JPH0533875Y2 - - Google Patents

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JPH0533875Y2
JPH0533875Y2 JP2962287U JP2962287U JPH0533875Y2 JP H0533875 Y2 JPH0533875 Y2 JP H0533875Y2 JP 2962287 U JP2962287 U JP 2962287U JP 2962287 U JP2962287 U JP 2962287U JP H0533875 Y2 JPH0533875 Y2 JP H0533875Y2
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opening
fan
louver
heating element
closing plate
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  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は温風兼用扇風機に於ける風向切換用
のルーバー構造に関するものである。
〔従来の技術〕
プロペラ形の扇風フアンを用いて扇風機と温風
機と兼用する構造の多くは扇風フアン正面の開口
を開閉板で開閉を行い、開路の時扇風機として前
面に冷風を送り、閉路の時プロペラ形の扇風フア
ンの風を発熱体に向け、温風を吹き出すことがで
きるものである。そして開閉板を短冊形のルーバ
ー片で構成し、開閉操作と共に扇風機の風向の変
更を行う構造を出願人は実願昭61−118549号で提
案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記提案は閉路位置まで操作できるルーバー装
置を用いて開閉板としているが、開閉板を閉じて
発熱体に通電して温風を得る時、短冊形のルーバ
ー片同志が完全に密着せず間隙から扇風フアンで
送られた空気が漏れることがあり、発熱体部分に
送られる空気が少くなつて放熱が充分行なわれ
ず、発熱体付近が異常高温になるトラブルが発生
しするものであつた。
〔問題点を解決する為の手段〕
ルーバー片は扇風機として風向を可変する位置
に於てフリーの状態となつており、一方ルーバー
片が閉路の時のみバネの力が働いて強制的に閉路
を保つ構造によつて上記の問題点を改善したもの
で、図によつて説明すると1は温風兼用扇風機の
枠体、2は枠体1内に取付けたプロペラ形扇風フ
アン、12は扇風フアン2の駆動モータである。
3は扇風フアン2の正面の枠体1に形成した開
口、4は扇風フアン2の後面の枠体1に形成した
開口であり、必要に応じて金網などのガードを取
付けるとよい。5は正面開口3に取付けた開閉板
であり、支軸6′を中心に回動する短冊形の複数
個の可変ルーバー片6で構成する。
7は枠体1内にプロペラ形扇風フアン2と並設
して取付けた発熱体、8は枠体1の発熱体7前面
に形成した開口、13は発熱体7背面に取付けた
反射板であり、実施例の構造は熱線放射形発熱体
7で発生した熱線を反射板13で反射させ、前面
開口8から放射する。また反射板13には透孔1
3′があけられており、開閉板5を開いた時背面
開口4から吸引した空気は正面開口3から送風
し、開閉板5を閉じた時背面開口4から吸引した
空気は反射板13の透孔13′で流量制限され、
前面開口8から温風となつて吹き出す。
開閉板5を構成する短冊形のルーバー片6は枠
体1にあけた長孔14から枠体1内に装着し、ル
ーバー片6の支軸6′を長孔14の端に押付ける
取付板15によつてルーバー片6の回動中心が定
まる。16はルーバー片6の支軸6′に取付けた
駆動腕、9はルーバー片6の全部の駆動腕16と
係止する連動桿、17はルーバー片6の特定の支
軸6′を回動する操作腕であり、該操作腕17を
操作するとルーバー片6と係止する連動桿9によ
つて全部のルーバー片6が開閉及び風向操作され
る。
10はルーバー片6の重合位置(開閉板5の閉
路位置)に於て連動桿9の端と接触する押圧バネ
であり、押圧バネ10と連動桿9とが接触しない
扇風機としての使用時では自由にルーバー片6の
方向を設定することができる。またルーバー片6
を閉ざした時には押圧バネ10と連動桿9とが接
触し、閉位置方向に押圧している。
11はルーバー片6の重合位置に於て閉路とな
る発熱体7の通電スイツチであり、連動桿9もし
くはルーバー片6によつて操作され、ルーバー片
6を閉とした時に発熱体7はただちに通電される
ものである。18は反射板に取付けたハイリミツ
トスイツチであり、通電スイツチ11と同様に発
熱体7と直列接続してある。
〔作用の説明〕
叙上の構成であるこの考案は押圧バネ10の取
付位置を、連動桿9がルーバー片6を閉ざした時
に始めて該連動桿9の端と押圧バネ10とが接触
してルーバー片6を閉方向に押圧できる様にした
から、ルーバー片6が開いている間は連動桿9と
押圧バネ10とが離開した関係になつている。
この為温風兼用扇風機の電源を入れてプロペラ
形扇風フアン2を回転すれば、開閉板5が開路で
扇風機として使用中は任意の位置にルーバー片6
を止めおくことができ、風向が自由に設定でき
る。
一方開閉板5が閉路で温風暖房機として使用す
る時は、ルーバー片6が閉位置まで回動し、移動
する連動桿9の端が押圧バネ10と接触して押圧
されるから、ルーバー片6は閉方向に付勢され、
確実に閉ざすことができる。
また発熱体7の通電スイツチ11は閉位置まで
回動したルーバー片6もしくは移動した連動桿9
によつて切換操作されるから、ルーバー片6を駆
動する操作腕17の操作だけで扇風機から温風機
の状態に切換できる。
〔効果の説明〕
以上のように押圧バネ10を持たない従来例で
は、プロペラ形扇風フアン2を駆動する駆動モー
ター12の振動でルーバー片6が移動し、開閉板
5が少しずつ開くトラブルがあり、該開閉板5が
開き正面開口3から空気もれがあれば温風風量が
減少して異常加熱を起す恐れがあつたが、この考
案は押圧バネ10の働きで確実に閉状態を保持し
て上記問題点を完全に解消することができた。
また押圧バネ10の取付を連動桿9との位置関
係で特定したから、押圧バネ10が作用する時は
開閉板5が閉路となつた時に限定でき、扇風機と
して使用する時に自由に風向を変えることができ
たものである。
更に上記構造は実質的に押圧バネ10の追加だ
けであるからコストアツプもごくわずかで極めて
実用的な優れた考案を得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案品の要部断面図、第
4図は本考案となる温風兼扇風機の断面図であ
る。 1……枠体、2……プロペラ形扇風フアン、3
……正面開口、4……背面開口、5……開閉板、
6……ルーバー片、6′……ルーバー片の支軸、
7……発熱体、8……前面開口、9……連動桿、
10……押圧バネ、11……通電スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枠体1内に取付けたプロペラ形扇風フアン2
    と、プロペラ形扇風フアン2の前後の枠体1に
    形成した開口3,4と、該扇風フアン2の正面
    開口3に取付けた複数個の可動ルーバー片6で
    構成する開閉板5と、プロペラ形扇風フアン2
    と並設して枠体1内に取付けた発熱体7とを有
    し、背面開口4から吸引した空気を開閉板5の
    開閉によつて正面開口3及び発熱体7前面開口
    8の間で切換送風する温風兼用扇風機に於て、
    開閉板5は支軸6′を中心に回動するルーバー
    片6で構成し、かつ複数個のルーバー片6と係
    止する連動桿9を設け、かつルーバー片6の重
    合位置に於る連動桿9の端部と押圧バネ10と
    接触させ、ルーバー片6を重合位置に押圧保持
    する温風兼用扇風機のルーバー構造。 (2) 発熱体7の通電スイツチ11はルーバー片6
    もしくは連動桿9で開閉されることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の温風兼
    用扇風機のルーバー構造。
JP2962287U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0533875Y2 (ja)

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JPS63137252U JPS63137252U (ja) 1988-09-09
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CN104278725A (zh) * 2013-07-05 2015-01-14 松下家电研究开发(杭州)有限公司 干燥装置和具有该干燥装置的卫生洗净装置

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