JP2505062Y2 - バス用空調機構 - Google Patents

バス用空調機構

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JP2505062Y2
JP2505062Y2 JP9727090U JP9727090U JP2505062Y2 JP 2505062 Y2 JP2505062 Y2 JP 2505062Y2 JP 9727090 U JP9727090 U JP 9727090U JP 9727090 U JP9727090 U JP 9727090U JP 2505062 Y2 JP2505062 Y2 JP 2505062Y2
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JP
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air
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duct
cooler duct
cooler
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JP9727090U
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守 坂本
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はバス用の空調機構に関する。
〈従来の技術〉 第3図に基づいて従来のバス用空調機構を説明する。
バス1の車室2内には、ルーフ部にクーラダクト3が
設けられ、フロア部にヒータダクト4が設けられてい
る。車室2の下部には外気を導入して冷気もしくは温風
を送り出すエアコンユニット5が設けられ、エアコンユ
ニット5は吹出切換ダンパ6を介してクーラダクト3及
びヒータダクト4に連通している。
第4図に示すように、吹出切換ダンパ6には切換弁7
が設けられ、切換弁7によってエアコンユニット5から
の冷気もしくは温風をクーラダクト3もしくはヒータダ
クト4に導くようになっている。即ち、夏場は切換弁7
によってヒータダクト4側の通路を塞ぎ(第4図に実線
で示す)、エアコンユニット5からの冷気をクーラダク
ト3側に導いてルーフ側から冷気を車室2に導入する。
また冬場は、切換弁7によってクーラダクト3側の通路
を塞ぎ(第4図に破線で示す)、エアコンユニット5か
らの温風をヒータダクト4側に導いてフロア側から温風
を車室2に導入する。
車室2内の空気の排気は、フロントサイド1a上部に設
けられた排気口8から、バス1の走行によって生じる負
圧化状態によって行なわれる。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の空調機構では、冬場は温風をフロア側のヒータ
ダクト4から車室2に導入している。このため、長時間
温風を導入しつづけていると車室2の上部に熱気がこも
り上部だけが温められる傾向になってしまう。近年、フ
ロントサイド1aとフロントウインドウを曲線状態に連続
させて走行抵抗を減らすようになってきており、排気口
8の部分が負圧になりにくくなっている。このため、排
気が十分に行なえず熱気がこもりやすくなっているのが
現状である。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本考案の構成は、フロント
サイド上部に外気導入口を設け、該外気導入口をクーラ
ダクトに連通し、外気を前記外気導入口から前記クーラ
ダクトに強制的に導く外気導入駆動手段を備え、エアコ
ンユニットと前記クーラダクトを連通するサブ通路を設
け、該サブ通路の流量を調整する流量調整手段を該サブ
通路に設けたことを特徴とする。
〈作用〉 エアコンユニットからの空気をサブ通路からクーラダ
クトに導入すると共に、外気導入駆動手段により外気導
入口から外気をクーラダクトに導入し、エアコンユニッ
トからの空気と外気とをクーラダクト内で混合する。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係る空調機構を備えた
バスの斜視、第2図には吹出切換ダンパの断面を示して
ある。
バス11の車室12内には、ルーフ部にクーラダクト13が
設けられ、フロア部にヒータダクト14が設けられてい
る。車室12の下部には外気を導入して冷気もしくは温風
を送り出すエアコンユニット15が設けられ、エアコンユ
ニット15は吹出切換ダンパ16を介してクーラダクト13及
びヒータダクト14に連通している。
第2図に示すように、吹出切換ダンパ16には、クーラ
ダクト13側にのみ連通するサブ通路17が設けられ、サブ
通路17にはサブ通路17の流量を調整する流量調整手段と
してのバタフライ弁18が設けられている。クーラダクト
13及びヒータダクト14に連通する吹出切換ダンパ16のメ
イン通路19には、切換弁20が設けられ、切換弁20によっ
てエアコンユニット15からの冷気もしくは温風をクーラ
ダクト13もしくはヒータダクト14に導くようになってい
る。
第1図に示すように、バス11のフロントサイド11aの
上部には外気導入口21が設けられ、外気導入口21はクー
ラダクト13に連通している。外気導入口21には、外気を
外気導入口21からクーラダクト13に強制的に導く外気導
入駆動手段としてのファン22が設けられ、ファン22の駆
動によって外気が強制的にクーラダクト13に導入され
る。尚、第1図中23は外気の水分を除去するための水切
箱である。
上記構成の空調機構の作用を説明する。
夏場等に車室12内を冷房する場合、吹出切換ダンパ16
の切換弁20を操作してメイン通路19をクーラダクト13側
にのみ連通させ(ヒータダクト14側を閉じる)、エアコ
ンユニット15からの冷気をクーラダクト13に導入する。
クーラダクト13に導入された冷気はルーフ側から車室12
に導入され、車室12内が冷やされる。
冬場等に車室12内を暖房する場合、吹出切換ダンパ16
の切換弁20を操作してメイン通路19をヒータダクト14側
にのみ連通させ(クーラダクト13側を閉じる)、更にバ
タフライ弁18を操作してサブ通路17を閉じる。これによ
りエアコンユニット15からの温風がヒータダクト14に導
入され車室12内が温められる(点線矢印)。
長時間の暖房で車室12の上部に熱気がこもり上部だけ
が温められた場合、バタフライ弁18を操作してサブ通路
17を開いて温風の一部をクーラダクト13に導入すると同
時に、ファン22の駆動により外気導入口21から外気(白
抜矢印)をクーラダクト13に導入する。これにより、ク
ーラダクト13で外気と温風が混ぜられ、適温となった空
気(白抜・点線矢印)がルーフ側から車室12に導入さ
れ、車室12の上部の熱気のこもりがなくなり快適な暖房
が行なわれる。バタフライ弁18の開度を調整することで
温風の導入量が調節され、クーラダクト13から導入され
る空気の温度が制御される。
上記構成の空調機構では、フロントサイド上部の外気
導入口21から外気をファン22によって強制的にクーラダ
クト13に導入するようにしたので、必要な時に外気の導
入が行なえ、換気が効率良く行なえる。
また、温風の一部をクーラダクト13に導入すると同時
に外気をクーラダクト13に導入することで、クーラダク
ト13から適温の空気を車室12内に導入することができ、
暖房中における上部の熱気のこもりを防止することがで
き快適な暖房が行なえる。
〈考案の効果〉 本考案のバス用空調機構は、温風の一部をクーラダク
トに導入すると同時に外気をクーラダクトに導入するこ
とができ、クーラダクトから適温の空気を車室内に導入
することができる。この結果、暖房中における上部の熱
気のこもりを防止して快適な暖房が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る空調機構を備えたバス
の斜視図、第2図は吹出切換ダンパの断面図、第3図は
従来の空調機構を備えたバスの斜視図、第4図はその吹
出切換ダンパの断面図である。 図面中、 11はバス、12は車室、13はクーラダクト、14はヒータダ
クト、15はエアコンユニット、16は吹出切換ダンパ、17
はサブ通路、18はバタフライ弁、19はメイン通路、20は
切換弁、21は外気導入口、22はファンである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントサイド上部に外気導入口を設け、
    該外気導入口をクーラダクトに連通し、外気を前記外気
    導入口から前記クーラダクトに強制的に導く外気導入駆
    動手段を備え、エアコンユニットと前記クーラダクトを
    連通するサブ通路を設け、該サブ通路の流量を調整する
    流量調整手段を該サブ通路に設けたことを特徴とするバ
    ス用空調機構。
JP9727090U 1990-09-18 1990-09-18 バス用空調機構 Expired - Lifetime JP2505062Y2 (ja)

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JPH0454711U JPH0454711U (ja) 1992-05-11
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