JPH0235108B2 - - Google Patents

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JPH0235108B2
JPH0235108B2 JP58152883A JP15288383A JPH0235108B2 JP H0235108 B2 JPH0235108 B2 JP H0235108B2 JP 58152883 A JP58152883 A JP 58152883A JP 15288383 A JP15288383 A JP 15288383A JP H0235108 B2 JPH0235108 B2 JP H0235108B2
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JP
Japan
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handle
auxiliary
mounting recess
pivot
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58152883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6047171A (ja
Inventor
Fumio Kobayashi
Shoichi Koike
Toshimi Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP58152883A priority Critical patent/JPS6047171A/ja
Publication of JPS6047171A publication Critical patent/JPS6047171A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、取付陥入部に出没可能な取手を有す
る自動車用ドアハンドル装置に関する。
従来の自動車用ドアハンドル装置としては、例
えば、第1図に示すようなものがある。
すなわち、取付陥入部11に固設された支持部
材12に、枢軸13を介して取手14が揺動可能
に枢支され、取手14には、ドアロツク等に連結
する作動アーム15が一体的に設けられており、
取手14の下端と取付陥入部11との間には手指
挿入間隙16が形成されている。取手14を操作
するときは、間隙16に手指を挿入して取手14
の下端に引掛け、取手14を反時計方向に回動さ
せる。このとき、取手4は、取付陥入部11から
大きく突出するが、非操作時は、取付陥入部11
にできるだけ近接した実線に示す没位置に保持さ
れる。このような従来例は自動車工学全書13巻
「乗用車の車体」(山海堂版)133頁に記載されて
いる。
しかしながら、このような従来の自動車用ドア
ハンドル装置にあつては、取手14に手指を引掛
けるための間隙16が必要であり、取手14を、
取手面から出張らず、取付面に連続する没位置に
保持したとしても、間隙16は開口しており、見
苦しいばかりでなく、取付面が外板面であつた場
合は自動車走行中に空気を巻き込んで空気抵抗が
増加したり風切音が発生するという問題点があつ
た。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、取付陥入部を閉塞する取手を備
えることにより上記問題点を解決することを目的
としている。
かかる目的を達成するため、本発明において
は、取付陥入部に出没可能な取手を有する自動車
用ドアハンドル装置において、 前記取付陥入部が形成されたベースに該取付陥
入部に差し渡すよう枢軸を設け、前記取手を、該
枢軸上にバネにて常時該取付陥入部の開口を閉塞
するよう付勢して枢着し、 前記枢軸の中間部に、前記取付陥入部に連続し
て形成された補助陥入部の開口を閉塞可能であつ
て、前記枢軸を間にして前記取手の反対側に延び
る取手部を有し、かつ、一端に押動端を有する補
助ハンドルを枢着させ、 前記押動端を、前記補助ハンドルの取手部を押
し込むことにより、該押動端が前記取手を押圧し
て、閉塞位置から手指の挿入可能な半開位置まで
引き出せるよう配設したことを特徴とする自動車
用ドアハンドル装置としたものである。
常時は、取手および補助ハンドルの取手部は取
付陥入部の開口および補助陥入部の開口を閉塞し
ている。
取手を操作したいときは、補助ハンドルの取手
を押し込むと、押動端が取手を押圧して半開位置
まで取手を引き出し、取手の端に手指を挿入し引
つ掛けて行なう。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を説明
する。
第2図乃至第9図は本発明の一実施例を示して
おり、ベース2に取付陥入部21が形成され、こ
の取付陥入部21に出没可能に取手3が設けら
れ、ベース2はドアのアウタパネルAに一体的に
固着されている。ベース2には、取付陥入部21
の底に枢支部材22がボルト23,23にて固定
され、そのアーム部24,24に挿通して取付陥
入部21内に差し渡される枢軸25に取手3の上
部の枢着部31,32が枢支されており、取手3
は付勢バネ33に付勢されて、非操作時には、第
6図に実線で示すように、弾性体を巻装したスト
ツパ34に当接し、取付陥入部21の開口26を
閉塞しており、しかもこの状態でドアのアウタパ
ネルAと略同一面となるように配置されている。
一方、取手3の中間部の枢軸25に、枢軸25
を間にして取手3の反対側に取手部45が延びる
補助ハンドル4の枢支部41が枢支され、第7図
に示すように、取手3に引掛けて張設された付勢
バネ42により第4図において取手3をベースに
して反時計方向に付勢され、枢支部41近傍には
押動端43が取手3の裏側に当接可能に設けられ
るとともに、取手3の上端35の逃げ溝44が形
成され、取手部45は、取付陥入部21に拡巾形
成された補助陥入部27を、取手3の非操作時に
閉塞している。この状態で補助ハンドル4は取手
3と略同一面になるように配置されている。な
お、一端が取手3に、他端が補助ハンドル4へ
夫々係止させてなるスプリング42は取手3が後
述する半開位置から全開位置まで作動する間に、
補助ハンドル4への付勢力が除去されてガタつい
てしまう現象を防止するために設けたものであ
る。取手3の端部では、枢軸25に作動アーム5
の枢支部51が枢軸25に枢支され、取付陥入部
21の底に開設した挿通孔28からアーム部52
が裏側へ突出し、そこに、ドアロツク等に連結す
る操作ロツド53が連結されている。作動アーム
5と取手3とは、取手3の上部の作動端36と、
作動アーム5のアーム部52の基部の被作動端5
4とが、取手3の非操作時である閉塞位置から第
5図一点鎖線に示す半開位置まで回動可能な遊び
間隙55を以つて係合しており、これと枢軸25
を挟んで反対側の下部では、戻し当接端56が取
手3の裏側へ近接されている。
また、取手3には、第6図に示すように、取手
3の全開時(一点鎖線位置)において、ストツパ
34に当接するストツパ部37が形成されてい
る。
上記構成を有する自動車用ドアハンドル装置で
は、取手3の非操作時には、取手3は付勢バネ3
3に付勢されてストツパ34に当接して取付陥入
部21の開口を閉塞し、これに伴い、補助ハンド
ル4の取手部45も補助陥入部27を閉塞してい
る。
取手3を操作するときは、付勢バネ33の付勢
力に抗して補助ハンドル4の取付部45をその上
部内端がベース2に当接するまで押し込めば、第
4図の一点鎖線に示すように、押動端43が取手
3を裏側から押し、取手3を半開位置に引き出
す。このとき、第5図に示すように、遊び間隙5
5を設定してあるので、作動アーム5が作動する
ことは無く、取手3が半開位置になつたとき、取
手3の作動端36と作動アーム5の被作動端54
とは当接可能になる。
取手3が半開位置にななると、その下端と取付
陥入部21との間に隙間ができるので、そこに手
指を挿入して取手3の下端に引掛け、取手3を全
開位置まで回動させることができ、取手3を付勢
バネ33及び42の付勢力に抗して全閉位置まで
回動させると、取手3の作動端36が作動アーム
5の被作動端54を押すので、第9図に示すよう
に、作動アーム5が回動し、操作ロツド53を介
してドアロツク等がアンラツチ作動される。第8
図に示すように、補助ハンドル4の逃げ溝44は
十分に深さがあるので、取手3の上端35がこれ
に干渉することはない。そして、第6図の一点鎖
線に示すように取手3を全開にするとストツパ部
37がストツパ34に当接して停止する。
全開状態から取手3を離すと、付勢バネ33の
付勢力により閉塞位置に復帰し、補助ハンドル4
も付勢バネ33の付勢力により復帰し、取手3な
らびに補助ハンドル4の取手部45は、夫々、取
付陥入部21の開口ならびに補助陥入部27の開
口を閉塞する。
なお、補助ハンドルとしては、補助陥入部に出
没させるもので無く、ボタン、レバー等の適宜な
操作手段とすることができる。また、前記実施例
では、枢軸と取手とを近接させ、かつ同一面上に
配置したので、全体として薄くすることが出来、
取付スペースをとらないので、ドアの薄型化に対
応することができる。
本発明に係る自動車用ドアハンドル装置によれ
ば、非操作時に取付部に開口を生じさせず、必要
に応じて取手を引き出して操作できるようにした
から、取付面が平滑で引掛かることが無く外観も
良好であり、ドアアウトサイドハンドルとして用
いれば、空気を巻き込まず、空気抵抗を減じると
ともに、風切音を減少させて車室の居住性を向上
させる。また、取手と、補助ハンドルの取手部と
を枢軸を中心にして振り分けるよう配置したか
ら、横並びにするのに比べて寸法を小さくするこ
とができ、スペースを取らず、ベースの表面側に
枢軸および部材を配置するようにしたから、取手
の操作時に内側に食い込む部分がなく、窓ガラス
等との干渉の心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例におけるハンドル近傍の垂直断
面図、第2図乃至第9図は本発明の一実施例を示
し、第2図は正面図、第3図は第2図−断面
図、第4図は第2図−断面図、第5図は第2
図−断面図、第6図は第2図−断面図、
第7図は第2図−断面図、第8図は取手全開
時の第4図相当の断面図、第9図は同様に第5図
相当の断面図である。 2……ベース、21……取付陥入部、25……
枢軸、27……補助陥入部、3……取手、4……
補助ハンドル、43……押動端、45……取手
部、5……作動アーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 取付陥入部に出没可能な取手を有する自動車
    用ドアハンドル装置において、 前記取付陥入部が形成されたベースに該取付陥
    入部に差し渡すよう枢軸を設け、前記取手を、該
    枢軸上にバネにて常時該取付陥入部の開口を閉塞
    するよう付勢して枢着し、 前記枢軸の中間部に、前記取付陥入部に連続し
    て形成された補助陥入部の開口を閉塞可能であつ
    て、前記枢軸を間にして前記取手の反対側に延び
    る取手部を有し、かつ、一端に押動端を有する補
    助ハンドルを枢着させ、 前記押動端を、前記補助ハンドルの取手部を押
    し込むことにより、該押動端が前記取手を押圧し
    て、閉塞位置から手指の挿入可能な半開位置まで
    引き出せるよう配設したことを特徴とする自動車
    用ドアハンドル装置。 2 取手と補助ハンドルとは各閉塞位置におい
    て、略同一面となるように並設されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動車用
    ドアハンドル装置。 3 ベースはドアアウタパネルに一体的に固着さ
    れ、取手はその閉塞位置においてベースとともに
    ドアアウタパネルと略同一面となるように配置さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の自動車用ドアハンドル装置。
JP58152883A 1983-08-22 1983-08-22 自動車用ドアハンドル装置 Granted JPS6047171A (ja)

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JP58152883A JPS6047171A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動車用ドアハンドル装置

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JP58152883A JPS6047171A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動車用ドアハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPS6047171A JPS6047171A (ja) 1985-03-14
JPH0235108B2 true JPH0235108B2 (ja) 1990-08-08

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ID=15550200

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JP58152883A Granted JPS6047171A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動車用ドアハンドル装置

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FR2840341A1 (fr) * 2002-05-28 2003-12-05 Renault Sa Mecanisme d'extraction d'une poignee affleurante pour porte de vehicule
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JP7320197B2 (ja) * 2019-12-16 2023-08-03 スズキ株式会社 車両用ドアハンドル機構

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JPS5951164B2 (ja) * 1977-02-22 1984-12-12 利男 関口 開口面アンテナ

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JPS6047171A (ja) 1985-03-14

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