JPS6350414Y2 - - Google Patents

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JPS6350414Y2
JPS6350414Y2 JP8073882U JP8073882U JPS6350414Y2 JP S6350414 Y2 JPS6350414 Y2 JP S6350414Y2 JP 8073882 U JP8073882 U JP 8073882U JP 8073882 U JP8073882 U JP 8073882U JP S6350414 Y2 JPS6350414 Y2 JP S6350414Y2
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JP
Japan
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link member
grill
opening
radiator
closing device
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JP8073882U
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JPS58183930U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可動式ラジエータグリルの開閉装置
に関し、詳細には作動を安定化した開閉装置に関
する。
可動式ラジエータグリルは、車速、エンジンル
ーム内の雰囲気温度等に応じて冷却水の温度を調
節するものであり、冷却水の温度が低い平常時に
は閉としてエンジン系を保温し、一般に冷却水が
過熱される恐れがある場合にグリルを移動させて
前方の開口面を開け、ラジエータへの送風量を増
加することによつてラジエータの放熱効果を促進
している。また車体の軽量化のためグリルは通例
プラスチツク等の軽量材料製である。
従来の開閉機構は、アクチユエータの小さな作
動量を大きなグリル回転角に変換するリンク構造
が複雑でありかつグリル可動部の両端に回転軸が
設けられているため、グリル可動部に回転モーメ
ントによるネジレ変形が生じ、円滑に作動しない
という欠点があつた。
従つて、本考案の目的は、グリル可動部を円滑
に開閉できる簡単な機構を提供することにある。
本考案に係る可動式ラジエータグリルの開閉装
置は、回転中心軸に位置し、上記グリルの取付ブ
ラケツトを一体的に支持する回転駆動シヤフト
と、一端が該シヤフトの端部に一体的に固定され
た第1リンク部材と、一端に前記第1リンク部材
の他端が遊嵌された長孔を有すると共に他端は回
転シヤフト側にて車体に枢着された第2リンク部
材と、上記枢着点と長孔の間にて第2リンク部材
に連結され第2リンク部材を枢着点のまわりに枢
動するアクチユエータ手段とから成る。
本考案に係る開閉装置によれば、回転駆動シヤ
フトは車体に軸支され第1、第2のリンク部材を
介して回動される。アクチユエータの短かいスト
ロークは、第2リンクのてこ作用によつて枢着点
を中心とする第2リンク部材の長孔側端部におけ
る拡大枢動運動に変換される。この第2リンクの
小回転角の枢動運動は、長孔を介して第1リンク
部材すなわち駆動シヤフトの大回転角枢動運動に
変換される。上記リンク機構の各部材は、夫々位
置固定の支点(軸)に枢支され、又リンク機構の
リンク部材数が少なく開閉機構はスムーズに回動
する。又、グリル回転中心に駆動シヤフトが設け
られているので、回転モーメントによるグリル可
動部及びグリル本体のネジレ及び/又は変形は解
消する。
以下添付図面を参照して本考案に係る可動式ラ
ジエータグリルの開閉装置の一実施例について説
明する。
第1〜3図において、自動車10のフロント部
12にボデイー開口部14が設けられ、この開口
部14を通して後方に設けられたラジエータ(図
示せず)に冷却風を送風するようになつている。
開口部14とラジエータとの間には、グリル可動
部16が設けられている。このグリル可動部16
は、開口部14に対応した形状を有し開口部を閉
塞できるグリルカバー18と、支持部材20によ
つて略平行に所定間隔で並列に支持された複数の
フイン22から一体的に構成され、回転中心24
のまわりを回転するようになつている。すなわち
グリル可動部16は第2図に示す全開位置と第3
図に示す全閉位置との間で回転が可能である。第
2図に示す状態(第1図の右半分に対応)では、
グリルカバー18は上方に位置し、フイン22は
水平に配されるので、開口部14は全開し、前方
からの空気は開口部14及びフイン22の間を通
つてラジエータへ至る。又、第3図に示す状態
(第1図の左半分に対応)では、グリルカバー1
8は、開口部14を塞ぎ、フイン22はほぼ垂直
に配される。このため空気は開口部14より進入
できず、ラジエータの冷却効果は低下する。
上記グリル可動部16は、第4図及び第5図に
示すような開閉装置26によつて駆動される。こ
の開閉装置26は、上記可動グリルの回転中心2
4に位置する回転駆動シヤフト28と、アクチユ
エータ30と、アクチユエータ30の往復運動を
駆動シヤフト28の枢動運動に変えるためのリン
ク機構32とから成る。
回転駆動シヤフト28は、ベース34により両
端が車体に対して枢動自在に軸支され、それらの
近傍にて取付ブラケツト36がシヤフト28と共
に枢動するよう一体的に固定されている。これら
取付ブラケツト36には、グリル可動部16が固
定されている。
回転駆動シヤフト28の一端(第4図の右側)
には、シヤフト28を回転させるためのリンク機
構32及びアクチユエータ30が設けられてい
る。リンク機構32は、第1リンク部材38と第
2リンク部材40とから成り、第1リンク部材3
8は、一端が回転駆動シヤフト28に一体的に固
定され、他端がピン42によつて第2リンク部材
40の一端と連結している。ピン42は、第2リ
ンク部材40の長孔44内に移動自在に貫通して
いる。第2リンク部材40は、第1リンク部材3
8よりも長く、一方の端部がピン46によりベー
ス34(第5図では図示せず)に対し枢動自在に
取付けられている。この第2リンク部材40の枢
着点46は、第1リンク部材38との連結点42
から見て、回転駆動シヤフト28側に位置する。
アクチユエータ30の出力ロツド48は第2リン
ク部材の枢着点46と長孔44との間に、好まし
くは枢着点46の近傍にて第2リンク部材とピン
49を介して枢着される。
アクチユエータ30自体は、ワツクス型サーモ
スタツトアクチユエータ、電動モータ及び電磁ソ
レノイドアクチユエータ等から構成でき、エンジ
ン冷却水系又はエンジンルーム内の雰囲気の温度
に応答するセンサ、車速センサ及び/又は手動ス
イツチ(これらは図示せず)等によつて作動され
る。
次に作動について説明すると、開閉装置が第5
図に示す位置にあると、グリル可動部16は第3
図に示す全閉位置にある。冷却水温度が高くな
り、これを冷却する必要が生じると、上述のセン
サ等によりアクチユエータ30が作動する。これ
によりロツド48が上昇し、第2リンク部材40
は、枢着点46を中心に枢動する。このため第1
リンク部材38すなわち回転駆動シヤフト28
は、反時計方向に回動する。こうしてグリル可動
部16は、第2図に示す位置まで約90゜回動して
開口部14を開く。
【図面の簡単な説明】
第1図は、可動式ラジエータグリルを取付けた
自動車のフロント部を示す正面図、第2図は、第
1図の−線に沿つた拡大断面図、第3図は、
第1図の−線に沿つた拡大断面図、第4図
は、本考案に係る開閉装置を示す平断面図(図中
上方が車両前方)、第5図は、第4図に示した開
閉装置の右側面図である。 16……グリル可動部、26……開閉装置、2
8……回転シヤフト、30……アクチユエータ、
38……第1リンク部材、40……第2リンク部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転中心軸のまわりを回動することにより、ラ
    ジエータ前方の開口面積を変える可動式ラジエー
    タグリルの開閉装置において、上記回転中心軸に
    位置し上記グリルの取付ブラケツトを一体的に支
    持する回転駆動シヤフトと、一端が該シヤフトの
    端部に一体的に固定された第1リンク部材と、一
    端に前記第1リンク部材の他端が遊嵌係合された
    長孔を有すると共に、他端は回転シヤフト側にて
    車体に枢着された第2リンク部材と、上記枢着点
    と長孔の間にて第2リンク部材に連結され第2リ
    ンク部材を枢着点のまわりに枢動するアクチユエ
    ータ手段とから成る可動式ラジエータグリルの開
    閉装置。
JP8073882U 1982-06-02 1982-06-02 可動式ラジエ−タグリルの開閉装置 Granted JPS58183930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8073882U JPS58183930U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 可動式ラジエ−タグリルの開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8073882U JPS58183930U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 可動式ラジエ−タグリルの開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183930U JPS58183930U (ja) 1983-12-07
JPS6350414Y2 true JPS6350414Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30089872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8073882U Granted JPS58183930U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 可動式ラジエ−タグリルの開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58183930U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58183930U (ja) 1983-12-07

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