JPH0134907Y2 - - Google Patents

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JPH0134907Y2
JPH0134907Y2 JP11393484U JP11393484U JPH0134907Y2 JP H0134907 Y2 JPH0134907 Y2 JP H0134907Y2 JP 11393484 U JP11393484 U JP 11393484U JP 11393484 U JP11393484 U JP 11393484U JP H0134907 Y2 JPH0134907 Y2 JP H0134907Y2
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JP
Japan
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rod
retainer
spring
arm head
arm
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JP11393484U
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JPS6127755U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車などに使用されるワイパ装置の
構成部品をなすワイパアームに関する。
(従来の技術) ワイパ装置は一般に自動車などの車体に取付け
られてワイパモータによつて駆動されて往復的に
回動するアームヘツドと、拭掃すべきガラス面に
接触するブレードゴムを具えたワイパブレード
と、ワイパブレードとアームヘツドとを連結する
リテーナとアームピースとを含み、リテーナはア
ームヘツドに揺動可能に支持されて、アームヘツ
ドとリテーナとの間に作用するスプリングが正常
作動時にはワイパアームをガラス面に近接する方
向に押しつけている。
通常スプリングは引張コイルスプリングである
が、圧縮コイルスプリングとしたものも提案され
ている。第7図から第9図はその一例を示し、ア
ームヘツド1にヒンジピン3を介して揺動可能に
リテーナ2が連結され(図ではアームヘツド1、
リテーナ2は共に一部のみを示している。)リテ
ーナ2とアームヘツド1との間に圧縮コイルスプ
リング4が配置され、正常時にはリテーナ2を図
示しないガラス面に近接せしめる方向(第7図で
時計方向)に押しつけている。このためロツド5
が設けられ、ロツド5の第7図左端はヒンジピン
3の軸線とは隔てられた位置にアームヘツドに設
けられた支点6によつて揺動可能に支持され、こ
の端部に近い位置に一方のばね受け7がロツド5
に取付けられる。他方のばね受け9がリテーナ2
に固定されたアームピース8に接しており、ロツ
ド5はアームピース8に設けた孔10を貫通して
延びている。支点部6とヒンジピン3の軸線とが
上下方向に偏位していることにより、第7図の位
置ではリテーナ2に時計方向のスプリング力が作
用し、ロツクバツク時にほゞ第9図の位置を越え
てリテーナ2を回動させると反時計方向のスプリ
ング力がワイパアームに作用することになる。
(考案が解決しようとする問題点) 第7図〜第9図に示すものはばね受け7の面と
ばね受け9の面との平行性がアームヘツドの揺動
運動時に維持することができず、所望のスプリン
グ力が得られなかつたり、ひつかかりが生じたり
するという問題点があつた。本考案はこの問題点
を解決するワイパアームを提供する。
(問題点を解決するための手段) 本考案によればスプリングが圧縮コイルスプリ
ングであつて、そのコイルによつて取囲まれて延
長するロツドの一端がアームヘツドとリテーナと
のいずれか一方にピボツト支持され、該ロツドの
他端がアームヘツドとリテーナとのいずれか他方
にピボツト支持された揺動部材に、該ロツドの長
手方向に延びる長い溝と該長い溝に拘留されたピ
ンとを含む連結装置を介して連結されている、ワ
イパアームが提供される。
(作用) 揺動部材とロツドとをロツドの長手方向に延び
る長い溝と該溝に拘留されたピンとを含む連結装
置を介して連結するから揺動部材に設けたばね受
け面を常にロツドの長手方向軸線に対して直角に
維持することができ、ロツドに設けたばね受け面
との間の平行性を維持することができる。
(実施例) 第1図から第3図は本考案の第1実施例を示
し、第7図から第9図に示すものと対比して同一
参照数字は同一ないし対応する部品を示してい
る。
ロツド5はアームヘツド1に近い端部において
第7図から第9図に示すものと同様に支点6(こ
れは所望の相対揺動運動を許すものであれば突起
としてもよい)に揺動可能に支持され且つロツド
の長手方向軸線に直角なばね受け面7を有してい
る。本考案によりロツド5にはその長手方向に延
びる長い溝13がそのアームヘツド1から遠い端
部に設けられ、該溝13に拘留されたピン12が
揺動部材11とリテーナ2とを揺動可能に連結し
ている。揺動部材11にはロツド5を摺動可能に
収容する孔14が設けられ且つスプリング4の端
部を受けるばね受け面9が形成されている。なお
溝13は両端が閉じたものとして示すが一端が開
いたものとすることもできる。そのような場合で
も通常の使用時(いわゆるロツクバツク状態とし
てリテーナ2が上方に大きい角度だけ持ち上げら
れた状態を含む)にピン12が溝の平行部内に拘
留されているようにその長さを定める。
このように揺動部材11を配置することにより
揺動部材上に設けたばね受け面9は常にロツドの
軸線と直交し、従つてばね受け面7,9の平行性
が失なわれることがない。
第4図から第6図は第2実施例を示し、揺動部
材11がアームヘツドに近い側に設けられてお
り、ロツド5のアームヘツドから遠い側の端部が
ピン15によつてリテーナ2に連結されている点
以外は第1実施例と同様であり、機能的に差がな
い。
なお溝13は第1、第2実施例において両端の
閉じた長孔として示したが一端が開いたものであ
つてもよい。ロツド5は板状のものとして示した
が勿論棒状のものであつてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば圧縮コイルスプリングを使用す
るワイパアームにおいてそのアームヘツドに相対
的な各揺動位置において、スプリング両端と当接
するばね受け面を常に平行に維持することがで
き、従つてスプリングの姿勢を常に一定に保つこ
とができ、ひつかかりが生じたり、スプリング力
が不足したりするようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は要部縦断面図、第2図は下面図、第
3図は部分分解斜視図、第4図から第6図は本考
案の第2実施例を示し、第4図は部分縦断面図、
第5図は下面図、第6図はロツドと揺動部材とを
示す斜視図、第7図から第9図は従来の技術を示
し、第7図は縦断面図、第8図は下面図、第9図
はワイパアームが大きい揺動角をとつた状態を示
す部分縦断面図。 1……アームヘツド、2……リテーナ、3……
ヒンジピン、4……圧縮コイルスプリング、5…
…ロツド、6……支点、7,9……ばね受け面、
8……アームピース、10……孔、11……揺動
部材、12……ピン、13……溝、14……ロツ
ド受け孔、15……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回動可能なアームヘツドに揺動可能に支持され
    てガラス面に近接離間可能であつて正常時はアー
    ムヘツドの間に作用するスプリングによつてガラ
    ス面に近接する方向に押付けられている、リテー
    ナにおいて、 前記スプリングが圧縮コイルスプリングであつ
    て、そのコイルによつて取囲まれて延長するロツ
    ドの一端がアームヘツドとリテーナとのいずれか
    一方にピボツト支持され、該ロツドの他端がアー
    ムヘツドとリテーナとのいずれか他方にピボツト
    支持された揺動部材に、該ロツドの長手方向に延
    びる長い溝と該長い溝に拘留されたピンとを含む
    連結装置を介して連結されていることを特徴とす
    るワイパアーム。
JP11393484U 1984-07-26 1984-07-26 ワイパア−ム Granted JPS6127755U (ja)

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JP11393484U JPS6127755U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 ワイパア−ム

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JP11393484U JPS6127755U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 ワイパア−ム

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JPS6127755U JPS6127755U (ja) 1986-02-19
JPH0134907Y2 true JPH0134907Y2 (ja) 1989-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4714519B2 (ja) * 2005-07-19 2011-06-29 日本ワイパブレード株式会社 ワイパーアーム用ストッパ部材及びワイパーアーム
JP4814691B2 (ja) * 2006-05-24 2011-11-16 日本ワイパブレード株式会社 リベットとの組み付けが容易な、圧縮コイルばね用のストッパと該ストッパを備えたワイパーアーム

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Publication number Publication date
JPS6127755U (ja) 1986-02-19

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