JPH0451338Y2 - - Google Patents

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JPH0451338Y2
JPH0451338Y2 JP1986039447U JP3944786U JPH0451338Y2 JP H0451338 Y2 JPH0451338 Y2 JP H0451338Y2 JP 1986039447 U JP1986039447 U JP 1986039447U JP 3944786 U JP3944786 U JP 3944786U JP H0451338 Y2 JPH0451338 Y2 JP H0451338Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の空調装置に接続された保冷・
保温ボツクス装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両に用いられる保冷ボツクス装置とし
ては、例えば特開昭60−234041号公報等に記載さ
れているようなものが知られている。
この従来の保冷ボツクス装置はボツクスがダク
トによつて空調装置に接続され、ダクトの一端の
冷風取入口が空調装置のエバポレータに近接した
下流位置に開口されると共に、他端の冷風吹出口
がボツクスに開口されたもので、冷房時エバポレ
ータを通過した冷風がダクトによりボツクス内に
導入されてボツクス内が保冷されるようになつて
いた。
また、実開昭58−80341号公報に記載されてい
るような装置も知られている。
この従来装置は、ダクトの一端に設けられた取
入口がベントダクトに開口されたもので、冷房時
にはエバポレータを通過した冷風をダクトを介し
てボツクス内に導入してボツクス内を保冷するこ
とができる。
尚、空調装置としては、温度調整時にはエバポ
レータとヒータコアが作動し、エバポレータを通
過した後ヒータコアの上側を通る冷風とヒータコ
アを通過する温風とがヒータコアの下流でミツク
スされることにより温度調整を行なうものを用い
ているものとする。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の従来装置にあつては、保
冷のみの単一機能しか備えておらず、しかも、冷
房時あるいは冷風と温風を混合して用いる温度調
整時のみしか保冷できない。即ち、暖房時には保
冷も保温もできなかつた。
さらに、この装置は、本来室内に吹き出す空気
の一部をボツクスに導入した後、この空気をシロ
ツコフアンの負圧部分に排出する構成となつてい
るため、室内に吹き出す風量の低下を招く。
しかも、シロツコフアンの部分まで空気を導く
ダクトを要するため、部品点数増を招くと共に、
ダクトの配索スペースを要する分だけ空間効率の
低下を招く。
しかし、ベントダクトは乗員の上半身に向けて
冷風あるいは温度調整された風を送るもので、温
風を送つて乗員の上半身に吹出させると、不快に
なるものである。したがつて、通常用いられる空
調装置では暖房のための温風はベントダクトへは
送風しないものであるからボツクス内を保温する
ことはできないものである。
一方、後者の従来装置にあつても、空調装置
を、特に春、秋の中間期および冬期において作動
させた場合には、ヒータコアの下流からの温風が
ダクトを通してボツクス内に導入されないため、
ボツクス内を保温することおよび、保温・保冷を
切換えて用いることができないという問題点があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点に着目して成さ
れたもので、空調装置の室内への風量を低下させ
ることなく保温・保冷を可能とすると共に、ダク
トを不要として、部品点数低減及びスペース効率
の向上が得られる保冷・保温ボツクスを提供する
ことを目的としている。
そして、この目的達成のために本考案では、車
載され、エバポレータと該エバポレータの下流に
配置されたヒータコアと該ヒータコアを通過した
空気を足元に吹き出す足元吹出口とを備えた空調
装置に対しダクトによつて接続されたボツクスが
設けられ、前記ダクトには、冷風流路と温風流路
が形成され、かつ、冷風流路と温風流路を切り換
える切換弁が設けられ、前記冷風流路の冷風取入
口が前記空調装置のエバポレータとヒータコアと
の間に開口されると共に、前記温風流路の温風取
入口が空調装置のヒータコアと足元吹出口との間
に開口され、前記ボツクスに、内部に流入した空
気を車室に排出する排出口が、車体の壁面に対向
し、かつ、壁面に対し微少な間隙を介して開口さ
れている手段とした。
(作用) 従つて、本考案の保冷・保温ボツクス装置にあ
つては、冷風流路の冷風取入口がエバポレータと
ヒータコアとの間に開口されているために、切換
弁を冷風流路側に切り換えることによりエバポレ
ータ作動時にはエバポレータを通過した冷風のみ
をボツクス内に導入することができるし、また、
温風流路の温風取入口がヒータコア作動時には常
に温風または温度調整された風が流れるヒータコ
アと足元吹出口との間に開口されているために、
切換弁を温風流路側に切り換えることによりヒー
タコア作動時にはヒータコアを通過した温風また
は、温度調整された風をボツクス内に導入するこ
とができる。
また、ボツクス内に導入された冷風または温風
は、ボツクスに設けた排出口から、車室内の車体
壁面に向かつて排出され、車室内の空調に寄与す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、自動車の
センタコンソウル1に設けられた保冷・保温ボツ
クス装置を例にとり説明する。
本考案実施例の保冷・保温ボツクス装置は、セ
ンタコンソウル1の後方に設けられたボツクス2
とセンタコンソウル1内に設けられたダクト3
と、を主要な構成要素としている。
センタコンソウル1は、運転席4と、助手席
(図示省略)の間のフロアトンネル5上に設けら
れ、オーデイオ機器(図示省略)等を収納するも
のである。
ボツクス2は内部で保冷及び保温可能なもの
で、ダクト3によつて車載の空調装置6に接続さ
れており、エンジンルーム7と、車室8とを隔て
る隔壁9に対し僅かな間隙を介して配置されてい
る。
また、このボツクス2は上部に回動軸21を中
心とした回動により開閉される蓋22が設けら
れ、かつ、上端部はシート部フロア10よりも僅
かに高く形成されている。
更に、前記ボツクス2の後面には、ボツクス内
の空気を排出する排出口23が前記隔壁9に向け
て開口されている。
前記空調装置6は、センタコンソウル1の前方
位置に設けられ、ブロアユニツト61と、温調ユ
ニツト62と、操作盤63と、ベントダクト64
とデフロスタダクト65と、を備えている。
前記ブロアユニツト61は、外気取入口611
や内気取入口612から取り入れた空気をブロア
613によつて温調ユニツト62に送り込むもの
である。
前記温調ユニツト62は、エバポレータ621
とヒータコア622と足元吹出口623とを備
え、ブロアユニツト61から導入された空気を足
元吹出口633から車室8へ吹き出させたり、前
記ベントダクト64に送り込んでベントダクト6
4のベント吹出口641から車室8へ吹き出させ
たり、また、デフロスタダクト65からフロント
ガラス(図示省略)に吹き出させたりするもので
ある。これら吹出口を選択するのは足元ドア62
5、ベントドア626、デフロスタドア627を
開閉して行なう。
前記エバポレータ621は、ブロアユニツト6
1側から導入された空気を冷却するものである。
また、前記ヒータコア622は、エバポレータ
621を通過した空気を加熱するもので、このヒ
ータコア622には、回動によりヒータコア62
2側に導く空気量を調節するエアミツクスドア6
24が設けられている。
また、足元吹出口623はヒータコア622を
通過した温風を足元に吹き出すためのもので、こ
の足元吹出口623にはこの口に温風を送るため
開閉する前記足元ドア625が設けられている。
前記操作盤63には、前記のエアミツクスドア
624を動かし冷房、暖房、吹出温度調整モード
を選択すると共に吹出温度調整時の調整温度を選
択するテンプレバーと、前記各吹出口ドア62
5,626,627を選択して開閉するモードレ
バーと内外気切換ドア628を動かし外気導入、
内気循環を選択するインテークレバーやエアコン
スイツチ等が設けられている。
尚、629a,629bはヒータコア622を
通過した温風と通過しない冷風とが混合するエア
ミツクスチヤンバである。
ダクト3は、前記温調ユニツト62内の空気を
前記ボツクス2内に導入するもので、温調ユニツ
ト62側が冷風ダクト31と温風ダクト32の二
又に分岐しており、冷風流路33と温風流路34
が形成されている。
前記冷風ダクト31の端部には冷風流路33の
冷風取入口35が設けられると共に温風ダクト3
2の端部には温風流路34の温風取入口36が設
けられ、かつ、ダクト3のボツクス2側端部に
は、冷風吹出口と温風吹出口を兼ねた吹出口37
が設けられている。
更に、この冷風取入口35は、温調ユニツト6
2のエバポレータ621と近接した下流位置にエ
バポレータ621に向つて開口され、温風取入口
36はヒータコア622と近接した下流位置にヒ
ータコア622に向つて開口されており、また、
吹出口37はボツクス2に開口されている。
また、冷風ダクト31及び温風ダクト32の合
流点38には、それぞれの流路を開閉するととも
に両流路を閉じることによつて流路の切り換えお
よび閉鎖を行なう切換弁39が設けられている。
この切換弁39はヘ形をしており、その中央に
回動軸42が操作レバー41の回動軸と一体に設
けられておりダクト3に対して回動可能になつて
いる。
そして、切換弁39は冷風流路33と温風流路
34が合流する合流点38に設けられ、切換弁3
9を保冷位置(センタコンソウル側)にすると冷
風流路33を開とし、温風流路34を閉とし、保
温位置(エンジンルームの隔壁9側)にすると温
風流路34を開とし、冷風流路33を閉とし、さ
らに、閉位置(保冷位置と保温位置の中間)にす
ると両流路33,34を閉鎖する。
24は、ボツクス2の後部に設けた排出口23
の内側に設けられたガイドレール26,26間に
設けられ、かつ、小孔25が操作レバー41側に
近い方に明けられたドアである。
このドアに24には押し引き可能で操作レバー
41に一端が固定されたワイヤ27の他端が固定
されている。
また、ドア24には排出口23を塞ぐ面28も
有し、排出口23の2倍の長さを少なくとも有し
ており、前記ガイドレール26,26はドア24
の2倍の長さを少なくとも有している。
そして、操作レバー41を保冷位置にすると小
孔25が、閉位置にすると塞ぐ面28が排出口2
3に位置し、保温位置にするとドア24が排出口
23の位置より外れる。
11はフロア12がエンジンルーム7内への空
気取り入れのため凸設されたフロアトンネル5の
側面に設けられフロア12に固定されボツクス2
を支持するためのボツクス取付用ブラケツトで、
足元吹出口623からの温風が該ボツクス取付用
ブラケツト11でさえぎられ、乗員の足元への供
給ができなくなるのを防止した穴13が設けられ
ている。
また、フロアトンネル5の側面と該穴13にか
けて屈曲したガイド板14を設けて、該ガイド板
14に沿つて温風が曲げられ、穴13より吹出し
やすいようにした。
尚、ボツクス内に冷風または温風を送つている
ときに、車室内への冷風または温風の吹出し量が
減るのを防ぐため、ブロアの回転数を増して、風
量をアツプするように切換レバーが操作されたと
き、ブロアモータを増速する制御回路を設けても
良い。
次に、実施例の作用を説明する。
(冷房時) 冷房時、空調装置6は、ヒータコア622が作
動せずエアミツクスドア624はヒータコア62
2側への空気の導入を全く行なわない状態になつ
てヒータコア622を閉じている。
従つて、冷風ダクト31側が開くように操作レ
バー41を操作(センタコンソウル側に押す)し
て切換弁38を開くと、エバポレータ621を通
過した冷風の一部が冷風取入口35からダクト3
内に取り入れられた後、冷風流路33を通つて吹
出口37からボツクス2内に導入されてボツクス
2内は低温に保たれ保冷することができる。この
とき排出口23のドア24が押されドア24の小
孔25が排出口23の位置にあるため、排出され
る量を制限し、車室内への排出を少なくし空調へ
の影響を小さくしている。また、これによりブロ
ア613に近いため正圧が作用する冷風取入口3
5から導入する冷風量を、後述の温風量導入とバ
ランスさせている。従つて、導入された冷風に等
しい量のボツクス2内の冷風が後面に開口された
排出口23から隔壁9側へ排出される。この排出
冷風によつて隔壁9が冷却され、エンジンルーム
7からの熱伝達により隔壁9が加熱されるのを防
止できる。
冷風取入口35から導入されずに更に下流に向
かつた冷風は、モードレバーの切換操作によつ
て、ベントダクト64のベント吹出口641等か
ら車室8に吹き出される。
(暖房時) 暖房時、空調装置6は、エバポレータ621が
作動せずエアミツクスドア624はヒータコア6
22側への空気の導入を最大限に行なう状態に全
開になつている。
従つて、冷風ダクト31側が閉じ温風ダクト側
が開くように操作レバー41を操作(エンジンル
ーム7側に引く)して切換弁39を作動させると
ヒータコア622により加熱された温風の一部は
温風取入口36からダクト3内に取り入れられた
後温風流路34を通つて吹出口37からボツクス
2内に導入され、ボツクス2内は高温に保たれ保
温することができる。
このとき、排出口23のドア24が引かれドア
24が排出口23の位置から外れるため、排出口
23いつぱいに温風を排出できる。このため、乗
員の足元に隔壁9との間を通つてきた温風を供給
でき温調に寄与する。また、排出口23が大きく
開いているので、ブロア613から遠く高い正圧
の作用が期待できない温風取入口36であつても
排出口23が流通抵抗になり難くて温風を導入し
やすく、前述の冷風の導入量とバランスさせて、
保冷・保温の一方がきき、他方がききがわるいと
いう片寄りがなく設けられる。
温風取入口36からボツクス内に導入されずに
更に下流に向つた温風は、足元吹出口623やデ
フロスタ吹出口から吹き出される。また、このと
き、足元吹出口623から吹き出された温風はボ
ツクス取付用ブラケツト11にさえぎられず乗員
の足元に流れる。
(吹出温度調整時) 吹出温度調整時、空調装置6はエバポレータ6
21とヒータコア622とが作動する。エバポレ
ータ621を通過した冷風はエアミツクスドア6
24の上側を通るものとエアミツクスドア624
によつてヒータコア622側に導かれるものとに
分けられ、更にヒータコア622を通過した温風
はエアミツクスチヤンバ629aまたは629b
で混合され温度調整され、前者で混合されたもの
はベント吹出口641より、後者で混合されたも
のは足元吹出口623から車室8に吹き出され
る。そして、この実施例では、エアミツクスチヤ
ンバ629bでは、ヒータコア622を通過した
風量が多いため、他方のエアミツクスチヤンバ6
29aよりも高い温となり、足元吹出口623か
らの吹出温はベント吹出口641からの吹出温よ
りも高温となる。
ここでの温度調整はエアミツクスドア624の
回動により上側を通る空気量とヒータコア622
側に導かれる空気量との割合を調整することで行
なわれる。従つて、操作レバー41を操作して保
冷か保温を選択すれば、前述のようにして冷風か
温風をボツクス内に導入し、保冷・保温ができ
る。
尚、除湿を行なう際にもエバポレータとヒータ
コアの両方が作動され上述と同様にボツクスで選
択的に保温・保冷することができる。
尚、冷風ダクト31と温風ダクト32にそれぞ
れ独立して切換弁を設ければ、冷風ダクト31の
切換弁を開くと共に温風ダクト32の切換弁を閉
じるとエバポレータ621を通過した冷風がボツ
クス2内に導入されボツクス2内を保冷すること
ができる。
また、冷風ダクト31の切換弁を閉じると共に
温風ダクト32の切換弁を開くと、ヒータコア6
22を通過した温風がボツクス2内に導入されボ
ツクス2内を保温することができる。
尚、冷風ダクト31の切換弁と温風ダクト32
の切換弁の開閉を微調整することによりボツクス
2内の保冷温度あるいは保温温度を調節すること
もできる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、ダクトとして実施例では冷風吹出口と
温風吹出口とを1つの吹出口で兼用する二又のダ
クトを用いたが、冷風吹出口と温風吹出口とを独
立させ、冷風吹出口を備えた冷風ダクトと温風吹
出口を備えた温風ダクトを2本用いてもよい。
更に、ボツクスの位置や形状も実施例に限られ
ない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車両用保
冷・保温ボツクス装置にあつては、切換弁を冷風
流路側に切り換えることによりエバポレータ作動
時にはエバポレータを通過した冷風のみをボツク
ス内に導入することができ、かつ、切換弁を温風
流路側に切り換えることによりヒータコア作動時
にはヒータコアを通過した温風のみをボツクス内
に導入することができるため、ボツクス内で保冷
及び保温することができ、しかも切換弁の切換操
作により保冷・保温を選択することができる。
しかも、温風取入口をヒータコアと足元吹出口
との間に設けたため、足元吹出口からは温風を吹
き出させつつベント吹出口からは冷風や温調空気
を送風するような春・秋等の中間期においても、
温風を導入して保温することができるという効果
が得られる。
さらに、ボツクスの排出口を、車体の壁面に対
向させ、かつ、壁面に対し微少な間隙を介して開
口したために、保冷または保温に使用した冷風ま
たは温風を、車室の温調に利用でき、空調装置へ
の室内への風量を低下させることがなく、しか
も、この排出口からの空気は乗員に直接当ること
がないから、不快感を招くこともないという効果
が得られ、同時に、ボツクスへ導入した空気の排
出にダクトを用いないから、その分、部品点数増
を招くことがないと共に、ダクト配索スペースが
不要でスペース効率が向上するという効果が得ら
れる。
尚、排出口から空気を排出することで、実施例
のようにエンジンルームの隔壁を冷却したり、乗
員の足元を温めたり、また、後席の人へ冷風や温
風を送ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の保冷・保温ボツクス装
置を示す斜視図、第2図は実施例装置が設置され
た車室内を示す斜視図、第3図は実施例装置の設
置状態を示す縦断面図、第4図は切換弁を設けた
合流点の縦断面図、第5図は空調装置の概念図で
ある。 2……ボツクス、3……ダクト、6……空調装
置、33……冷風ダクト、34……温風流路、3
5……冷風取入口、36……温風取入口、37…
…吹出口、39……切換弁、621……エバポレ
ータ、622……ヒータコア、623……足元吹
出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車載され、エバポレータと該エバポレータの下
    流に配置されたヒータコアと該ヒータコアを通過
    した空気を足元に吹き出す足元吹出口とを備えた
    空調装置に対しダクトによつて接続されたボツク
    スが設けられ、 前記ダクトには、冷風流路と温風流路が形成さ
    れ、かつ、冷風流路と温風流路を切り換える切換
    弁が設けられ、 前記冷風流路の冷風取入口が前記空調装置のエ
    バポレータとヒータコアとの間に開口されると共
    に、前記温風流路の温風取入口が空調装置のヒー
    タコアと足元吹出口との間に開口され、 前記ボツクスに、内部に流入した空気を車室に
    排出する排出口が、車体の壁面に対向し、かつ、
    壁面に対し微少な間隙を介して開口されているこ
    とを特徴とする車両用保冷・保温ボツクス装置。
JP1986039447U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0451338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986039447U JPH0451338Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP1986039447U JPH0451338Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JPS62152172U JPS62152172U (ja) 1987-09-26
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JP1986039447U Expired JPH0451338Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60234041A (ja) * 1984-05-07 1985-11-20 Nippon Denso Co Ltd 車載用冷蔵庫

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60234041A (ja) * 1984-05-07 1985-11-20 Nippon Denso Co Ltd 車載用冷蔵庫

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JPS62152172U (ja) 1987-09-26

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