JPS6347532Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347532Y2 JPS6347532Y2 JP4359985U JP4359985U JPS6347532Y2 JP S6347532 Y2 JPS6347532 Y2 JP S6347532Y2 JP 4359985 U JP4359985 U JP 4359985U JP 4359985 U JP4359985 U JP 4359985U JP S6347532 Y2 JPS6347532 Y2 JP S6347532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- ventilation
- stopper
- vehicle
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 3
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、自動車などの車室の換気装置に関
するものである。
するものである。
(従来技術)
自然換気による車室の換気装置については、た
とえば実開昭57−135415号公報に示すように、従
来種々の構造のものが案出されている。そしてこ
れらの装置は、車外に連通する車体開口部に設け
られるので、一応雨水などの浸入を阻止するよう
になつているが、特に洗車水に対しては、これが
車室内に浸入しないようにしておく必要がある。
とえば実開昭57−135415号公報に示すように、従
来種々の構造のものが案出されている。そしてこ
れらの装置は、車外に連通する車体開口部に設け
られるので、一応雨水などの浸入を阻止するよう
になつているが、特に洗車水に対しては、これが
車室内に浸入しないようにしておく必要がある。
自動車においては、このような換気装置が車体
の各所に設けられる。第1図に示すものはその設
置例であつて、ドア1の外板の下部に水平方向に
取付けられるサイドモール2に対応して、これに
連続するようにリヤクオータパネル3に換気グリ
ル4を取付け、ここに換気装置を設けるようにし
ている。
の各所に設けられる。第1図に示すものはその設
置例であつて、ドア1の外板の下部に水平方向に
取付けられるサイドモール2に対応して、これに
連続するようにリヤクオータパネル3に換気グリ
ル4を取付け、ここに換気装置を設けるようにし
ている。
この換気装置の従来例の構造を、第6図につい
て説明すると、次の通りである。
て説明すると、次の通りである。
車外6に連通する車体パネル7の開口部7a
に、換気グリル8を嵌込み固定する。そして換気
グリル8の車室9側に、開閉弁10を介して水受
け12を連設する。開閉弁10は、その上縁部1
0aを換気グリル8と水受け12に挾持され、こ
こを基部として、鎖線で示すように自由に回動す
る。
に、換気グリル8を嵌込み固定する。そして換気
グリル8の車室9側に、開閉弁10を介して水受
け12を連設する。開閉弁10は、その上縁部1
0aを換気グリル8と水受け12に挾持され、こ
こを基部として、鎖線で示すように自由に回動す
る。
一方、水受け12には、開閉弁10の車室側背
面10bおよびその下縁部10cを当接させるス
トツパ枠体14,15をそれぞれ設ける。また換
気グリル8の車外側入口に、浸入水17を阻止す
るフイン18を設ける。
面10bおよびその下縁部10cを当接させるス
トツパ枠体14,15をそれぞれ設ける。また換
気グリル8の車外側入口に、浸入水17を阻止す
るフイン18を設ける。
この開閉弁10は、車室9の空気圧が車外6の
空気圧より高いとき、上縁部10a回動中心とし
て開弁し、車室9の空気が排出される。そして空
気圧の高低が前記とは逆になれば、開閉弁10は
ストツパ枠体14,15に当接して開弁状態にな
る。
空気圧より高いとき、上縁部10a回動中心とし
て開弁し、車室9の空気が排出される。そして空
気圧の高低が前記とは逆になれば、開閉弁10は
ストツパ枠体14,15に当接して開弁状態にな
る。
前記の構造において、換気グリル8の入口に設
けるフイン18は、浸入水17を阻止するもので
あるが、特に洗車水が入口に直接掛かると浸入す
るおそれがあるので、図示のように、フイン18
を斜めに深く形成する。このようなフイン18の
形成により、グリル8の入口の断面積が相等程度
塞がれ、換気効率が低下するという問題点があ
る。(なお浸入水17は水受け12において完全
に阻止される。) また前記の構造において、開閉弁10は上縁部
10aのみにおいて取付けられており、フイン1
8との間に浸入水17を排除するような特別の機
構を設けてないから、浸入水17に叩かれて開閉
弁10の下方部分が捲れあるいは噛込みを起すこ
とがある。そこでこれを防止するために、ストツ
パ枠体14,15において開閉弁10に対する当
り部を、大きく形成する必要がある。従つてスト
ツパ枠体14,15まわりの空気を通過させる隙
間が小さくなり、換気効率が低下するという問題
点がある。
けるフイン18は、浸入水17を阻止するもので
あるが、特に洗車水が入口に直接掛かると浸入す
るおそれがあるので、図示のように、フイン18
を斜めに深く形成する。このようなフイン18の
形成により、グリル8の入口の断面積が相等程度
塞がれ、換気効率が低下するという問題点があ
る。(なお浸入水17は水受け12において完全
に阻止される。) また前記の構造において、開閉弁10は上縁部
10aのみにおいて取付けられており、フイン1
8との間に浸入水17を排除するような特別の機
構を設けてないから、浸入水17に叩かれて開閉
弁10の下方部分が捲れあるいは噛込みを起すこ
とがある。そこでこれを防止するために、ストツ
パ枠体14,15において開閉弁10に対する当
り部を、大きく形成する必要がある。従つてスト
ツパ枠体14,15まわりの空気を通過させる隙
間が小さくなり、換気効率が低下するという問題
点がある。
(考案の目的)
この考案は、前記の問題点に対し、これを解消
した換気装置を提供するようにしたものである。
した換気装置を提供するようにしたものである。
(考案の構成)
この考案は、車外に連通する車体開口部に嵌込
んだ換気グリルの内に、上縁部を回動基部とする
開閉弁を設けるとともに、該開閉弁の車室側背面
およびその下縁部を当接させるストツパ枠体を設
けるものにおいて、該下縁部を当接させるストツ
パ枠体に沿つて該グリルの入口側に、該開閉弁の
回動に支障のないようにリブを突設し、該リブに
該ストツパ枠体の所在部位に対向して水抜きの切
欠き部を設けてなる換気装置である。
んだ換気グリルの内に、上縁部を回動基部とする
開閉弁を設けるとともに、該開閉弁の車室側背面
およびその下縁部を当接させるストツパ枠体を設
けるものにおいて、該下縁部を当接させるストツ
パ枠体に沿つて該グリルの入口側に、該開閉弁の
回動に支障のないようにリブを突設し、該リブに
該ストツパ枠体の所在部位に対向して水抜きの切
欠き部を設けてなる換気装置である。
(実施例)
第2図〜第5図に示すものは、この考案の実施
例の構造であつて、第6図に示す従来例の構造と
の相違点を説明すると、次の通りである。
例の構造であつて、第6図に示す従来例の構造と
の相違点を説明すると、次の通りである。
まず従来例と同様に、車体パネル7の開口部7
aに、換気グリル8を取付け、これに開閉弁10
を介して水受け12を形成する。開閉弁10はそ
の上縁部10aを基部として、自由に回動して開
閉する。
aに、換気グリル8を取付け、これに開閉弁10
を介して水受け12を形成する。開閉弁10はそ
の上縁部10aを基部として、自由に回動して開
閉する。
そしてこの考案は、開閉弁10を当接させる従
来例のストツパ枠体14,15に代えて、開閉弁
10に対する当り部をやや小に形成したストツパ
枠体21,22を設ける。(枠体22には開閉弁
10の下縁部10cが当接する。) また換気グリル8の入口に、従来例の斜めのフ
イン18に代えて、通路に平行に位置するフイン
24を設ける。(第2図,第3図参照) さらにこの考案は、開閉弁10の下縁部10c
を当接させるストツパ枠体22に沿つてグリル8
の入口側に開閉弁10の回動に支障のないように
リブ26を突設する。そしてリブ26に、ストツ
パ枠体22の所在部位(構成部材が位置するとこ
ろ)に対向して、水抜きの切欠き部26aを設け
る。(第2図,第3図,第4図参照) (考案の効果) この考案は、換気グリル8の入口に通路に平行
にフイン24を設けてあるから、従来例の斜めに
形成したフイン18に比して、入口の断面積が広
くなり換気効率が向上する。
来例のストツパ枠体14,15に代えて、開閉弁
10に対する当り部をやや小に形成したストツパ
枠体21,22を設ける。(枠体22には開閉弁
10の下縁部10cが当接する。) また換気グリル8の入口に、従来例の斜めのフ
イン18に代えて、通路に平行に位置するフイン
24を設ける。(第2図,第3図参照) さらにこの考案は、開閉弁10の下縁部10c
を当接させるストツパ枠体22に沿つてグリル8
の入口側に開閉弁10の回動に支障のないように
リブ26を突設する。そしてリブ26に、ストツ
パ枠体22の所在部位(構成部材が位置するとこ
ろ)に対向して、水抜きの切欠き部26aを設け
る。(第2図,第3図,第4図参照) (考案の効果) この考案は、換気グリル8の入口に通路に平行
にフイン24を設けてあるから、従来例の斜めに
形成したフイン18に比して、入口の断面積が広
くなり換気効率が向上する。
そしてこの形状の相違により、従来例のフイン
18より浸入水17は入り易くなるが、第2図に
示すように、浸入水17はストツパ枠体22に沿
つて突設したリブ26に突き当り水勢を弱めて落
下する。そして第3図に示すように、浸入水17
は水抜きの切欠き部26aを逆方向に流れ排水2
8となつて車外に排除される。また車外からの浸
入水17が切欠き部26aを通つて流入しても、
切欠き部26aの奥に開閉弁10を介してストツ
パ枠体22が対向して位置するから、浸入水17
の水勢はここで受け止められる。
18より浸入水17は入り易くなるが、第2図に
示すように、浸入水17はストツパ枠体22に沿
つて突設したリブ26に突き当り水勢を弱めて落
下する。そして第3図に示すように、浸入水17
は水抜きの切欠き部26aを逆方向に流れ排水2
8となつて車外に排除される。また車外からの浸
入水17が切欠き部26aを通つて流入しても、
切欠き部26aの奥に開閉弁10を介してストツ
パ枠体22が対向して位置するから、浸入水17
の水勢はここで受け止められる。
前記のように浸入水17の水勢が弱められまた
受け止められるから、開閉弁10が捲れあるいは
噛込みを起すことがなく、従つてストツパ枠体2
1,22は、開閉弁10に対する当り部を小に形
成したもので差支えない。すなわちストツパ枠体
21,22まわりの空気を通過させる隙間が大に
なり、換気効率が向上する。
受け止められるから、開閉弁10が捲れあるいは
噛込みを起すことがなく、従つてストツパ枠体2
1,22は、開閉弁10に対する当り部を小に形
成したもので差支えない。すなわちストツパ枠体
21,22まわりの空気を通過させる隙間が大に
なり、換気効率が向上する。
すなわちこの考案は、車外からの浸入水を有効
に阻止するとともに、水抜きが容易に行われ、し
かも換気効率が高められるという利点を有する。
に阻止するとともに、水抜きが容易に行われ、し
かも換気効率が高められるという利点を有する。
第1図は換気装置の設置例を示す自動車の要部
側面図、第2図はこの考案の実施例の構造を示す
第1図A−A線の拡大断面図、第3図は第2図の
要部平面図、第4図は第3図B方向から見たリブ
まわりの説明図、第5図は第2図C方向から見た
斜視図、第6図は従来例の構造を示す第1図A−
A線の拡大断面図である。 7……車体パネル、7a……開口部、8……換
気グリル、10……開閉弁、10a……上縁部、
10b……車室側背面、10c……下縁部、2
1,22……ストツパ枠体、24……フイン、2
6……リブ、26a……切欠き部。
側面図、第2図はこの考案の実施例の構造を示す
第1図A−A線の拡大断面図、第3図は第2図の
要部平面図、第4図は第3図B方向から見たリブ
まわりの説明図、第5図は第2図C方向から見た
斜視図、第6図は従来例の構造を示す第1図A−
A線の拡大断面図である。 7……車体パネル、7a……開口部、8……換
気グリル、10……開閉弁、10a……上縁部、
10b……車室側背面、10c……下縁部、2
1,22……ストツパ枠体、24……フイン、2
6……リブ、26a……切欠き部。
Claims (1)
- 車外に連通する車体開口部に嵌込んだ換気グリ
ルの内に、上縁部を回動基部とする開閉弁を設け
るとともに、該開閉弁の車室側背面およびその下
縁部を当接させるストツパ枠体を設けるものにお
いて、該下縁部を当接させるストツパ枠体に沿つ
て該グリルの入口側に、該開閉弁の回動に支障の
ないようにリブを突設し、該リブに該ストツパ枠
体の所在部位に対向して水抜きの切欠き部を設け
たことを特徴とする換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359985U JPS6347532Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359985U JPS6347532Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159212U JPS61159212U (ja) | 1986-10-02 |
JPS6347532Y2 true JPS6347532Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=30555415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4359985U Expired JPS6347532Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347532Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP4359985U patent/JPS6347532Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61159212U (ja) | 1986-10-02 |
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