JPS6135693Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135693Y2 JPS6135693Y2 JP18500881U JP18500881U JPS6135693Y2 JP S6135693 Y2 JPS6135693 Y2 JP S6135693Y2 JP 18500881 U JP18500881 U JP 18500881U JP 18500881 U JP18500881 U JP 18500881U JP S6135693 Y2 JPS6135693 Y2 JP S6135693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- grill
- grille
- cover
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のラジエータ前方に設けられる
可変グリルに関するものである。
可変グリルに関するものである。
従来、ラジエータ前方のグリルで、寒冷時のの
過冷を防止することと、走行中の空気抵抗を減少
させるために開閉自在とした可変グリルは公知で
ある。この従来の可変グリルは、ブラインドのよ
うに多数のブレードがそれぞれ回転して開閉する
構造であり、閉時には各ブレード端が鎧板のよう
に重合しボデイとは面一にならない。従つて閉時
の外観を損つていることと、多数のブレードを同
期して開閉回転させる連動機構によつて構造を複
雑にしている欠点がある。
過冷を防止することと、走行中の空気抵抗を減少
させるために開閉自在とした可変グリルは公知で
ある。この従来の可変グリルは、ブラインドのよ
うに多数のブレードがそれぞれ回転して開閉する
構造であり、閉時には各ブレード端が鎧板のよう
に重合しボデイとは面一にならない。従つて閉時
の外観を損つていることと、多数のブレードを同
期して開閉回転させる連動機構によつて構造を複
雑にしている欠点がある。
本考案は上記のような従来の欠点を解消した可
変グリルを提供するものである。以下本考案の実
施例を図面によつて説明する。
変グリルを提供するものである。以下本考案の実
施例を図面によつて説明する。
第1図及び第2図において1はラジエータ(図
略)の前方のボデー開口部である。この開口部1
の全面を塞ぐ面積であり、且つボデイ形状に良く
フイツトする形状のグリルカバー2を最上段と
し、その下方にグリルカバー2と略平行に所要間
隔で並列する複数のフイン3とを支持部材6によ
つて一体的に構成したグリル本体を、前記開口部
1の内側で枢軸7により回転自在に枢着し、この
枢着7によるグリル本体の回転中心は前記グリル
カバー2が下方に回転して開口部1を塞ぎ、上方
に回転して開口部1を開く開閉動作を行う位置に
置かれている。また、並列するフイン3の最下段
のフインの下方に、開口部1の下方縁部に当接す
るストツパ板4を設けてもよい。
略)の前方のボデー開口部である。この開口部1
の全面を塞ぐ面積であり、且つボデイ形状に良く
フイツトする形状のグリルカバー2を最上段と
し、その下方にグリルカバー2と略平行に所要間
隔で並列する複数のフイン3とを支持部材6によ
つて一体的に構成したグリル本体を、前記開口部
1の内側で枢軸7により回転自在に枢着し、この
枢着7によるグリル本体の回転中心は前記グリル
カバー2が下方に回転して開口部1を塞ぎ、上方
に回転して開口部1を開く開閉動作を行う位置に
置かれている。また、並列するフイン3の最下段
のフインの下方に、開口部1の下方縁部に当接す
るストツパ板4を設けてもよい。
前記グリル本体の回転作動は運転席より手動に
よるリモートコントロール機構でもよいが、ラジ
エータの水温又はエンジンオイルの油温をセンサ
で検出し、その信号に応じて回転作動させる自動
開閉機構とすることもできる。その一例を第2図
に示している。すなわち、8はサーモワツクスア
クチユエータであり、所定温度の上昇によりピス
トン状に作動するもので公知の作動装置である。
このサーモアクチユエータ8を、固定部に支点1
0を有し、グリル本体の略中央部に枢支点11を
有する第1のリンク9と連結し、前記枢支点11
を枢軸7を結ぶ第2のリンク12を設けた構造で
ある。
よるリモートコントロール機構でもよいが、ラジ
エータの水温又はエンジンオイルの油温をセンサ
で検出し、その信号に応じて回転作動させる自動
開閉機構とすることもできる。その一例を第2図
に示している。すなわち、8はサーモワツクスア
クチユエータであり、所定温度の上昇によりピス
トン状に作動するもので公知の作動装置である。
このサーモアクチユエータ8を、固定部に支点1
0を有し、グリル本体の略中央部に枢支点11を
有する第1のリンク9と連結し、前記枢支点11
を枢軸7を結ぶ第2のリンク12を設けた構造で
ある。
このサーモワツクスアクチユエータ8によつて
自動開閉する構成により本考案の作用を説明する
と、必要時には第2図実線で示すようにグリルカ
バー2は上方に回転位置し、開口部1は開いてい
る。このグリルカバー2が上方に回転位置してい
る開時では、その下段のフイン3が起き上り、開
口部1より内方を隠し、ラジエータを保護してい
る。そして、開口部1から取入れられる空気がラ
ジエータを通過し所要の冷却作用を行つている。
自動開閉する構成により本考案の作用を説明する
と、必要時には第2図実線で示すようにグリルカ
バー2は上方に回転位置し、開口部1は開いてい
る。このグリルカバー2が上方に回転位置してい
る開時では、その下段のフイン3が起き上り、開
口部1より内方を隠し、ラジエータを保護してい
る。そして、開口部1から取入れられる空気がラ
ジエータを通過し所要の冷却作用を行つている。
通常では、ラジエータの水温が低下していると
きには、その温度をセンサにより検出し、サーモ
ワツクスアクチユエータ8を作動する。これによ
りグリル本体を回転し、グリルカバー2は開口部
1を塞ぎ、ラジエータの過冷を防止すると共に、
走行中の空気抵抗を減少させるのである。
きには、その温度をセンサにより検出し、サーモ
ワツクスアクチユエータ8を作動する。これによ
りグリル本体を回転し、グリルカバー2は開口部
1を塞ぎ、ラジエータの過冷を防止すると共に、
走行中の空気抵抗を減少させるのである。
このように本考案によるとグリルカバーによる
開口部の開時、閉時の何れの状態でもボデイ形状
に良くフイツトして開閉機能に伴う無骨さを払拭
し、フロントグリルの高性能感とデザインの新規
性が得られる。また、構造も簡単であり、開時に
おけるグリルカバーは、開口部より取入れられる
空気をラジエータに向つて整流する作用も行い、
ラジエータの冷却性能を向上する効果も有してい
る。
開口部の開時、閉時の何れの状態でもボデイ形状
に良くフイツトして開閉機能に伴う無骨さを払拭
し、フロントグリルの高性能感とデザインの新規
性が得られる。また、構造も簡単であり、開時に
おけるグリルカバーは、開口部より取入れられる
空気をラジエータに向つて整流する作用も行い、
ラジエータの冷却性能を向上する効果も有してい
る。
第1図は本考案装置を備えた自動車前部の正面
図、第2図は第1図−線断面拡大図である。 1……開口部、2……グリルカバー、3……フ
イン、6……支持部材、7……枢軸。
図、第2図は第1図−線断面拡大図である。 1……開口部、2……グリルカバー、3……フ
イン、6……支持部材、7……枢軸。
Claims (1)
- 自動車のエンジンルームに設置されているラジ
エータ前方の開口全面を塞ぐ面積のグリルカバー
と、このグリルカバーと略平行に所要の間隔だ並
列する複数のフインとが一体的に構成されたグリ
ル本体を、前記開口内側で回転自在に枢着し、こ
の回転中心は前記グリルカバーが下方に回転して
開口を塞ぎ、上方に回転して開口を開く開閉動作
を行う位置に置かれていることを特徴とする可変
グリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18500881U JPS5890321U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 可変グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18500881U JPS5890321U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 可変グリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5890321U JPS5890321U (ja) | 1983-06-18 |
JPS6135693Y2 true JPS6135693Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=29985670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18500881U Granted JPS5890321U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 可変グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5890321U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315713B1 (ko) * | 2011-12-07 | 2013-10-10 | 기아자동차주식회사 | 차량의 엔진 인캡슐레이션 구조물 |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP18500881U patent/JPS5890321U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5890321U (ja) | 1983-06-18 |
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