JPS6318248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318248Y2 JPS6318248Y2 JP1983167519U JP16751983U JPS6318248Y2 JP S6318248 Y2 JPS6318248 Y2 JP S6318248Y2 JP 1983167519 U JP1983167519 U JP 1983167519U JP 16751983 U JP16751983 U JP 16751983U JP S6318248 Y2 JPS6318248 Y2 JP S6318248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- ventilation cover
- vehicle
- duct
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 40
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003454 tympanic membrane Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、自動車の車室内の急激な圧力上昇を
防止する換気装置に関するものである。
防止する換気装置に関するものである。
<従来の技術>
自動車のドア閉止時に車室内圧が急激に上昇
し、これにより半ドアや乗員の鼓膜を圧迫する不
快感を与える。この車室内圧の上昇を防止するた
めの従来一般的な装置は、ドアあるいは空調装置
に、車室内圧によつてのみ開口するゴム板等の逆
止弁を設けた構造である。
し、これにより半ドアや乗員の鼓膜を圧迫する不
快感を与える。この車室内圧の上昇を防止するた
めの従来一般的な装置は、ドアあるいは空調装置
に、車室内圧によつてのみ開口するゴム板等の逆
止弁を設けた構造である。
<考案が解決しようとする問題点>
上記の従来構造では、空気排出量に限界があ
り、車室内圧の低減が十分ではなかつた。また、
従来の構造は、専ら車室内圧の急上昇時のみ開口
し、それ以外は換気作用は行わない。
り、車室内圧の低減が十分ではなかつた。また、
従来の構造は、専ら車室内圧の急上昇時のみ開口
し、それ以外は換気作用は行わない。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、上記従来の問題点を改善したもので
あり、その特徴とする構成は、車体内板と外板と
の間に室内換気用のダクトを形成し、このダクト
の外板側の開口部に表面は車体外板と同一面で側
面には前記ダクトと連通する通気開口を備えた断
面コの字形状のベンチシヨンカバーを車体外側方
向へ開くよう開閉自在に枢着し、この枢着部にベ
ンチレーシヨンカバーを車室内圧の急上昇で開放
を許容するが通常では閉じ方向に付勢するバネ力
のスプリングと、車室内側に設けたノブに結合さ
れ、前記ベンチレーシヨンカバーの側面に当接
し、ベンチレーシヨンカバーを開き方向に押動す
るワイヤを備えたものである。
あり、その特徴とする構成は、車体内板と外板と
の間に室内換気用のダクトを形成し、このダクト
の外板側の開口部に表面は車体外板と同一面で側
面には前記ダクトと連通する通気開口を備えた断
面コの字形状のベンチシヨンカバーを車体外側方
向へ開くよう開閉自在に枢着し、この枢着部にベ
ンチレーシヨンカバーを車室内圧の急上昇で開放
を許容するが通常では閉じ方向に付勢するバネ力
のスプリングと、車室内側に設けたノブに結合さ
れ、前記ベンチレーシヨンカバーの側面に当接
し、ベンチレーシヨンカバーを開き方向に押動す
るワイヤを備えたものである。
<作用>
上記の構成により、ベンチレーシヨンカバー
は、車室内圧の急上昇によつて自動的に開口して
車室内の空気を外気に排出することは勿論、必要
に応じて手動によつて開口し、車室内の換気も行
うことができる。
は、車室内圧の急上昇によつて自動的に開口して
車室内の空気を外気に排出することは勿論、必要
に応じて手動によつて開口し、車室内の換気も行
うことができる。
<実施例>
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において1は外板であり2は室内側の
排出口であり3は外板1に取付けられたベンチレ
ーシヨンカバーである。
る。第1図において1は外板であり2は室内側の
排出口であり3は外板1に取付けられたベンチレ
ーシヨンカバーである。
第2図は第1図A−A部の断面拡大図である
が、4は外板1と内板12との間に形成された室
内換気のダクトであり、該ダクト4の先端は縁部
材5a,5bに取付けられている。該縁部材5
a,5bは末広状に外板1に接着されてその空間
は開口部4aを形成する。而してこの開口部4a
に断面コの字形状ベンチレーシヨンカバー3が前
記縁部材5bにボルトナツト8で一端を固着した
ヒンジ7により車体外側方向へ開くよう開閉自在
に枢着し、このヒンジ7の部位にベンチレーシヨ
ンカバー3を車室内圧の急上昇では開放を許容す
るが通常では閉じ方向に付勢するバネ力のスプリ
ング6を設ける。
が、4は外板1と内板12との間に形成された室
内換気のダクトであり、該ダクト4の先端は縁部
材5a,5bに取付けられている。該縁部材5
a,5bは末広状に外板1に接着されてその空間
は開口部4aを形成する。而してこの開口部4a
に断面コの字形状ベンチレーシヨンカバー3が前
記縁部材5bにボルトナツト8で一端を固着した
ヒンジ7により車体外側方向へ開くよう開閉自在
に枢着し、このヒンジ7の部位にベンチレーシヨ
ンカバー3を車室内圧の急上昇では開放を許容す
るが通常では閉じ方向に付勢するバネ力のスプリ
ング6を設ける。
前記ベンチレーシヨンカバー3は、その表面3
aが外板1と同一面をなし、背面3bはダクト4
に向かつて開口されており、側面3cはダクト4
と連通する通気開口3dを有している。
aが外板1と同一面をなし、背面3bはダクト4
に向かつて開口されており、側面3cはダクト4
と連通する通気開口3dを有している。
さらに、車室内側の内板12にノブ10を設
け、このノブ10に前記縁部材5bを貫通してベ
ンチレーシヨンカバー3の側面に当接しているワ
イヤ9を結合する。
け、このノブ10に前記縁部材5bを貫通してベ
ンチレーシヨンカバー3の側面に当接しているワ
イヤ9を結合する。
また、縁部材5aにはストツパーゴム11が嵌
着され、該ストツパーゴム11の下端にはマグネ
ツト13を取付けることも可能である。
着され、該ストツパーゴム11の下端にはマグネ
ツト13を取付けることも可能である。
本考案は以上のような構造であるから、通常は
ベンチレーシヨンカバー3はスプリング6に付勢
されて閉じており、この状態では外板1と同一の
外観であるから車体のデザインを損なうことがな
くベンチレーシヨンカバー3そのもののデザイン
も特に苦慮する必要がない。又ベンチレーシヨン
カバー3が閉じられた状態でドアーが閉じられる
と、それによる急激な車室内圧上昇によりベンチ
レーシヨンカバー3がスプリング6に抗して自動
的に開かれる。その結果、圧力上昇した室内空気
はダクト4からベンチレーシヨンカバー3と縁部
材5bとの間隙とベンチレーシヨンカバー3に設
けられた通気開口3dとの双方から外気に排出さ
れる。次に乗員が特に室内換気の必要を感じた場
合には、ノブ10を押すことによつてワイヤ9の
先端がベンチレーシヨンカバー3の側面を押し出
す。そしてベンチレーシヨンカバー3が開かれ、
室内空気の換気が得られる。
ベンチレーシヨンカバー3はスプリング6に付勢
されて閉じており、この状態では外板1と同一の
外観であるから車体のデザインを損なうことがな
くベンチレーシヨンカバー3そのもののデザイン
も特に苦慮する必要がない。又ベンチレーシヨン
カバー3が閉じられた状態でドアーが閉じられる
と、それによる急激な車室内圧上昇によりベンチ
レーシヨンカバー3がスプリング6に抗して自動
的に開かれる。その結果、圧力上昇した室内空気
はダクト4からベンチレーシヨンカバー3と縁部
材5bとの間隙とベンチレーシヨンカバー3に設
けられた通気開口3dとの双方から外気に排出さ
れる。次に乗員が特に室内換気の必要を感じた場
合には、ノブ10を押すことによつてワイヤ9の
先端がベンチレーシヨンカバー3の側面を押し出
す。そしてベンチレーシヨンカバー3が開かれ、
室内空気の換気が得られる。
<考案の効果>
以上のように本考案によると、車室内外を連通
するダクト及びこのダクトの車室外側の開口部
に、通常は閉じ方向にスプリング力にて付勢さ
れ、車室内圧の急上昇で自動開口するベンチレー
シヨンカバーを車体を構成する外板、内板間に設
けたものであるから、設計上許容される範囲内で
大きな通気開口が得られ、車室内圧上昇による空
気排出量の増大が図られ、ドア閉時における車室
内圧上昇を十分低減させることができる。また、
ベンチレーシヨンカバーはノブにより手動開口も
可能であるため、手動によつてベンチレーシヨン
を開口することにより、他に設置された換気装置
に加えて車室内の換気が得られる利点を有してい
る。
するダクト及びこのダクトの車室外側の開口部
に、通常は閉じ方向にスプリング力にて付勢さ
れ、車室内圧の急上昇で自動開口するベンチレー
シヨンカバーを車体を構成する外板、内板間に設
けたものであるから、設計上許容される範囲内で
大きな通気開口が得られ、車室内圧上昇による空
気排出量の増大が図られ、ドア閉時における車室
内圧上昇を十分低減させることができる。また、
ベンチレーシヨンカバーはノブにより手動開口も
可能であるため、手動によつてベンチレーシヨン
を開口することにより、他に設置された換気装置
に加えて車室内の換気が得られる利点を有してい
る。
第1図は本考案の実施例である換気装置の取付
けた状態を示す斜視図、第2図は第1図A−A部
の断面拡大図である。 1……外板、3……ベンチレーシヨンカバー、
3d……通気開口、4……ダクト、4a……開口
部、6……スプリング、7……ヒンジ、9……ワ
イヤ、12……内板。
けた状態を示す斜視図、第2図は第1図A−A部
の断面拡大図である。 1……外板、3……ベンチレーシヨンカバー、
3d……通気開口、4……ダクト、4a……開口
部、6……スプリング、7……ヒンジ、9……ワ
イヤ、12……内板。
Claims (1)
- 車体内板と外板との間に室内換気用のダクトを
形成し、このダクトの外板側の開口部に表面は車
体外板と同一面で側面には前記ダクトと連通する
通気開口を備えた断面コの字形状のベンチレーシ
ヨンカバーを車体外側方向へ開くよう開閉自在に
枢着し、この枢着部にベンチレーシヨンカバーを
車室内圧の急上昇では開放を許容するが通常では
閉じ方向に付勢するバネ力のスプリングと、車室
内側に設けたノブに結合され、前記ベンチレーシ
ヨンカバーの側面に当接し、ベンチレーシヨンカ
バーを開き方向に押動するワイヤを備えたことを
特徴とする換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16751983U JPS6075115U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16751983U JPS6075115U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075115U JPS6075115U (ja) | 1985-05-27 |
JPS6318248Y2 true JPS6318248Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30366476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16751983U Granted JPS6075115U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075115U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237406U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS5716009A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Nippon Zeon Co Ltd | Prevention of scale deposition during production of cis-1, 4-polybutadiene |
JPS5836909B2 (ja) * | 1979-12-21 | 1983-08-12 | 富士通株式会社 | カラ−図形表示装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836909U (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-10 | 荒川車体工業株式会社 | 車室内換気機構 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16751983U patent/JPS6075115U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237406U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS5836909B2 (ja) * | 1979-12-21 | 1983-08-12 | 富士通株式会社 | カラ−図形表示装置 |
JPS5716009A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Nippon Zeon Co Ltd | Prevention of scale deposition during production of cis-1, 4-polybutadiene |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6075115U (ja) | 1985-05-27 |
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