JPH0338032Y2 - - Google Patents

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JPH0338032Y2
JPH0338032Y2 JP1984136398U JP13639884U JPH0338032Y2 JP H0338032 Y2 JPH0338032 Y2 JP H0338032Y2 JP 1984136398 U JP1984136398 U JP 1984136398U JP 13639884 U JP13639884 U JP 13639884U JP H0338032 Y2 JPH0338032 Y2 JP H0338032Y2
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JP
Japan
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rear panel
panel garnish
bracket
water
garnish bracket
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JP1984136398U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車におけるリヤパネルガーニツ
シユの水抜き構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ナンバープレートを取り付けるリヤパ
ネルガーニツシユをトランクリツド側に装着した
構造は、第3,4図に示すようになつている。
すなわち、第3図は第4図の−矢視断面図
を示しており、自動車1後部のトランクリツド2
に、リヤパネルガーニツシユ3がその上端を取り
付けられており、下端はリヤパネルガーニツシユ
ブラケツト4を介して取り付けられている。
リヤパネルガーニツシユブラケツト4は、L字
形状に形成されており、リヤパネルガーニツシユ
3におけるナンバープレート取付面3a下部がリ
ヤパネルガーニツシユブラケツト4の水平部4a
先端に連結されている。
そして、リヤパネルガーニツシユブラケツト4
の水平部4aには、水抜き穴8が形成されてお
り、リヤパネルガーニツシユ3とリヤパネルガー
ニツシユブラケツト4との間に浸入した水を水抜
き穴8を通じて外部へ排出させるようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、上述の浸入した水は、通常水抜き穴
8からリヤバンパ5へ落下し排出されるため、リ
ヤパネルガーニツシユ3とリヤパネルガーニツシ
ユブラケツト4との間に水は貯留されないが、そ
の内壁に表面張力等により水滴が残存する。
すなわち、トランクリツド2の開作動時には、
リヤパネルガーニツシユ3およびリヤパネルガー
ニツシユブラケツト4が振動し傾きが変化するた
め、上述の水滴が集合し、リヤパネルガーニツシ
ユブラケツト4の屈曲部に貯まるようになつて、
リヤパネルガーニツシユブラケツト4の側方から
流出し、トランクルーム7内に落下する不具合が
ある。
本考案は、このような問題点の解消をはかろう
とするもので、トランクリツドの開作動時におい
ても、トランクルーム内に水が落下しないように
した、リヤパネルガーニツシユの水抜き構造を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案のリヤパネルガーニツシユの
水抜き構造は、自動車において、トランクリツド
下部に固着されたL字形状リヤパネルガーニツシ
ユブラケツトと、同リヤパネルガーニツシユブラ
ケツトの後方に配設され下端を同リヤパネルガー
ニツシユブラケツトに連結されたリヤパネルガー
ニツシユと、同リヤパネルガーニツシユと上記リ
ヤパネルガーニツシユブラケツトとの間に浸入し
た水を排出すべく上記リヤパネルガーニツシユブ
ラケツトの屈曲部より車両後方の水平部に形成さ
れた水抜き穴と、上記水の上記リヤパネルガーニ
ツシユブラケツト側方からの流出を防止すべく、
上記リヤパネルガーニツシユブラケツトの両端に
水流出防止部とをそなえ、上記トランクリツドの
開作動時には上記リヤパネルガーニツシユおよび
上記リヤパネルガーニツシユブラケツトの内壁に
付着した水滴が、同リヤパネルガーニツシユブラ
ケツトの屈曲部に集合貯留され、その後上記トラ
ンクリツドの閉作動により上記の貯留された水が
上記水抜き穴を通じて排出されるように構成され
たことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のリヤパネルガーニツシユの水抜
き構造では、トランクリツドの開作動時におい
て、リヤパネルガーニツシユおよびリヤパネルガ
ーニツシユブラケツトの内壁に付着した水滴が、
同リヤパネルガーニツシユブラケツトの屈曲部に
集合貯留されるがその両端に設けられた水流出防
止部により流出が防止されトランクルーム内への
落下が防止されるとともに、その後に行なわれる
上記トランクリツドの閉作動により上記の貯留さ
れた水が水抜き穴を通じて排出される。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1,2図は本考案の一実施例としての
リヤパネルガーニツシユの水抜き構造を示すもの
で、第1図はその要部を示す斜視図、第2図はそ
の要部断面図(第3図の−位置における断面
図)である。
第3,4図に示すように、従来と同様に、トラ
ンクリツド2にリヤパネルガーニツシユ3および
リヤパネルガーニツシユブラケツト4が取付けら
れ、水抜き穴8がリヤパネルガーニツシユブラケ
ツト4の屈曲部より車両後方の水平部に形成され
ている。
そして、第1,2図に示すように、リヤパネル
ガーニツシユブラケツト4の水平部4aは、両端
が持ち上げられて、水流出防止部6を構成する持
ち上がり部6aが形成されている。
すなわち、水が水平部4a中央部に貯留される
ようになつている。
さらに、リヤパネルガーニツシユブラケツト4
の水平部4a両端には、L字形状のパツキン6b
が取り付けられており、水流出防止部6を構成し
ている。
本考案の一実施例としてのリヤパネルガーニツ
シユの水抜き構造は、上述のごとく構成されてい
るので、トランクリツド2の閉鎖時には、リヤパ
ネルガーニツシユ3とリヤパネルガーニツシユブ
ラケツト4の間に浸入した水は、水抜き穴8を通
じリヤバンパ5上へ落下し、排出される。
一方、トランクリツド2の開作動時には、リヤ
パネルガーニツシユ3およびリヤパネルガーニツ
シユブラケツト4内壁に付着した水滴が、トラン
クリツド2の作動による振動および傾きの変化に
よりリヤパネルガーニツシユブラケツト4の屈曲
部に集合して貯留される。すなわちこの集合した
水は、水流出防止部6を構成する持ち上がり部6
aおよびパツキン6bにより、リヤパネルガーニ
ツシユブラケツト4の側方からの流出が防止され
屈曲部に貯留されるようになる。
この後、トランクリツド2を閉作動させると、
上述の貯留された水は、水抜き穴8を通じて排出
される。
なお、本考案における水流出防止部6は持ち上
がり部6aまたはパツキン6bのみで構成するよ
うにしても、上述同様の作動が行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のリヤパネルガー
ニツシユの水抜き構造によれば、簡単な構成で、
トランクリツドの開作動時にリヤパネルガーニツ
シユ部に浸入した水がリヤパネルガーニツシユの
屈曲部に集合貯留されて、トランクルーム内に落
下するのを防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の一実施例としてのリヤパ
ネルガーニツシユの水抜き構造を示すもので、第
1図はその要部を示す斜視図、第2図はその要部
断面図(第3図の−位置における断面図)で
あり、第3,4図は一般のリヤパネルガーニツシ
ユ取り付け構造を示すもので、第3図はその要部
断面図(第4図の−矢視断面図)、第4図は
その斜視図である。 1……自動車、2……トランクリツド、3……
リヤパネルガーニツシユ、3a……ナンバープレ
ート取付面、3b……一般面、4……リヤパネル
ガーニツシユブラケツト、4a……水平部、5…
…リヤバンパ、6……水流出防止部、6a……持
ち上がり部、6b……パツキン、7……トランク
ルーム、8……水抜き穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車において、トランクリツド下部に固着さ
    れたL字形状リヤパネルガーニツシユブラケツト
    と、同リヤパネルガーニツシユブラケツトの後方
    に配設され下端を同リヤパネルガーニツシユブラ
    ケツトに連結されたリヤパネルガーニツシユと、
    同リヤパネルガーニツシユと上記リヤパネルガー
    ニツシユブラケツトとの間に浸入した水を排出す
    べく上記リヤパネルガーニツシユブラケツトの屈
    曲部より車両後方の水平部に形成された水抜き穴
    と、上記水の上記リヤパネルガーニツシユブラケ
    ツト側方からの流出を防止すべく、上記リヤパネ
    ルガーニツシユブラケツトの両端に水流出防止部
    とをそなえ、上記トランクリツドの開作動時には
    上記リヤパネルガーニツシユおよび上記リヤパネ
    ルガーニツシユブラケツトの内壁に付着した水滴
    が、同リヤパネルガーニツシユブラケツトの屈曲
    部に集合貯留され、その後上記トランクリツドの
    閉作動により上記の貯留された水が上記水抜き穴
    を通じて排出されるように構成されたことを特徴
    とする、リヤパネルガーニツシユの水抜き構造。
JP1984136398U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0338032Y2 (ja)

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JPS6151245U JPS6151245U (ja) 1986-04-07
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632431Y2 (ja) * 1988-11-10 1994-08-24 日産車体株式会社 ハッチルーフのウェザーストリップ取付部構造
JP2594764Y2 (ja) * 1992-05-28 1999-05-10 日産自動車株式会社 トランクリッドのモール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182855U (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 マツダ株式会社 自動車のル−フモ−ル

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JPS6151245U (ja) 1986-04-07

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