JP2019123493A - 人力駆動車用の操作装置 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、使用者が容易にアクセスできる人力駆動車用の操作装置を提供することである。
上記操作装置では、第1操作部材が第1電気スイッチを介してベース部材に設けられ、第2操作部材が第2電気スイッチを介してベース部材に設けられるため、操作装置がコンパクトに構成される。このため、使用者が容易にアクセスできる。
上記操作装置では、第1操作部材の揺動の中心を形成する第1軸心と、第2操作部材の揺動の中心を形成する第2軸心とが平行または一致するため、各操作部材が同じ方向に揺動する。このため、各操作部材の操作性が向上する。
上記操作装置では、第1操作部材の第1操作面に対する使用者の指の位置が第1方向に移動することにより、力の作用点と第1軸心との距離が変化する。力の作用点が第1軸心またはその付近である場合、第1操作部材が揺動しにくい。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の形状に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の面積に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の形状に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の面積に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の形状および第2操作面の形状に基づく感触から、指が第1操作面および第2操作面のいずれに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の傾斜に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第1操作面の傾斜に基づく感触から、第1操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の傾斜に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
上記操作装置によれば、使用者は第2操作面の傾斜に基づく感触から、第2操作面のどのあたりに触れているかを容易に認識できる。
ベース部材は人力駆動車に設けられる所定の対象部材に取り付け可能である。所定の対象部材の一例は、人力駆動車に設けられるパイプ部材である。上記操作装置によれば、ベース部材が所定の対象部材上に占める領域が狭くなる。このため、所定の対象部材に上記操作装置を含む種々の操作装置を取り付けることができる。
上記操作装置によれば、第1操作部材と第2操作部材とが近くに配置されるため、使用者が各操作部材に一層容易にアクセスできる。
上記操作装置によれば、使用者がクランプの中心軸に沿って手を移動させ、各操作部材にアクセスする場合に、指がベース部材における支軸周りの部分に接触しにくい。このため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
上記操作装置は、使用者の右手に対応する右側の操作装置、および、使用者の左手に対応する左側の操作装置を含むように構成される場合がある。第1操作部材および第2操作部材が支軸と中心軸とを含む平面に対して互いに対称であるため、共通の各操作部材を用いて右側の操作装置および左側の操作装置を構成できる。
一般的な人力駆動車では、コクピットにパイプ部材が設けられる。このため、上記ベース部材を備える操作装置は、人力駆動車において使用者が容易にアクセスできる箇所に設置できる。
上記操作装置によれば、ベース部材がパイプ部材上に占める領域が狭くなる。このため、パイプ部材に取り付けられる他の要素とベース部材とが干渉しにくい。
上記操作装置によれば、操作装置がコンパクトに構成されるため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
上記操作装置によれば、ベース部材内に配線されるケーブルの長さが長くなるため、ベース部材外に配線されるケーブルを曲げるような力が作用する場合でもケーブルが損傷しにくい。
上記操作装置によれば、部品点数を削減できる。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
上記操作装置によれば、カバーおよびクランプのそれぞれに要求される性能に応じて材料を任意に選択できる。
上記操作装置によれば、操作装置がコンパクトに構成されるため、使用者が各操作部材に容易にアクセスできる。
上記操作装置によれば、支軸を支持できる。
上記操作装置によれば、挿入孔で支軸を支持できる。
上記操作装置によれば、挿入孔からの支軸の脱落が抑制できる。
上記操作装置によれば、挿入孔からの支軸の脱落が抑制できる。
上記操作装置によれば、第1カバーと第2カバーとの取付けが容易になる。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を貯留できる。
上記操作装置によれば、第1カバーに付着した液体を貯留できる。
上記操作装置によれば、貯留部の液体を外部に排出できる。
上記操作装置によれば、液体を容易に貯留部に貯留できる。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
上記操作装置によれば、第1カバーが保護される。
上記操作装置によれば、クランプが保護される。
上記操作装置によれば、使用者は第1カバーと第2カバーとの組み合わせを容易に行うことができる。
上記操作装置によれば、使用者は第1カバーと第2カバーとの組み合わせを容易に行うことができる。
上記操作装置によれば、クランプを介してパイプ部材に取り付けられたとき、第1カバーと第2カバーとが離れることが防止できる。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を貯留部に溜めることができる。
上記操作装置によれば、カバーに付着した液体を容易に貯留部に溜めることができる。
図1〜図7を参照して、本実施形態の人力駆動車用の操作装置10について説明する。操作装置10は、人力駆動車B(図7参照)に設けられる所定の対象部材に取り付けられる。所定の対象部材の一例は、パイプ部材12である。パイプ部材12の一例は、ハンドルバー、または、人力駆動車Bの本体を構成するフレームである。図1、図3、図5、および、図7に例示されるパイプ部材12は、ハンドルバーである。
突出部32Bは、開口部40側に突出する。突出部32Bは、軸孔48Aを備える。第1ボルト収容部32Cは、挿通孔54を備える。挿通孔54は、クランプ22に取り付けられたボルト30を収容する。
図7〜図16を参照して、第2実施形態の人力駆動車用の操作装置10について説明する。第1実施形態と共通する部分については、第1実施形態と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示されるとおり、第1カバー80の上面部80Aの開口部102は、ケーブル20の位置を安定させるためにポッディング処理を行う場合がある。ポッディングされた部分であるポッティング部PTが開口部102に設けられたとき、第2カバー82によってポッティング部PTが覆われる。このため美観が向上する。
図16に示されるとおり、第2カバー82は、案内路64を備える。案内路64は、ケーブル20の位置を決めるテーパ部TPを含む。テーパ部TPは、クランプ22に沿って形成される。このためケーブル20がクランプ22の円周上に沿って配置されることを助ける。
上記実施形態に関する説明は、本発明に従う人力駆動車用の操作装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う人力駆動車用の操作装置は例えば以下に示される上記実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、実施形態の形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・操作装置10は、無線通信可能に構成してもよい。この場合、操作装置10は、無線通信を行う無線通信ユニット、無線通信ユニットに電力を供給するバッテリーを含む。無線通信ユニットが行う無線通信の規格の一例は、ANT+(登録商標)またはBluetooth(登録商標)である。この場合、操作装置10は、ケーブル20および接続部CPを省略できる。
・ハンドルバーに、操作装置10の操作結果を表示する表示部72を設けてもよい。表示部72は、ステムSの隣に配置してもよい。
・第1案内路64Aがパイプ部材12の周方向に90°以上伸びるのであれば、第2電気スイッチ36Bからケーブル20が延びるように形成されてもよい。
・軸孔48A間、軸孔48B間、軸孔48C間の距離は、任意に変更可能である。一例では、軸孔48C間の距離を軸孔48A間および軸孔48Bの距離の少なくとも一方より長く設定しても良い。
・カバー24の構成は、任意に変更可能である。第1例では、第1カバー32と第2カバー34とが分離しないように一体化される。第2例では、第1例のように一体化された第1カバー32と第2カバー34とが中心線CL1を含む面において分離する。各カバー32、34は、実施形態の第1係合部66および第2係合部68と類似する構造の係合部を含む。この係合部によって各カバー32、34が係合する。好ましい例では、上記の第1例のカバー24および第2例のカバー24は、貯留部94を含む。
・排出部96は、第1カバー80とクランプ22との隙間SP、または、第2カバー82とクランプ22との隙間SPに設けられてもよい。
Claims (41)
- ベース部材と、
第1操作面を有し、第1軸心回りに揺動可能に設けられる第1操作部材と、
第2操作面を有し、第2軸心回りに揺動可能に設けられる第2操作部材と、
前記ベース部材と前記第1操作部材との間に設けられる第1電気スイッチと、
前記ベース部材と前記第2操作部材との間に設けられる第2電気スイッチと、を備え、
前記第1操作部材と前記第2操作部材とは、第1方向に並ぶように配置され、互いに独立して揺動可能に設けられる、人力駆動車用の操作装置。 - 前記第1軸心および前記第2軸心は、第2方向に沿って延びる、請求項1に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1方向と前記第2方向とは直交する、請求項2に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される、請求項3に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される、請求項4に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2操作面は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第2操作面の前記第1方向に延びる中心線に対して非対称に形成される、請求項4または5に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて面積が大きくなるように形成される、請求項6に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1操作面と前記第2操作面とは、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向からみたとき、前記第1軸心および前記第2軸心に対して互いに線対称に形成される、請求項4〜7のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1操作面は、前記第1方向に前記第1軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項4〜8のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項9に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2操作面は、前記第1方向に前記第2軸心から離れるにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項4〜10のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2操作面は、前記第2方向の一方側から他方側に移るにつれて前記ベース部材側に傾斜するように形成される、請求項11に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材の前記第2方向の寸法は、5mm以上30mm以下に設定される、請求項2〜12のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1軸心および前記第2軸心は、1つの支軸によって定義される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプを含み、
前記支軸と前記クランプの中心軸とは平行に配置される、請求項14に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記支軸および前記中心軸と平行な方向からみたとき、前記第1操作部材および前記第2操作部材は、前記支軸と前記中心軸とを含む平面に対して互いに対称に形成される、請求項15に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材の前記パイプ部材の軸心方向の寸法は、前記第1操作部材の前記軸心方向の寸法よりも小さい、請求項17に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1方向は、前記パイプ部材の周方向に沿って延びる、請求項15〜18のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材は、前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチの少なくともいずれか1つから延びるケーブルを案内する案内路を有し、
前記案内路は、前記第1方向に90°以上延びるように形成される、請求項15〜19のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記第1電気スイッチと前記第2電気スイッチとは、1つの基板上に設けられる、請求項1〜20のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記クランプは、第1材料を含み、
前記カバーは、前記第1材料とは異なる第2材料を含む、請求項22に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記第1電気スイッチおよび前記第2電気スイッチは、前記カバーに設けられる、請求項22または23に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記ベース部材は、前記人力駆動車のパイプ部材に取り付け可能に構成されるクランプと、前記クランプを少なくとも部分的に被覆するように設けられるカバーとを含み、
前記カバーは、前記支軸を支持する支持部を含む、請求項14に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記支持部は、前記支軸が挿入される挿入孔を含む、請求項25に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記カバーは、前記挿入孔を少なくとも部分的に覆う規制部を含む、請求項26に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含み、
前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部、および、前記支持部を含み、
前記第2カバーは、前記規制部を含む、請求項27に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記カバーは、互いに別部材として形成される第1カバーおよび第2カバーを含む、請求項22〜24のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、貯留部を含む、請求項29に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記貯留部は、前記第1カバーに設けられ、前記第2カバーに覆われる、請求項30に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1カバーおよび前記第2カバーの少なくとも一方は、前記貯留部内の液体を前記カバーの外部に排出する排出部をさらに含む、請求項31に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1カバーは、前記排出部、および、前記第2カバーに対して露出される露出部を含み、
前記排出部は、前記貯留部と前記露出部とを繋ぐ排出路を含む、請求項32に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記第1カバーは、前記クランプを少なくとも部分的に覆う第1被覆部を含む、請求項29〜33のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2カバーは、前記第1カバーを少なくとも部分的に覆う第2被覆部を含む、請求項29〜34のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第2被覆部は、前記クランプを少なくとも部分的に覆うように構成される、請求項35に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとを嵌合する嵌合部をさらに含む、請求項28〜36のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記嵌合部は、前記第1カバーおよび前記第2カバーの一方に設けられる凸部、および、前記第1カバーおよび前記第2カバーの他方に設けられる凹部を含む、請求項37に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記第1カバーは、前記凸部と、前記クランプの外周面に面する内周面とを含み、
前記第2カバーは、前記凹部を含み、
前記凸部は、前記内周面と前記凹部との間に設けられる、請求項38に記載の人力駆動車用の操作装置。 - 前記カバーは、貯留部を含む、請求項22〜24のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
- 前記貯留部は、前記カバーの側面に開口する凹部を含む、請求項30〜33および40のいずれか一項に記載の人力駆動車用の操作装置。
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