JPS6339124Y2 - - Google Patents

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JPS6339124Y2
JPS6339124Y2 JP1983142018U JP14201883U JPS6339124Y2 JP S6339124 Y2 JPS6339124 Y2 JP S6339124Y2 JP 1983142018 U JP1983142018 U JP 1983142018U JP 14201883 U JP14201883 U JP 14201883U JP S6339124 Y2 JPS6339124 Y2 JP S6339124Y2
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JP
Japan
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air
air conditioner
shutter
cold
outlet
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JP1983142018U
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JPS6049007U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調装置に関するものであ
る。
外気吸入口と内気吸入口を有し内外気切換シヤ
ツタを備えたインテークボツクスの下流に送風フ
アンを設け、その下流側にエバポレータとヒータ
コアとをシリーズに設置し、且つ上方吹出口と下
方吹出口を設けて、温風又は冷風を上記上,下の
吹出口から同時に吹き出すことができるバイレベ
ル機構をもつた自動車用空調装置は従来より開発
され既に一般に用いられている(例えば実開昭57
−17810号公報参照)。
上記のような空調装置においては、上方吹出口
と下方吹出口を共に開とし、上,下の吹出口から
同時に空気を吹き出させる所謂バイレベルモード
とすることができることは上述した通りであり、
このバイレベルモード時上方吹出口より吹出す空
気温度に対し下方吹出口より吹き出す空気温度を
高くし頭寒足熱をはかつており、従来はその上,
下の吹出口より吹き出す空気の温度差が固定的に
設定されているのが普通である。
ところが乗員が快適と感ずる上下人体温度差は
季節によつて異なり、例えば冬期の暖房時は足部
の温度を約37℃とし顔部(上半身部)温度を約22
℃としその温度差が約15℃となる程度に設定する
のが好ましいが、夏期の冷房時は上記のように15
℃の温度差では顔部の温度を約20℃としたとき足
部は35℃となり足部が異常に暑くなつてしまい、
冷房時顔部を約20℃としたときは足部は25℃程度
の温度差約5℃くらいが最適である。しかしこの
ように上,下の温度差を冷房時に合せて5℃に設
定すると暖房時足部を37℃としたとき顔部は32℃
となり顔部がほてり極めて不快となる。
本考案は上記のような従来装置の問題を解消す
ることを目的とするものであり、以下附図実施例
を参照して説明する。
図において、1はインテークボツクスで、該イ
ンテークボツクス1内には外気吸入口1aと内気
吸入口1bとを切換える内外気切換シヤツタ2が
設けられ、送風フアン3の回転により外気又は内
気を吸入するようになつている。インテークボツ
クス1の下流側のダクト4内にはエバポレータ5
が内装され、該ダクト4内の出口側にはヒータユ
ニツトケース6が接続される。
ヒータユニツトケース6内にはヒータコア7が
内装され、該ヒータコア7の空気入口側には温調
シヤツタ8が設けられ、該温調シヤツタ8によ
り、ヒータコア7の通過空気量と冷風通路9の通
過空気量との割合を可変制御し、ヒータコア7及
び冷風通路9の下流側合流部10の空気温度を調
整し得るようになつている。
11は下方吹出口、12は上方吹出口であり、
この両吹出口11及び12はヒータシヤツタ13
及びベントシヤツタ14により、それぞれその開
度を可変制御されるようになつており、ヒータシ
ヤツタ13を閉、ベントシヤツタ14を開とし冷
風を上方吹出口2から乗員の上半身に向けて吹き
出させるアツパモード、ベントシヤツタ14を
閉、ヒータシヤツタ13を開とし温風を下方吹出
口11から乗員の足元部に吹きつけるロアモー
ド、及び図示のように両シヤツタ13,14共適
当に開いて下方吹出口11と上方吹出口12から
同時に空気が吹き出すバイレベルモード等の選択
を行い得るようになつている。
上記のバイレベルモードにおいて、暖房時はヒ
ータコア7を通過し合流部にて冷風通路9からの
冷風と混合されることにより温度調整された温風
は主として下方吹出口11より乗員の足元部に吹
き出すと同時に、冷風通路9とほぼ直線状に連通
する上方吹出口12からは冷風量の割合が多い比
較的低温の空気が乗員の上半身部に吹き出し、所
謂頭寒足熱の暖房を行い、夏期エアコンスイツチ
(図示省略)をオンとしエバポレータ5とヒータ
コア7とが共に作動しているときも、上記暖房時
と同様、上方吹出口12からはかなり温度の低い
冷風が吹き出し下方吹出口11からはそれより温
度の高い冷風が吹き出し、上記上方吹出口12と
下方吹出口11との吹出空気の温度差は温調シヤ
ツタ8が同一位置であれば暖房時もエアコン作動
時もほぼ同じである。
本考案では冷風通路9の冷風をヒータコア7の
下流の温風通路7′部に導く冷風バイパスダクト
15を設け、該冷風バイパスダクト15を開閉制
御するシヤツタ16を設け、バイレベルモードに
おいて暖房時は第2図は示すように該シヤツタ1
6を閉とし、エアコン作動時は第1図に示すよう
に該シヤツタ16を開として冷風通路9を通過す
る冷風の一部を温風通路7′に導入させることに
より、上方及び下方の吹出口12及び11の吹出
空気温度差を暖房時は大(例えば温度差約15℃程
度)に、エアコン作動時は小(例えば温度差約5
℃程度)とし、温調シヤツタ8を同一ポジシヨン
に保つたままでバイレベルモードにおける暖房感
及び涼感の著しい向上をはかることができるよう
にしたものである。
尚図において17は例えばダイヤフラム装置等
のアクチユエータでありエアコンスイツチ(図示
省略)のオン作動に連動して図示しないバルブが
開いてバキユームホース19よりアクチユエータ
17にバキユームが作用し該アクチユエータ17
が作動してリンク機構18等を介してシヤツタ1
6が開となり、エアコンスイツチをオフとすると
バルブが閉じてアクチユエータ17へのバキユー
ムが遮断され自動的にシヤツタ16が閉となるよ
うになつている。
アクチユエータ17としては上記のようにバキ
ユームによつて作動するダイヤフラム装置に限ら
ず、例えばエアコンスイツチのオン,オフにより
作動する電磁ソレノイドその他任意のものを採用
し得る。
上記のようにエアコンスイツチのオン,オフに
連動してシヤツタ6が開,閉するよう構成してお
くことにより、バイレベルモードにおける暖房時
とエアコン作動時とで自動的に上下の吹出風温の
差が変わり、例えば暖房時では足元部が37℃、上
半身部が22℃で上,下の温度差がほぼ15℃の理想
的な頭寒足熱暖房となり、夏期のエアコン作動時
には上半身部が20℃、足元部が25℃以上で上,下
の温度差がほぼ5℃となつて極めて快的なる涼感
を得ることができるものである。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、こ
の例では上記第1,2図の実施例の冷風バイパス
ダクト15の代りに、ヒータコア下流の温風通路
と上方吹出口12部とを連通する温風バイパスダ
クト15′設け、バイレベルモードにおけるエア
コン作動時シヤツタ16′を開として温風の一部
を上方吹出口12部に導入させ上方吹出口12よ
り吹出す冷風温度を幾分上昇させることにより、
上,下の吹出風温の差を暖房時にくらべ小とする
ようにしたものであり、その他の構成はすべて第
1,2図のものと同じで第1,2図と同一の符号
は同一の部分を表わしている。
この例においてもバイレベルモードにおける冬
期の暖房時は例えば下方足元部を約37℃、上半身
部を約22℃で上,下温度差を15℃とした理想的な
頭寒足熱暖房を行うことができ、夏期のエアコン
作動時は、温調シヤツタ8を同一ポジシヨンとし
たままで、例えば上半身部を約20℃、足元部を約
25℃で上,下温度差を約5℃とし的確なる涼感を
得る状態とすることができる。
以上のように本考案によれば、上,下の吹出口
から同時に空気を吹出させるバイレベル機構をも
つた空調装置において、温調シヤツタを同一ポジ
シヨンとしたままで、バイレベルモードでの暖房
時とエアコン作動時とで、上下の吹出風温の差を
可変とし、空調フイーリングの著しい向上をはか
ることができるようにしたもので、実用上多大の
効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す断面
図で第1図はエアコン作動時,第2図は暖房時を
それぞれ示している。第3図は本考案の他の実施
例を示す断面図である。 3…送風フアン、5…エバポレータ、6…ヒー
タケース、7…ヒータコア、7′…温風通路、8
…温調シヤツタ、9…冷風通路、10…合流部、
11…下方吹出口、12…上方吹出口、13…ヒ
ータシヤツタ、14…ベントシヤツタ、15,1
5′…バイパスダクト、16,16′…シヤツタ、
17…アクチユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータコアに対し並列に冷風通路を形成し、主
    として冷風通路を通過した冷風を吹き出させる上
    方吹出口と、ヒータコアを通過した温風が上記冷
    風通路を通過した冷風と合流することにより温度
    調整された空気が吹き出す下方吹出口とを有し、
    且つ上記上方及び下方の吹出口から同時に空気を
    吹き出させるバイレベル機構を有する自動車用空
    調装置において、上記冷風通路の冷風をヒータコ
    ア下流の温風通路に導入するか又はヒータコア下
    流の温風を上方吹出口部に導入するバイパスダク
    トを設け、該バイパスダクトを開閉制御するシヤ
    ツタを設け、該シヤツタをエアコンスイツチをオ
    ンとしたエアコン作動時に開となりエアコンスイ
    ツチをオフとしたとき閉となるようエアコンスイ
    ツチと連動して自動制御される構成としたことを
    特徴とする自動車用空調装置。
JP14201883U 1983-09-13 1983-09-13 自動車用空調装置 Granted JPS6049007U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14201883U JPS6049007U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14201883U JPS6049007U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 自動車用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6049007U JPS6049007U (ja) 1985-04-06
JPS6339124Y2 true JPS6339124Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=30317460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14201883U Granted JPS6049007U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 自動車用空調装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539820A (en) * 1978-09-12 1980-03-21 Nissan Motor Co Ltd Automobile air conditioner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539820A (en) * 1978-09-12 1980-03-21 Nissan Motor Co Ltd Automobile air conditioner

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JPS6049007U (ja) 1985-04-06

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