JP3282346B2 - 車両用ベンチレータ - Google Patents

車両用ベンチレータ

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JP3282346B2
JP3282346B2 JP01136694A JP1136694A JP3282346B2 JP 3282346 B2 JP3282346 B2 JP 3282346B2 JP 01136694 A JP01136694 A JP 01136694A JP 1136694 A JP1136694 A JP 1136694A JP 3282346 B2 JP3282346 B2 JP 3282346B2
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air
cup holder
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正人 遠藤
秀彦 長田
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ベンチレータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の車両用ベンチレータについ
て説明する。
【0003】カップホルダーを有する車両用ベンチレー
タとしては、例えば実開平2−60609号公報などに
開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の車両用ベ
ンチレータは、空調ケース内に缶を横設するようにして
いるために吹出エアの流通が妨げられ、また開缶した飲
料を保持できないなどの問題点があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、吹出エアの流通を妨げることなく、缶などの飲料を
保持することができる車両用ベンチレータを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の車両用ベンチレータは、空調ケース体と、こ
の空調ケース体の吹出口前面を覆い、且つ下部に備えた
ガイド軸を中心として開閉するカップ受台兼用のリッド
と、このリッドのプッシュオープン機構と、上記ガイド
軸に軸支されてリッド内側位置より一定角度回動するよ
うに付勢されたカップホルダーと、空調ケースの下方
に設けたリッド及びカップホルダーの収納空間と、こ
の収納空間の両側に設けられて、上記ガイド軸を収納空
間の奥に案内するガイドレールとを備えた構成を有して
いる。
【0007】
【作用】この構成によって車両用ベンチレータは、リッ
ドを空調ケース体側に押し付けると、コイルスプリング
の弾発力によりリッドが開き、リッドが水平位置に達し
たときにカップホルダーが傾斜状態に位置するので、カ
ップをホルダーの孔とリッドの裏側により保持させて、
ベンチレータの吹出風により冷却または保温することが
可能となる。
【0008】カップを必要としないときはカップホルダ
ーをリッドに重ねて押し込むと、これらはガイドレール
に案内されて収納空間に格納される。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1乃至図
5を参照しながら説明する。図において、1は車両用ベ
ンチレータ、2は空調ケース体、7はカップホルダー、
10はリッドである。
【0010】車両用ベンチレータ1は、図示しないブラ
ケットを介してインストルメントパネルに取付けられた
空調ケース体2と、空調ケース体2の吹出口3の前面を
覆う開閉自在なリッド10とを備え、さらにリッド10
内側位置より一定角度だけ回動するようにコイルスプリ
ング6により付勢されたカップホルダー7がリッド10
と同軸に軸支されている。
【0011】また空調ケース体2の下方外側にはリッド
10及びカップホルダー7を収納する収納空間5が形成
されており、この収納空間5の両側にはガイドレール8
が形成されている。
【0012】12は上記カップホルダー7とリッド10
を軸支するガイド軸で、このガイド軸12は収納空間5
両側のガイドレール8に挿通されて、ガイドレール8に
案内されている。9は上記カップホルダー7の回動範囲
を規制するストッパーで、リッド10の裏面に突設され
ている。
【0013】また空調ケース体2の内部には可動の横羽
根13および縦羽根14を備える風向変更装置15が設
けられており、空調ケース体2の上部にはプッシュキャ
ッチ機構16が設けられている。さらにリッド10内面
には前記プッシュキャッチ機構16に対応する位置に爪
17が突設されている。
【0014】以上のように構成された車両用ベンチレー
タ1の動作について図3乃至図4を参照しながら説明す
る。
【0015】リッド10の閉時にはプッシュキャッチ機
構16に爪17が嵌合してリッド10が閉状態に保持さ
れている。
【0016】リッド10を開ける時はリッド10を空調
ケース体2側に押し付けると、プッシュキャッチ機構1
6が解放されてリッド10が僅かに開く。次にコイルス
プリング6の弾発力によりカップホルダー7とリッド1
0とが徐々に開いて、リッド10が水平位置に達したと
きに、カップホルダー7が図のようにリッド10のスト
ッパー9に規制されて傾斜状態に位置する。この状態で
カップ18をカップホルダー7の孔に差し込むと、カッ
プ18の外面はカップホルダー7の孔により保持され、
カップ18の底面はリッド10の裏側により保持され
る。
【0017】カップを必要としないときはカップホルダ
ー7をリッド10に重ねて押し込むと、これらはガイド
レール8に案内されて収納空間5に格納される。
【0018】リッド10を閉じる時はカップホルダー7
をリッド10と共に閉じて、プッシュキャッチ機構16
に爪17を嵌合させればよい。
【0019】以上のように本実施例によれば、カップホ
ルダー7のスプリング6により、リッド10が開き方向
に付勢されているので、構造が簡単で少ない部品で開閉
が可能になる。
【0020】またカップを必要としないときは空調ケー
ス体2の下部の収納空間5を利用してリッド10及びカ
ップホルダー7を収納することができるので、外観のす
っきりした車両用ベンチレータが得られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、空調ケース体
と、この空調ケース体の吹出口前面を覆い、且つ下部に
備えたガイド軸を中心として開閉するカップ受台兼用の
リッドと、このリッドのプッシュオープン機構と、上記
ガイド軸に軸支されてリッド内側位置より一定角度回動
するように付勢されたカップホルダーと、空調ケースの
下方外側に設けたリッド及びカップホルダーの収納空間
と、この収納空間の両側に設けられて、上記ガイド軸を
収納空間の奥に案内するガイドレールとを備えることに
より、カップホルダーのスプリングによりリッドが開き
方向に付勢されているので、リッドを空調ケース体側に
押し付けると、コイルスプリングの弾発力によりリッド
が開き、構造が簡単で少ない部品で開閉が可能な車両用
ベンチレータが得られる。
【0022】またカップを必要としないときはカップホ
ルダーをリッドに重ねて押し込むと、リッド及びカップ
ホルダーを空調ケース体の下部の収納空間に収納するこ
とができるので、外観がすっきりする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における車両用ベンチレータ
の斜視図である。
【図2】同車両用ベンチレータのリッド開時の斜視図で
ある。
【図3】同車両用ベンチレータのリッド開時の縦断面図
である。
【図4】同車両用ベンチレータのリッド開時の横断面図
である。
【図5】同車両用ベンチレータのリッド開時の要部縦断
面図である。
【符号の説明】
1 車両用ベンチレータ 2 空調ケース体 3 吹出口 5 収納空間 7 カップホルダー 8 ガイドレール 10 リッド 12 ガイド軸 16 プッシュキャッチ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−221235(JP,A) 実開 平4−5504(JP,U) 実開 平5−71014(JP,U) 実開 平3−13058(JP,U) 実開 昭63−162110(JP,U) 実開 平4−69013(JP,U) 実開 平1−175917(JP,U) 実開 平5−91926(JP,U) 実開 平4−124534(JP,U) 実開 昭63−201836(JP,U) 実開 平1−169416(JP,U) 実開 昭60−138852(JP,U) 実開 平2−60609(JP,U) 特公 平4−9449(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 B60N 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ケース体と、この空調ケース体の吹
    出口前面を覆い、且つ下部に備えたガイド軸を中心とし
    て開閉するカップ受台兼用のリッドと、このリッドのプ
    ッシュオープン機構と、上記ガイド軸に軸支されてリッ
    ド内側位置より一定角度回動するように付勢されたカッ
    プホルダーと、空調ケースの下方外側に設けたリッド及
    びカップホルダーの収納空間と、この収納空間の両側に
    設けられて、上記ガイド軸を収納空間の奥に案内するガ
    イドレールとを備えたことを特徴とする車両用ベンチレ
    ータ。
JP01136694A 1994-01-07 1994-01-07 車両用ベンチレータ Expired - Fee Related JP3282346B2 (ja)

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KR200490421Y1 (ko) * 2018-12-26 2019-11-08 김부성 이동식 종합 테이블

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