JPS6213854Y2 - - Google Patents

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JPS6213854Y2
JPS6213854Y2 JP8331181U JP8331181U JPS6213854Y2 JP S6213854 Y2 JPS6213854 Y2 JP S6213854Y2 JP 8331181 U JP8331181 U JP 8331181U JP 8331181 U JP8331181 U JP 8331181U JP S6213854 Y2 JPS6213854 Y2 JP S6213854Y2
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JP
Japan
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key cylinder
drain
rear end
end panel
locking portion
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Expired
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JP8331181U
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JPS57194873U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車後部のキーシリンダ付近より車
体内への漏水を車外に排水する装置に関する。
例えばハツチバツク型車両のテールゲートをロ
ツクするキーシリンダが後部車体パネルを構成す
るリヤエンドパネルに設けられているものがある
が、上記キーシリンダのキースリツトその他該シ
リンダ付近から外部の雨水が漏水することがあ
る。この漏水に対しては、従来、例えば床から前
記キーシリンダ付近に達する断面L字形部材を別
パネルにより形成し、これを床及びキーシリンダ
付近の前記リヤエンドパネルに溶接し、L字形部
材とリヤエンドパネル間の床に排水孔を設けて前
記キーシリンダからの漏水を車外に排水するよう
構成したものが用いられていたが、前記断面L字
形部材は形状、重量が大きく、スペースを多く要
し且つ多数個所の溶接作業を必要とするばかりで
なく、底部に水がたまり易く錆が発生することが
多かつた。
上記問題点を考慮して、キーシリンダ及びロツ
ク機構の下方においてリヤエンドパネルの上端に
断面皿状のリヤエンドパネルアツパの一端を取付
け、且つその他端(車内側)に下端をリヤエンド
パネルに固着したストライカタワーの上端を取付
けるとともに、上記リヤエンドパネルアツパと、
リヤエンドパネルのナンバープレート裏側位置に
各水抜き孔を開け、上記ストライカタワーとリヤ
エンドパネル間に水抜き通路を形成してなる自動
車の後部車体開口部の水抜き構造が実開昭53−
50920号公報に開示されているが、前記リヤエン
ドパネルが車体内に大きく突出しているため、リ
ヤエンドパネル側にキーシリンダ、ロツク機構を
装着するものではこれらの装着が不可能乃至困難
であり、また前記リヤエンドパネルアツパ、リヤ
エンドパネル及びストライカタワーが通常の金属
パネルであるから前記従来例と同様に重量、錆発
生の問題は解決されていなかつた。
本考案は上記に鑑み、前記キーシリンダ等の組
付けの容易化を図り、重量を軽減し、錆の発生の
ないキーシリンダ付近からの漏水の排水装置を提
供せんとするもので、その要旨とするところは後
部車体パネル内側のキーシリンダ下方に配設した
支持板に形成された係止部と、該係止部に嵌装し
た合成樹脂製ドレーンと、前記係止部下端に面す
る車体パネルに形成した排水孔とからなることに
ある。
以下本考案の実施例を図面により説明すると、
第1図において1はハツチバツク型乗用車のリヤ
エンドパネル、2はその上方開口部を開閉するテ
ールゲート、Wはウエザーストリツプでリヤエン
ドパネル1開口端に取り付けられている。3はキ
ーシリンダで同リヤエンドパネル1の上端付近に
取り付けられ、テールゲート2と同パネル1間に
設けられた図示しないロツク装置を施錠すること
ができる。
リヤエンドパネル1の内側であつて、キーシリ
ンダ3下方には、リヤエンドパネル1と別パネル
材で成形された支持板4が溶接され、図示しない
前記ロツク装置を支持している。支持板4の前記
キーシリンダ3下方位置には、第6図に示されて
いるように、車体内上方に向かつて斜めに突出す
るような係止部40が一体に形成されている。上
記係止部40は角度の大きな、ゆるやかなV字断
面形状をなし、その中央部には係止部40の折曲
点に到る凹リブ41が形成されている。
5は合成樹脂製のドレーンで、前記係止部40
に嵌装されて漏水の受けと排水の機能を有するも
ので、合成樹脂例えばポリ塩化ビニールで一体成
形されている。該ドレーン5は、第2図〜第5図
に示されているように、その排水受け面Pの両側
に排水のガイド壁50が形成され、該ガイド壁5
0は、先端において適当な曲面をもつて互いに近
づくように形成されている。また、ドレーン5の
先端側の下方には、差し込み用の溝51が形成さ
れている。該溝51の巾は前記係止部40の巾と
ほゞ同じとし、また上記溝51の中央部の高さは
係止部40の全高とほゞ同じに形成され、更にそ
の奥行きは係止部40の長手方向長さよりやや短
かめに形成されている。
尚、合成樹脂製ドレーン5の長さはキーシリン
ダ付近よりの漏水を受けるに充分な長さとする。
前記の如きドレーン5はキーシリンダ3等の組
付後、第1図及び第4図の如く上記溝51を係止
部40に嵌装することによつて、支持板4に固定
されるが、これによりキーシリンダ3下方におい
てリヤエンドパネル1に向かつて下方に傾斜する
排水路が形成される。10はドレーン5の下端
(先端)に対応するリヤエンドパネル1の部分に
あけた排水孔で該孔10は、リヤエンドパネル1
の外側に取り付けたガーニツシユ6により覆わ
れ、外部からは見えないよう構成されている。
キーシリンダ3付近から水洩れが生ずると、こ
の水はキーシリンダ3から前記ドレーン5上に落
ちる。ドレーン5の排水受け面Pによりキヤツチ
された水は、下方(ドレーンの先端側)に流れ、
直接又は前記凹リブ41を経て前記排水孔10か
らリヤエンドパネル1外へ排水される。
尚、ドレーン5の排水受け面Pは、図示のよう
にフラツトでも、また中央が低く両側が高い傾斜
面からなる形状であつてもよい。また、ガイド壁
50は少なくともその両側に形成されるものであ
るが、排水受け面P全体が、樋状に形成されてい
れば、特に壁50を形成する必要はない。
本考案は上述の如く後部車体パネル内側のキー
シリンダ下方に配設した支持板に形成された係止
部と、該係止部に嵌装した合成樹脂製ドレーン
と、前記係止部下端に面する車体パネルに形成し
た排水孔とからなるので、後部車体パネル内側の
キーシリンダ下方に配設した支持板に係止部を形
成したことにより、キーシリンダ、ロツク機構等
の組付け作業が容易となり、また係止部に嵌装し
た合成樹脂製ドレーンと、前記係止部下端に面す
る車体パネルに形成した排水孔とからなることに
より、車体内へのキーシリンダ付近からの漏水を
確実にキヤツチして、スムーズに車外へ排水で
き、前記従来例の如くキーシリンダの下方の部材
の腐蝕や錆の発生を防止し得ると共に、前記ドレ
ーンは合成樹脂製で軽く且つ構成が簡単で任意の
長さが得られ、また組付作業性がよいので大量生
産に適するという効果がある。
更に、前記ドレーンは外すことも容易なので、
キーシリンダ等の点検、修理時にはこれを外すこ
とにより作業がし易くなる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えたハツチバツ
ク型乗用車の後部車体要部の断面図、第2図は本
案におけるドレーンの上面図、第3図は第2図の
−矢視断面図、第4図は第2図を右方から視
た側面図、第5図は第1図〜第4図に示すドレー
ンの斜視図、第6図は、第1図に示す支持板の一
部を示す斜視図である。 1……リヤエンドパネル、10……排水孔、3
……キーシリンダ、4……支持板、40……係止
部、41……凹リブ、5……ドレーン、50……
壁、51……差込用の溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部車体パネル内側のキーシリンダ下方に配設
    した支持板に形成された係止部と、該係止部に嵌
    装した合成樹脂製ドレーンと、前記係止部下端に
    面する車体パネルに形成した排水孔とからなる自
    動車後部の排水装置。
JP8331181U 1981-06-05 1981-06-05 Expired JPS6213854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331181U JPS6213854Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331181U JPS6213854Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194873U JPS57194873U (ja) 1982-12-10
JPS6213854Y2 true JPS6213854Y2 (ja) 1987-04-09

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ID=29878750

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JP8331181U Expired JPS6213854Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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JP3883787B2 (ja) * 2000-06-26 2007-02-21 豊田合成株式会社 ガラスガイド

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JPS57194873U (ja) 1982-12-10

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