JP2022170086A - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ機構を第三者でも操作することを可能にする。【解決手段】ラジオコントロール送信機1は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部2と、グリップ部2の一端側に設けられるベース部3と、グリップ部2の他端側に設けられ、被操縦体を制御するためのホイール7とトリガー10を有するヘッド部4とを備え、ホイール7やトリガー10の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信するものであり、ベース部3の表面の一部として設けられる作動部材22と、ベース部3に内蔵され、作動部材22が押下されたときに、予め割り当てられた機能を働かせるためのスイッチ23と、からなるスイッチ機構21を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機に関するものである。
従来、主に模型自動車の操作に使用されるラジオコントロール送信機として、エンジンまたはモーターのスロットルを操作するトリガーと被操縦体のステアリングを制御するホイールとを備えたものが知られている。
この種のラジオコントロール送信機は、多チャンネル化に伴い、被操縦体をより実物に近い状態で操縦するため、トリガーやホイールとは別に各種機能を実現するための複数のスイッチが設けられている。
ところが、従来のラジオコントロール送信機が備える各種スイッチは、グリップ部を把持する手の指が届く範囲に設けられており、被操縦体の遠隔操縦で両手が塞がっていても操作することが可能なスイッチを備えていなかった。
そこで、上述した問題を解決するため、下記特許文献1に開示されるラジオコントロール送信機では、操縦者と対向してベース部の幅方向(短手方向)に延出する外周部の一部として設けられるスイッチ機構を備え、一方の手でグリップ部を把持し、他方の手でトリガーを操作して両手が塞がっていてもスイッチ操作を可能としている。
特開2015-213660号公報
しかしながら、上述した特許文献1のラジオコントロール送信機が備えるスイッチ機構は、操縦者と対向してベース部の幅方向(短手方向)に延出する外周部の一部として設けられるので、第三者がスイッチ機構を操作することができなかった。このため、例えば操縦者が初心者で第三者である熟練者が操縦を教えるような場合、初心者の操縦の邪魔にならずに熟練者がスイッチ機構を操作して操縦の手助けをすることができなかった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、スイッチ機構を第三者でも操作することが可能なラジオコントロール送信機を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するため、本発明に係るラジオコントロール送信機は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための操作部材を有するヘッド部とを備え、前記操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記ベース部の表面の一部として設けられる作動部材と、
前記ベース部に内蔵され、前記作動部材が押下されたときに、予め割り当てられた機能を働かせるためのスイッチと、からなるスイッチ機構を備えたことを特徴とする。
本発明に係るラジオコントロール送信機は、前記スイッチ機構が、個別に機能が割り当てられて前記ベース部の幅方向に並設される2つのスイッチの何れかを、前記ベース部の幅方向に延出する1つの作動部材にて押下するシーソー型スイッチであってもよい。
本発明に係るラジオコントロール送信機は、前記スイッチが、個別に機能が割り当てられて前記ベース部の幅方向に並設される2つのスイッチからなり、
前記作動部材が、前記2つのスイッチそれぞれに対向して設けられる2つの作動部材からなるものであってもよい。
本発明によれば、操縦者自身だけでなく第三者でもスイッチ機構を操作することができる。特に、操縦者が初心者の場合、第三者である熟練者がスイッチ機構のスイッチを操作して初心者である操縦者を手助けして補助することができる。
本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のスイッチ機構の一例であって、操作前のスイッチ機構に断面を施した図である。 図4のスイッチ機構を操作したときの一部拡大断面図である。 スイッチ機構の他の構成例を示す一部拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機と略称する)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)、ドローン、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられる操作部材(ホイール、トリガー)の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
なお、本例では、送信機によって遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
[1.送信機の構成について]
送信機1は、図1および図2に示すように、グリップ部2、ベース部3、ヘッド部4を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。送信機1は、図2に示すように、上からヘッド部4、グリップ部2、ベース部3の順に略Z字状に配置される。
<1-1.グリップ部について>
グリップ部2は、一端(図1、図2の下端)側がベース部3と一体をなし、他端(図1、図2の上端)側がヘッド部4と一体をなしており、外形がベース部3側からヘッド部4側に向かって細く楕円柱状に形成される。グリップ部2は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持する把持部として機能する。
<1-2.ベース部について>
ベース部3は、グリップ部2の一端(図1、図2の下端)側に設けられ、矩形状に形成される。ベース部3は、グリップ部2を把持する手の下限位置を規制して手がグリップ部2から抜け落ちるのを防ぐとともに、送信機1を使用していないときに例えば地面などに立てて置く際の所定の設置面積を底面に有する脚部としても機能する。
<1-3.ヘッド部について>
ヘッド部4は、グリップ部2の他端(図1、図2の上端)側に設けられ、被操縦体を制御するための操作ユニットとして、ホイールユニット5とトリガーユニット6とを備える。
ホイールユニット5は、ヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に対し、操縦者の利き手に応じてホイール(回転部材)7がスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の本体取付部4aに着脱可能に取り付けられる。なお、図1~3は操縦者が右利きの場合を図示している。
ホイール7は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材である。ホイール7は、図2に示すように、略円板形状の面の中心と軸心を一致させて、略円板状の面と垂直に送信機1のヘッド部4の方向に延在する回転軸によってスイッチ操作部材8を介してヘッド部4の一方の側面(右側面または左側面)に取り付けられる本体取付部4aに支持される。ホイール7は、所定の基準位置から左および右回りに回動して被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとして操作される。
スイッチ操作部材8の円筒状の外周部分には、トリムスイッチ、ファンクションスイッチなどの複数種類のスイッチ9が設けられ、各スイッチ9には予め設定により任意の機能が割り当てられる。
トリガーユニット6は、トリガー10が回動可能に支持された不図示の支持部材を介してヘッド部4に取り付けられる。
トリガー10は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー10は、図1や図2に示すように、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー10aと、第二のレバーとしてのブレーキレバー10bとに分割された構成であり、図2の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能にヘッド部4に取り付けられる。
トリガー10は、図2に示すように、スロットルレバー10aが不図示の支持部材の当接面に当接する位置まで図2の矢印Aの方向に回動可能とされ、ブレーキレバー10bが不図示の支持部材の当接面に当接する位置まで図2の矢印Bの方向に回動可能とされている。
スロットルレバー10aは、図2に示す状態を初期位置とし、ヘッド部4に固定される回動軸を中心として、グリップ部2の上端部分に近接してヘッド部4の裏側に回動自在に軸支されている。
スロットルレバー10aには、ブレーキレバー10bの基端部が着脱交換可能にネジ止め固定されていてもよい。この場合、ブレーキレバー10bは、操縦者の指の太さに応じた長さや形状のもの、指の触れる面にスポンジや発泡体などの緩衝体を設けて指を保護するようにしたものなど、予め複数種類用意しておけば、状況に応じて交換を行うことができる。
トリガー10は、一般的にグリップ部2を把持した手の人指し指または中指をスロットルレバー10aにかけて矢印Aの方向に引いて操作され、ブレーキレバー10bをスロットルレバー10aにかけた指の背で押して矢印Bの方向に操作される。
トリガー10は、スロットルレバー10aにかけている指を離すと、予め設定している初期位置(図2に示す状態)に自動復帰するようになっている。この初期位置のことをニュートラル位置という。ニュートラル位置では、被操縦体のエンジンは回転しているが、クラッチが切れており、被操縦体は走行しない状態となっている。
なお、被操縦体の動力源がモーターである場合は、ニュートラル位置ではモーターは回転していない。
トリガー10のスロットルレバー10aを図2の矢印Aの方向に引くことで被操縦体のエンジンのスロットルの制御を行い、被操縦体の移動速度を制御する。トリガー10のスロットルレバー10aを図2の矢印Aの方向に操作するほど被操縦体は加速する。
また、トリガー10のブレーキレバー10bを図2の矢印Bの方向に操作することでブレーキの制御を行うようにすることができる。そして、トリガー10のブレーキレバー10bを図2の矢印Bの方向に操作するほど強力なブレーキとなる。
なお、送信機1の設定によっては、トリガー10のブレーキレバー10bを図2の矢印Bの方向に操作すると被操縦体を後進させるものもある。また、被操縦体の動力にモーターを用いた場合も、トリガー10のスロットルレバー10aを図2の矢印Aの方向に操作すると被操縦体を加速させることができる。
さらに、送信機1には、ホイール7とトリガー10以外にも多数のボタンなどの操作部材が設けられている。これらの操作部材には、被操縦体の動作に関わる特殊な操作を割り当てることができる。
また、ヘッド部4には、表示部11とアンテナ12が設けられている。表示部11は、操縦者がグリップ部2を把持したときに、グリップ部2に接続されるヘッド部4の本体に対し、操縦者が表示画面を見やすいように所定角度傾斜して設けられる。表示部11は、送信機1の設定を表示するディスプレイであり、表示部11の周辺に設けられる操作ボタンやスライドスイッチなどの設定用操作部材13の操作により、表示の内容を切り替えたり、送信機1の設定を変更している。
本実施の形態で示す送信機1のアンテナ12は、操縦者がグリップ部2を把持した状態で表示部11の表示面の反対側に位置するヘッド部4の一端部分(すなわち、操縦者がグリップ部2を把持した状態におけるヘッド部4の当該操縦者と対向する側の端部と反対側に位置する端部)に回転自在に軸支されている。アンテナ12は、被操縦体を遠隔操作するときに、ヘッド部4と一体に外形を形成する水平状態(図2の状態)から90°回転して垂直方向に向いた起立状態で使用される。アンテナ12は、起立状態で使用することにより、被操縦体の遠隔操作時における指向性を高めることができる。
<1-4.電気的構成について>
ヘッド部4には、図3に示すように、上述した表示部11の他、送信部14、記憶部15、制御部16を含む電子回路部が内蔵されている。
また、ベース部3には、電子回路部の各部(表示部11、送信部14、記憶部15、制御部16)に必要な駆動電力を供給するためのバッテリ17が交換可能に設けられる。
送信部14は、ホイール7やトリガー10の操作や設定に応じて生成される送信データを変調・増幅し、この変調・増幅した操縦信号を、制御部16の制御により、アンテナ12を介して被操縦体に送信している。
記憶部15は、設定用操作部材13の操作に基づく各種設定情報を、制御部16の制御により記憶している。また、記憶部15は、設定用操作部材13の設定操作によりスイッチ9や後述するスイッチ機構21(21A,21B)のスイッチ23(23A,23B)を含む各種スイッチに割り当てられた機能をスイッチごとに対応付けて記憶している。さらに、記憶部15には、送信機1を構成する各部の駆動制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部16は、表示部11、送信部14、記憶部15を統括制御しており、ホイール7やトリガー10の操作や設定に応じた送信データの生成、表示部11の表示制御、送信部14からアンテナ12を介しての操縦信号の出力制御、記憶部15に対する設定情報の保存、各種スイッチ(スイッチ9や後述するスイッチ機構21(21A,21B)のスイッチ23(23A,23B)など)から接点信号が入力されたときに、その接点信号を出力するスイッチに対応する機能を記憶部15から読み出して実行する制御、記憶部15に記憶される制御プログラムに基づく送信機1の各部の駆動制御などを行っている。
上記のように構成される送信機1では、操縦者が一方の手でグリップ部2を把持し、グリップ部2を把持した手の人指し指または中指をトリガー10にかけてトリガー10の操作を行い、他方の手でホイール7を掴んで操作を行う。そして、このトリガー10とホイール7の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信して被操縦体を遠隔操作する。
[2.スイッチ機構の構成について]
次に、本発明の要部であるスイッチ機構の構成について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、スイッチ機構21は、ベース部3の表面3aに設けられ、操縦者自身または第三者により操作されるものである。スイッチ機構21は、図4に示すように、作動部材22とスイッチ23とから構成される。作動部材22は、ベース部3の表面3aの一部としてベース部3の開口部3bに設けられる。スイッチ23は、予め割り当てられた機能を働かせるものであり、ベース部3に内蔵され、作動部材22が押下されると接点が閉じ、接点信号を制御部16に出力する。
図4のスイッチ機構21Aの作動部材22は、操縦者自身がグリップ部2を把持する手の小指で押下する場合、小指が作動部材22に届きやすくなるようにグリップ部2の根元に近接してベース部3の幅方向(図2の紙面奥行き方向、図4の紙面左右方向)に延出して幅広に設けられる。その際、周知技術として、例えば特開2003-325994号公報に開示されるアダプタを使用してホイール7の取付位置がベース部3の表面3aに近づくように調整すれば、作動部材22を楽に押下することができる。
作動部材22は、板状に折曲形成され、図1に示すように、意匠性を損なわないように、操縦者または第三者が押下するベース部3の幅方向の両端部分のみをベース部3の表面3aから所定量(スイッチ23を押下するのに最小限必要なストローク量)だけ浮かせて突出させ、その他の部分がベース部3の表面3aに合わせた表面形状となっている。
作動部材22の裏面の中央には、凸条の突起22aがベース部3の長さ方向(図4の紙面奥行き方向)に一体に形成される。突起22aは、図4に示すように、スイッチ23が配設される基板24の表面に当接する先端が円弧状に形成される。作動部材22は、図4に示すように、突起22aからベース部3の幅方向(図4の紙面左右方向)に等距離離れた位置の2箇所に凹部22bが形成され、突起22aを中心としてベース部3の開口部3b周囲の内壁面3cに沿って上下するリブ22cが裏面の両側に形成される。
スイッチ23は、ベース部3に内蔵して固定された基板24に配線接続され、操作部23aが作動部材22の各凹部22b内に位置してベース部3の幅方向に並設される2つのタクトスイッチ23A,23Bからなる。
そして、スイッチ機構21Aは、操縦者自身または第三者により、図4の中立位置から作動部材22のベース部3の幅方向の左側部分が押下されると、図5に示すように、作動部材22が突起22aを中心として作動部材22のベース部3の幅方向の左側部分が下がって凹部22b内の操作部23aが押され、スイッチ23Aの接点が閉じ、接点信号を制御部16に出力する。制御部16は、スイッチ23Aから接点信号が入力されると、接点信号を出力したスイッチ23Aに割り当てられた機能を記憶部15から読み出し、読み出した機能を実行するべく必要な制御を行う。
これに対し、スイッチ機構21Aは、操縦者自身または第三者により、図4の中立位置から作動部材22のベース部3の幅方向の右側部分が押下されると、作動部材22が突起22aを中心として作動部材22のベース部3の幅方向の右側部分が下がって凹部22b内の操作部23aが押され、スイッチ23Bの接点が閉じ、接点信号を制御部16に出力する。制御部16は、スイッチ23Bから接点信号が入力されると、接点信号を出力したスイッチ23Bに割り当てられた機能を記憶部15から読み出し、読み出した機能を実行するべく必要な制御を行う。
なお、スイッチ23A,23Bの操作部23aは、作動部材22の押下が解除されたときに、スイッチ23A,23B自身の反発力により接点が開き、図4の中立位置に押し戻されて復帰する。
このように、図4のスイッチ機構21Aは、シーソー型スイッチを用い、操縦者自身または第三者によって作動部材22が押下されたときに、作動部材22の突起22aを支点として、2つのスイッチ23A,23Bの何れか一方を作動させて接点信号を制御部16に出力する。そして、制御部16は、この接点信号を出力するスイッチに予め割り当てられた機能を実行するべく必要な制御を行う。
このように、スイッチ機構21Aは、作動部材22がベース部3の表面3aの幅方向に幅広に露出しているので、例えば操縦者がグリップ部2を左手で把持し、ホイール7の外周面が操縦者側に向いた状態で右手でホイール7を操作する場合、操縦者がグリップ部2を左手で把持し、ホイール7の円形面が操縦者に向いた状態で右手でホイール7を操作する場合の何れであっても、操縦者の操縦の邪魔にならずに第三者が操作することができる。これにより、例えば操縦者が初心者の場合、予めスイッチ機構21Aのスイッチ23A,23Bに操縦者の手助けとなる機能を割り当てておけば、操縦の邪魔にならずに第三者である熟練者がスイッチ機構21Aを操作して機能を実行し、操縦者を手助けすることができる。
なお、スイッチ機構21Aは、上述した図4、図5に示すシーソー型スイッチを用いた構成に限定されるものではない。例えば図6に示すように、個別に機能が割り当てられた2つのスイッチ23A,23Bをベース部3の幅方向に並設して基板24に配線接続し、2つのスイッチ23A,23Bそれぞれに対向して作動部材22A,22Bを設けたスイッチ機構21Bを採用することもできる。すなわち、スイッチ機構21Bは、図4のシーソー型スイッチの作動部材22を2つの作動部材22A,22Bに分割し、分割した作動部材22A,22Bそれぞれに対向してスイッチ23A,23Bを設けた構成である。
そして、スイッチ機構21Bは、操縦者または第三者により、図6の中立位置から作動部材22Aが押下されると、作動部材22Aが突起22aを中心として作動部材22Aのベース部3の幅方向の左側部分が下がって凹部22b内の操作部23aが押され、スイッチ23Aの接点が閉じ、接点信号を制御部16に出力する。制御部16は、スイッチ23Aから接点信号が入力されると、接点信号を出力したスイッチ23Aに割り当てられた機能を記憶部15から読み出し、読み出した機能を実行するべく必要な制御を行う。
これに対し、スイッチ機構21Bは、操縦者または第三者により、図6の中立位置から作動部材22Bが押下されると、作動部材22Bが突起22aを中心として作動部材22Bのベース部3の幅方向の右側部分が下がって凹部22b内の操作部23aが押され、スイッチ23Bの接点が閉じ、接点信号を制御部16に出力する。制御部16は、スイッチ23Bから接点信号が入力されると、接点信号を出力したスイッチ23Bに割り当てられた機能を記憶部15から読み出し、読み出した機能を実行するべく必要な制御を行う。
なお、図6のスイッチ機構21Bにおいて、図4のスイッチ機構21Aと同等に機能する部品には同一番号を付している。
ところで、スイッチ機構21は、図示の構成に限定されず、1つの作動部材22をグリップ部2の根元に近接してベース部3の幅方向(図2の紙面奥行き方向、図4の紙面左右方向)に延出して幅広に設け、この1つの作動部材22に対応して予め機能が割り当てられた1つのスイッチ23を設ける構成としてもよい。
また、スイッチ機構21(21A,21B)のスイッチ23A,23Bに割り当てる機能としては、例えばギミック操作のオン・オフ、コンディションの切り替え、周回数をカウントするラップタイマーのオン・オフ、ターボ機能のオン・オフ、ミキシング、緊急ブレーキ、カメラなど操縦者が任意に設定することができる。例えば操縦者が両手操作中に並行して操作したい機能をスイッチ23A,23Bに割り当てておけば、緊急事態の際に咄嗟の判断でスイッチ機構21を瞬時に操作でき、スイッチ機構21のスイッチ23A,23Bに割り当てた機能を即座に働かせることができる。また、操縦者が初心者の場合、スイッチ機構21のスイッチ23A,23Bに操縦者の手助けとなる機能を割り当て、第三者である熟練者がスイッチ機構21を操作してスイッチ23A,23Bに割り当てられた機能を働かせれば、初心者である操縦者を手助けして補助することができる。
このように、本実施の形態の送信機1によれば、グリップ部2の根元に近接してベース部3の表面3aの幅方向に幅広に設けた作動部材22と、作動部材22の押下により予め割り当てられた機能を働かせるためのスイッチ23とからなるスイッチ機構21(21A,21B)を備えた構成なので、操縦者自身だけでなく第三者でもスイッチ機構21を操作することができる。これにより、操縦者が初心者の場合、スイッチ機構21のスイッチ23A,23Bに操縦者の手助けとなる機能を割り当てておけば、第三者である熟練者がスイッチ機構21を操作することにより、初心者である操縦者を手助けして補助することができる。
また、図6のスイッチ機構21Bを採用すれば、作動部材22A,22Bにて個別に操作が可能な2個のスイッチ23A,23Bをベース部3の幅方向に並設した構成なので、操縦者の利き手に合わせたスイッチ操作を行うことができる。すなわち、操縦者が右利きでグリップ部2を左手で把持しホイール7を右手で操作する場合は、右手の小指でスイッチ23Aを操作し、左手の小指でスイッチ23Bを操作することができる。これに対し、操縦者が左利きでグリップ部2を右手で把持しホイール7を左手で操作する場合は、左手の小指でスイッチ23Bを操作し、右手の小指でスイッチ23Aを操作することができる。
さらに、スイッチ機構21は、重量物であるバッテリ17が収容され、送信機1を操作する際に下部に位置するベース部3に設けられるので、送信機1の全体のバランスを損ねることもない。
以上、本発明に係る送信機の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 送信機(ラジオコントロール送信機)
2 グリップ部
3 ベース部
3a 表面
3b 開口部
3c 内壁面
4 ヘッド部
4a 本体取付部
5 ホイールユニット
6 トリガーユニット
7 ホイール
8 スイッチ操作部材
9 スイッチ
10 トリガー
10a スロットルレバー
10b ブレーキレバー
11 表示部
12 アンテナ
13 設定用操作部材
14 送信部
15 記憶部
16 制御部
17 バッテリ
21(21A,21B) スイッチ機構
22(22A,22B) 作動部材
22a 突起
22b 凹部
22c リブ
23(23A,23B) スイッチ
24 基板

Claims (3)

  1. 被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための操作部材を有するヘッド部とを備え、前記操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記ベース部の表面の一部として設けられる作動部材と、
    前記ベース部に内蔵され、前記作動部材が押下されたときに、予め割り当てられた機能を働かせるためのスイッチと、からなるスイッチ機構を備えたことを特徴とするラジオコントロール送信機。
  2. 前記スイッチ機構は、個別に機能が割り当てられて前記ベース部の幅方向に並設される2つのスイッチの何れかを、前記ベース部の幅方向に延出する1つの作動部材にて押下するシーソー型スイッチであることを特徴とする請求項1に記載のラジオコントロール送信機。
  3. 前記スイッチは、個別に機能が割り当てられて前記ベース部の幅方向に並設される2つのスイッチからなり、
    前記作動部材は、前記2つのスイッチそれぞれに対向して設けられる2つの作動部材からなることを特徴とする請求項1に記載のラジオコントロール送信機。
JP2021075974A 2021-04-28 2021-04-28 ラジオコントロール送信機 Pending JP2022170086A (ja)

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