JPH04271918A - 自動車用ドア - Google Patents

自動車用ドア

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Publication number
JPH04271918A
JPH04271918A JP5343591A JP5343591A JPH04271918A JP H04271918 A JPH04271918 A JP H04271918A JP 5343591 A JP5343591 A JP 5343591A JP 5343591 A JP5343591 A JP 5343591A JP H04271918 A JPH04271918 A JP H04271918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
space
air
air conditioning
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5343591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Uchida
仁 内田
Tetsuya Yamaguchi
哲也 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5343591A priority Critical patent/JPH04271918A/ja
Publication of JPH04271918A publication Critical patent/JPH04271918A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部を空調風が流れる
自動車用ドアに関する。
【0002】
【背景技術】現在、自動車のドアは、殆どが鉄板のみで
作られており、特別な断熱が施されていない。図5に、
この自動車のドアの断面が概略的に示されている。この
図において、ドア21は、車体外部側のドアアウターパ
ネル22と、車室内側のドアトリム23とから構成され
、これらにより形成されるドア内部空間24には、ウイ
ンドガラス24を開閉するためのウインドレギュレータ
等(ここでは、図示せず)が収容されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のドアは、特別な断熱が施されていないため、車外の温
度が殆どそのまま車室内に伝達されるため、空調(冷暖
房)効率が悪く、空調装置に大きな負荷を及ぼす原因と
なっている。しかしながら、ドアを単純に断熱すると、
図6に示すように、夏季においては窓から入る日射(矢
印Aで示す)により、車室内側のドアトリム23が高温
となることがあるが、かかる場合に、内部の熱が逃げず
、ドアトリム23からのふく射(矢印Bで示す)による
影響を乗員が受けるというおそれがあった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、ドアトリムからのふく射により乗員が
受ける影響を効果的に軽減し得るとともに、断熱性を向
上せしめることが可能な自動車用ドアを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ドアで
は、ドアアウターパネルとドアトリムとの間に形成され
るドア内部空間が、断熱素材から成るインナーで仕切ら
れて車室内側の第1の空間と車室外側の第2の空間とが
形成され、ドアの車室内側に前記第1の空間へ連通する
空調風取り入れ口とドア内空調風吹き出し口とが設けら
れるとともに、当該吹き出し口がドア内側下部に設けら
れている。このような構成によって、前述した目的を達
成しようとするものである。
【0006】
【作用】空調装置から吹き出される冷風を空調風取り入
れ口を介して第1の空間内に送り込みドア内側下部に設
けられたドア内空調風吹き出し口から車室内へ吹き出さ
せる。これにより、ドアトリムの熱を取り去ることがで
きる。また、インナーにより第1の空間と第2の空間は
断熱されている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図1ないし
図4に基づいて説明する。
【0008】図1には、本発明の一実施例のドアが自動
車に取り付けられ、開かれた状態が示されている。この
図において、インストルメントパネル部10の側面には
、図示しない空調装置の空調風取り出し口11が設けら
れ、これに対応してドア1の車室内側に空調風取り入れ
口4が設けられている。これらの空調風取り出し口11
と空調風取り入れ口4とは、ドア1が閉じられたときに
、丁度対向する位置に設けられている。この一方、ドア
1の車室内側の面を成すドアトリム3の下部には、ドア
内空調風の吹き出し口5が設けられている。
【0009】図2には、このドア1の断面が概略的に示
されている。この図において、ドア1は、アウターパネ
ル2と、ドアトリム3とから構成され、その内部の空間
が断熱材から成るインナー6で仕切られ、車室内側の第
1の空間7と車室外側の第2の空間8とが形成されてい
る。このうち、第1の空間7に前述した空調風取り入れ
口4及びドア内空調風吹き出し口5が連通している。
【0010】図3には、ドア1の内部空間に収納されて
いる部材の例が示されている。この図において、符号1
2はウインドガラスを示し、符号13はこのウインドガ
ラス開閉用のウインドレギュレータを示し、また、符号
14はドアロックを示す。そして、図4に示すように、
前述したインナー6は、これらの車室内側に配置されて
いる。
【0011】このように構成された本実施例によると、
夏季に走行中あるいは停車中にドア1が閉じられている
場合に、図示しない空調装置(エアコン)を始動すると
、空調風取り出し口11から冷風が吹き出され、この冷
風が、空調風取り入れ口4から、ドア1内部の第1の空
間7内に取り込まれ、この冷風は当該第1の空間7内部
を流れて、ドア内空調風吹き出し口5から吹き出される
。これにより、ドアトリム3が日射を受けていた場合で
あっても、該ドアトリム3の熱が取り去られ、乗員がド
アトリム3のふく射により受ける影響を著しく軽減する
ことができる。また、第1の空間7内を流れた冷風はド
ア1内面下部のドア内空調風吹き出し口5から吹き出さ
れるので、夏季に高温になりがちな足元付近の熱を取り
去ることも可能である。更に、第1の空間7と第2の空
間8は、断熱素材からなるインナー6で仕切られている
ので、ドア1自体の断熱性を向上せしめることができ、
これにより空調効率を向上させることができるので、空
調装置の負荷が軽減される。
【0012】なお、インナーの材質として種々の断熱素
材を使用し、第1の空間内に取り入れられる空気量,温
度,流れ等をコントロールすることにより、ドア内面を
温熱環境コントロールに利用することも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
夏季に空調装置から吹き出される冷風を空気取り入れ口
を介して第1の空間内に送り込み吹き出し口から車室内
の足元の部分に吹き出させることにより、ドアトリムの
熱を取り去ることができ、これにより、ドアトリムが日
射を受けていた場合であっても、該ドアトリムの熱を取
り去ることができ、乗員がドアトリムのふく射により受
ける影響を著しく軽減することができ、また、車室内に
吹き出された冷風により、夏季に高温になりがちな足元
付近の熱を取り去ることもでき、更には、第1の空間と
第2の空間は、断熱素材からなるインナーで仕切られて
いるので、ドア自体の断熱性を向上せしめることができ
、これにより空調効率が向上するので空調装置の負荷を
軽減することができるという従来にない優れた自動車用
ドアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドア及びこれが取り付けら
れた車体の一部を示す斜視図である。
【図2】図1のドアの縦断面を簡略化して示す図である
【図3】ドア内部に収納された部材の例を示す図である
【図4】図3の縦断面を簡略化して示す図である。
【図5】従来のドアの縦断面を簡略化して示す図である
【図6】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【符号の説明】
1  ドア 2  ドアアウターパネル 3  ドアトリム 4  空調風取り入れ口 5  ドア内空調風吹き出し口 6  インナー 7  第1の空間 8  第2の空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ドアアウターパネルとドアトリムとの
    間に形成されるドア内部空間が、断熱素材から成るイン
    ナーで仕切られて車室内側の第1の空間と車室外側の第
    2の空間とが形成され、ドアの車室内側に前記第1の空
    間へ連通する空調風取り入れ口とドア内空調風吹き出し
    口とが設けられるとともに、当該ドア内空調風吹き出し
    口がドア内側下部に設けられていることを特徴とした自
    動車用ドア。
JP5343591A 1991-02-25 1991-02-25 自動車用ドア Withdrawn JPH04271918A (ja)

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JP5343591A JPH04271918A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動車用ドア

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JP5343591A JPH04271918A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動車用ドア

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JPH04271918A true JPH04271918A (ja) 1992-09-28

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ID=12942769

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JP5343591A Withdrawn JPH04271918A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動車用ドア

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JP (1) JPH04271918A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5595415A (en) * 1994-06-08 1997-01-21 Plasto Sa Twin-wall composite lining for automobiles
US6062631A (en) * 1997-07-12 2000-05-16 Daimlerchrysler Ag Vehicle door with an interior trim and method of constructing same
US7267386B2 (en) 1996-08-13 2007-09-11 Rolf Hesch Motor vehicle passenger compartment heat insulation and dissipation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7267386B2 (en) 1996-08-13 2007-09-11 Rolf Hesch Motor vehicle passenger compartment heat insulation and dissipation
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Effective date: 19980514