JPH0636909U - ドアトリムのエアダクト構造 - Google Patents

ドアトリムのエアダクト構造

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JPH0636909U
JPH0636909U JP6537492U JP6537492U JPH0636909U JP H0636909 U JPH0636909 U JP H0636909U JP 6537492 U JP6537492 U JP 6537492U JP 6537492 U JP6537492 U JP 6537492U JP H0636909 U JPH0636909 U JP H0636909U
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JP
Japan
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duct
door
door trim
pillar
nozzle
Prior art date
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Pending
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JP6537492U
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English (en)
Inventor
良典 末岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントドアおよびリヤドアのドアトリムを
利用してエアダクトを配設さて後部座席の冷房効果を向
上する。 【構成】 インストルメントパネルの左右のサイドレジ
スタに配設されるサイドレジスタダクトを延出してイン
ストルメントパネルの左右の側面に開口するドアトリム
ノズルを設けるとともに、左右のフロントドアトリム内
にフロントドアダクトを配設してそのフロント側にはド
アトリムノズルに接続可能にドアトリムに開口するダク
ト接続ノズルを接続し、同フロントドアダクトのリヤ側
をセンターピラーに設けたピラーダクトと整合接続可能
に設け、さらに、左右のリヤドアトリム内にリヤドアダ
クトを配設して同開口側をセンターピラーに設けたピラ
ーダクトと整合接続可能に設けて、同リヤドアダクトに
開口して通風口より後部座席側に送風可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両にエアダクトに係り、詳しくはドアトリムに付設されるエア ダクト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の空気調和システムのエアダクト、レジスターとしては図5に示 すように、例えばインストルメントパネル1内には図示はしないがブロワーユニ ット、クーラーユニット、ヒーターユニット等が配設され、これら各ユニットよ りフロントデフロスター2、センターレジスター3および左右のサイドレジスタ ー4にダクトにより接続され、後部座席用にはフロントシート5の下側に配設さ れた温風用ダクト6,6が配設され、また、コンソールボックス7に沿って配設 された冷風用ダクト8が配設され、後部座席の暖房の場合にはセンターレジスタ ー3と温風ダクト6,6により温風を送風し、冷房の場合にはセンターレジスタ ー3と冷風用ダクト8により冷風を流して空調が行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気調和システムでは、とくに、後部座席の冷房の 場合、センターレジスター3と冷風用ダクト8とでは冷風送風量が少なく、後部 座席者に十分に冷風を送ることができず、冷房効果が低い問題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決するために、車両のフロントドアおよびリ ヤドアのドアトリムを利用してエアダクトを配設させ後部座席の冷房効果を向上 することのできるドアトリムのエアダクト構造を提供することを目的とするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記技術課題を解決するため、車両の空気調和システムにおいて、 インストルメントパネルに配設したセンターレジスタのダクトより左右のサイド レジスタに配設されるサイドレジスタダクトを延出して前記インストルメントパ ネルの左右の側面に開口するドアトリムノズルを設けるとともに、左右のフロン トドアのドアトリムはその上部に形成した膨出溝部内にフロントドアダクトを配 設してそのフロント側には前記ドアトリムノズルに接続可能にドアトリムに開口 するダクト接続ノズルを接続し、同フロントドアダクトのリヤ側をセンターピラ ーに設けたピラーダクトと整合接続可能に設け、さらに、左右のリヤドアのドア トリムに形成した膨出溝部内にはリヤ側を閉止してフロント側に開口するリヤド アダクトを配設して同開口側を前記センターピラーに設けたピラーダクトと整合 接続可能に設けて、同リヤドアダクトに開口した通風口より後部座席側に送風可 能に構成したドアトリムのエアダクト構造に存する。
【0006】
【作用】
上記構成としたことにより、フロントドアおよびリヤドアを閉止した状態で各 ドアトリムの膨出溝部内に配設されてダクトはセンターピラーに設けたピラーダ クトにより連通成形されるとともに、フロントダクトに接続したダクト接続ノズ ルを介してインストルメント側のドアトリムノズルと接続してリヤダクトに開設 した送風口より後部座席に送風可能とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると、図1は車両のインス トルメントパネル1の室内側を示す一部斜視図であって、センターレジスタ3の ダクト3aには従来と同様にサイドレジスタ4に接続するサイドレジスタダクト 4a,4bが配設され、このサイドレジスタダクト4a,4bは延出されてイン ストルメントパネル1のサイドの所定の位置に開口してフロントドアダクト13 に接続するドアトリムノズル9がそれぞれ設けられている。このように設けられ たドアトリムノズル9にはフロントドア10のフロントドアトリム11およびリ ヤドア20のリヤドアトリム21に内装したドアトリムダクト13、25に接続 されている。
【0008】 図2はフロントドア10およびリヤドア20の内視図であって、このフロント ドア10のフロントドアトリム11はそのフロントドア10のフロント側は所定 の範囲で大きく膨出状に形成されてフロントドア10を閉止した場合に、その特 定の部分がインストーメメントパネル1のサイドに配設したドアトリムノズル9 の開口端に近接可能に設けられ、同近接する特定の部分にはドアトリムノズル9 に当接するトリムダクト接続ノズル12の開口端12aが突出状に取付けられこ のダクト接続ノズル12の他端はフロントドアトリム11に内装されたフロント ドアダクト13に接続されている。
【0009】 図3はフロントドアトリム11の上部側の断面を示すものでその上部側は室内 側に大きく膨出状に形成され、基材14の上端にはアッパベースプレート15が 取付けられるとともに、室内側にはフエルト材と表皮材との複合材16が貼着さ れ、この上部の膨出溝部17の長手方向に沿ってフロントドアダクト13が取付 けられている。このフロントドアダクト13は例えば合成樹脂材等からなるもの で、断面略円筒形状あるいは方形筒状に形成されて膨出溝部17内に例えばホッ トメルト等で貼着され、そのフロント側はダクト接続ノズル13に接続され、リ ヤ側はトリム11のリヤ側面に開口され、同開口端は閉止した際にセンターピラ ー18に貫通状に取付けられたピラーダクト19に弾性的に整合当接するように 設けられている。なお、このピラーダクト19も合成樹脂等により断面略円筒形 状あるいは方形筒状に形成されている。
【0010】 また、リヤドア20のリヤドアトリム21にはリヤドアダクト25が配設され ている。このリヤドアトリム21はフロントドアトリム11と同様に図4に示す ように上部側は室内側に大きく膨出状に形成され、基材14の上端にはアッパベ ースプレート15が取付けられるとともに、室内側にはフエルト材と表皮材との 複合材16が貼着され、この上部の膨出溝部22の所定の位置には通風口23が 開設されて同通風口23には通風枠24が取付けられている。このように設けら れた膨出溝部22にはリヤドアダクト25が取付けられている。
【0011】 このリヤドアダクト25はフロントドアダクト13と同様に合成樹脂材等から なるもので、断面略円筒形状あるいは方形筒状に形成され、通風口23より若干 後方の位置までの短尺に形成され、その後端部は封止されるとともに、通風口2 3と対応して開口部26が開設され、この開口部26と通風口23とはシール部 材27を介して連結され、同リヤドアダクト25は溝部22にホットメルト等に より止着され、そのフロント側の開口端はリヤドアトリム21の側面にセンター ピラー18のピラーダクト19に整合可能に設けられ、閉止した際に弾性的に当 接するように設けられている。このように設けられた左右にフロントドア10お よびリヤドア20を閉止すると、フロントドアダクト13とリヤドアダクト25 はそれぞれセンターピラー18のピラーダクト19により連通されるとともに、 フロントドアダクト13に接続したダクト接続ノズル12の開口端12aはフロ ントドア10のドアトレム11がインストルメントパネル1の側面に開口したド アトリムノズル9の開口端に当接接続され、各ダクト13,19,25はセンタ ーレジスタ3側と連通されてリヤドア20に設けた開口枠24より後部座席に向 けて冷風を噴出するように構成されている。
【0012】 上述したように、インストルメントパネル1に配設したセンターレジスタ3の ダクト3aより左右のサイドレジスタ4に配設されるサイドレジスタダクト4a ,4bを延出してインストルメントパネル1の左右の側面に開口するドアトリム ノズル9を設けるとともに、左右のフロントドア10のドアトリム11はその上 部に形成した膨出溝部17内にフロントドアダクト13を配設してそのフロント 側にはドアトリムノズル9に接続可能にドアトリム11に開口するダクト接続ノ ズル12を接続し、同フロントドアダクト13のリヤ側をセンターピラー18に 設けたピラーダクト19と整合接続可能に設け、さらに、左右のリヤドア20の ドアトリム21に形成した膨出溝部22内にはリヤ側を閉止してフロント側に開 口するリヤドアダクト25を配設して同開口側をセンターピラー18に設けたピ ラーダクト19と整合接続可能に設けて、同リヤドアダクト25に開口した通風 口23より後部座席側に送風可能に構成したものであるから、従来の冷風ダクト 8とセンタレジスタ3に加えてドアに配設したダクト13,19,25を介して 後部座席に冷風を送風することで、後部座席側を短時間で冷房することが可能と なって快適な居住性を得ることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上記構成としたことにより、従来の冷風ダクトとセンターレジスタ に加えてドアに配設したダクトを介して後部座席に冷風を送風することで、後部 座席側を短時間で冷房することが可能となって快適な居住性を得ることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネル回りのダクトを示す内
視図である。
【図2】フロントドアとリヤドアとのダクトの接続を示
す内視図である。
【図3】フロントドアトリムの一部縦断面図である。
【図4】リヤドアトリムの一部縦断面図である。
【図5】従来のインストルメントパネル回りのダクトを
示す内視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 3 センターレジスタ 3a センターレジスタダクト 4 サイドレジスタ 4a,4b サイドレジスタダクト 9 ドアトリムノズル 10 フロントドア 11 フロントドアトリム 12 ダクト接続ノズル 13 フロントドアダクト 18 センタピラー 19 ピラーダクト 20 リヤドア 21 リヤドアトリム 23 通風口 25 リヤドアダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の空気調和システムにおいて、イン
    ストールメントパネルに配設したセンターレジスタのダ
    クトより左右のサイドレジスタに配設されるサイドレジ
    スタダクトを延出して前記インストルメントパネルの左
    右の側面に開口するドアトリムノズルを設けるととも
    に、左右のフロントドアのドアトリムはその上部に形成
    した膨出溝部内にフロントドアダクトを配設してそのフ
    ロント側には前記ドアトリムノズルに接続可能にドアト
    リムに開口するダクト接続ノズルを接続し、同フロント
    ドアダクトのリヤ側をセンターピラーに設けたピラーダ
    クトと整合接続可能に設け、さらに、左右のリヤドアの
    ドアトリムに形成した膨出溝部内にはリヤ側を閉止して
    フロント側に開口するリヤドアダクトを配設して同開口
    側を前記センターピラーに設けたピラーダクトと整合接
    続可能に設けて、同リヤドアダクトに開口して通風口よ
    り後部座席側に送風可能に構成したドアトリムのエアダ
    クト構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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