JPH052326Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052326Y2
JPH052326Y2 JP10310886U JP10310886U JPH052326Y2 JP H052326 Y2 JPH052326 Y2 JP H052326Y2 JP 10310886 U JP10310886 U JP 10310886U JP 10310886 U JP10310886 U JP 10310886U JP H052326 Y2 JPH052326 Y2 JP H052326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
heater control
protrusion
control panel
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10310886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS639020U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10310886U priority Critical patent/JPH052326Y2/ja
Publication of JPS639020U publication Critical patent/JPS639020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH052326Y2 publication Critical patent/JPH052326Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両のヒータコントロールパネルに取
付けられたヒータコントロールノブの保持機構に
関する。
従来の技術 従来のヒータコントロールノブの保持機構を第
1図〜第3図に示す。
第1図はヒータコントロールパネル1の外観図
を示しており、ヒータコントロールパネルには複
数のノブ2,3,4,5,6が取付けられ、送風
モードの選択、送風の強度の調節、冷暖房の切換
え等を行なつている。回動できるノブ2,3,
4,5はクリツク作用により複数の回動位置のう
ち選択された回動位置へ保持固定されるようにな
つている。第2図は、回動できるノブ2の断面図
を示しているが、他のノブ3,4,5についても
同様な構造である。ノブ2の軸7には円周方向に
溝8が設けられており、シヤフト支持板9がこの
溝8に嵌合し、ノブの軸方向の移動を阻止してい
る。軸7の後端部10にはスプラインが設けられ
てインデツクスプレート11が取り付けられてい
る。インデツクスプレート11は第3図に示すよ
うに中心部には軸7の後端部に設けられたスプラ
インと係合するようにスプライン溝12が設けら
れるとともに、外周部には所要数の刻み溝13が
設けられている。一方、ボール15とスプリング
16を収納したケース部14がパネル側に固定さ
れており、スプリング16の押圧力によりボール
15を付勢し、ボール15がインデツクスプレー
ト11の円周面へ圧接するように配設している。
そして、ノブ2の回動によりインデツクスプレー
ト11が回動すると、ボール15は刻み溝13に
嵌合した位置毎にクリツク作用にて間欠的に回動
が停止し保持される。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上述の従来例においては、ノブの軸
7にノブ2を取付ける為設けられた円周方向の溝
8の幅が組立て作業上、シヤフト支持板9の厚み
よりわずかに大となつているため、組み立てた状
態において該溝8とシヤフト支持板9とに間〓X
を生じた。このためインデツクスプレート11と
ケース部14との取り付け位置が変動しガタを生
じ、ボール15と溝13との噛み合い不良を生じ
るという問題があつた。
本考案は、上述のノブが軸方向にガタ付く問題
点をノブのクリツク作用のスプリング圧を応用し
てガタ付きの解消がされる車両用ヒータコントロ
ールノブの保持機構を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、ヒータコントロールパネルケース面
に半円周の突部を設け、該突部には所定数の刻み
溝を設けるとともに、ノブの上記突部に対応する
位置に半円周に亘つて断面U字状の凹部を設け、
該凹部には更にボールとスプリングを収納する穴
が設けられており、上記突部の刻み溝の1つとボ
ールとが対面するように配設されたヒータコント
ロールノブの保持機構である。
作 用 従つて、ヒータコントロールパネルケース面に
設けられた半円周の突部と、ノブに設けられた半
円周の凹部とは互いに摺動自在に嵌合し、かつ、
該凹部に更に設けられた穴に収納されたスプリン
グで押圧されたボールは半円周の上記突部に設け
られた刻み溝の1つと係合するため、ノブの回動
はクリツク作用により間欠的に回動が停止され保
持される。このとき、ノブの軸に設けられたノブ
取付けの為の溝とシヤフト支持板との間に生じる
組立て作業上の間〓は、スプリングの弾性変形に
より吸収されるため、ガタ付くことなく、またボ
ールと刻み溝との噛み合い不良を起こすことなく
ノブの回動はスムーズとなる。
実施例 以下、第4図〜第6図に基づいて本考案の一実
施例を説明すると、第4図はノブの断面図、第5
図は第4図のB−B断面図、第6図は第5図のC
−C断面による展開図である。
第4図に示す如く、ヒータコントロールパネル
21にはヒータコントロールノブ22が取り付け
られており、該ノブ22の軸28はヒータコント
ロールパネルケース23とシヤフト支持板30と
により支承されている。ヒータコントロールパネ
ルケース23面には第5図及び第6図に示すよう
に半円周にわたり突部24が設けられており、該
突部24には所定個数の刻み溝31が刻設されて
いる。一方、ノブ22の上記突部24に対応する
位置には半円周の凹部25が設けられている。こ
の凹部25は突部24より長い範囲にわたつて設
けられている。上記凹部25の中央には更に一段
と深い穴25′が穿設されており、ここにスプリ
ング26とボール27とが収納されている。上記
ノブ22とコントロールパネルケース23とが組
み立てられた状態においては、上記ノブ22の回
動でスプリング26により押圧されたボール27
が突部24に設けられた選択された刻み溝31の
1つとクリツク作用をして係合する。
そして、ノブの軸28に設けられた円周方向の
ノブ取付けの為の溝29の幅は組付け作業上、シ
ヤフト支持板30の厚みよりもわずかに大となつ
ており、溝29とシヤフト支持板30とに間〓が
生じるが、この間〓は上記スプリング26の弾性
変形によつて吸収される。
考案の効果 以上説明したように、本考案によるとノブの軸
とシヤフト支持板との間に生じる間〓は、ノブに
設けられた凹部の穴内に収納されたスプリングに
よつて吸収されるので、ノブの取り付けによるガ
タがなくなるとともに、ボールと溝との噛み合い
不良を生じることもない。更に、従来例のような
インデツクスプレートを用いることがなくなると
いう効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の技術を表わしており、
第1図はヒータコントロールパネルの外観図、第
2図はノブの断面図、第3図は第2図のA−A断
面図を示している。第4図〜第6図は本考案の一
実施例を表わしており、第4図はノブの断面図、
第5図は第4図のB−B断面図、第6図は第5図
のC−C断面による展開図を示している。 22……ヒータコントロールノブ、23……ヒ
ータコントロールパネルケース、24……突部、
25……凹部、25′……穴、26……スプリン
グ、27……ボール、31……刻み溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用ヒータコントロールパネルケースに取付
    けられクリツク作用により回動保持されるヒータ
    コントロールノブの保持機構において、ヒータコ
    ントロールパネルケース面に半円周の突部を設
    け、該突部には所定数の刻み溝を設けるととも
    に、ノブの上記突部に対応する位置に半円周に亘
    つて断面U字状の凹部を設け、該凹部には更にボ
    ールとスプリングを収納する穴が設けられてお
    り、上記突部の刻み溝の1つとボールとが対面す
    るように配設されたことを特徴とするヒータコン
    トロールノブの保持機構。
JP10310886U 1986-07-07 1986-07-07 Expired - Lifetime JPH052326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10310886U JPH052326Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10310886U JPH052326Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639020U JPS639020U (ja) 1988-01-21
JPH052326Y2 true JPH052326Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=30975355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10310886U Expired - Lifetime JPH052326Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052326Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS639020U (ja) 1988-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5623854A (en) Retention and detent spring for control knob
US4719324A (en) Rotary variable resistor with shaft retaining spring member
US5609078A (en) High-torsion ratchet mechanism assembly for a ratchet screwdriver
JPH052326Y2 (ja)
JPH052327Y2 (ja)
JP3017034B2 (ja) 回転操作型電気部品
JPS646435Y2 (ja)
JPH0132104Y2 (ja)
GB2182106A (en) A torque takeout mechanism for rotary parts
JPH0581926U (ja) 回転操作型電気部品のクリック機構
JPH036997Y2 (ja)
JPH0545854Y2 (ja)
JPH0243169Y2 (ja)
JPH0525343Y2 (ja)
JPH0355858Y2 (ja)
JPH0354359Y2 (ja)
JPH07240131A (ja) スイッチ
JPH0629865Y2 (ja) 操作ノブの取付け構造
JPH0132095Y2 (ja)
JPS6349406Y2 (ja)
JPH0657518B2 (ja) ステアリング装置
JPH0353656Y2 (ja)
JPH0231343Y2 (ja)
JPH0129647Y2 (ja)
JPH0214692Y2 (ja)