JPS6015696Y2 - 自動車の盗難防止装置 - Google Patents
自動車の盗難防止装置Info
- Publication number
- JPS6015696Y2 JPS6015696Y2 JP1979066429U JP6642979U JPS6015696Y2 JP S6015696 Y2 JPS6015696 Y2 JP S6015696Y2 JP 1979066429 U JP1979066429 U JP 1979066429U JP 6642979 U JP6642979 U JP 6642979U JP S6015696 Y2 JPS6015696 Y2 JP S6015696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- window glass
- gutter
- theft
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の盗難防止装置に関するものである。
自動車のドアは通常第１図に示すようにアウタパネル１
とインナパネル２により構成され、このアウタとインナ
のパネル１，２の上部に設けられた開口部より窓ガラス
３が上下に摺動し得るように組付けられ、該各パネル１
，２の開口部端縁にはウェザストリップ４，５がそれぞ
れ嵌着され、該ウェザストリップ４，５が窓ガラス３の
外面及び内面に弾接するようになっているのが普通であ
る。
とインナパネル２により構成され、このアウタとインナ
のパネル１，２の上部に設けられた開口部より窓ガラス
３が上下に摺動し得るように組付けられ、該各パネル１
，２の開口部端縁にはウェザストリップ４，５がそれぞ
れ嵌着され、該ウェザストリップ４，５が窓ガラス３の
外面及び内面に弾接するようになっているのが普通であ
る。
又ドア内には図示しないドアロック装置が設けられてい
るが、ドアは上記のように構成されているので例えば外
部より針金等を外側のウェザストリップ４と窓ガラス３
間に矢印ａの如く挿し込み内部のドアロック装置を解除
してしまうことができる不具合がある。
るが、ドアは上記のように構成されているので例えば外
部より針金等を外側のウェザストリップ４と窓ガラス３
間に矢印ａの如く挿し込み内部のドアロック装置を解除
してしまうことができる不具合がある。
本考案はこのような不具合を防止することを目的とする
もので、第２図に示すように窓ガラス３外面のドアロッ
ク装置装着部側の下方部に盗難防止プレート６を設けた
ことを特徴とするものである。
もので、第２図に示すように窓ガラス３外面のドアロッ
ク装置装着部側の下方部に盗難防止プレート６を設けた
ことを特徴とするものである。
盗難防止プレート６は第３図に示すようにその下方端縁
を外方に屈曲してはＳ゛コ字状樋状部６ａが構成され、
該樋状部６ａはドア側方から中央側にかけて下方に傾斜
し、窓ガラス３の全閉時該樋状部６ａのドア側方側の端
部が第２図に示すようにドアの戸当り用ウェザストリッ
プ７の上端部に設けられるコーナパッチ８の下部附近に
近接して対向する位置となるよう配設される。
を外方に屈曲してはＳ゛コ字状樋状部６ａが構成され、
該樋状部６ａはドア側方から中央側にかけて下方に傾斜
し、窓ガラス３の全閉時該樋状部６ａのドア側方側の端
部が第２図に示すようにドアの戸当り用ウェザストリッ
プ７の上端部に設けられるコーナパッチ８の下部附近に
近接して対向する位置となるよう配設される。
以上構成において第１図のように外側ウェザストリップ
４と窓ガラス３間よりａ矢印の如く針金等を挿し込むと
、ドアの一側端縁内部に装着されたドアロック装置の上
方部には窓ガラス３の下方外面に取付けた盗難防止プレ
ート６の樋状部６ａが外方に突出しているので、針金等
の先端は該樋状部６ａの底面に当りこれに案内されてド
ア中央側に曲り決してドアロック装置部には届かず、盗
難は完全に防止され得る。
４と窓ガラス３間よりａ矢印の如く針金等を挿し込むと
、ドアの一側端縁内部に装着されたドアロック装置の上
方部には窓ガラス３の下方外面に取付けた盗難防止プレ
ート６の樋状部６ａが外方に突出しているので、針金等
の先端は該樋状部６ａの底面に当りこれに案内されてド
ア中央側に曲り決してドアロック装置部には届かず、盗
難は完全に防止され得る。
又コーナパッチ８はドアのインチパネル２の内面に設け
られる戸当り用ウェザストリップ７の上端端末処理と窓
ガラス３側縁部のシールを兼ねて窓ガラス３側縁部の外
面に摺接するようになっており、該コーナパッチ８上面
に落ちた雨水等が一部窓ガラス３との摺接部を廻り込ん
で車室内側に侵入することがあるが、本考案では盗難防
止プレート６の樋状部６ａ側側方部を該コーナパッチ８
の下部附近に近接して対向させると共に中央側にかけて
該樋状部６ａを下向きに傾斜させた構成としているので
、該コーナパッチ８より窓ガラス３の端縁部を廻り込も
うとする雨水等は該樋状部６ａに入り、これに案内され
て窓ガラス３外面においてドア中央側に流下し、車室内
側への雨水の侵入を防止している。
られる戸当り用ウェザストリップ７の上端端末処理と窓
ガラス３側縁部のシールを兼ねて窓ガラス３側縁部の外
面に摺接するようになっており、該コーナパッチ８上面
に落ちた雨水等が一部窓ガラス３との摺接部を廻り込ん
で車室内側に侵入することがあるが、本考案では盗難防
止プレート６の樋状部６ａ側側方部を該コーナパッチ８
の下部附近に近接して対向させると共に中央側にかけて
該樋状部６ａを下向きに傾斜させた構成としているので
、該コーナパッチ８より窓ガラス３の端縁部を廻り込も
うとする雨水等は該樋状部６ａに入り、これに案内され
て窓ガラス３外面においてドア中央側に流下し、車室内
側への雨水の侵入を防止している。
以上のように本考案によれば、単にプレートの一縁を折
曲して樋状部を形成しただけの極めて単純なる構成の盗
難防止プレートを窓ガラス外面のドアロック装置装着部
側下方部に設けたことにより、盗難の虞れを皆無とする
ばかりか、該盗難防止プレートを雨水等の車室内側への
侵入防止用としても兼用できるもので、構造簡単で安価
なることと相俟って実用的効果極めて大なるものである
。
曲して樋状部を形成しただけの極めて単純なる構成の盗
難防止プレートを窓ガラス外面のドアロック装置装着部
側下方部に設けたことにより、盗難の虞れを皆無とする
ばかりか、該盗難防止プレートを雨水等の車室内側への
侵入防止用としても兼用できるもので、構造簡単で安価
なることと相俟って実用的効果極めて大なるものである
。
第１図は一般的なドア構造の一部を示す概略断面図、第
２図は本考案の実施例を示すドア要部を内面より見た図
でインナパネルを一部切欠いて示している。 第３図は第２図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・アウタパネル、２・・・・・・インナパ
ネル、３・・・・・・窓ガラス、４，５・・・・・・ウ
ェザストリップ、６・・・・・・盗難防止プレート、６
ａ・・・・・・樋状部、７・・・・・・戸当り用ウェザ
ストリップ、８・・・・・・コーナパッチ。
２図は本考案の実施例を示すドア要部を内面より見た図
でインナパネルを一部切欠いて示している。 第３図は第２図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・アウタパネル、２・・・・・・インナパ
ネル、３・・・・・・窓ガラス、４，５・・・・・・ウ
ェザストリップ、６・・・・・・盗難防止プレート、６
ａ・・・・・・樋状部、７・・・・・・戸当り用ウェザ
ストリップ、８・・・・・・コーナパッチ。
Claims (1)
- ドアの一側端縁内部にドアロック装置を装着すると共に
窓ガラスをドア上部に設けた開口部より出没し得るよう
ドア内に摺動可能に組付けた自動車用ドアにおいて、上
記窓ガラス外面の下方部に、一端縁部を外方に屈曲して
ほぼコ字状断面の樋状部を形成した盗難防止プレートを
、窓ガラス全閉時該樋状部の底面が前記ドアロック装置
装着部の上方に位置すると共に、該樋状部の側方端部が
窓ガラス全閉時戸当り用ウェザストリップの上端部に設
けられるコーナパンチの下部附近に近接して対向し、該
樋状部がドア中央側に向って下方に傾斜するよう取付け
たことを特徴とする自動車の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979066429U JPS6015696Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 自動車の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979066429U JPS6015696Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 自動車の盗難防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55165823U JPS55165823U (ja) | 1980-11-28 |
| JPS6015696Y2 true JPS6015696Y2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=29300383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979066429U Expired JPS6015696Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 自動車の盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015696Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072273Y2 (ja) * | 1986-06-27 | 1995-01-25 | マツダ株式会社 | 自動車のドア装置 |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP1979066429U patent/JPS6015696Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55165823U (ja) | 1980-11-28 |
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