JPH0225689Y2 - - Google Patents
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- JPH0225689Y2 JPH0225689Y2 JP1984050536U JP5053684U JPH0225689Y2 JP H0225689 Y2 JPH0225689 Y2 JP H0225689Y2 JP 1984050536 U JP1984050536 U JP 1984050536U JP 5053684 U JP5053684 U JP 5053684U JP H0225689 Y2 JPH0225689 Y2 JP H0225689Y2
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- Japan
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- operating rod
- slit
- door
- screen member
- hole
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車のダスト侵入防止構造に関し、
詳しくは、ドア内板とドアトリムとの間に介在さ
れるスクリーン部材のスリツトを通して、ダスト
が車内に侵入するのを防止する構造に関する。こ
れは、自動車のドア組立て構造の分野で利用され
るものでる。
詳しくは、ドア内板とドアトリムとの間に介在さ
れるスクリーン部材のスリツトを通して、ダスト
が車内に侵入するのを防止する構造に関する。こ
れは、自動車のドア組立て構造の分野で利用され
るものでる。
自動車のドア本体は外板と内板とから構成さ
れ、その間にドアを開閉する装置や窓ガラスを昇
降させる装置などが内蔵されていて、それを車内
から操作できるようになつている。そのため、そ
のドア内板の車内側に張り付けられた布や樹脂な
どのドアトリムを介して、ドアを開くためのドア
インナーハンドルなどが取り付けられるので、内
板には操作力を伝達する操作ロツドの挿通するサ
ービスホールが開口されている。ところで、この
サービスホールを介して侵入したダクトがドアト
リムの隙間から車内に侵入することがあるので、
これを防止したりドアの防水性を高めたりするた
めに、内板の車内側にビニールなどのスクリーン
部材が張り付けられている。しかし、上述した操
作ロツドはこの薄い軟質合成樹脂のスクリーン部
材をも挿通する必要があるので、それにスリツト
が設けられている。このようにドア内板の内側に
張り付けられたスクリーン部材にスリツトが設け
られ、そこを操作ロツドが挿通するようになつて
いるドアインナーハンドルの取付構造として、実
公昭57−48655号公報に記載されたものがある。
これは、上述のスリツトにU字状のスポンジ部材
が介在され、このスポンジ間にインナーハンドル
の操作に伴つて動く2本の操作ロツドが上下一定
の間隔でもつて保持されるようになつている。し
たがつて、操作ロツドのガタ付くのが防止される
ことによつて、相互に当たつて騒音が発生するの
が回避されると共に、スリツトから侵入しようと
するダクトをこのスポンジ部材で阻止することが
できる利点がある。
れ、その間にドアを開閉する装置や窓ガラスを昇
降させる装置などが内蔵されていて、それを車内
から操作できるようになつている。そのため、そ
のドア内板の車内側に張り付けられた布や樹脂な
どのドアトリムを介して、ドアを開くためのドア
インナーハンドルなどが取り付けられるので、内
板には操作力を伝達する操作ロツドの挿通するサ
ービスホールが開口されている。ところで、この
サービスホールを介して侵入したダクトがドアト
リムの隙間から車内に侵入することがあるので、
これを防止したりドアの防水性を高めたりするた
めに、内板の車内側にビニールなどのスクリーン
部材が張り付けられている。しかし、上述した操
作ロツドはこの薄い軟質合成樹脂のスクリーン部
材をも挿通する必要があるので、それにスリツト
が設けられている。このようにドア内板の内側に
張り付けられたスクリーン部材にスリツトが設け
られ、そこを操作ロツドが挿通するようになつて
いるドアインナーハンドルの取付構造として、実
公昭57−48655号公報に記載されたものがある。
これは、上述のスリツトにU字状のスポンジ部材
が介在され、このスポンジ間にインナーハンドル
の操作に伴つて動く2本の操作ロツドが上下一定
の間隔でもつて保持されるようになつている。し
たがつて、操作ロツドのガタ付くのが防止される
ことによつて、相互に当たつて騒音が発生するの
が回避されると共に、スリツトから侵入しようと
するダクトをこのスポンジ部材で阻止することが
できる利点がある。
しかし、スポンジ部材は操作ロツドを保持する
機能上ある程度幅の広いものである必要があり、
そのために操作ロツドとの摺動面積が大きくなつ
て、操作ロツドが動く際大きな摩擦力が作用して
操作性に問題が生じる。一方、操作ロツドをスク
リーン部材に挿通するとき細かい穴のスリツトで
はその作業性が悪いので、ある程度縦長の切り口
が必要とされる。とりわけ、上述のスポンジ部材
は2本の操作ロツドを挟む関係上どうしても大き
いものとなるので、スクリーン部材には端部から
大きい切れ目のスリツトが入れられる。その結
果、スポンジ部材の及ばないスリツトの端部では
ダストの侵入を阻止することができず、ダストの
侵入防止を大きく期待することができない問題も
ある。
機能上ある程度幅の広いものである必要があり、
そのために操作ロツドとの摺動面積が大きくなつ
て、操作ロツドが動く際大きな摩擦力が作用して
操作性に問題が生じる。一方、操作ロツドをスク
リーン部材に挿通するとき細かい穴のスリツトで
はその作業性が悪いので、ある程度縦長の切り口
が必要とされる。とりわけ、上述のスポンジ部材
は2本の操作ロツドを挟む関係上どうしても大き
いものとなるので、スクリーン部材には端部から
大きい切れ目のスリツトが入れられる。その結
果、スポンジ部材の及ばないスリツトの端部では
ダストの侵入を阻止することができず、ダストの
侵入防止を大きく期待することができない問題も
ある。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、スクリーン部材に設けられたスリツト
を完全に閉止するようにしてダストの侵入を防止
すると共に、そのスリツトを挿通する操作ロツド
の摺動抵抗を小さくすることができきる自動車の
ダスト侵入防止構造を提供することである。
の目的は、スクリーン部材に設けられたスリツト
を完全に閉止するようにしてダストの侵入を防止
すると共に、そのスリツトを挿通する操作ロツド
の摺動抵抗を小さくすることができきる自動車の
ダスト侵入防止構造を提供することである。
本考案の自動車のダスト侵入防止構造の特は、
ドア内板の室内側面とドアトリムとの間に薄い軟
質の合成樹脂材からなるスクリーン部材が介在さ
れ、このスクリーン部材にインナーハンドルなど
に接続される操作ロツドの貫通するスリツトが形
成されたドアであつて、中央部に操作ロツドとほ
ぼ同径の貫通穴が形成されかつスリツトの長さよ
り大きい幅を有するパツド部材が、その貫通穴内
に操作ロツドが貫通された状態で、スクリーン部
材のスリツト部位において、ドア内板とドアトリ
ムとで挟持されるように配置されていることをで
ある。
ドア内板の室内側面とドアトリムとの間に薄い軟
質の合成樹脂材からなるスクリーン部材が介在さ
れ、このスクリーン部材にインナーハンドルなど
に接続される操作ロツドの貫通するスリツトが形
成されたドアであつて、中央部に操作ロツドとほ
ぼ同径の貫通穴が形成されかつスリツトの長さよ
り大きい幅を有するパツド部材が、その貫通穴内
に操作ロツドが貫通された状態で、スクリーン部
材のスリツト部位において、ドア内板とドアトリ
ムとで挟持されるように配置されていることをで
ある。
以下、本考案をその実施例の図面を参照しなが
ら説明する。第1図はドア外板1とドア内板2と
から構成された自動車のドア本体3、および、そ
れに装着される操作部材4や車内側面に張り付け
られ内部装飾や肱掛け5などが取付けられたドア
トリム6の斜視図である。このドア本体3にはド
アを開閉する装置や窓ガラスを昇降させる装置な
どが内蔵され、ドア内板2には、操作部材である
インナーハンドル4Aなどを操作することにより
操作力を伝達する操作ロツド7がドア本体3内に
入るように、サービスホール8が開口されてい
る。ところが、このサービスホール8を介して車
内にダストの侵入することがあり、これを防止す
るため、第2図に示すようなビニールなど薄い軟
質合成樹脂のスクリーン部材9は内板2を覆うよ
うに張り付けられる。そして、このスクリーン部
材9にも操作ロツド7を挿通する穴が必要である
ため、スリツト10が設けられている。このスリ
ツト10は操作ロツド7を挿通させるだけでよい
ので、できるだけ小さい方が好ましいが、操作ロ
ツド7の挿通作業性を考慮すると、幾分縦長の切
れ目であることが望ましい。その結果、第3図に
拡大して示すようにスリツト10に操作ロツド7
が存在しない隙間11がその上下に残ることにな
り、そこからたとえ僅かといえどもやはりダスト
が侵入する可能性がある。そこで、第4図に示す
ように、操作ロツド7が挿通されているスリツト
10部位において、ドア内板2とドアトリム6と
の間に丸いパツド部材12が配置され、後述する
そのスポンジ材14がドアトリム6と内板2とで
圧縮されることにより、その位置に保持されるよ
うになつている。このパツド部材12には、第5
図に示すように、その中央部に操作ロツド7とほ
ぼ同径であるがやや長めの貫通穴13が形成され
ており、かつ、パツドの外形はスリツト10の長
さより大きい幅を有している。そして、このパツ
ド部材12がスポンジ材14で形成され、操作ロ
ツド7が挿通された後ドアトリム6によつて挟持
された後の位置ずれが防止されるように、部分的
な変形が容易となつている。なお、この例ではそ
の車内側となる面に、塩化ビニールやポリエチレ
ンなどの剛性の高い樹脂板15が接合されてい
て、パツド部材12全体の変形を抑制することが
できるよう配慮されている。このパツド部材12
は円板状のものに限らず、上述のスリツト10を
覆う幅または径を有するものであればよい。ま
た、操作ロツド7を挿通する貫通穴13のみが設
けられていると、万一、パツド部材12が操作ロ
ツド7の周りで回転するようなことがあつてもそ
の位置が大きく移動したり、操作ロツド7から外
れて落ちることはない。一方、図示しないが、貫
通穴13に連続して外端に至る切れ目が設けられ
ていると、その切れ目を介して操作ロツド7を貫
通穴13に簡単に挿通することができ、装着の作
業性が向上する利点がある。なお、上述した操作
部材4としてのインナーハンドル4Aはその1例
に過ぎず、ドアロツクを解除するため搭乗者の手
元にあるインナーロツクノブなどといつたものの
操作ロツドにも、本考案を適用することができ
る。
ら説明する。第1図はドア外板1とドア内板2と
から構成された自動車のドア本体3、および、そ
れに装着される操作部材4や車内側面に張り付け
られ内部装飾や肱掛け5などが取付けられたドア
トリム6の斜視図である。このドア本体3にはド
アを開閉する装置や窓ガラスを昇降させる装置な
どが内蔵され、ドア内板2には、操作部材である
インナーハンドル4Aなどを操作することにより
操作力を伝達する操作ロツド7がドア本体3内に
入るように、サービスホール8が開口されてい
る。ところが、このサービスホール8を介して車
内にダストの侵入することがあり、これを防止す
るため、第2図に示すようなビニールなど薄い軟
質合成樹脂のスクリーン部材9は内板2を覆うよ
うに張り付けられる。そして、このスクリーン部
材9にも操作ロツド7を挿通する穴が必要である
ため、スリツト10が設けられている。このスリ
ツト10は操作ロツド7を挿通させるだけでよい
ので、できるだけ小さい方が好ましいが、操作ロ
ツド7の挿通作業性を考慮すると、幾分縦長の切
れ目であることが望ましい。その結果、第3図に
拡大して示すようにスリツト10に操作ロツド7
が存在しない隙間11がその上下に残ることにな
り、そこからたとえ僅かといえどもやはりダスト
が侵入する可能性がある。そこで、第4図に示す
ように、操作ロツド7が挿通されているスリツト
10部位において、ドア内板2とドアトリム6と
の間に丸いパツド部材12が配置され、後述する
そのスポンジ材14がドアトリム6と内板2とで
圧縮されることにより、その位置に保持されるよ
うになつている。このパツド部材12には、第5
図に示すように、その中央部に操作ロツド7とほ
ぼ同径であるがやや長めの貫通穴13が形成され
ており、かつ、パツドの外形はスリツト10の長
さより大きい幅を有している。そして、このパツ
ド部材12がスポンジ材14で形成され、操作ロ
ツド7が挿通された後ドアトリム6によつて挟持
された後の位置ずれが防止されるように、部分的
な変形が容易となつている。なお、この例ではそ
の車内側となる面に、塩化ビニールやポリエチレ
ンなどの剛性の高い樹脂板15が接合されてい
て、パツド部材12全体の変形を抑制することが
できるよう配慮されている。このパツド部材12
は円板状のものに限らず、上述のスリツト10を
覆う幅または径を有するものであればよい。ま
た、操作ロツド7を挿通する貫通穴13のみが設
けられていると、万一、パツド部材12が操作ロ
ツド7の周りで回転するようなことがあつてもそ
の位置が大きく移動したり、操作ロツド7から外
れて落ちることはない。一方、図示しないが、貫
通穴13に連続して外端に至る切れ目が設けられ
ていると、その切れ目を介して操作ロツド7を貫
通穴13に簡単に挿通することができ、装着の作
業性が向上する利点がある。なお、上述した操作
部材4としてのインナーハンドル4Aはその1例
に過ぎず、ドアロツクを解除するため搭乗者の手
元にあるインナーロツクノブなどといつたものの
操作ロツドにも、本考案を適用することができ
る。
このような構成の実施例によれば、次のように
してパツド部材12によりスクリーン部材9のス
リツト10を閉止することができる。まず、ドア
外板1と内板2とから組立てられたドア本体3に
各種の装置やそのための操作部材4が装着され、
その後、第2図に示すようにサービスホール8か
ら車内側に出ている操作ロツド7が、スクリーン
部材9のスリツト10に挿通される。そして、ス
クリーン部材9が内板2の車内側を覆うように張
り付けられ、操作ロツド7の先端から貫通穴13
を介してパツド部材12が挿通され、スリツト1
0部位に移動される。上述したようにパツド部材
12の径がスリツト10の長さより大きいので、
第3図に示すように、スクリーン部材9がスリツ
ト10を覆うようになる。この状態で操作ロツド
7の先端にインナーハンドル4Aが取付けられ、
さらに、内板2にドアトリム6が張り付けられ
る。その際、パツド部材12が内板2とドアトリ
ム6により挟持され、そのスポンジ材14が圧縮
されてその位置に保持される。その結果、パツド
部材12がスリツト10部位のスクリーン部材9
に密着して操作ロツド7の存在しない部分の残余
隙間11が閉止され、そのスリツト10からダス
トが車内に侵入するのが防止される。ところで、
パツド部材12は第4図に示すように依然として
操作ロツド7と摺動する関係にあるが、貫通穴1
3を境にしてその左半分では滑り易い樹脂板15
が直接操作ロツド7に接触してスポンジ材14が
操作ロツド7に接触することはないし、右半分で
は表面の滑らかなスクリーン部材9が操作ロツド
7に接触して、その貫通穴13の極く近傍におい
てのみ摺動抵抗の大きいスポンジ材が接触するに
過ぎない。したがつて、操作ロツド7に作用する
摺動抵抗は極めて軽減される。なお、樹脂板15
が接合されていないようなパツド部材であつても
右半分の摺動抵抗が上述のように少なくなるの
で、従来技術のところで述べたスポンジ部材のよ
うに、操作ロツドの全周囲がスポンジ部材の全幅
にわたつて摺動する場合に比較すると、操作ロツ
ドの動きを阻害する摩擦力は蓄しく小さくなる。
してパツド部材12によりスクリーン部材9のス
リツト10を閉止することができる。まず、ドア
外板1と内板2とから組立てられたドア本体3に
各種の装置やそのための操作部材4が装着され、
その後、第2図に示すようにサービスホール8か
ら車内側に出ている操作ロツド7が、スクリーン
部材9のスリツト10に挿通される。そして、ス
クリーン部材9が内板2の車内側を覆うように張
り付けられ、操作ロツド7の先端から貫通穴13
を介してパツド部材12が挿通され、スリツト1
0部位に移動される。上述したようにパツド部材
12の径がスリツト10の長さより大きいので、
第3図に示すように、スクリーン部材9がスリツ
ト10を覆うようになる。この状態で操作ロツド
7の先端にインナーハンドル4Aが取付けられ、
さらに、内板2にドアトリム6が張り付けられ
る。その際、パツド部材12が内板2とドアトリ
ム6により挟持され、そのスポンジ材14が圧縮
されてその位置に保持される。その結果、パツド
部材12がスリツト10部位のスクリーン部材9
に密着して操作ロツド7の存在しない部分の残余
隙間11が閉止され、そのスリツト10からダス
トが車内に侵入するのが防止される。ところで、
パツド部材12は第4図に示すように依然として
操作ロツド7と摺動する関係にあるが、貫通穴1
3を境にしてその左半分では滑り易い樹脂板15
が直接操作ロツド7に接触してスポンジ材14が
操作ロツド7に接触することはないし、右半分で
は表面の滑らかなスクリーン部材9が操作ロツド
7に接触して、その貫通穴13の極く近傍におい
てのみ摺動抵抗の大きいスポンジ材が接触するに
過ぎない。したがつて、操作ロツド7に作用する
摺動抵抗は極めて軽減される。なお、樹脂板15
が接合されていないようなパツド部材であつても
右半分の摺動抵抗が上述のように少なくなるの
で、従来技術のところで述べたスポンジ部材のよ
うに、操作ロツドの全周囲がスポンジ部材の全幅
にわたつて摺動する場合に比較すると、操作ロツ
ドの動きを阻害する摩擦力は蓄しく小さくなる。
本考案は以上の実施例の説明から判るように、
中央部に操作ロツドとほぼ同径の貫通穴が形成さ
れたパツド部材がスクリーン部材のスリツトの長
さより大きい幅を有し、そのパツド部材の貫通穴
内に操作ロツドが貫通された状態で、パツド部材
がスクリーン部材のスリツト部位においてドア内
板とドアトリムとで挟持されるように配置されて
いるので、パツド部材がスリツトを完全に覆いダ
ストの侵入を防止することができる。加えて、そ
のスリツトを挿通する操作ロツドの摺動抵抗が蓄
しく小さくなり、ドアに装着された操作部材の操
作性を向上させることができる。
中央部に操作ロツドとほぼ同径の貫通穴が形成さ
れたパツド部材がスクリーン部材のスリツトの長
さより大きい幅を有し、そのパツド部材の貫通穴
内に操作ロツドが貫通された状態で、パツド部材
がスクリーン部材のスリツト部位においてドア内
板とドアトリムとで挟持されるように配置されて
いるので、パツド部材がスリツトを完全に覆いダ
ストの侵入を防止することができる。加えて、そ
のスリツトを挿通する操作ロツドの摺動抵抗が蓄
しく小さくなり、ドアに装着された操作部材の操
作性を向上させることができる。
第1図はドア本体にドアトリムを取付ける前の
状態における本考案のダスト侵入防止構造が装着
された斜視図、第2図はスクリーン部材と操作ロ
ツドとの取付けを説明する斜視図、第3図は第1
図のM部拡大図、第4図は第3図の−線矢視
相当個所の断面図、第5図はパツド部材の斜視図
である。 2……ドア内板、4A……インナーハンドル、
6……ドアトリム、7……操作ロツド、9……ス
クリーン部材、10……スリツト、12……パツ
ド部材、13……貫通穴。
状態における本考案のダスト侵入防止構造が装着
された斜視図、第2図はスクリーン部材と操作ロ
ツドとの取付けを説明する斜視図、第3図は第1
図のM部拡大図、第4図は第3図の−線矢視
相当個所の断面図、第5図はパツド部材の斜視図
である。 2……ドア内板、4A……インナーハンドル、
6……ドアトリム、7……操作ロツド、9……ス
クリーン部材、10……スリツト、12……パツ
ド部材、13……貫通穴。
Claims (1)
- ドア内板の室内側面とドアトリムとの間に薄い
軟質の合成樹脂材からなるスクリーン部材が介在
され、このスクリーン部材にインナーハンドルな
どに接続される操作ロツドの貫通するスリツトが
形成されたドアにおいて、中央部に前記操作ロツ
ドとほぼ同径の貫通穴が形成されかつ前記スリツ
トの長さより大きい幅を有するパツド部材が、そ
の貫通穴内に前記操作ロツドが貫通された状態
で、前記スクリーン部材のスリツト部位において
前記ドア内板とドアトリムとで挟持されるように
配置されていることを特徴とする自動車のダスト
侵入防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984050536U JPS60161615U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 自動車のダスト侵入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984050536U JPS60161615U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 自動車のダスト侵入防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161615U JPS60161615U (ja) | 1985-10-26 |
JPH0225689Y2 true JPH0225689Y2 (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=30568760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984050536U Granted JPS60161615U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 自動車のダスト侵入防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161615U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203076A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-07 | Shimadzu Corp | Pmtゲイン調節方法 |
JPH0520572Y2 (ja) * | 1986-03-28 | 1993-05-27 |
-
1984
- 1984-04-05 JP JP1984050536U patent/JPS60161615U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161615U (ja) | 1985-10-26 |
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