JPS6237069Y2 - - Google Patents

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JPS6237069Y2
JPS6237069Y2 JP6781383U JP6781383U JPS6237069Y2 JP S6237069 Y2 JPS6237069 Y2 JP S6237069Y2 JP 6781383 U JP6781383 U JP 6781383U JP 6781383 U JP6781383 U JP 6781383U JP S6237069 Y2 JPS6237069 Y2 JP S6237069Y2
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JP
Japan
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opening
register
adjustment device
air duct
air
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JP6781383U
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JPS59172617U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分類、分野〉 開示技術は、自動車の車室内壁に内装される風
量調整装置の技術分野に属する。
〈要旨の解説〉 しかして、この考案は、インストルメントパネ
ル等の車室内壁に形成された開口部にレジスタが
内装されるとともにエアダクトが接続されている
自動車の風量調整装置に関する考案であり、特
に、上記レジスタがエアダクトとの間にエアダク
トを開放方向に付勢するバネを有し、該レジスタ
とエアダクトとのいずれか一方に、上記開放付勢
バネと逆方向の付勢バネを介して開度調節装置が
設けられ、該開度調節装置が複段のノツチを有す
るとともに、その背部に解除ガイドが連設され、
他方に該複段のノツチに掛止自在のストツパが設
けられている自動車の風量調整装置に係る考案で
ある。
〈従来技術〉 一般に、自動車には乗員の快適感を維持すると
いう目的から車室内換気、内気循環、冷暖房によ
る空調用のレジスタがインストルメントパネル等
の車室内壁に内装されている。
従来より、上述の車室用換気等を行なう場合に
その風量を調整する装置としては、車室内壁に形
成されエアダクトが接続された開口部にレジスタ
が内装され、該レジスタの吹出口から放出される
空気量を調整するため該レジスタや上記エアダク
トに開閉ダンパを備えたものがあつた。
〈従来技術の問題点〉 さりながら、上述従来の風量調整装置において
は、自動車に装備されるという点から風量調整機
能をレジスタとは別に設けるため操作部分が多く
なり、操作性が必らずしも良好ではない欠点があ
り、その結果、例えば、乗員が運転者だけの場合
には、操作しにくゝ、車室内の環境を悪化させて
しまうという難点があつた。
これに対処するに、操作性の良さを優先させる
と、風量調整機能が全開、全閉の2段切換のみと
なり、当初の車室内環境のスムーズな調整ができ
なくなる不具合もあつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、上述従来技術に基づく自動
車の風量調整装置の問題点を解決すべき技術的果
題とし、風量の段階的調整ができるばかりでな
く、全閉、全開も可能であり、さらに、極めて操
作性が良いようにし、自動車産業における内装設
備利用分野に益する優れた自動車の風量調整装置
を提供せんとするものである。
〈考案の構成〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述問題点を解決
するために、車室内に形成された開口部の全開状
態のレジスタを押圧すると該レジスタとエアダク
トとのいずれか一方に設けられたストツパが他方
に設けられた開度調整装置の次段ノツチに対して
該開度調整装置の付勢バネに抗して掛止し、した
がつて、レジスタの吹出口面積が小さくされ、さ
らに、該レジスタを押圧すれば上記開口部全体を
レジスタで閉じることができ、該レジスタを開状
態にするには、再度押圧すると、上記ストツパが
開度調整装置の複段のノツチの背部に連設された
解除ガイドに沿つて開度調整装置から開放され、
しかして、レジスタがエアダクトとの間に介装さ
れた開放付勢バネにより全開状態にされるように
した技術的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の1実施例を図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
自動車の車室内壁としてのインストルメントパ
ネル1に開口部2が形成され、該開口部2に、図
示しないブロワに接続されたエアダクトとしての
ベゼル3の上縁が取付けられている。
そして、上記ベゼル3の内部には、該ベゼル3
にピン4で枢支された筒状のレジスタ5が内装さ
れ、該レジスタ5の開閉板6が上記ベゼル3の上
縁をインストルメントパネル1と面一に閉塞する
ようになつている。
該レジスタ5は、その吹出口7の近傍に縦フイ
ン8,8と横フイン9,9…を会合して備えてお
り、該縦フイン8,8、横フイン9,9…を傾動
させて風向調整自在にされている。
しかして、レジスタ5の側面には、上記ピン4
を中心とした位置にセクタギヤ10が一体的に付
設され、該セクタギヤ10がベゼル3に枢支され
たピニオンギヤ11に噛合している。
そして、該ピニオンギヤ11とベゼル3との間
に介装された開放付勢バネとしてのトーシヨンス
プリング12がピニオンギヤ11に常時回転力を
与えていることにより、該ピニオンギヤ11に噛
合するセクタギヤ10を介してレジスタ5が常時
開方向に付勢されることゝなる。
また、ベゼル3には開度調節装置13が、ピン
14に枢支されるとともに上記トーシヨンスプリ
ング12によるレジスタ5の付勢方向とは逆の方
向にスプリング15にて付勢されている。
なお、スプリング15はベゼル3の壁面と開度
調節装置13の突起16との間に設けられ、さら
に、開度調節装置13は、ベゼル3に付設された
突起体17によつて回転規制されている。
そして、該開度調節装置13には、複段に連設
されたノツチ18,18…が上記レジスタ5に突
設されたストツパ19に対向して形成され、さら
に、該複数のノツチ18,18…の背部に上記ス
トツパ19をガイドして開度調節装置13から解
除させるための解除ガイド20が上記ノツチ1
8,18…に図中矢印に示す様に連設されてい
る。なお、21はシールゴムである。
〈実施例−作用〉 上述構成において、まず、第1図に示す様にレ
ジスタ5が開かれた状態で該レジスタ5の吹出口
7からの送風量を少なくする場合には、該レジス
タ5の開閉板6をレジスタ5のセクタギヤ10に
噛合するベゼル3のピニオンギヤ11のトーシヨ
ンスプリング12に抗して押圧し、レジスタ5の
ストツパ19がベゼル3に枢支された開度調節装
置13の複段のノツチ18,18…のいずれかに
掛止させ、押圧解除すると第2図に示す様にレジ
スタ5が所望の開度姿勢でロツクされる。
しかして、この間、上記レジスタ5の作動は、
該レジスタ5のセクタギヤ10がベゼル3のピニ
オンギヤ11に噛合していることにより、極めて
スムーズであり、レジスタ5のロツク時にはトー
シヨンスプリング12を介して付勢されるレジス
タ5のストツパ19の付勢方向と開度調節装置1
3のスプリング15による付勢方向とが逆方向で
あるため、ノツチ18に対してストツパ19が確
実に掛止される。
次いで、レジスタ5を全閉状態にするには、レ
ジスタ5の開閉板6をさらに押圧し、開度調節装
置13の最後段のノツチ18にストツパ19を掛
止させ、押圧解除すると前述と同様にレジスタ5
はロツクされる。
このとき第3図に示す様に、レジスタ5の開閉
板6は、インストルメントパネル1と面一になつ
ているため、車室内に突出せず、邪魔にならない
ばかりでなく、インストルメントパネル1の美感
を損なうこともない。
このようにして、全閉状態にされたレジスタ5
の開閉板6をさらに押圧するとレジスタ5のスト
ツパ19が開度調節装置13のノツチ18,18
に連設された解除ガイド20に沿つて戻り、開度
調節装置13から開放され、したがつて、レジス
タ5は、第1図に示す様にピニオンギヤ11のト
ーシヨンスプリング12の付勢力によつて全開状
態にされる。
このようにして、レジスタ5は、単にその開閉
板6を押圧するという極めて簡単な操作で全開か
ら全閉に至り、自由に開度調整を行なうことがで
きる。
〈他の実施例〉 なお、この考案の実施態様は上述1実施例に限
られるものでないことは勿論であり、例えば、レ
ジスタに開度調節装置を設け、ベゼルに設けたス
トツパと掛合させるようにする等種々の態様が採
用可能である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば基本的にレジスタ自体
に空気量を調整する機能をもたせ、さらに、レジ
スタを直接操作することにより極めて操作が簡単
になるという優れた効果が奏される。
また、レジスタがエアダクトとの間に開放付勢
バネを有し該レジスタとエアダクトとのいずれか
一方に該開放付勢バネと逆方向の付勢バネを介し
て開度調節装置が設けられていることにより、エ
アダクト内にダンパ機構が内装されているものに
比べ、放出される空気量をその放出部であるレジ
スタ自体で確実に調整することができる優れた効
果が奏される。
さらに、開度調節装置が複段のノツチを有する
とともに、該複段のノツチの背部に解除ガイドが
連設され、他方に該複段のノツチに掛止自在のス
トツパが設けられていることにより、レジスタの
ロツク姿勢を自動車走行の際に伝達される振動に
よつて外れないよう確実に維持できるばかりでな
く、所望の開度にセツトできるという優れた効果
が奏される。
さらに、レジスタの操作が全開から全閉、再び
全開と連続的に調整できるという優れた効果が奏
される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示し、第1図は全
開状態の断面図、第2図は半開状態の断面図、第
3図は全閉状態の断面図である。 1……車室内壁、6……開口部、5……レジス
タ、3……エアダクト、12……開放付勢バネ、
15……付勢バネ、13……開度調節装置、18
……ノツチ、20……解除ガイド、19……スト
ツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内壁に形成された開口部にレジスタが内装
    されるとともにエアダクトが接続されている自動
    車の風量調整装置において、該レジスタが上記エ
    アダクトとの間に開放付勢バネを有しており、し
    かして該レジスタとエアダクトとのいずれか一方
    に上記開放付勢バネと逆方向の付勢バネを介して
    開度調節装置が設けられ、該開度調節装置が複段
    のノツチを有するとともに、該複段のノツチの背
    部に解除ガイドが連設され、他方に該複段のノツ
    チに掛止自在のストツパが設けられていることを
    特徴とする自動車の風量調整装置。
JP6781383U 1983-05-09 1983-05-09 自動車の風量調整装置 Granted JPS59172617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6781383U JPS59172617U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 自動車の風量調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6781383U JPS59172617U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 自動車の風量調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172617U JPS59172617U (ja) 1984-11-17
JPS6237069Y2 true JPS6237069Y2 (ja) 1987-09-21

Family

ID=30198002

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6781383U Granted JPS59172617U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 自動車の風量調整装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228088Y2 (ja) * 1984-12-28 1990-07-27

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JPS59172617U (ja) 1984-11-17

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