JPS6340357Y2 - - Google Patents

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JPS6340357Y2
JPS6340357Y2 JP20112283U JP20112283U JPS6340357Y2 JP S6340357 Y2 JPS6340357 Y2 JP S6340357Y2 JP 20112283 U JP20112283 U JP 20112283U JP 20112283 U JP20112283 U JP 20112283U JP S6340357 Y2 JPS6340357 Y2 JP S6340357Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grill
cover body
frame
grill cover
radiator
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JP20112283U
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JPS60106860U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は自動車のグリル装置に係り、車体前部
に配設されているラジエタに空気を導入する通気
孔を開閉するとともにその開閉状態を確認できる
ようにした構成に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
車体前部に配設されたラジエタに空気を導入す
る通気孔を開閉可能にすることにより、閉時には
走行中の空気抵抗の減少およびラジエタの水温の
過冷を防止し、また閉時にはラジエタに空気を導
入してラジエタの水温の上昇を抑制する作用をす
る。
従来このような装置は第1図に示すように、グ
リルカバー体1は通常グリル枠2に形成された通
気孔3に嵌合し閉塞しており、このグリルカバー
体1は支点Oを中心にリンク片4を介して回動し
グリル枠3を開口するようになつている。このグ
リルカバー体1の回動はラジエタの水温の高低に
よりプランジヤ5が伸縮するサーモワツクスアク
チユエータ等の感温器6によつてプランジヤ5に
連結するリンク片7を介して行われる。しかしな
がら上記グリルカバー体1はグリル枠2内におい
て回動する為、このグリルカバー体1の開閉状態
を運転者の座席位置からは確認できないでいた。
〔考案の目的〕
本考案は上述のような問題点に鑑みなされたも
ので、グリルカバー体の開時にグリルカバー体を
空気の流れ方向に沿つてグリル枠上に突出させて
グリルカバー体の開閉状態を運転者の座席位置か
ら確認でき、開時におけるグリルカバー体の空気
抵抗を減少させた自動車のグリル装置を提供する
ものである。
〔考案の概要〕
本考案の自動車のグリル装置は、車体前部に配
設されたラジエタに空気を導入する通気孔を形成
したグリル枠と、このグリル枠の通気孔を閉塞す
るとともに裏面に車体に回動自在に支持された支
持枠を有しこの支持枠の回動で上記通気孔を開口
しかつ上記グリル枠上に空気の流れ方向に沿つて
配置されるグリルカバー体とを具備したことを特
徴とし、運転質の座席位置からグリルカバー体の
開閉状態を確認でき開時におけるグリルカバー体
の空気抵抗を減少させるものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の一実施例の構成を第2図を参照し
て説明する。
1はグリルカバー体で断面略翼形状に形成さ
れ、このグリルカバー体1は通常グリル枠2に形
成されている通気孔3に嵌合して閉塞している。
このグリルカバー体1の裏面には略L字状の支持
枠10が複数固定され、この支持枠10の先端は
支持軸11により車体に回動自在に軸支され、グ
リルカバー体1は支持軸11を中心に回動するこ
とができる。このグリルカバー体1の回動は、車
体に支持固定されたモータ15に連結し回転する
カム板16の一端縁に上記支持枠10に連結する
リンク片17が回動自在に連結され、このカム板
16の回転により上記グリルカバー体1は回動す
ることができる。
また上記モータ15はラジエタの水温に応じて
作動するサーモスタツトもしくはマニユアル操作
によつて作動される。
次に本実施例の作用について説明する。
グリルカバー体1は通常通気孔3に嵌合して閉
塞し、ラジエタへの空気の流入を阻止してラジエ
タの水温の過冷を防止するとともに走行中の空気
抵抗を減少させている。
またラジエタの水温の上昇もしくはマニユアル
操作によりモータ15が作動してカム板16が
180゜回転し、そしてリンク片17により支持軸1
1を支点にグリルカバー体1は回動しグリル枠2
上に空気の流れ方向に沿つて突出する。その為通
気孔3は開口されラジエタに空気が導入されて冷
却し、また突出するグリルカバー体1は運転者の
座席位置から直視できるのでグリルカバー体1の
開閉状態を確認することができる。
なおグリルカバー体1は翼形状をしているとと
もに開時に空気の流れ方向に沿つて配置されるの
で過大な空気抵抗となることはない。
〔考案の効果〕
本考案のよれば、グリルカバー体の開時にグリ
ルカバー体をグリル枠上に空気の流れ方向に沿つ
て突出させてグリルカバー体を座席位置から直視
できるようにしたので、座席位置からグリルカバ
ー体の開閉状態を確認することができ、その為開
閉可能なグリル装置の商品性を向上することがで
き、また開時におけるグリルカバー体は空気の流
れ方向に沿つて配置されるので空気抵抗を最少限
に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のグリル装置を示す断面
図、第2図は本考案の一実施例を示す自動車のグ
リル装置の断面図である。 1……グリルカバー体、2……グリル枠、3…
…通気孔、10……支持枠、15……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部に配設されたラジエタに空気を導入す
    る通気孔を形成したグリル枠と、このグリル枠の
    通気孔を閉塞するとともに裏面に車体に回動自在
    に支持された支持枠を有しこの支持枠の回動で上
    記通気孔を開口し、かつ上記グリル枠上に空気の
    流れ方向に沿つて配置されるグリルカバー体とを
    具備したことを特徴とする自動車のグリル装置。
JP20112283U 1983-12-27 1983-12-27 自動車のグリル装置 Granted JPS60106860U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20112283U JPS60106860U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車のグリル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20112283U JPS60106860U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車のグリル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106860U JPS60106860U (ja) 1985-07-20
JPS6340357Y2 true JPS6340357Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=30762609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20112283U Granted JPS60106860U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 自動車のグリル装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089708B2 (ja) * 2013-01-10 2017-03-08 アイシン精機株式会社 車両用グリル装置
JP6119982B2 (ja) * 2013-06-27 2017-04-26 三菱自動車工業株式会社 車両のフロントグリル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60106860U (ja) 1985-07-20

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