JPS64365Y2 - - Google Patents

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JPS64365Y2
JPS64365Y2 JP16556283U JP16556283U JPS64365Y2 JP S64365 Y2 JPS64365 Y2 JP S64365Y2 JP 16556283 U JP16556283 U JP 16556283U JP 16556283 U JP16556283 U JP 16556283U JP S64365 Y2 JPS64365 Y2 JP S64365Y2
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JP
Japan
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wiper
blade
wiper blade
arm
stopper
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JP16556283U
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JPS6072352U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (本考案の利用分野) 本考案は、ワイパブレードを払拭面より離した
時に、ワイパアームとワイパブレードとの角度を
一定の値にすることができる車両用ワイパ装置で
あつて、車両のガラス面等を払拭すると共に若干
アームがガラス面等から離れる方向に持ち上げら
れるものに関する。
(従来の問題点) 従来のワイパブレード部分は、第5図,第6図
に示す如く、ワイパブレード1がワイパアーム2
に対してピボツト部3を中心にして自由に回動す
る構造になつており、ワイパブレード1が払拭面
4より離れた状態にある時は、ワイパアーム2と
ワイパブレード1とのなす角度θ′は決定されない
という欠点があつた。
このようなワイパブレード1、およびアーム2
ではワイパブレード1が持ち上げられ、払拭面4
より離れている時にブレード1の一部が車体に当
接して異音を発することになる。又、払拭面4よ
り離れながらワイパブレード1が移動するもので
はワイパブレード1が車体側の部分に干渉して、
ブレード1の移動ができなくなるという問題を生
じる。
(本考案の目的) このため本考案は、ワイパブレードが払拭面か
ら離されても、ワイパブレードとワイパアームと
の相対的位置が所定位置に安定するところの車両
用ワイパ装置を得ることを目的とする。
(本考案の実施例) 第1実施例を第1図および第2図に示して説明
する。
4は払拭面となる特にリヤのガラスであり、ワ
イパブレード1はワイパアーム2を介してアーム
根元の揺動軸5に結合されて払拭運動をなすよう
になつている。6は車体側に設けられたプラスチ
ツクカバーであり、ワイパブレード1が払拭運動
を停止したときは、前記プラスチツクカバー6上
に乗り上げて停止するようになつている(停止位
置を2点鎖線6aで示す)。
そして、プラスチツクカバー6とガラス面4と
の間には段差7があるため、ワイパアーム2およ
びブレード1は次の機構によつて、若干持ち上げ
られるようになつている。
8はワイパアーム2に固定されたスライダであ
り、これがプラスチツクカバー6上に設けられた
傾斜面9に乗り上げると、ワイパブレード1は払
拭面4から離れる方向(紙面垂直方向)に持ち上
げられる。
この時、本考案に係わるワイパ装置はワイパブ
レード1とワイパアーム2との間に、両者の相対
的位置を規制する弾性をもつストツパー10が設
けられているのでワイパブレード1が段差7に衝
突することがないのである。
第2図は前記ストツパー10が角度θを保つよ
うに作用している状態を図示しており、2はワイ
パアーム、1はワイパブレード、3はアームとブ
レード間のピボツト軸(ピン)、11はワイパア
ーム先端のクリツプであり、該クリツプ11にピ
ボツト軸となるピン3が固定されブレード1はピ
ン3を中心に揺動する。
10はストツパーであり金属のバネ材料からな
り、該ストツパー10の先端部10aでブレード
1を構成する金属継片の内側を持ち上げ、ストツ
パー10の後端部10bにて継片1の動きを受け
止めている。12は継片1に設けられた貫通孔で
あり、この中をストツパー10となる板状のバネ
材が貫通している。
こうして、ストツパー10はアーム2とブレー
ド1との相対位置を保とうとするため、アーム2
が持ち上げられ、ブレード1の図示せぬラバーが
払拭面から離れても角度θを保つ働きをなす。よ
つて、このままブレード1が移動してもブレード
1が車体側(特に段差7)に当接することはなく
ワイパブレード1は完全に車体側のプラスチツク
カバー6上に乗り上げてから停止する。
なお、ワイパブレード1が払拭面を払拭してい
るときは、ストツパー10の有する弾性によつ
て、ストツパー10が変形し(払拭面4に対する
ワイパブレード1の押付け力によつて変形する)、
前記θが変化するため、払拭は正常に行なえる。
又、ストツパー10はアーム2とクリツプ11
とを結合するビス13を用いてクリツプ11の内
側に固着されている。
(その他の実施例) 第3図は第2実施例を示すものであり、板状の
ストツパー10が継片1の上部において、クリツ
プ11にスポツト溶接されており、ストツパー1
0の先端部10aにて継片1を押し下げ、後端部
10bにて継片1を受け止めている。
次に、第4図は第3実施例を示すものであり、
ストツパー10がクリツプ11の内側に取付けら
れている。
なお、ストツパー10は弾性を有するものであ
れば良く板状でなくても良い。
又、本考案のワイパ装置は、ブレードの停止位
置が払拭面を離れ車体側に乗り上げるものに限ら
ず、払拭面上において、ブレードが人力又は自動
的に払拭面から離れる方向に持ち上げられ(例え
ばワイパブレードラバーの押圧力による変形を防
止するために)るものにも使用することができ
る。
又、ストツパーの形状は種々考えられる。
以上述べたように本考案においてはワイパブレ
ードが払拭面から離れても、ストツパーの弾力に
よつて所定の位置にワイパブレードとワイパアー
ムとが停止しようとするので、車体との干渉によ
る異音の発生や、損傷、あるいは作動不良といつ
た問題を解消することができるという効果が大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の第1実施例を示すリヤワ
イパの全体構成図、第2図は前記第1実施例のワ
イパブレードとワイパアームとの間の部分を示す
一部断面図、第3図および第4図は本考案の第2
および第3実施例を示す一部断面図、第5図は従
来一般のワイパの模式図、第6図は前記従来ワイ
パの一部断面図である。 1…ワイパブレード、2…ワイパアーム、3…
ピボツト軸をなすピン、4…払拭面、5…揺動
軸、10…ストツパー、11…クリツプ、8…ス
ライダ、9…傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイパブレードが払拭面より持ち上げられる車
    両用ワイパ装置において、持ち上げられたとき
    に、ワイパアームと該ワイパアームにピボツト部
    を介して回動自在に組付けられたワイパブレード
    との相対的位置を規制する弾性部材からなるスト
    ツパーを前記ワイパアームと前記ワイパブレード
    との間に設けたことを特徴とする車両用ワイパ装
    置。
JP16556283U 1983-10-25 1983-10-25 車両用ワイパ装置 Granted JPS6072352U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16556283U JPS6072352U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 車両用ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16556283U JPS6072352U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 車両用ワイパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6072352U JPS6072352U (ja) 1985-05-22
JPS64365Y2 true JPS64365Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30362687

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JP16556283U Granted JPS6072352U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 車両用ワイパ装置

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JP6842678B2 (ja) 2018-05-14 2021-03-17 株式会社シー・オー・コンヴ 端末貸出システム

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JPS6072352U (ja) 1985-05-22

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