JPS623285Y2 - - Google Patents

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JPS623285Y2
JPS623285Y2 JP9622783U JP9622783U JPS623285Y2 JP S623285 Y2 JPS623285 Y2 JP S623285Y2 JP 9622783 U JP9622783 U JP 9622783U JP 9622783 U JP9622783 U JP 9622783U JP S623285 Y2 JPS623285 Y2 JP S623285Y2
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JP
Japan
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outside air
ventilation
driver
air outlet
seat side
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JP9622783U
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English (en)
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JPS603107U (ja
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Publication of JPS603107U publication Critical patent/JPS603107U/ja
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  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の換気装置に関するものであ
る。
自動車の自然換気を行うサイドベンチレータ
は、通常運転席側及び助手席側共それぞれカウル
ボツクスに開口する専用の外気取入口からインス
トルメントパネルの左右部に設けた吹出口までの
間をそれぞれ独立したダクトにより連通し、この
各ダクト内に専用の開閉弁をそれぞれ設けて、運
転席側、助手席側への外気の自然導入をそれぞれ
独立して制御するようになつており、上記のよう
な自然換気機構とは別にインストルメントパネル
中央部にフアンを用いた強制換気装置を装備して
いるのが普通である(例えば実公昭52−37084号
公報参照)。
ところが自動車では運転者1人だけで乗車して
いることが非常に多く、このような1人乗車の場
合、運転しながら運転席から助手席側のサイドベ
ンチレータの開閉弁を操作することは極めて厄介
であると共に、カウルボツクスに自然換気用の左
右の外気取入口と強制換気用の外気取入口の3個
の開口部を設けなければならないので、該カウル
ボツクスの強度を低下させることがないよう自然
換気用の左右の外気取入口の開口面積をあまり大
きくすることができず、自然換気用の流入風量は
極く少量とならざるを得ないと言う問題を有して
いる。
本考案は上記のような従来の問題に対処するこ
とを主目的とするもので、以下本考案を附図実施
例を参照して説明する。
図において、1及び2はカウルボツクス3の車
体中心に対し左右対称に設けた外気導入口部で、
運転席側の外気導入口1は自然風導入口とし、助
手席側の外気導入口2はブロア13を設けた強制
換気導入口とする。
インストルメントパネル4の両側部には外気の
吹出口5及び6が設けられると共に、該インスト
ルメントパネル4の中央部には強制換気用の吹出
口7が設けられ、上記左右両側部の吹出口5,6
は共に中央部の強制換気用吹出口7部と連結ダク
ト8及び9によつて連結されている。
前記運転席側の外気導入口1は自然換気用ダク
ト10により運転席側の吹出口5と強制換気用吹
出口7とを連結する連結ダクト8の吹出口5寄り
の部分に連通し、又助手席側外気導入口2はダク
ト11及びヒータユニツト12を介して中央部の
強制換気用吹出口7に連通している。
上記運転席側の外気導入口1部には該外気導入
口1を開閉制御するシヤツタ14が設けられてい
る。
上記の構成において、ブロア13を停止しシヤ
ツタ14を開として通常の車速で走行していると
きは、ラム圧にて運転席側の外気導入口1より外
気が入り、自然換気用ダクト10を通つて主とし
て運転席側の吹出口5から室内に吹き出すと共
に、一部は連結ダクト8を通つて中央の吹出口7
よりもわずかに吹き出し、自然換気が行われる。
高速走行時等ラム風圧が大なるときは、上記の
ように吹出口5及び7から外気が吹き出すと同時
に更に連結ダクト9を通つて助手席側吹出口6か
らもわずかに吹出す。
このように自然換気は主として運転席側の吹出
口5から、補助的に中央及び助手席側の各吹出口
7及び6からそれぞれ行われる。
交通渋帯等でノロノロ運転をしているとき等、
ラム風圧があまり得られない場合は、上記の状態
のままで強制換気に切換えブロア13を回転させ
る。
するとブロア13により強制的に助手席側外気
導入口2より吸入した外気はダクト11を通りヒ
ータユニツト12を通り(そのとき暖房中でなけ
れば素通りして)すべての吹出口5,6及び7か
ら車室内に吹き出し、強制換気が行われる。
換気が一切不要なときはブロア13を停止させ
運転席側の外気導入口1部に設けたシヤツタ14
を閉じるだけで、外気の導入をすべて遮断するこ
とができる。
又外気導入式の暖房時はブロア13にて助手席
側の外気導入口2より吸入された外気がヒータユ
ニツト12にて暖められ温風となつて図示しない
温風吹出口から車室内に吹き出す。
上記ヒータユニツト12の代りにエアコンユニ
ツトを用いても良い。
以上のように本考案では換気用の外気導入口を
車体中心に対し左右対称に2個設け、運転席側の
外気導入口を自然換気用、助手席側の外気導入口
を強制換気用とした構成を採つているので、従来
換気用外気導入口を3個設けていたものに比しカ
ウルボツクスの強度面での問題が少なく、自然換
気用の外気導入口の開口面積を強制換気用の外気
導入口と同等に大きくすることができ、大風量の
自然換気風が得られ換気機能の向上をはかり得る
と共に、運転者だけの1人乗車の頻度が多い乗用
者において上記自然換気風が主として運転席側の
サイドの吹出口から吹き出し少くとも車体中央部
の吹出口からは静かに吹き出すようになつている
本考案の構造では、運転者の快適性を著しく向上
させ得る点及び換気の制御操作性向上をはかり得
る点で極めて効果的である。
又外気導入口が車体中心に対し左右対称に設け
られているので、運転席が左右逆となる外国への
輸出車の場合も、車体構造を変えることなくブロ
ア13及びダクト11を逆側の外気導入口1側に
取付けるだけで簡単に適用することができ、車体
の共用が可能となるもので、構造が簡単でコスト
低廉なることと相俟つて実用上多大の効果をもた
らし得るものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
換気系統を示す平面説明図、第2図は第1図のA
−A断面図である。 1,2……外気導入口、3……カウルボツク
ス、4……インストルメントパネル、5,6,7
……吹出口、8,9……連結ダクト、10……自
然換気用ダクト、11……ダクト、12……ヒー
タユニツト、13……ブロア、14……シヤツ
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転者サイド、助手席サイドに換気用外気吹出
    口を設けると共に、その中央部に強制換気用外気
    吹出口を設けた自動車において、外気導入口を車
    体中心に対し左右対称に2個設け、前記運転席サ
    イド、助手席サイドの換気用外気吹出口部と強制
    換気用外気吹出口部とをそれぞれ連通する連結ダ
    クトを設けると共に、運転席側の外気導入口より
    流入した外気を、前記運転席サイドの換気用外気
    吹出口部と強制換気用外気吹出口部とを連通する
    連結ダクトに導く自然換気用ダクトを設け、該運
    転席側外気導入口よりの外気導入を制御するシヤ
    ツタを設け、且つ助手席側外気導入口部に強制換
    気用のブロアを設け、該ブロアの回転により助手
    席側外気導入口部を強制換気用外気吹出口部に導
    くダクトを設けたことを特徴とする自動車の換気
    装置。
JP9622783U 1983-06-22 1983-06-22 自動車の換気装置 Granted JPS603107U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9622783U JPS603107U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動車の換気装置

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JP9622783U JPS603107U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動車の換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS603107U JPS603107U (ja) 1985-01-11
JPS623285Y2 true JPS623285Y2 (ja) 1987-01-26

Family

ID=30229421

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JP9622783U Granted JPS603107U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 自動車の換気装置

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JPS603107U (ja) 1985-01-11

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