JPH0125699Y2 - - Google Patents

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JPH0125699Y2
JPH0125699Y2 JP13890783U JP13890783U JPH0125699Y2 JP H0125699 Y2 JPH0125699 Y2 JP H0125699Y2 JP 13890783 U JP13890783 U JP 13890783U JP 13890783 U JP13890783 U JP 13890783U JP H0125699 Y2 JPH0125699 Y2 JP H0125699Y2
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JP
Japan
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window
side structure
lower member
weir
vehicle
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JP13890783U
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JPS6046424U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバス側構の異形断面ビームに関する
ものである。
バス車体においては、窓まわりの側構に雨水等
の浸入防止あるいは排水の装置が設けてあり、た
とえば実公昭56−39694号公報に示すものがある
が、一般には次のような構造になつている。
第1図に示すように、バス車体1においては、
側構2に窓が形成され窓ガラス3が嵌め込まれ
る。
第2図は窓ガラスを支える側構についての第1
の従来例を示し、窓ガラス3は型ゴム5を介して
レール6に載せてあり、その下に窓枠部材7が位
置している。窓枠部材7を支える側構はモノコツ
ク構造になつていて、アウタパネル9とインナパ
ネル10の上部に、それぞれアウタ窓下部材12
とインナ窓下部材13とが止着してある。アウタ
窓下部材12は上面12aを車外側方向へ傾斜さ
せてあり、傾斜の頂縁に位置するインナ窓下部材
13との結合部に水切堰14を突設してある。
従つて窓下部材12と窓枠部材7との間から浸
入する雨水等は、水切堰14によつて阻止され、
傾斜した上面12aに沿つて流下し車外へ排水さ
れる。
しかし窓下部材は12と13の2部品からな
り、スポツト溶接により結合するので相当の製作
工数を要する。また窓柱取付部において、アウタ
窓下部材12に窓柱貫通孔を明けるため、シール
性がよくないなどの不具合がある。
第3図は側構についての第2の従来例を示し、
骨格強度部材として角型密閉断面形状のビーム1
6を車長方向に設けたものである。すなわちアウ
タパネル9とインナパネル10の上部に、ビーム
16を止着し、ビーム16に水切堰17を有する
アウタ窓下部材18とインナ窓下部材19とを溶
接して結合してある。すなわちこの部分はビーム
16と窓下部材とで3部品になり、結合に相当の
製作工数を要するとともに、窓柱取付部におい
て、窓柱の下端をビーム16上面に結合するため
に、アウタ窓下部材18に窓柱貫通孔を明けるこ
とになり、シール性がよくないという不具合があ
る。
これに対して本考案は、前記の不具合を解消し
たビーム構造を提供するものであつて、これを第
4図に示す実施例について説明すると次の通りで
ある。
すなわち本考案は、第2の従来例におけるビー
ム16とアウタ窓下部材18とインナ窓下部材1
9に対し、これらをまとめ合せたような形状から
なる異形断面ビーム21を案出したものである。
異形断面ビーム21は略角型パイプ材21aから
なり、上面21bを車外側方向へ下り勾配で傾斜
させ、傾斜の頂縁21cに水切堰21dを設け
て、これらを一体に成形したものである。これを
アウタパネル9とインナパネル10の上部に止着
し側構を形成する。
従つてビーム21と窓枠部材7との間から浸入
する雨水等は、水切堰21dによつて阻止され、
傾斜した上面21bに沿つて流下し車外へ排水さ
れる。
本考案は前記のように骨格強度部材としてビー
ム21を設けるものであるが、同時に窓下部材と
して雨水等の浸入を阻止するものであつて、従来
例のものに比して部品点数が少なくなり製作工数
が軽減する。そして窓柱取付部において取付孔を
明ける必要がないので、シール性がよくなり防錆
に有利である。また水切堰を一体に成型した異形
の密閉断面形状を呈するものであるから、従来例
のビームに比し強度的に優れていることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はバスの側構を示す側面図、第2図、第
3図は従来例の側構の構造を示す第1図A−A線
の拡大断面図、第4図は本考案の実施例による側
構の構造を示す第1図A−A線の拡大断面図であ
る。 1……バス車体、2……側構、3……窓ガラ
ス、7……窓枠部材、21……異形断面ビーム、
21b……上面、21d……水切堰。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バス車体側面の窓下に沿つて車長方向に設けら
    れる部材であつて、略角型パイプ材からなり、上
    面を車外側方向へ下り勾配で傾斜させるととも
    に、傾斜の頂縁に水切堰を一体に成型してなるバ
    ス側構の異形断面ビーム。
JP13890783U 1983-09-07 1983-09-07 バス側構の異形断面ビ−ム Granted JPS6046424U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13890783U JPS6046424U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 バス側構の異形断面ビ−ム

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JP13890783U JPS6046424U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 バス側構の異形断面ビ−ム

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Publication Number Publication Date
JPS6046424U JPS6046424U (ja) 1985-04-01
JPH0125699Y2 true JPH0125699Y2 (ja) 1989-08-01

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JP13890783U Granted JPS6046424U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 バス側構の異形断面ビ−ム

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JPS6046424U (ja) 1985-04-01

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