JPH10277264A - コントローラ及びコントローラ用拡張ユニット - Google Patents

コントローラ及びコントローラ用拡張ユニット

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JPH10277264A
JPH10277264A JP9083593A JP8359397A JPH10277264A JP H10277264 A JPH10277264 A JP H10277264A JP 9083593 A JP9083593 A JP 9083593A JP 8359397 A JP8359397 A JP 8359397A JP H10277264 A JPH10277264 A JP H10277264A
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JP
Japan
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controller
cable
main body
instruction
expansion unit
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JP9083593A
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Kenji Tozaki
健司 戸崎
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラを振り回したとしてもケーブル
が邪魔にならないコントローラ及びコントローラ用拡張
ユニットを提供する。 【解決手段】 コントローラ10の操作面10aには、
方向キー14や、指示ボタン16x、16y、16z、
16a、16b、16cが設けられている。操作面10
aの前面右側には指示ボタン18l、前面左側には指示
ボタン18rが設けられている。ゲーム装置本体に接続
されるケーブル20は、コントローラ10を操作者が保
持したときに両手の間であって遊技者側に位置するよう
に設けられている。操作者がコントローラ10を振り回
したとしてもケーブル20が邪魔にならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者が操作する
ことにより、ゲーム装置のような電子装置に種々の指示
を送出するコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用のビデオゲーム装置が登場して数
年以上が経過し、近年は多種多様な興趣溢れるゲームが
開発され、娯楽として人気が非常に高いものがある。こ
のような家庭用ゲーム装置にはいわゆるコントローラと
呼ばれる入力装置が接続され、プレイヤはコントローラ
を操作して、ゲーム装置に対して種々の指示を送出して
ゲームを行う。
【0003】このように、コントローラはプレイヤとゲ
ーム装置の間に介在してマンマシン・インタフェースと
して機能し、ゲーム装置にとって非常に重要である。コ
ントローラの操作性や機能性は、ゲームの遊び易さやゲ
ームの面白さに密接に関連している。ゲーム装置のコン
トローラとしては、様々な形態のものが考案されてきた
が、基本的な形態として、方向を指示するための方向キ
ーと複数の指示ボタンが上面設けられ、ゲーム装置本体
への接続ケーブルが前面に設けられている。両手で把持
するようなコントローラや、水平方向に把持するような
コントローラについては、接続ケーブルがゲーム装置本
体側に接続されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでのコントロー
ラは、上面に設けられた方向キーや指示ボタンの操作を
組み合わせて種々の指示を送出するものであったが、近
年、コントローラの傾斜状態を検出して、その傾斜状態
により指示を行うようにしたコントローラが提案されて
いる。
【0005】このようなコントローラに対しては、コン
トローラ自体を傾けたり、振り回したりする操作を行う
ことになるが、その際に、ゲーム装置本体に接続するケ
ーブルがむち打つようになって、周囲のものを叩いた
り、ケーブルに引っ張られて操作しにくいという不具合
があった。また、傾斜状態を検出することのない通常の
コントローラであっても、ゲームに熱中するあまり、コ
ントローラを振り回すことがあり、そのような場合に
も、ケーブルが周囲のものを叩いたり、ケーブルが邪魔
をして操作しにくいという不具合があった。
【0006】本発明の目的は、コントローラを振り回し
たとしてもケーブルが邪魔にならないコントローラ及び
コントローラ用拡張ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定の操作
キーが設けられ、所定の指示信号をケーブルを介して電
子装置に送出するコントローラにおいて、前記ケーブル
は、前記コントローラを操作者が保持したときに両手の
間であって前記遊技者側に位置するように設けられてい
ることを特徴とするコントローラによって達成される。
【0008】上述したコントローラにおいて、前記操作
者が保持する2つの持ち手部が設けられ、前記ケーブル
は、前記2つの持ち手部の間から突出していてもよい。
上述したコントローラにおいて、前記ケーブルの接続角
度を自在に変更できるようにしてもよい。上記目的は、
所定の操作キーが設けられ、所定の指示信号をケーブル
を介して電子装置に送出するコントローラにおいて、前
記ケーブルの接続角度を自在に変更できることを特徴と
するコントローラによって達成される。
【0009】上記目的は、所定の操作キーが設けられた
コントローラにおけるケーブルの接続構造において、前
記ケーブルの接続角度を自在に変更できることを特徴と
するケーブルの接続構造によって達成される。上記目的
は、所定の操作キーが設けられたコントローラ本体に装
着され、前記コントローラ本体からの指示信号を電子装
置に送出するコントローラ用拡張ユニットであって、前
記電子装置へのケーブルが、前記コントローラ本体を操
作者が保持したときに両手の間であって前記操作者側に
位置するように設けられていることを特徴とするコント
ローラ用拡張ユニットによって達成される。
【0010】上述したコントローラ用拡張ユニットにお
いて、前記コントローラ本体には、前記操作者が保持す
る2つの持ち手部が設けられ、前記ケーブルは、前記2
つの持ち手部の間から突出しているようにしてもよい。
上述したコントローラ用拡張ユニットにおいて、前記コ
ントローラ本体の傾斜状態を検出する傾斜検出手段を更
に有することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態によるコン
トローラを図1及び図2を用いて説明する。図1は本実
施形態のコントローラの平面図、図2は本実施形態のコ
ントローラを裏側の斜め後から見た分解斜視図である。
本実施形態によるコントローラ10は、図1に示すよう
に、表側の操作面10aの中央下部に、スタートボタン
12が設けられ、操作面10aの左側には、方向を指示
するために方向キー14が設けられ、操作面10aの右
側には、6個の指示ボタン16x、16y、16z、1
6a、16b、16cが設けられている。コントローラ
10の操作面10aの左側前面には指示ボタン18lが
設けられ、右側前面には指示ボタン18rが設けられて
いる。
【0012】ゲーム装置本体(図示せず)に接続するた
めのケーブル20は、操作面10aの後面中央から手前
側に向かって突出するように設けられている。操作面1
0aにおける方向キー14と、指示ボタン16x、16
y、16z、16a、16b、16cの間の位置から手
前側に突出している。ケーブル20は、通常、プレイヤ
がコントローラ10を操作するとき、コントローラ10
を把持する左右の手の間に位置することとなる。このた
め、プレイヤがコントローラ10を振り回しても、ケー
ブル20が邪魔になることはない。
【0013】本実施形態によるコントローラ10の内部
構造について、図2を用いて説明する。本実施形態のコ
ントローラ10は、トップケース22とボトムケース2
4の間に、ボタンや基板等の部品を収納する構造をして
いる。トップケース22には、スタートボタン12、方
向キー14、指示ボタン16x、16y、16z、16
a、16b、16c、指示ボタン18l、指示ボタン1
8rを取り付けるための取り付け穴が形成されている。
【0014】方向キー14は、キートップ14aと、ラ
バーブッシュ14bと、4Pラバー接点14cから構成
され、トップケース22の取り付け穴を、キートップ1
4aと、ラバーブッシュ14b及びラバー接点14cと
で挟み込む。6Pラバー接点26には、指示ボタン16
x、16y、16z、16a、16b、16cの接点と
して、各ボタンの取り付け位置に合わせて6個の接点が
形状されている。
【0015】基板28の前端には、指示ボタン18l、
指示ボタン18rの取り付け位置に合わせてタクトスイ
ッチ30l、30rが設けられている。ケーブル20
は、その端部は基板28に接続され、手前側に突出する
ように設けられている。トップケース22には、ケーブ
ル20を挟み込むための切り込みが形成されている。
【0016】コントローラ10を組み立てるには、トッ
プケース22とボトムケース24の間に、上述したボタ
ンや基板等の部品を収納し、5本のねじ32によりねじ
止めする。図2では、ケーブル20を挟み込むために、
トップケース22とボトムケース24に単に切り込みを
形成しただけであったが、図3に示すような構造にし
て、ケーブル20の取り付け位置を回動するようにして
もよい。
【0017】図3(a)に示すように、ケーブル20の
取り付け位置にゴム製の回動用ブッシュ20aを設け、
ボトムケース24に、回動用ブッシュ20aを回動自在
に保持する保持構造24aを形成する。ケーブル20
は、図3(b)に示すように、コントローラ10の真後
ろから下側までの範囲にわたって回動するので、コント
ローラ10の操作時のケーブル20の暴れを最小限に抑
えることができる。
【0018】なお、回動用ブッシュ20aの大きさを少
し大きくして、保持構造24aに対して少しきつめにす
れば、ケーブル20を自由な位置で固定することができ
る。また、回動用ブッシュ20aの断面を角形状にし
て、特定の角度の位置で止まるようにしてもよい。この
ように、本実施形態によれば、ゲーム装置本体に接続す
るためのケーブルがコントローラの後面中央から手前側
に向かって突出するように設けられているので、プレイ
ヤがコントローラを振り回して操作しても、ケーブルが
邪魔となることはない。
【0019】また、本実施形態によれば、ケーブルの自
重がコントローラの後側にかかるので、コントローラを
持って操作しても疲労感が少なくてすむ。ケーブルを含
めたコントローラの重心位置が、コントローラを持って
いる手の平の中心部に近くなるため、コントローラを持
ちやすく、安定感が向上する。更に、本実施形態によれ
ば、コントローラを振り回してもケーブルが大きく暴れ
ないため、周囲のものを叩いたり、ケーブル自体が損傷
するようなことを有効に防止することができる。
【0020】次に、本発明の第2実施形態によるコント
ローラを図4乃至図11を用いて説明する。図4は本実
施形態のコントローラの平面図、図5は本実施形態のコ
ントローラの正面図、図6は本実施形態のコントローラ
の底面図、図7は本実施形態のコントローラにおける拡
張ユニットを示す斜視図、図8は本実施形態のコントロ
ーラの拡張ユニットをコントローラ本体から取り外した
状態を示す後面図、図9は本実施形態のコントローラに
おける拡張ユニットの分解斜視図、図10は本実施形態
のコントローラにおける拡張ユニットのブロック図、図
11は本実施形態のコントローラにおける拡張ユニット
の動作の説明図である。
【0021】本実施形態によるコントローラは、コント
ローラ本体50と拡張ユニット70により構成されてい
る。コントローラ本体50は、コントローラの基本的機
能を提供するものである。図4に示すように、コントロ
ーラ本体50の表側の操作面50aの中央下部には、ス
タートボタン56と切換スイッチ58が設けられ、操作
面50aの左側には、方向を指示するためにアナログ方
向キー52とデジタル方向キー54が設けられ、操作面
50aの右側には、6個の指示ボタン60x、60y、
60z、60a、60b、60cが設けられている。コ
ントローラ本体50の持ち手部51l裏側の操作面には
指示レバー62lが設けられ、持ち手部51r裏側の操
作面には指示レバー62rが設けられている。
【0022】このように、本実施形態のコントローラに
は、表側の操作面50aに、アナログ方向キー52、デ
ジタル方向キー54、スタートボタン56、切換スイッ
チ58、指示ボタン60x、60y、60z、60a、
60b、60cが設けられ、持ち手部51l、51r裏
側の操作面に、指示レバー62l、62rが設けられて
いる。
【0023】スタートボタン56は、1回押すことによ
り単一の指示が入力できるタイプの指示ボタンである。
表側の操作面50aの中央下部に設けられているため、
頻繁に押すことが困難であり、ゲームのスタート指示
等、主としてゲーム中に押す必要がない指示に用いられ
る。切換スイッチ58は、従来のコントローラとの互換
性を保つために設けられているものである。切換スイッ
チ58を左側にスライドすると従来のコントローラとの
互換モードとなり、アナログ方向キー52が無効で、デ
ジタル方向キー54、スタートボタン56、指示ボタン
60x、60y、60z、60a、60b、60c、指
示レバー62l、62rが有効となる。従来のコントロ
ーラを用いるゲームを、この新規なコントローラを用い
て遊ぶことができる。切換スイッチ58を右側にスライ
ドすると、アナログ方向キー52も有効となり、この新
規なコントローラに対応したゲームを遊ぶことができ
る。
【0024】本実施形態では、2つの方向キー52、5
4が設けられている。アナログ方向キー52は、360
度あらゆる方向を指示できる連続的な方向指示、いわゆ
るアナログ方向指示を行い、デジタル方向キー54は、
予め定められた8方向だけの離散的な方向指示、いわゆ
るデジタル方向指示を行う。両方向キー52、54と
も、表側の操作面50aの左側に設けられ、通常プレイ
ヤは左手の親指を用いて操作する。
【0025】指示ボタン60x、60y、60z、60
a、60b、60cは、1回押すことにより単一の指示
が入力できるタイプの指示ボタンである。これら指示ボ
タン60x、60y、60z、60a、60b、60c
は、表側の操作面50aの右側に設けられ、通常プレイ
ヤは右手の親指を用いて操作する。本実施形態のコント
ローラ50には、操作者が左右の手でコントローラ50
を把持するための持ち手部51l、51rが設けられて
いる。持ち手部51l、51rには、図6に示すよう
に、それぞれ指示レバー62l、62rが設けられてい
る。
【0026】指示レバー62l、62rは、手前側に引
くことにより連続的に変化する指示量を入力することが
できる。指示レバー62l、62rは、プレイヤが左右
の手でコントローラを持った場合に親指以外の指、例え
ば、人差し指又は中指により手前側に引くようにして操
作する。指示レバー62l,62rを操作することによ
り操作レバー(図示せず)が回動し、操作レバーの回動
角度に応じた連続的に変化する指示量を送出することが
できる。
【0027】本実施形態によるコントローラ50には、
裏側中央に拡張ユニット70が設けられ、その接続ケー
ブル72は、図4に示すように、左右の持ち手部51
l、51rの間からプレイヤ側に突出している。本実施
形態における振動機能付き傾斜検出用拡張ユニット70
は、コントローラ本体50の傾斜状態を検出する機能を
付加すると共に、コントローラ本体50に振動を与える
機能を付加するものである。
【0028】なお、接続ケーブル72の付け根の位置に
ついては、図6に示すように、拡張ユニット70の長さ
を小さく形成し、コントローラ本体10の裏側中央に入
り込むようにしてもよい。接続ケーブル72の付け根を
コントローラ10の本体内に入るようにすることが、付
け根に対する負荷を軽減し、疲弊を防ぐことができる。
【0029】拡張ユニット70の詳細について、図7乃
至図11を用いて説明する。なお、図7乃至図9では、
図5及び図6に示す拡張ユニット70と外形形状が異な
る例について説明している。拡張ユニット70には、図
7に示すように、コントローラ本体50の拡張用コネク
タ66に接続するためのコネクタ71と、ゲーム装置本
体100(図10)に接続するための接続ケーブル72
が設けられている。接続ケーブル72は、コントローラ
50に取り付けたときに遊技者側に突出するように、図
7において拡張ユニット70の左側に設けられている。
接続ケーブル72の端部には、ゲーム装置本体100の
コネクタ102に接続するためのコネクタ73が設けら
れている。
【0030】拡張ユニット70は、図8に示すように、
コントローラ本体10の裏側に装着される。拡張ユニッ
ト70が装着されると、図4及び図6に示すように、プ
レイヤから見てコントローラ50の手前側から接続ケー
ブル72が突出する。振動機能付き傾斜検出用拡張ユニ
ット70の構造の詳細について図9を用いて説明する。
拡張ユニット70内には主回路基板80が設けられてい
る。主回路基板80の端部にはコネクタ基板81が接続
されている。主回路基板80には加速度センサ82とマ
イクロコンピュータ83が搭載されている。加速度セン
サ82は初期位置からの回転角(ロール角、ピッチ角)
を検出することができる。主回路基板80には振動モー
タ84が接続されている。振動モータ84の回転軸には
半円形の偏心重り84aが取り付けられており、振動モ
ータ84を回転すると偏心重り84aにより振動が発生
する。
【0031】主回路基板80はケース85に固定され
る。振動モータ84はケース85内の箱部85aにはめ
込まれる。コネクタ基板81はケース86に固定され
る。ケース85には、接続ケーブル72を間に挟んでケ
ース87が被せられる。振動機能付き傾斜検出用拡張ユ
ニット70の機能について図10を用いて説明する。拡
張ユニット70には、全体を制御するための制御コンピ
ュータ74が設けられている。制御コンピュータ74に
は傾斜検出部75と振動部76が設けられている。
【0032】制御コンピュータ74にはマイクロコンピ
ュータ83が設けられ、拡張用ユニット70全体を制御
する。傾斜検出部75には加速度センサ82が設けら
れ、コントローラ本体50の傾斜角度を検出する。傾斜
検出部75による検出信号は、制御コンピュータ74に
より、コントローラ本体50からの指示信号に付加さ
れ、ゲーム装置本体100に送出される。振動部76に
は振動モータ84が設けられ、ゲーム装置本体100又
はコントローラ本体50からの指示信号に基づいて振動
し、コントローラ本体50に振動を与える。振動モータ
84への電源はゲーム装置本体100から供給される。
【0033】次に、傾斜検出機能の詳細について説明す
る。コントローラ本体50に拡張ユニット70を装着す
ると、コントローラの傾斜角を検出することができる。
傾斜角は、コントローラを中心とした回転角(ロール
角、ピッチ角)として定義される。ロール角TXは、図
11Aに示すように定義され、コントローラを後から見
て、中央のロール角TXを80hとし、最も右側に傾い
たロール角TXを00hとし、最も左側に傾いたロール
角TXをFFhとする。ピッチ角TYは、図11Bに示
すように定義され、コントローラを横から見て、前方の
ピッチ角TYを80hとし、最も下側に傾いたピッチ角
TYを00hとし、最も上側に傾いたピッチ角TYをF
Fhとする。
【0034】したがって、コントローラを右側に傾ける
とロール角TXが減少し、コントローラを左側に傾ける
とロール角TXが増加し、コントローラを下側に傾ける
とピッチ角TYが減少し、コントローラを上側に傾ける
とピッチ角TYが増加する。傾斜検出部75の傾斜角は
所定の場合に自動的にセンタリングされ、そのときのコ
ントローラの位置を中央方向(ロール角TX=80h、
ピッチ角TY=80h)とされる。例えば、ゲーム装置
本体100の電源を投入したとき、ゲーム装置本体10
0にコントローラを接続したとき、拡張用ユニット70
に電源が供給されたとき、コントローラ本体50の切換
スイッチ58によりモードを切り換えたとき、コントロ
ーラ本体50に拡張用ユニット70を接続したとき、ゲ
ーム装置本体100からリセット信号を受信したときに
は、傾斜角を自動的にセンタリングする。
【0035】また、傾斜角のわずかな変化にも反応しな
いようにするため、傾斜角に不感帯を設けている。傾斜
角が例えば±12度変化しても傾斜していないと判断す
る。この傾斜角の不感帯をゲーム装置本体100からの
信号により変更できるようにしてもよい。ゲームに応じ
て傾斜感度を調整することができる。なお、モードを切
り換えることにより、傾斜検出部75の傾斜角の信号を
アナログ方向キー52又はデジタル方向キー54の指示
信号と入れ換えるようにしてもよい。アナログ方向キー
52又はデジタル方向キー54を操作する代わりにコン
トローラの傾斜を変化して同様の操作を行うことができ
る。
【0036】次に、振動機能の詳細について説明する。
コントローラ本体50に拡張ユニット70を接続する
と、コントローラに振動を与えることができる。ゲーム
装置本体100からの信号により振動の強さを設定する
ことができるようにしている。例えば、振動強度=0
(振動しない状態)から振動強度=1〜7まで8段階で
調節することができる。
【0037】また、振動時の安全性を確保するため、振
動モータ84の電源をゲーム装置本体100から供給す
るようにしている。これにより、拡張用ユニット70の
コネクタ73をゲーム装置本体100から抜けば振動は
停止する。また、ゲーム装置本体100から所定時間内
に何らかの信号が出力されない場合には振動を強制的に
停止する。ゲーム装置本体100がハングアップしたと
きにや、リセットスイッチを押したときに振動し続ける
危険を防止することができる。また、コントローラ本体
50の切換スイッチ58によりモードを切り換えたとき
には振動を強制的に停止する。
【0038】本実施形態の振動機能付き傾斜検出用拡張
ユニットは様々な使い方が可能である。例えば、傾斜検
出機能を利用してコントローラ自体を自動車のハンドル
に見なして操作することができる。振動機能を利用し
て、自動車が悪路を走行しているときには微小な振動を
与えたり、自動車が衝突したときには強力な振動を与え
たりしてもよい。また、傾斜検出機能を利用してコント
ローラ自体を航空機の操縦桿に見なして操作することが
できる。振動機能を利用して、着陸することに微小な振
動を与えたり、被弾したときに強力な振動を与えたりし
てもよい。
【0039】このように、本実施形態によれば、ゲーム
装置本体に接続するためのケーブルがコントローラの後
面中央から手前側に向かって突出するように設けられて
いるので、プレイヤがコントローラを振り回して操作し
ても、ケーブルが邪魔となることはない。本実施形態で
はコントローラの傾斜状態を変化させて操作するため、
コントローラを激しく振り回すことがあり、接続ケーブ
ルが邪魔にならないので特に有効である。
【0040】本発明は上記実施形態に限らず種々の変形
が可能である。例えば、上記実施形態では接続ケーブル
がコントローラの後部中央から突出するように取り付け
られているが、接続ケーブルの取り付け位置や取り付け
角度は、プレイヤがコントローラを保持したときに両手
の間に位置すれば、上下左右いかなる位置や角度でもよ
い。
【0041】また、上述した拡張ユニットの機能は、あ
くまで例示であって、他の機能を追加するような拡張ユ
ニットであってもよい。例えば、風圧を検知する風圧検
知手段を設けた拡張ユニットに本発明を適用し、風圧に
よりコントローラの動きを検出して、それを操作入力と
してもよい。また、赤外線を検知する赤外線検知手段を
設けた拡張ユニットに本発明を適用し、赤外線により三
角測量の原理によりコントローラの向きや位置を検出し
て、それを操作入力としてもよい。このような機能を追
加する拡張ユニットを装着したコントローラの場合も、
操作入力のためにコントローラを振り回すことがあるの
で、本発明を適用した場合に非常に有効である。
【0042】また、上記実施形態では、ゲーム装置に用
いるコントローラに本発明を適用したが、ゲーム装置以
外の他の電子装置を制御する入力装置としてのコントロ
ーラに本発明を適用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、所定の操
作キーが設けられ、所定の指示信号をケーブルを介して
電子装置に送出するコントローラにおけるケーブルを、
コントローラを操作者が保持したときに両手の間に位置
するように設けたので、コントローラを振り回したとし
てもケーブルが邪魔になることがない。
【0044】また、本発明によれば、所定の操作キーが
設けられたコントローラ本体に装着され、コントローラ
本体からの指示信号を電子装置に送出するコントローラ
用拡張ユニットにおける電子装置へのケーブルが、コン
トローラ本体を操作者が保持したときに両手の間に位置
するように設けたので、コントローラを振り回したとし
てもケーブルが邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコントローラの平
面図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるコントローラの分
解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態によるコントローラの一
部を拡大した斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態によるコントローラの平
面図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるコントローラの正
面図である。
【図6】本発明の第2実施形態によるコントローラの底
面図である。
【図7】本発明の第2実施形態によるコントローラの拡
張ユニットを示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態によるコントローラの拡
張ユニットをコントローラ本体から取り外した状態を示
す後面図である。
【図9】本発明の第2実施形態によるコントローラにお
ける拡張ユニットの分解斜視図である。
【図10】本発明の第2実施形態によるコントローラに
おける拡張ユニットのブロック図である。
【図11】本発明の第2実施形態によるコントローラに
おける拡張ユニットの動作の説明図である。
【符号の説明】
10…コントローラ 10a…操作面 12…スタートボタン 14…方向キー 14a…キートップ 14b…ラバーブッシュ 14c…4Pラバー接点 16x、16y、16z、16a、16b、16c…指
示ボタン 18l、18r…指示ボタン 20…ケーブル 20a…ブッシュ 22…トップケース 24…ボトムケース 24a…保持構造 26…6Pラバー接点 28…基板 30l、30r…タクトスイッチ 32…ねじ 50…コントローラ本体 50a、50b、50c、50d…操作面 52…アナログ方向キー 54…デジタル方向キー 56…スタートボタン 58…切換スイッチ 60x、60y、60z、60a、60b、60c…指
示ボタン 62l、62r…指示レバー 70…拡張ユニット 71…コネクタ 72…接続ケーブル 73…コネクタ 80…主回路基板 81…コネクタ基板 82…加速度センサ 83…マイクロコンピュータ 84…振動モータ 84a…偏心重り 85…ケース 85a…箱部 86…ケース 74…制御コンピュータ 75…傾斜検出部 76…振動部 100…ゲーム装置本体 102…コネクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作キーが設けられ、所定の指示
    信号をケーブルを介して電子装置に送出するコントロー
    ラにおいて、 前記ケーブルは、前記コントローラを操作者が保持した
    ときに両手の間であって前記遊技者側に位置するように
    設けられていることを特徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコントローラにおいて、 前記操作者が保持する2つの持ち手部が設けられ、 前記ケーブルは、前記2つの持ち手部の間から突出して
    いることを特徴とするコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のコントローラにお
    いて、 前記ケーブルの接続角度を自在に変更できることを特徴
    とするコントローラ。
  4. 【請求項4】 所定の操作キーが設けられ、所定の指示
    信号をケーブルを介して電子装置に送出するコントロー
    ラにおいて、 前記ケーブルの接続角度を自在に変更できることを特徴
    とするコントローラ。
  5. 【請求項5】 所定の操作キーが設けられたコントロー
    ラにおけるケーブルの接続構造において、 前記ケーブルの接続角度を自在に変更できることを特徴
    とするケーブルの接続構造。
  6. 【請求項6】 所定の操作キーが設けられたコントロー
    ラ本体に装着され、前記コントローラ本体からの指示信
    号を電子装置に送出するコントローラ用拡張ユニットで
    あって、 前記電子装置へのケーブルが、前記コントローラ本体を
    操作者が保持したときに両手の間であって前記操作者側
    に位置するように設けられていることを特徴とするコン
    トローラ用拡張ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコントローラ用拡張ユニ
    ットにおいて、 前記コントローラ本体には、前記操作者が保持する2つ
    の持ち手部が設けられ、 前記ケーブルは、前記2つの持ち手部の間から突出して
    いることを特徴とするコントローラ用拡張ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のコントローラ用拡
    張ユニットにおいて、 前記コントローラ本体の傾斜状態を検出する傾斜検出手
    段を更に有することを特徴とするコントローラ用拡張ユ
    ニット。
JP9083593A 1997-04-02 1997-04-02 コントローラ及びコントローラ用拡張ユニット Withdrawn JPH10277264A (ja)

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