JPS633523Y2 - - Google Patents

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JPS633523Y2
JPS633523Y2 JP1983081265U JP8126583U JPS633523Y2 JP S633523 Y2 JPS633523 Y2 JP S633523Y2 JP 1983081265 U JP1983081265 U JP 1983081265U JP 8126583 U JP8126583 U JP 8126583U JP S633523 Y2 JPS633523 Y2 JP S633523Y2
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air
door
chamber
air chamber
cold
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00842Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1917Control of temperature characterised by the use of electric means using digital means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/20Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、熱交換器側から供給される空気を
二層に分離してベンチレータ及びフロア側空気吹
出口に供給するようにした自動車用空調装置に関
するものである。
(従来の技術) 自動車には、第1図に示したように、車室1内
の冷暖調湿を行なわせる空調装置2が装備されて
いる。第2図は空調装置2の空気吹出口を示し、
第3図は空調装置2の各部品の配置を示したもの
で、第1図および第3図中3は空調装置2の通風
路である。
この通風路3一端の外気取入口4は車体5のカ
ウルトツプ6に設けられている。しかも、通風路
3の外気取入口4近傍には内気取入口7が開口し
ていて、この外気取入口4と内気取入口7はイン
テークドア8によつて開閉されるようになつてい
る。そして、通風路3の他側にはベンチレータ9
及びフロア側風路10が連通していて、ベンチレ
ータ9はベントドア11により開閉され、フロア
側風路10はフロアドア12により開閉されるよ
うになつている。また、インテークドア8とベン
トドア11側との間には、ブロア13、クーラの
エバポレイタ14、熱交換器としてのヒータコア
15がインテークドア8側からベントドア11側
に向けて順に配設されている。そして、ヒータコ
ア15の空気流入口はエアミツクスドア16で開
閉されるようになつている。なお、ヒータコア1
5には図示しないポンプでエンジン冷却水が循環
されるようになつている。図中、17はフロア側
風路10に開口するデフロスタ通風路である。
このデフロスタ通風路17には第2図に示した
デフロスタノズル18及びサイドデフロスタノズ
ル19が連通し、ベンチレータ9にはセンタベン
ト20及びサイドベント21が連通し、フロア側
風路10にはフロア側空気吹出口22が連通して
いる。
このような構成においては、外気又は内気がブ
ロア13によつて外気取入口4又は内気取出口7
から通風路3内に吸い込まれてエバポレイタ14
側に供給される。そして、この空気はエバポレイ
タ14を通過した後、エバポレイタ14とヒータ
コア15との間の第1空気室A内をヒータコア1
5側に流れるが、エアミツクスドア16がヒータ
コア15の空気流入口を完全に閉じているときは
空気がヒータコア15側方の冷風路23を介して
下流のエアミツクスチヤンバ24(第2空気室)
側に流れる。また、冷風路23がエアミツクスド
ア16によつて閉じられているときには、空気が
ヒータコア15を通過してエアミツクスチヤンバ
24に流れ、又、エアミツクスドア16がヒータ
コア15の空気流入口及び冷風路23を開してい
るときには、空気が冷風路23及びヒータコア1
5内を流れる。
従つて、クーラが作動しているときは空気がエ
バポレイタ14を通過する際に冷却される。ま
た、ヒータコア15にエンジン冷却水を循環させ
ると共に、空気をヒータコア15に流すことによ
り、空気を緩めることができる。しかも、冷風路
23及びヒータコア15内を空気が流れると、冷
風路23を流れる冷風と、ヒータコア15から流
出する温風とがエアミツクスチヤンバ24内でミ
ツクスされる。
このようなエバポレイタ14やヒータコア15
によつて冷暖調湿された空気は、デフロスタノズ
ル18、サイドデフロスタノズル19、センタベ
ント20、サイドベント21、フロア側空気吹出
口22側に供給される。そして、デフロスタノズ
ル18から吹き出された空気は矢印25の如くフ
ロントガラス26に吹き付けられ、サイドデフロ
スタノズル19から吹き出された空気は矢印27
で示した如くサイド側に向けて流れ、センタベン
ト20及びサイドベント21から吹き出された空
気は矢印28,29の如く車室後方に向けて流
れ、フロア側空気吹出口22から吹き出された空
気は矢印30の如くフロア31に沿つて流れて、
車室1内の空調が行なわれる。
ところで、車室1内の空調をする場合、搭乗者
にとつて最も快適な状態は頭寒・足熱である。し
かし、上述の空調装置2はエアミツクスチヤンバ
24が一つであるため、ベント側に冷風を供給
し、足元に温風を供給することも行われていた
が、頭部(車室上部)が適温でも足元(車室下
部)が寒いとか、その逆で足元が適温でも頭部が
暑い等、頭部と足元を適温に制御することが困難
であつた。
このような問題を解消するために、ヒータコア
15側からの空気を二層に分離してベント側と足
元側に供給するようにした空調装置が考えられて
いる。第4図はその一例を示したもので、図中、
上述のエアミツクスチヤンバは仕切壁32によつ
てベント側の第2空気室Bとフロア側の第3空気
室Cとに区画されている。そして、第1、第2空
気室A,Bは第1冷風路23′を介して連通して
いる。また、ヒータコア15の側方には第1、第
3空気室A,Cを連通させる第2冷風路33が形
成され、仕切壁32には第2、第3空気室B,C
を連通させる連通孔34が形成されている。しか
も、ヒータコア15の空気流入口及び第1冷風路
23′はエアミツクス第1ドアとしてのエアミツ
クスドア16で開閉され、ヒータコア15の空気
流出口はエアミツクス第2ドアとしての第2、第
3ドア35,36で開閉され、連通孔34及びフ
ロア側風路10はフロアドア37で開閉されるよ
うになつている。なお、第2、第3ドア35,3
6は互いにリンクしていて、第2ドア35は第2
冷風路33の開閉も行なうようになつている。ま
た、デフロスタノズル18、サイドデフロスタノ
ズル19のデフ空気取入口38は第2空気室Bに
開口していて、ベントドア11で開閉されるよう
になつている。
さらに、ヒータコア15と仕切壁32との間に
はヒータコア15の空気排出口(第3空気室C
側)と第2空気室Bとを連通させるバイパス通路
39が形成されている。該バイパス通路39はエ
アミツクスドア16が半開(全閉と全開を除く任
意の開度を指す)で、且つ、第2、第3ドア3
5,36が同じく半開状態のとき、第1冷風路2
3′を通つた冷風及び第2冷風路33を通つた冷
風が、それぞれ第2空気室B、第3空気室Cでヒ
ータコア15を通つた温風とエアミツクスされ、
それぞれベンチレータ9、フロア側風路10から
吹き出される際、第2空気室へヒータコア15を
通つた温風を送る通路である。そして、第2、第
3ドア35,36は図示しないリンクで連動され
ていた。
このような構造の空調装置においては、第2、
第3空気室B,C内でそれぞれ冷風と温風とを異
なつた比率でミツクスできるので、ベント側、足
元側をそれぞれ独立して温度制御することが可能
となり、ベント側には足元側よりも冷たい風を、
足元側にはベント側より温かい風を供給し、頭寒
足熱を容易に得ることができる等、ベント側、足
元側をそれぞれ適温に制御することができる。
このようにベンチレータ9とフロア側風路10
から、それぞれ温調された空気が吹き出すように
成されたバイレベルモードのときは、ベントドア
11及びフロアドア37はそれぞれ、ベンチレー
タ9、フロア側風路10を開にする位置(実線で
示された位置)にある。
一方、冬期においては、デフ空気取入口38を
開くと共に、ベンチレータ9をベントドア11で
破線の如く閉じ、第1冷風路23′をエアミツク
スドア16で閉じると共にヒータコア15の空気
流入口を開くことにより、ヒータコア15から流
出した温風をデフロスタノズル18、サイドデフ
ロスタノズル19から吹き出させてフロントガラ
ス26の除霜やフロントガラス26への結露防止
をさせるが、この作用はヒータコア15から第2
空気室Bに排出される温風のみでは充分ではない
ので、フロアドア37でフロア側風路10を閉じ
ると共に連通孔34を開き、且つ、第2ドア35
で第2冷風路33を閉じると共にヒータコア15
の第3空気室Cへの空気流出口を第2、第3ドア
35,36で開いて、ヒータコア15から第3空
気室Cに流出する温風をもデフ側に全て供給する
ようにしている。
さらに、冬期においては、足元を緩房するため
エアミツクスドア16を第1冷風路23′を閉じ
る位置におき、ベントドア11をベンチレータ9
を閉じる位置におき、第2ドア35を、第2冷風
路33を閉じる位置におき、フロアドア37を、
フロア側風路10を開とする位置におき、ヒータ
コア15を通つた温風のほとんどをフロア側風路
10へ供給するようにしている。
この場合、バイパス通路39、デフ空気取入口
38を通つて、一部の温風をデフ側に供給するよ
うにしている。
このため、デフ空気取入口38が閉じていると
きは、連通孔34が閉じてフロア側風路10が第
3空気室Cに連通するようにフロアドア37が制
御されていた。
また、夏期において、ヒータコア15の空気流
入口をエアミツクスドア16で閉じ、第2ドア3
5で第2冷風路33を閉じ、デフ空気取入口38
をベントドア11で閉じ、フロア側風路10をフ
ロアドア37で閉じた状態、図示しないクーラを
作動させてベント側に冷風を供給する。この場
合、バイパス通路39があつても、連通孔34が
開いており、バイパス通路39から冷風が第3空
気室Cにまわつたとしても連通孔34を通つてベ
ンチレータ9側へ戻る。しかし、その際、ヒータ
コア15に温水が供給されている場合、バイパス
通路39、連通孔34、ベンチレータ9と流れる
冷風は、第2ドア35、第3ドア36がヒータコ
ア15の空気流出口を閉じていないときは対流に
よるヒータコア15の熱の影響を受けて加熱され
る恐れがある。
また、このような従来技術においては、前述し
たバイレベルモードのとき、すなわち、ベンチレ
ータ9とフロア側風路10とにそれぞれ温調され
た空気が吹き出すように各ドアが制御されたとき
には、エアミツクスドア16が全閉と全開を除く
任意の開度である半開位置にあり、第2ドア3
5、第3ドア36も同じく半開位置にあり、ベン
チレータ9が開、フロア側風路10が開で、ベン
トドア11がデフ空気取入口38を閉じ、フロア
ドア37が連通孔34を閉じている状態にある。
このとき、冷風は第1冷風路23′、第2冷風
路33を通つてそれぞれ第2空気室B、第3空気
室Cに送風され、さらに、ヒータコア15を通つ
て加熱され、バイパス通路39を通つて、第2空
気室Bへ送風される温風とバイパス通路39を通
らずに第3空気室Cへ送風される温風とに分か
れ、それぞれ第2空気室Bまたは第3空気室Cで
エアミツクスされ、第2空気室Bでエアミツクス
された空気はベンチレータ9から吹き出され、第
3空気室Cでエアミツクスされた空気はフロア側
風路10から吹き出される。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、エアミツクスドア16が、第1冷風路
23′側を大きく開く(ヒータコア15の空気流
入口側を小さく開く)ように制御されたとき、す
なわち、頭部(ベント側)を冷たく足元(フロア
側)を比較的温かく制御するときは、第1風路2
3′を通つて第2空気室Bに流れる風圧の方が、
ヒータコア15を通り、バイパス通路39側に作
用する風圧より大きいので、第4図の矢印Dの如
く、第2空気室Bに供給された冷風がバイパス通
路39を通つて第3空気室C側に流れ、フロア側
風路10を介してフロア側空気吹出口22からフ
ロア側に吹き出されることになり、適切な足元側
の温度制御が困難となる。
このため、足元が冷えすぎるという問題があつ
た。
そこで、この考案は、ベント側への冷風が足元
側に逆流しないようにした自動車用空調装置を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案は、導入さ
れる空気を案内する第1空気室と、該第1空気室
及びベンチレータに連通する第2空気室と、前記
第1空気室及びフロア側空気吹出口に連通する第
3空気室と、前記第1空気室と第2、第3空気室
との間に配設され前記第1空気室側に向いた空気
流入口及び前記第1空気室から導入された空気を
第2、第3空気室に排出する空気排出口を有する
熱交換器と、前記第1空気室と第2空気室を連通
させ前記熱交換器を通過しない空気の通路を成す
第1冷風路と、前記第1空気室と第3空気室を連
通させ前記熱交換器を通過しなない空気の通路を
成す第2冷風路と、前記熱交換器の空気流入口及
び第1冷風路の開閉をさせるエアミツクス第1ド
アと、前記第2冷風路および前記熱交換器の空気
排出口を1つのドアあるいは個々の独立したドア
で開閉させるエアミツクス第2ドアと、前記第2
空気室と第3空気室間の仕切壁と、該仕切壁と前
記熱交換器の空気排出口との間に形成され該空気
排出口と前記第2空気室を連通するバイパス通路
と、 前記第2空気室側の風圧が前記空気排出口側の
風圧より高い状態になるとき該第2空気室側の風
圧により前記バイパス通路が閉じられ、前記空気
排出口側の風圧が前記第2空気室側の風圧より高
い状態になるとき該空気排出口側の風圧により前
記バイパス通路が開かれて、該空気排出口側の空
気が該バイパス通路を通つて該空気排出口側から
該第2空気室側に流れるように一方向の流れのみ
を許容するバイパスドアと、 を備えている自動車用空調装置としたことを特徴
とするものである。
(作用) この様な構成によれば、第2空気室側の風圧が
熱交換器の空気排出口側の風圧により高い状態に
なるとき、この第2空気室側の風圧によりバイパ
スドアがバイパス通路を閉じる。一方、熱交換器
の空気排出口側の風圧が第2空気室側の風圧より
高い状態になるとき、この熱交換器の空気排出口
側の風圧によりバイパスドアが開いてバイパス通
路が開かれ、この空気排出口側の空気がバイパス
通路を通つて空気排出口側から第2空気室側に流
れる。この様にバイパス通路の開閉はバイパスド
アの両側の風圧の大小により行われる。
(実施例) 以下、この考案を第5図〜第18図に基づいて
説明する。この説明において従来と同一ないし均
等な部位または部材については、同一の符号を付
し重複した説明を省略する。
第5図はこの考案の第1実施例を示したもので
ある。この実施例では、デフ空気取入口38がデ
フモードドア40で開閉されるようになつている
と共に、バイパス通路39の開閉をするバイパス
ドア41が設けられている。このバイパスドア4
1は、軽量な材料から形成されていると共に、仕
切壁32上に配設されている。しかも、バイパス
ドア41は、上端がヒータコア15(熱交換器)
の空気吹出口の上縁近傍において第2空気室Bの
内壁又はヒータコア15に枢支され、全体がヒー
タコア15から離反する側に傾斜し、下端が仕切
壁32に自重で当接している。ここで、第2空気
室B側の風圧が熱交換器すなわちヒータコア15
の空気排出口側の風圧より高い状態になるとき、
この第2空気室B側の風圧によりバイパスドア4
1が閉じてバイパス通路39が閉じられる。一
方、ヒータコア15の空気排出口側の風圧が第2
空気室B側の風圧より高い状態になるとき、この
空気排出口側の風圧によりバイパスドア41が開
いてバイパス通路39が開かれ、ヒータコア15
の空気排出口側の空気がバイパス通路39を通つ
て空気排出側から第2空気室B側に流れる。この
様にバイパス通路39の開閉はバイパスドア41
の両側の風圧の大小により行われる。この様にバ
イパスドア41はヒータコア15の空気排出口側
から第2空気室B(一方向)側にのみ流れを許容
する様になつている。
また、ヒータコア15の第3空気室Cへの空気
流出口は第2ドア35のみで開閉されるようにな
つている。
次に、このような構成の自動車用空調装置の作
用を説明する。
エアミツクス第1ドアであるエアミツクスドア
16でヒータコア15の空気流入口を第5図の如
く開き、ベントドア11を破線の位置まで開き、
デフモードドア40を閉じ、連通孔34をフロア
ドア37で閉じ、エアミツクス第2ドアである第
2ドア35でヒータコア15の第3空気室Cへの
空気流出口を閉じ、ヒータコア15にエンジン冷
却水を循環させた状態で、冷風を第1空気室A側
に供給すると、第1空気室Aの冷風は一部が第1
冷風路23′を介して第2空気室Bに流れる一方、
残りの冷風の一部がヒータコア15内に流入して
温められる。この温められた空気は、ヒータコア
15の空気流出口からバイパス通路39側に流出
させられた後、バイパスドア41を風圧で破線の
如く上方に開いて第2空気室Bに流入し、第1冷
風路23′からの冷風と混合される。この混合さ
れた空気はベンチレータ9を介してセンタベント
20、サイドベント21に供給される。
また、残りの冷風は第2冷風路33を介して第
3空気室Cに流れた後にフロア側風路10及びフ
ロア空気吹出口22を介してフロア側に吹き出さ
れる。そして、第2ドア35を開いて行くと、ヒ
ータコア15から温風の一部が第3空気室Cに流
出して第2冷風路33からの冷風と混合され、こ
の混合された空気が足元へ吹き出される。
また、エアミツクスドア16でヒータコア15
の空気流入口を破線の如く閉じ、第2ドア35で
第2冷風路33を破線の如く閉じ、デフモードド
ア40を閉じ、連通孔34をフロアドア37で閉
じると共に、ベントドア11を破線の如く開いた
状態で、図示しないクーラを作動させると、エバ
ポレイタ14で冷却された空気が第1冷風路2
3′を介して第2空気室Bに流入する。この後、
冷風はベンチレータ9を介してセンタベント2
0、サイドベント21から車室1内に吹き出され
る。この際、第2空気室B内の圧力が第3空気室
C内の圧力よりも高いので、バイパス通路39は
バイパスドア41で閉じられた状態となり、バイ
パス通路39を通じて冷風が第3空気室に流れる
ことはない。この結果、クーラ作動時の冷風は全
てベンチレータ9に送風され、フロアドア37が
連通孔34を閉じフロア側風路10が開の状態で
あるが足元に冷風が流れないので足元が冷えるこ
とはない。
なお、第2ドア35で第2冷風路33を開、フ
ロアドア37で連通孔34を開としてフロア側風
路10を閉とし、冷風を第1冷風路23′と第2
冷風路33に分けてベンチレータ9に送風しても
よい。
第6図〜第18図はこの考案の第2実施例を示
したものである。この実施例では、連通孔34を
第2のデフモードドア42で開閉するように設け
ると共に、フロア側風路10をフロアドア43で
開閉するようにしている。そして、デフモードド
ア42とフロアドア43は、一方が開いていると
きは他方が閉じるように図示を省略したリンクで
連動している。しかも、エアミツクス第2ドアで
ある第2、第3ドア35,36も図示を省略した
リンクで連動している。
次に、この第2実施例の空調装置の作用を他の
設定条件と共に説明する。
第6図〜第11図はマニアル操作時の作動状態
を示し、第12図〜第18図はオート空調時の作
動状態を示したものである。
(1) マニアル操作時 このマニアル操作時には、エアミツクスドア
16(第1ドア)と第2、第3ドア35,36
を連動して開閉する。
ベント側(第6図) この状態では、ベントドア11及びデフモ
ードドア42が開いていると共に、第1、第
2冷風路23′,33が開いていて、冷風は
すべて矢印44の如くベント側に流れる。従
つて、足元側には冷風は流れないので、足元
が冷えすぎることはい。
バイ・レベル側(第7図・第8図) この状態では、デフモードドア40,42
のみが閉じている。この結果、第1空気室A
からの冷風の一部が第1、第2冷風路23′,
33を介して第2、第3空気室B,Cに流れ
ると共に、残りの冷風がヒータコア15に流
入し、温められて流出させられる。このヒー
タコア15から流出した温風の一部は、バイ
パスドア41を開いて第2空気室Bに流入
し、第1冷風路23′からの冷風と混合され
て、矢印45の如くベント側に流れる。一
方、ヒータコア15から流出する温風の残り
は、第2冷風路33からの冷風とミツクスさ
れて矢印46の如くフロア側に流れる。この
場合、ミツクスされた空気は例えばベント側
に80%、フロア側に20%流れるようにすると
よい。
このバイレベル時において、エアミツクス
ドア16の開度が小さく、ヒータコア15の
空気流入口側に配風される量が第1冷風路2
3′側に配風される量より少ない場合、すな
わち、ベンチレータ9へ冷風が配風され、フ
ロア側風路10へヒータコア15を通つた温
風と第2冷風路33を通つた冷風とを第3空
気室Cでエアミツクスしてベンチレータ9へ
配風された空気の温度より高い空気を配風す
る場合は、第2空気室Bと第3空気室Cとの
圧力差が第2空気室Bより第3空気室C(ま
たは、第3ドア36のあるヒータコア15の
空気流出口側)のが圧力小となつたとき、バ
イパス通路39を通つて冷風が第3空気室C
側に流れようとするが、バイパスドア41が
第2空気室Bの圧力により閉じられて、該流
れを止めるためフロア側風路10に冷風が余
分に流れて上下の温度のコントロールを難し
くするとか、足元を冷しすぎるということが
ない。(第8図参照)。
フート側(第9図) この状態では、エアミツクスドア16が、
ヒータコア15の空気流入口を開くと共に、
第1冷風路23′を閉じている。また、第2、
第3ドア35,36はヒータコア15の空気
流出口を開いていると共に、第2ドア35が
第2冷風路33を閉じている。しかも、デフ
モードドア40,42及びベントドア11が
閉じていると共に、フロアドア43が開いて
いる。
従つて、第1空気室Aからの冷風は、すべ
てヒータコア15に流入して温められて温風
となつた後に第3空気室Cに流出して矢印4
7の如くフロア側(フート側)に流れる。
デミスト側(第10図) この状態では、ベントドア11及び第2の
デフモードドア42のみが閉じている。この
結果、第1空気室Aからの冷風の一部が第
1、第2冷風路23′,33を介して第2、
第3空気室B,Cに流れると共に、残りの冷
風がヒータコア15に流入し、温められて流
出する。このヒータコア15から流出した温
風の一部は、バイパスドア41を開いて第2
空気室Bに流入して、第1冷風路23′から
の冷風と混合されて、矢印48の如くデフ側
に流れる。
一方、ヒータコア15から流出する温風の
残りは、第2冷風路33からの冷風と混合さ
れて矢印49の如くフロア側に流れる。この
場合、空気は例えばフロア側に80%、デフ側
に20%流れるようにすると良い。
デフ側(第11図) この状態では、エアミツクスドア16がヒ
ータコア15の空気流入口を開くと共に第1
冷風路23′を閉じている。また、第2、第
3ドア35,36及びデフモードドア40,
42が開いていると共に、第2ドア35が第
2冷風路33を閉じ、フロアドア43がフロ
ア側風路10を閉じている。従つて、第1空
気室Aの冷風はすべてヒータコア15を通過
して温風となり、この温風はすべて矢印50
の如くデフ側に流れる。
(2) オート空調時 オート空調時には、エアミツクスドア16
(第1ドア)と第2、第3ドア35,36とは
それぞれ独立して制御される。
また、オート空調では、第12図に示す様
に、外気温センサ54、車室温センサ55、日
射量センサ56、吹出温センサ57等で外気
温、車室温、日射量、吹出温等を検出しA/D
コンバータ58でアナログ・デジタル変換し、
演算制御装置59に入力するとともに、温度設
定スイツチ60により乗者が設定した温度を演
算制御装置59に入力し、該演算制御装置59
により、内気取入口7と外気取入口4を開閉す
る内外気切り換えドア8を作動させる切り換え
アクチユエータ61、空気を送るブロアモータ
62の回転数を制御するモータ制御回路63、
ヒータコア15を通して温風にする量とヒータ
コア15を通らない冷風量を調整し温風と冷風
をエアミツクスさせる複数のエアミツクスドア
16,35,36を作動させる温度調節アクチ
ユエータ64、吹出モードを選択させ、ベント
ドア11、デフドア42、フロアドア43の開
閉をさせる切換アクチユエータ65の作動を制
御させ、外気温、車室温、日射量、吹出温、設
定温等の変化に合わせ、各吹出口から吹き出さ
れる空気の吹出温度や風量を自動制御するもの
である。
なお、14は冷媒により空気を冷すエバポレ
ータ、66は温度表示装置、42はデフモード
ドア、10はフロア側風路、9はベンチレー
タ、41はバイパスドア、38は空気取入口で
ある。
ベント側(第13図) この状態では、ヒータコア15の空気流入
口がエアミツクスドア16で閉じられ、第2
冷風路33が第2ドア35で閉じられ、デフ
モードドア40,42が閉じられている。し
かも、ベントドア11、フロアドア43及び
第2、第3ドア35,36が開いている。
(この場合、フロアドア43は閉じても良
い。)従つて、第1空気室Aの冷風は矢印5
1の如くすべてベント側に流れる。しかも、
バイパスドア41は冷風が第2空気室Bから
第3空気室Cに逆流するのを阻止しているの
で、フロア(足元)に冷風は流れない。この
結果、足元が冷えすぎるようなことはない。
バイ・レベル側(第14図・第15図) この状態はマニアル操作時のバイレベル
(第7図)とほぼ同じ状態で、異なるのは例
えばベント側及びフロア側に50%ずつ温風を
送風すると良いという点である。
このバイレベル時において、エアミツクス
ドア16の開度が小さく、ヒータコア15の
空気流入口側に配風される量が第1冷風路2
3′に配風される量より少ない場合で第2空
気室Bより第3空気室C(または、第3ドア
36のあるヒータコア15の空気流出側)の
圧力が小となつたときでもマニアル操作時の
場合と同様バイパスドア41が第2空気室B
の圧力により閉じられるので、上下の温度コ
ントロールを難しくするとか、足元を冷しす
ぎるということがない。(第15図参照)。
フート側(第16図) この状態で、デフモードドア40及び第1
冷風路23′が若干開かれている。実施例で
はこの状態でのデフモードドア40は図示の
ように先端に切欠部40aがありデフ空気取
入口38の壁との間が若干開かれている状態
を形成しているが、デフモードドア40を若
干動かしてデフ空気取入口38を若干開いて
も良い。
なお、他のモード(第13図のベント、第
14図のバイレベル)では空気取入口38は
ベントドア11により閉じられているため、
切欠部40aから空気がデフ空気取入口38
側へ流れることはない。
そして、他の条件はマニアル操作時のフー
ト側(第9図)と同じである。従つて、第1
空気室Aの冷風の一部は第1冷風路23′を
介して第2空気室Bに流れ、残りはすべてヒ
ータコア15内に流入して温められ温風とな
る。この温風は大半が矢印52の如く第3空
気室Cを経てフロア側に流れ、残りはバイパ
スドア41を開いて第2空気室Bに流れて第
1冷風路23′からの冷風とミツクスされ、
このミツクスされた空気は矢印53の如くデ
フ側に流れる。この場合、例えば温風はフロ
ア側に80%、デフ側に20%流れるようにする
と良い。
デミスト側(第17図) この状態はマニアル操作時のデミスト(第
10図)とほぼ同じで、異なるのは、例えば
フロア側とデフ側に50%ずつ温風を流すよう
にすると良いという点である。
デフ側(第18図) この状態はマニアル操作時のデフ側(第1
1図)と全く同じ状態である。
以上説明した実施例では、バイパスドア4
1を自重及び風圧によつて閉じるようにして
いるが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。例えば、バイパスドア41をスプリン
グで閉じる方向にバネ付勢してもよい。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、第2空気室
側の風圧が熱交換器の空気排出口側の風圧より高
い状態になるとき該第2空気室側の風圧により前
記バイパス通路が閉じられ、前記空気排出口側の
風圧が前記第2空気室側の風圧より高い状態にな
るとき該空気排出口側の風圧により前記バイパス
通路が開かれて、該空気排出口側の空気が該バイ
パス通路を通つて該空気排出口側から該第2空気
室側に流れるように一方向の流れのみを許容する
バイパスドアを設けたことにより、エアミツクス
第1ドアで熱交換器の空気流入口を閉じてベント
側に冷風を供給したとき、あるいは、エアミツク
ス第1ドアの開度が小さく、ヒータコアの空気流
入口側に配風される量が第1冷風路側に配風され
る量よりも少ない場合でベント側とフロア側とに
温調された風を供給したとき、すなわち、第2空
気室の風圧がヒータコアの空気流出側の風圧より
大きくなる状態のとき、ベント側への冷風が第2
空気室から第3空気室側に逆流しないようにした
自動車用空調装置としたので、ベント側への冷風
供給時に足元に冷風が流れて足元が冷えすぎるの
を未然に防止できる。
しかも、この様なバイパスドアの開閉は、バイ
パスドアの両側の圧力で行われるので、バイパス
ドアの開閉制御のために、特別の回路やソレノイ
ド等の高価な部品を必要としないので、温調のた
めのコストを低減させることができる。
また、バイパス通路の開閉は、上下の室すなわ
ちバイパスドアの両側の圧力差により自然に行え
るので、温調性能を連続的に制御できるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用空調装置による空気の流れを
示す説明図、第2図は自動車用空調装置の空気吹
出口を示す斜視図、第3図は従来の自動車用空調
装置の断面図、第4図はヒータコア下流を2層に
分離した自動車用空調装置の断面図、第5図はこ
の考案に係る自動車用空調装置の第1実施例を示
す断面図、第6図〜第18図はこの考案に係る自
動車用空調装置の第2実施例を示し、第6図〜第
11図はマニユアル操作時を示す断面図、第12
図はオートエアコンの作動制御概念図、第13図
〜第18図はオート空調時を示す断面図である。 1…車室、2…空調装置、3…通風路、4…外
気取入口、7…内気取入口、9…ベンチレータ、
10…フロア側風路、11…ベントドア、13…
ブロア、14…エバポレイタ、15…ヒータコア
(熱交換器)、16…エアミツクスドア(第1ド
ア)、20…センタベント、21…サイドベント、
22…フロア側空気吹出口、23′…第1冷風路、
33…第2冷風路、35…第2ドア、36…第3
ドア、37…フロアドア、39…バイパス通路、
41…バイパスドア、43…フロアドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導入される空気を案内する第1空気室と、該第
    1空気室及びベンチレータに連通する第2空気室
    と、前記第1空気室及びフロア側空気吹出口に連
    通する第3空気室と、前記第1空気室と第2、第
    3空気室との間に配設され前記第1空気室側に向
    いた空気流入口及び前記第1空気室から導入され
    た空気を第2、第3空気室に排出する空気排出口
    を有する熱交換器と、前記第1空気室と第2空気
    室を連通させ前記熱交換器を通過しない空気の通
    路を成す第1冷風路と、前記第1空気室と第3空
    気室を連通させ前記熱交換器を通過しない空気の
    通路を成す第2冷風路と、前記熱交換器の空気流
    入口及び第1冷風路の開閉をさせるエアミツクス
    第1ドアと、前記第2冷風路および前記熱交換器
    の空気排出口を1つのドアあるいは個々の独立し
    たドアで開閉させるエアミツクス第2ドアと、前
    記第2空気室と第3空気室間の仕切壁と、該仕切
    壁と前記熱交換器の空気排出口との間に形成され
    該空気排出口と前記第2空気室を連通するバイパ
    ス通路と、 前記第2空気室側の風圧が前記空気排出口側の
    風圧より高い状態になるとき該第2空気室側の風
    圧により前記バイパス通路が閉じられ、前記空気
    排出口側の風圧が前記第2空気室側の風圧より高
    い状態になるとき該空気排出口側の風圧により前
    記バイパス通路が開かれて、該空気排出口側の空
    気が該バイパス通路を通つて該空気排出口側から
    該第2空気室側に流れるように一方向の流れのみ
    を許容するバイパスドアと、を備えていることを
    特徴とする自動車用空調装置。
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