動車用の操作装置。
  8. 前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される、請求項7に記載の人力駆動車用の操作装置。
  9. 前記第1操作面と前記第2操作面とは、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1軸心および前記第2軸心に対して互いに線対称に形成される、請求項5から8のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  10. 前記第1操作面は、前記第1方向に前記第1軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項5から9のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  11. 前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項10に記載の人力駆動車用の操作装置。
  12. 前記第2操作面は、前記第1方向に前記第2軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項5から11のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  13. 前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項12に記載の人力駆動車用の操作装置。
  14. 前記ベース部材の前記第2方向の寸法は、5mm以上30mm以下に設定される、請求項1、および、3から13のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  15. 前記第1軸心および前記第2軸心は、1つの支軸によって定義される、請求項2から14のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  16. 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプを含み、
    前記支軸と前記クランプの中心軸とは平行に配置される、請求項15に記載の人力駆動車用の操作装置。
  17. 前記支軸および前記中心軸と平行な方向からみたとき、前記第1操作部材および前記第2操作部材は、前記支軸と前記中心軸とを含む平面に対して互いに対称に形成される、請求項16に記載の人力駆動車用の操作装置。
  18. ベース部材と、
    第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、
    第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、
    前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、
    前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、
    前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、第1方向に並ぶように配置され、互いに独立して揺動可能に設けられ、
    前記第1軸心および前記第2軸心は、1つの支軸によって定義され、
    前記ベース部材は、人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプを含み、
    前記支軸と前記クランプの中心軸とは平行に配置され、
    前記支軸および前記中心軸と平行な方向からみたとき、前記第1操作部材および前記第2操作部材は、前記支軸と前記中心軸とを含む平面に対して互いに対称に形成される、人力駆動車用の操作装置。
  19. 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成される、請求項1から15のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  20. 前記ベース部材の前記パイプ部材の軸心方向の寸法は、前記第1操作部材の前記軸心方向の寸法よりも小さい、請求項19に記載の人力駆動車用の操作装置。
  21. 前記第1方向は、前記パイプ部材の周方向に沿って延びる、請求項16から20のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  22. 前記ベース部材は、前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチの少なくともいずれか1つから延びるケーブルを案内する案内路を有し、
    前記案内路は、前記第1方向に90°以上延びるように形成される、請求項16から21のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  23. 前記第1電気スイッチと前記第2電気スイッチとは、1つの基板上に設けられる、請求項1から22のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  24. 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含む、請求項1から23のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  25. 前記クランプは、第1材料を含み、
    前記カバーは、前記第1材料とは異なる第2材料を含む、請求項24に記載の人力駆動車用の操作装置。
  26. 前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチは、前記カバーに設けられる、請求項24または25に記載の人力駆動車用の操作装置。
  27. 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含み、
    前記カバーは、前記支軸を支持する支持部を含む、請求項1または15に記載の人力駆動車用の操作装置。
  28. 前記支持部は、前記支軸が挿入される挿入孔を含む、請求項27に記載の人力駆動車用の操作装置。
  29. 前記カバーは、前記挿入孔を少なくとも部分的に覆う規制部を含む、請求項28に記載の人力駆動車用の操作装置。
  30. 前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含み、
    前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部、および、前記支持部を含み、
    前記第2カバーは、前記規制部を含む、請求項29に記載の人力駆動車用の操作装置。
  31. ベース部材と、
    第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、
    第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、
    前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、
    前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、
    前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、第1方向に並ぶように配置され、互いに独立して揺動可能に設けられ、
    前記第1軸心および前記第2軸心は、1つの支軸によって定義され、
    前記ベース部材は、人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含み、
    前記カバーは、前記支軸を支持する支持部を含み、
    前記支持部は、前記支軸が挿入される挿入孔を含み、
    前記カバーは、前記挿入孔を少なくとも部分的に覆う規制部を含み、
    前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含み、
    前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部、および、前記支持部を含み、
    前記第2カバーは、前記規制部を含む、人力駆動車用の操作装置。
  32. 前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含む、請求項24から26のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  33. 前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、貯留部を含む、請求項32に記載の人力駆動車用の操作装置。
  34. 前記貯留部は、前記第1カバーに設けられ、前記第2カバーに覆われる、請求項33に記載の人力駆動車用の操作装置。
  35. 前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、前記貯留部内の液体を前記カバーの外部に排出する排出部をさらに含む、請求項34に記載の人力駆動車用の操作装置。
  36. 前記第1カバーは、前記排出部、および、前記第2カバーに対して露出される露出部を含み、
    前記排出部は、前記貯留部と前記露出部とを繋ぐ排出路を含む、請求項35に記載の人力駆動車用の操作装置。
  37. 前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部を含む、請求項32から36のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  38. 前記第2カバーは、前記第1カバーを少なくとも部分的に覆う第2被覆部を含む、請求項32から37のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  39. 前記第2被覆部は、前記クランプを少なくとも部分的に覆うように構成される、請求項38に記載の人力駆動車用の操作装置。
  40. 前記カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとを嵌合する嵌合部をさらに含む、請求項30から39のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  41. 前記嵌合部は、前記第1カバーおよび前記第2カバーの一方に設けられる凸部、および、前記第1カバーおよび前記第2カバーの他方に設けられる凹部を含む、請求項40に記載の人力駆動車用の操作装置。
  42. 前記第1カバーは、前記凸部と、前記クランプの外周面に面する内周面とを含み、
    前記第2カバーは、前記凹部を含み、
    前記凸部は、前記内周面と前記凹部との間に設けられる、請求項41に記載の人力駆動車用の操作装置。
  43. 前記カバーは、貯留部を含む、請求項24から26のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
  44. 前記貯留部は、前記カバーの側面に開口する凹部を含む、請求項33から36および43のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
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