JPS6141667Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6141667Y2
JPS6141667Y2 JP12077282U JP12077282U JPS6141667Y2 JP S6141667 Y2 JPS6141667 Y2 JP S6141667Y2 JP 12077282 U JP12077282 U JP 12077282U JP 12077282 U JP12077282 U JP 12077282U JP S6141667 Y2 JPS6141667 Y2 JP S6141667Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bead
rail
drip rail
front pillar
drip
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Application number
JP12077282U
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English (en)
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JPS5926738U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車車体の水抜き構造に関するもの
である。
第2図に示すように自動車の両側上部の車体構
造部材であるサイドレール1のアウタ11側には
ドリツプレール2がスポツト溶接にて固着され、
該ドリツプレール2にルーフパネル3の側方端部
が接合されスポツト溶接にて固着され、雨水がル
ーフパネル3上を流れてドリツプレール2内に入
りこれにより排出されるようになつている。
このような一般的な排水構造においては、従来
はドリツプレール2とルーフパネル3との接合部
にシール剤を充填して、ドリツプレール2内を流
れる雨水等が上記接合部から内側に漏出するのを
防止しているのが普通である(例えば実開昭55−
31771号公報参照)。
ところが、上記のような従来の方策では、シー
ル剤充填のばらつき或はシール剤の経時変化等に
よつて部分的にシール切れを生ずることがあり、
シール切れが生じると雨水等がルーフパネル3の
内側に漏れ、サイドレールアウタ11に沿つてフ
ロントピラー部に流れ、フロントピラーアウタと
ルーフパネルとのブレース溶接(又は半田結合)
部にたまり、これがまたオーバフローして種々の
部材の錆発生の原因となる等の不具合が生じる。
本考案は上記のような従来の不具合に対処する
ことを目的とするもので、以下附図実施例を参照
して説明する。
サイドレールアウタ11及びサイドレールイン
ナ12にて構成されたサイドレール1は前端部に
おいてフロントピラーアウタ41及びフロントピ
ラーインナ42よりなるフロントピラー4に一体
的に連結され、サイドレールアウタ11の下面に
接合固着されたドリツプレール2は前方部にてフ
ロントピラーアウタ41の後面に接合固着されフ
ロントピラーに沿つて下方に垂下し、雨水をフロ
ントピラーに沿つて下方に流出するようになつて
いる。
一方ルーフパネル3はその側縁端をドリツプレ
ール2の上面に接合固定して取付けられるが、前
方部においてフロントピラー4のアウタ41の上
方部分を覆い、その下縁をフロントピラーアウタ
41にブレース溶接又は半田付等Wにて結合され
る。
又サイドレールアウタ11の下面及びフロント
ピラーアウタ41の後面即ちドリツプレール2の
取付面部にはドア窓ガラス7が弾接するウエザス
トリツプ5がリテーナ6により固着されている。
本考案では第3図に示すようにフロントピラー
アウタ41のドリツプレール接合固着面即ち後面
41′のルーフパネル3にて覆われた部分(でき
るだけブレース溶接又は半田付W部に近いところ
が望ましい)に、フロントピラー4の長手方向に
ほぼ直交する方向のビード41aを形成すると共
に、該ビード41aに連なる開口部21をドリツ
プレール2に設け且つ該ドリツプレール2に接合
固着されるウエザストリツプ5取付用のリテーナ
6のドリツプレール2への接合面61に上下方向
のビード61aを形成し、フロントピラーアウタ
41とルーフパネル3とドリツプレール2にて囲
まれた空間10に流下して来た水が上記ビード4
1a、開口部21よりリテーナ6のビード61a
内に流出し、該ビード61aを流下して外部に排
出されるようにしたものである。
尚図において8はフロントウインドガラス、9
はフロントウインドガラス取付用のウエザストリ
ツプである。
上記のように構成した本考案によれば、ドリツ
プレール2とルーフパネル3の接合固定部のシー
ルに不完全な部分が生じ、そこよりサイドレール
1側に雨水等が漏れても、該漏れてフロントピラ
ー4方向に流れた水はルーフパネルのブレース溶
接又は半田付W部附近においてその空間10内に
たまることなくビード41a、開口部21及びビ
ード61aを通つて的確に外部に流出排出され、
従来のように空間10内にたまつた水がオーバー
フローして種々の部材に錆を発生させたりする不
具合は完全に防止され得る。
又リテーナ6に設けたビード61aは下方部に
おいて外部と連通しているので、該ビード61a
から空間10内へ雨水等が逆流するようなことは
全くない。
上記のように本考案によれば極めて簡単なる構
成によつてドリツプレールからサイドレール側へ
漏れた水を確実に外部に排出することができるも
ので、車体の防錆対策上極めて大なる効果をもた
らし得るものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
自動車のフロントのドア開口部附近の斜視図、第
2図及び第3図は第1図のA−A及びB−Bの各
断面図である。 1……サイドレール、2……ドリツプレール、
21……開口部、3……ルーフパネル、4……フ
ロントピラー、41……フロントピラーアウタ、
41′……後面、5……ウエザストリツプ、6…
…リテーナ、61……接合面、41a,61a…
…ビード、7……ドア窓ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドレール前端部に結合され上方部をルーフ
    パネルにて覆われたフロントピラーのアウタのド
    リツプレール接合固着面にビードを形成すると共
    に該フロントピラーアウタに接合固着されたドリ
    ツプレールに上記ビードと連通する開口部を設
    け、該ドリツプレールに接合固着されるウエザス
    トリツプ取付用のリテーナの上記ドリツプレール
    との接合面に、上方部がドリツプレールの上記開
    口部と連通し下方部にて外部と連通するビードを
    設けたことを特徴とする自動車車体の水抜き構
    造。
JP12077282U 1982-08-09 1982-08-09 自動車車体の水抜き構造 Granted JPS5926738U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12077282U JPS5926738U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 自動車車体の水抜き構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12077282U JPS5926738U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 自動車車体の水抜き構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926738U JPS5926738U (ja) 1984-02-18
JPS6141667Y2 true JPS6141667Y2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=30276660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12077282U Granted JPS5926738U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 自動車車体の水抜き構造

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JP (1) JPS5926738U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741332B2 (ja) * 2011-09-05 2015-07-01 トヨタ自動車株式会社 車体部材の接合方法及び接合構造

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Publication number Publication date
JPS5926738U (ja) 1984-02-18

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