JPH0120623Y2 - - Google Patents

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JPH0120623Y2
JPH0120623Y2 JP1985021726U JP2172685U JPH0120623Y2 JP H0120623 Y2 JPH0120623 Y2 JP H0120623Y2 JP 1985021726 U JP1985021726 U JP 1985021726U JP 2172685 U JP2172685 U JP 2172685U JP H0120623 Y2 JPH0120623 Y2 JP H0120623Y2
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JP
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storage box
lid
seat
air
backrest
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JP1985021726U
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JPS61138979U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車において、飲料用罐等を冷
却又は加熱する装置に関するものである。
(従来の技術) 例えばジユース罐等を冷却する装置は従来より
クールボツクスとして周知である。このクールボ
ツクスは、空気調和装置のエバポレータを通過し
て冷却された空気を導入してジユース罐等の冷却
を行なうもので、例えば実開昭59−62056号公報
においては、このクールボツクスを荷物室に設け
る点が、また、実開昭59−155217号公報には、空
気調和装置の空調ダクトの途中に設ける点がそれ
ぞれ示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、いずれの従来例にあつても、荷
物又は乗員を収納するための空間にクールボツク
スを設置しているので、車室内の有効スペースが
狭くなるという問題点があつた。
そこで、この考案は、車室内の有効スペースを
狭めることなしに飲料用罐等を冷却又は加熱する
ことができると共に後席側の空調ができる装置を
提供することを課題としている。
(問題点を解決するための手段) この考案は、空気調和装置を有する自動車にあ
つて、立倒自在の前側座席の背もたれ部に開閉自
在の蓋を有する収納ボツクスを内設し、この収納
ボツクスを前記空気調和装置に通風ダクトを介し
て接続すると共に、前記収納ボツクスの蓋が前記
背もたれ部の後面部分に形成され、且つこの蓋に
は開閉自在の吹出口が形成したものである。
(作用) したがつて、収納ボツクスは通風ダクトを介し
て空気調和装置に接続されているので、空気調和
装置にて冷却又は加熱された空気がこの収納ボツ
クス内に供給され、収納ボツクスに収納されてい
る飲料用罐等を冷却又は加熱する。上記収納ボツ
クスは座席の背もたれ部に内設してあるので、何
ら車室内の有効スペースを狭めることがなく、ま
た、前側座席及び後側座席の乗員の双方が収納ボ
ツクスを利用でき、さらに収納ボツクスの蓋の吹
出口から吹出される空気によつて後席側の空間の
温調も可能である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、トラツク、ワンボツ
クスカー等の座席1は、車体に固定された座席2
と、この座席2に対して回転自在に取付けられた
背もたれ部3とから構成され、この背もたれ部3
は、第1図に示すような立てた状態と第2図に示
すような倒した状態とに切換自在となつている。
収納ボツクス4は、飲料用罐5等を収納するた
めのもので、上記座席1の背もたれ部3に内設さ
れており、背もたれ部3の後面部分に取出口6が
形成され、この取出口6を開閉する蓋7を有す
る。この蓋7に対向して取出口6の上部にはマグ
ネツト8が設けられ、蓋7を閉じた状態にあつて
はこのマグネツト8に蓋7の磁性体部分が引きつ
けられ、蓋7を固定するようになつている。ま
た、蓋7には後方に開口する複数の吹出口9が形
成されている。さらに、この蓋7の内側には、第
4図に示すように、開閉シヤツタ10が設けられ
ている。この開閉シヤツタ10は、蓋7の両側に
設けられた案内部11に挿入されて上下方向に案
内されるようになつていると共に、吹出口9に対
応した開口12が形成されている。また、この開
閉シヤツタ10にはノブ13が設けられ、このノ
ブ13が蓋7に形成されたスライド孔14から突
出し、このノブ13を手にもつて上下動させるこ
とによつて、蓋7を閉じた状態で吹出口9を開閉
できるようになつている。
前記背もたれ部3の側面で回動軸上には継手部
15が設けられており、この継手部15に、収納
ボツクス4が背もたれ部3内に形成された連通路
16を介して連通していると共に、通風ダクト1
7の一端が接続されている。この通風ダクト17
は、継手部15に回動自在に嵌合し、背もたれ部
3が回動しても継手部15との密閉が保たれるよ
うになつている。
第3図において、自動車18はワンボツクスカ
ーで、空気調和装置19が例えばダツシユボード2
0の下方に設置されている。前記座席1は、前部
座席中央のもので、前記通風ダクト17の他端が
空気調和装置19の例えばエバポレータの後部に
接続され、このエバポレータで冷却された空気が
通風ダクト17を介して前記収納ボツクス4に送
られるようになつている。したがつて、この収納
ボツクス4は、座席1の背もたれ部3を立てた場
合には、後部座席1c,1cに座る乗員に利用さ
れやすくなり、倒した場合には、前部座席側の両
側にある運転席1aと助手席1bとに座る乗員に
利用されやすくなるものである。
上記構成において、空気調和装置19を作動さ
せるとそのエバポレータを通過した冷風が通風ダ
クト17を介して収納ボツクス4に供給され、該
収納ボツクス4内の飲料用罐5を冷却する。この
場合、開閉シヤツタ10の開口12と蓋7の吹出
口9とが整合するようにノブ13をもつて開閉シ
ヤツタ10を動かすと、その冷風が後部座席1
c,1cへ吹出されて冷房に供される。
尚、この実施例においては、収納ボツクス4に
は冷風が導かれるようにしたが、収納ボツクス4
を空気調和装置19のヒータコアの後部に接続し
てホツトボツクスとして使用してもよいし、ま
た、冷風と温風との切換えを行なうドアを設けて
もよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、収納ボ
ツクスを座席の背もたれ部に内設したので、車室
内の有効スペースを狭めることなくして飲料用罐
等の冷却又は加熱を行なうことができる。また、
座席の背もたれ部に収納ボツクスがあるため、そ
の収納された飲料用罐等を前席座席ばかりでなく
後席座席の乗員も容易に取出すことができるもの
である。
さらに、収納ボツクスの蓋に設けられた吹出口
を開くことで、該吹出口から吹出される空気によ
つて後席側の空間の温調も可能となり、特にワン
ボツクスカー等では有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は座席を立てた状態のこの考案の一実施
例を示す斜視図、第2図は座席を倒した状態を示
す同上の斜視図、第3図は同上の実施例における
冷却又は加熱装置を有する自動車の透視図、第4
図は同上の実施例に用いた蓋を示す断面図であ
る。 1……座席、3……背もたれ部、4……収納ボ
ツクス、5……飲料用罐、7……蓋、9……吹出
口、17……通風ダクト、19……空気調和装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和装置を有する自動車にあつて、立倒自
    在の前側座席の背もたれ部に開閉自在の蓋を有す
    る収納ボツクスを内設し、この収納ボツクスを前
    記空気調和装置に通風ダクトを介して接続すると
    共に、前記収納ボツクスの蓋が前記背もたれ部の
    後面部分に形成され、且つこの蓋には開閉自在の
    吹出口が形成されていることを特徴とする自動車
    における飲料用罐等の冷却又は加熱装置。
JP1985021726U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0120623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985021726U JPH0120623Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JP1985021726U JPH0120623Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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Publication Number Publication Date
JPS61138979U JPS61138979U (ja) 1986-08-28
JPH0120623Y2 true JPH0120623Y2 (ja) 1989-06-21

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JP1985021726U Expired JPH0120623Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4526358B2 (ja) * 2004-11-25 2010-08-18 ダイハツ工業株式会社 車両の収納装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923860U (ja) * 1972-05-31 1974-02-28
JPS627986Y2 (ja) * 1979-11-06 1987-02-24
JPS60149429U (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 池田物産株式会社 自動車のフロントシ−ト

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JPS61138979U (ja) 1986-08-28

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