JPH0448445Y2 - - Google Patents

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JPH0448445Y2
JPH0448445Y2 JP14801887U JP14801887U JPH0448445Y2 JP H0448445 Y2 JPH0448445 Y2 JP H0448445Y2 JP 14801887 U JP14801887 U JP 14801887U JP 14801887 U JP14801887 U JP 14801887U JP H0448445 Y2 JPH0448445 Y2 JP H0448445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、空気吹出口のブレード操作機構、特
にブレードを自動または手動で操作しうるブレー
ド操作機構に関する。
[従来の技術] 空気吹出口を形成するレジスタあるいはダクト
の内部に板状のブレードを回動可能に配置し、こ
のブレードを適切な角度位置に回転させて空気の
吹出量や吹出方向を調整することはよく知られて
いる。そしてこのブレードを自動(オート)でも
手動(マニユアル)ででも回転操作しうるように
した装置も知られている。
従来のこの種のブレードの操作機構の一例を第
7図に示している。
図において、ブレード103の回転軸部103
aに、ブレードの連結軸を兼ねたクラツチデイス
ク105が挿入・固定される。クラツチデイスク
105はその上面に、軸線103bに対し直角面
をなすフランジ部(クラツチ面)105aを有す
るとともに、このフランジ部105aの内側にグ
リスを入れるグリス溜105bを有する。また、
このクラツチデイスク105の上部から軸線10
3bに沿つて上方へ突出する軸部105cにはリ
ング溝105dが形成されている。
アーム106は、その穴部106aにクラツチ
デイスク105の軸部105cが挿入されてフラ
ンジ部105aに接触する。このアーム106の
自由端にはピン106bが取付けてある。アーム
106はコイルスプリング107、ワツシヤ10
8を軸部105cに挿入後、Eリング109をリ
ング溝105dに嵌め込むことにより、クラツチ
デイスク105のフランジ部105aに適度の押
付力で押圧されかつ保持される。アーム106の
ピン106bは矢印X方向に移動するロツド板1
04の溝104aに挿入される。
第8図は、別の従来例を示すものである。
本例においては、先の従来例のコイルスプリン
グ107のかわりに皿状の板スプリング110を
使用する。すなわちアーム106をクラツチデイ
スク105の軸部105cに挿入後皿ばね状板ス
プリング110の内径側を軸部105cのリング
溝105dに嵌合し、板スプリング110の外径
側をアーム106の窪み部106cに嵌め込んで
このアーム106をデイスク部105に対して押
圧するようにする。
自動操作の場合は、図示しない手段により、ロ
ツド板104が矢印X方向に動くことにより、ブ
レード103がその軸103aを中心として回動
する。手動操作の場合は、ブレード103を直接
手で動かすことにより、一定の範囲内で直接回転
操作され、ブレード103の動きに従つてクラツ
チデイスク105のフランジ部105aがアーム
106に対して回転摺動する。その際のブレード
操作荷重はばね手段107,110により得る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、この種の従来のブレード操作機
構には、次のような問題点がある。
すなわち、第7図における従来例においては、
クラツチデイスク105、アーム106、コイル
スプリング107、ワツシヤ108、Eリング1
09といつた数多い細かな構成部品を一々手作業
で組付けていかねばならず、特にワツシヤ108
でコイルスプリング107を押圧しながらE9リ
ング109をクラツチデイスク105のリング溝
105dに嵌め込むには、細心の注意を要すると
いつた問題点がある。
また、第8図に示される従来例では、皿ばね状
の板スプリング110を使用することによりワツ
シヤ108及びEスプリング109を不要とした
が、皿ばね状の板スプリング110は、その精度
のばらつきが生じ易く、また、好適な荷重を出す
ため、クラツチデイスク105のリング溝105
dの高さaを設定することは困難である。
[本考案の目的] 本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、構成部品が少な
く組付けが容易であるとともに安定した操作荷重
を提供できる空気吹出口のブレード操作機構を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うに構成されている。すなわち、空気吹出口の内
部にブレードを回動自在に配置し、空気の吹出量
及び/又は吹出方向を調整しうるようにした空気
吹出口において、回転軸先端に軸線と直角面を有
するフランジ部が一体に設けられたブレードと、
その一側が前記フランジ部に載置されるととも
に、自由端がブレード操作部に連結されるアーム
と、該アームをフランジ部に押圧するバネ手段
と、該ばね手段を、押圧するとともに前記アーム
を軸線を中心に回動可能に枢支するシヤフトから
構成されることを特徴とする空気吹出口のブレー
ド操作機構。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を第1図乃至
第6図に示される図面に従つて詳細に説明する。
第3図において、略矩形の断面形状を有する空
気吹出口1を形成する空気吹出口本体、例えば、
レジスタ2は、その内部に1又は複数のブレード
3を回動自在に取付けている。ブレード3は、直
接手で触れて手動操作することにより、あるいは
ロツド板4が図示しない駆動手段により矢印X方
向に動くことにより自動で回転軸3aを中心に回
転し、矢師A方向に吹き出される空気の吹出量あ
るいは、吹出方向を調整する。
第1図及び第2図は、本考案にかかわる空気吹
出口のブレード操作機構である。
レジスタ2内に配設され、空気の吹出方向を調
節するブレード3は、その回転軸部3aには孔部
3cを中心にクラツチデイスクを兼ねるフランジ
部3bが形成される。
図示しない駆動手段により往復移動するロツド
板4の動きをブレード3に伝達するアーム6は、
その孔部6aがブレード3の孔部3aに整合して
フランジ部3b上に載置され、該孔部6a,3a
にシヤフト9を挿入することにより、ブレード3
のフランジ部3bに回転可能に枢支される。ま
た、このアーム6の自由端にはピン6bが取付け
てある。
コイルスプリング7は、ワツシヤ8を介してア
ーム6に載置され、アーム6及びブレード3にク
ラツチ(操作)荷重を与えるものである。
9は、シヤフトであり、その軸部9a先端には
押圧面9bが形成されているとともに、下部に
は、抜止細工(ローレツト加工)9cがなされて
いる。
シヤフト9にコイルスプリング7、ワツシヤ
8、アーム6を挿入後、シヤフト9の抜止細工9
cが施された部分をブレード3の孔部3cに圧入
することにより、アーム6をブレード3のフラン
ジ面3bに適度な押付力で押圧しかつ保持する。
この状態を示したのが第2図である。この場
合、スプリング7が押圧されることにより、アー
ム6とブレード3のフランジ部3bの間に摩擦力
が生じるためクラツチ(操作)荷重が安定し、動
きもスムーズとなる。
第4図乃至第6図は、本考案の作動状態を示す
ものである。手動操作時は、第4図に示すように
自動(オート)操作装置はOFFになつており、
ロツド板4およびアーム6は停止している。ブレ
ード3はストツパ(図示せず)で規制される範囲
α,α内で手動で直接回動操作され、ブレード3
の動きにしたがつてブレード3のフランジ部3a
がアーム6に対して回動摺動する。その際のブレ
ード操作荷重はコイルスプリング7によるクラツ
チ摩擦力によつて生ずる。自動(オート)操作装
置がONの時は、第5図に示すように図示しない
駆動手段によりロツト板4の所定のストロークX
方向に往復運動する。ロツド板4の動きは、アー
ム6に立設されたピン6によりアーム6に伝わ
り、ブレード3を回動(首振り)させる。
自動(オート)操作装置がONの状態で手又は
異物のかみ込み等によりブレード3が止められた
時、ロツド板4およびアーム6は往復移動してい
るが、ブレード3に設けられたフランジ部3aと
アーム6間のすべりによつて未然にブレード3の
動きを止め破損を防止する。
その他、一々列挙しないが、本考案は、当業者
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、そ
のような実施態様が、本考案の主旨を逸脱しない
限りにおいて、何れも本考案の範囲内に含まれる
ものであることは、言うまでもないことである。
[考案の効果] 本考案によれば、ブレードの軸部にフランジ部
を形成し押圧面を形成したシヤフトにより、アー
ム、ワツシヤ、コイルスプリングを押付保持する
ため、構成部品が少なくまた組付けが容易であ
る。
また、コイルスプリング7により一定のばね力
すなわち摩擦力がアーム、ブレードの軸部に形成
されたフランジ部にかけられているので、ブレー
ドの操作荷重が安定し、動きもスムーズとなり、
常に安定した操作荷重を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかわるブレード操作機構
の分解斜視図、第2図は、その組立断面図、第3
図は、ブレードを有する空気吹出口の斜視図、第
4図乃至第6図は、本考案の作動状態を示した概
略図、第7図は、従来のブレード操作機構を示す
分解斜視図、第8図は、別の従来のブレード操作
機構を示す分解斜視図。 1……空気吹出口、3……ブレード、3b……
フランジ部、6……アーム、7……コイルスプリ
ング、9……シヤフト、9b……押圧面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気吹出口の内部にブレードを回動自在に配置
    し、空気の吹出量及び/又は吹出方向を調整しう
    るようにした空気吹出口において、 回転軸先端に軸線と直角面を有するフランジ部
    が一体に設けられたブレードと、 その一側が前記フランジ部に載置されるととも
    に、自由端がブレード操作部に連結されるアーム
    と、 該アームをフランジ部に押圧するバネ手段と、 該バネ手段を押圧するとともに前記アームを軸
    線を中心に回動可能に枢支するシヤフトから構成
    されることを特徴とする空気吹出口のブレード操
    作機構。
JP14801887U 1987-09-28 1987-09-28 Expired JPH0448445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14801887U JPH0448445Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14801887U JPH0448445Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6453845U JPS6453845U (ja) 1989-04-03
JPH0448445Y2 true JPH0448445Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=31418950

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14801887U Expired JPH0448445Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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JPS6453845U (ja) 1989-04-03

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