JPS5918896Y2 - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
- Publication number
- JPS5918896Y2 JPS5918896Y2 JP5594380U JP5594380U JPS5918896Y2 JP S5918896 Y2 JPS5918896 Y2 JP S5918896Y2 JP 5594380 U JP5594380 U JP 5594380U JP 5594380 U JP5594380 U JP 5594380U JP S5918896 Y2 JPS5918896 Y2 JP S5918896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- mix chamber
- cold
- cold air
- heater core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用空調装置の改良に関する。
従来の自動車用空調装置は、通常、第1図および第2図
に示す如く構成されており、それらの図で01はヒータ
コア、02はファンからの外気、03はエアミックスダ
ンパ、04は暖気、05は冷気、06はエアミックス室
、07は暖気仕切板をそれぞれ示す。
に示す如く構成されており、それらの図で01はヒータ
コア、02はファンからの外気、03はエアミックスダ
ンパ、04は暖気、05は冷気、06はエアミックス室
、07は暖気仕切板をそれぞれ示す。
この空調装置の場合、ヒータコア01を通過した暖気0
4と、左側の冷気05(第2図)により、ニアミックス
室06後の温度分布は、右側は暖、左側は冷となり吹出
口左右の温度バランスは不良となる。
4と、左側の冷気05(第2図)により、ニアミックス
室06後の温度分布は、右側は暖、左側は冷となり吹出
口左右の温度バランスは不良となる。
このため種々の抵抗板(図示せず)をエアミックス室0
6に設けて左右の冷暖気を混合させる要があるが、該抵
抗板の設置は風量減の原因となる不具合点がある。
6に設けて左右の冷暖気を混合させる要があるが、該抵
抗板の設置は風量減の原因となる不具合点がある。
また、車室内の乗員の顔部と足元部へのエアの同時吹出
時には、車室内に所謂頭寒、足熱状態を実現して乗員の
居住性を良好に保つためには、さらに暖気仕切板07等
を設け、乗員の顔部と足元部に吹出すエアに温度差をつ
ける要があるが、該暖気仕切板07の設置も、風量減を
もたらすという不具合点がある。
時には、車室内に所謂頭寒、足熱状態を実現して乗員の
居住性を良好に保つためには、さらに暖気仕切板07等
を設け、乗員の顔部と足元部に吹出すエアに温度差をつ
ける要があるが、該暖気仕切板07の設置も、風量減を
もたらすという不具合点がある。
本考案は、上記従来の自動車用空調装置の不具合点を解
消することを目的として提供されたもので、大気(冷気
)を吸引するファン1と、同ファン1で吸引された大気
を導びくエバポレータまた、はダクト2と、同ダクト2
に接続され、エアミックスダンパ9、ヒータコア12、
エアミックス室13、ベンチレーション吹出し口4、左
右一対のデフロスタ吹出し口5、左右一対の足元吹出し
口6および吹出口切替ダンパ14,15を具えたヒータ
ユニット3からなる自動車用空調装置において、上記ヒ
ータコア12を上記エアミックス室13の下刃に水平に
配置するとともに、上記エアミックス室13の上方に、
上記エアミックスダンパ9を介してエアミックス室13
に導入されぬ冷気を、上下の2層に分ける冷気仕切板8
を、上記水平ヒータコア12と平行に配設してなること
を特徴とする自動車用空調装置に係るものである。
消することを目的として提供されたもので、大気(冷気
)を吸引するファン1と、同ファン1で吸引された大気
を導びくエバポレータまた、はダクト2と、同ダクト2
に接続され、エアミックスダンパ9、ヒータコア12、
エアミックス室13、ベンチレーション吹出し口4、左
右一対のデフロスタ吹出し口5、左右一対の足元吹出し
口6および吹出口切替ダンパ14,15を具えたヒータ
ユニット3からなる自動車用空調装置において、上記ヒ
ータコア12を上記エアミックス室13の下刃に水平に
配置するとともに、上記エアミックス室13の上方に、
上記エアミックスダンパ9を介してエアミックス室13
に導入されぬ冷気を、上下の2層に分ける冷気仕切板8
を、上記水平ヒータコア12と平行に配設してなること
を特徴とする自動車用空調装置に係るものである。
以下、第3図乃至第6図に示す実施例により、本考案に
つき具体的に説明する。
つき具体的に説明する。
第3図および第4図において、1はファン、2はエバポ
レータまたはダクト、3はヒータユニット、4は車室内
ベンチレーション吹出し口、5は左右一対の車室内への
デフロスタ吹出し口、6は車室内への左右一対の足元吹
出し口、7は外気(冷気)をそれぞれ示し、また、第5
図および一第6図において、8は水平な冷気仕切板、9
はエアミックスダンパ、10は下側冷気、11は上側冷
気、12はヒータコア、13はエアミックス室、14.
15は吹出口切替ダンパをそれぞれ示す。
レータまたはダクト、3はヒータユニット、4は車室内
ベンチレーション吹出し口、5は左右一対の車室内への
デフロスタ吹出し口、6は車室内への左右一対の足元吹
出し口、7は外気(冷気)をそれぞれ示し、また、第5
図および一第6図において、8は水平な冷気仕切板、9
はエアミックスダンパ、10は下側冷気、11は上側冷
気、12はヒータコア、13はエアミックス室、14.
15は吹出口切替ダンパをそれぞれ示す。
そして、ファン1により取入れられた外気(冷気)7は
、エバポレータまたはダクト2を通って開度調節可能に
ヒータユニット3に配設のエアミックスダンパ9により
第6図に示す如く上下に分けられるようになっている。
、エバポレータまたはダクト2を通って開度調節可能に
ヒータユニット3に配設のエアミックスダンパ9により
第6図に示す如く上下に分けられるようになっている。
そして、下側の冷気10はヒータユニット3内に図示の
如く水平に配置されたヒータコア12により暖められて
ヒータユニット3内のエアミックス室13に吹き上がり
、一方上側の冷気11は該ヒータコア12と平行にヒー
タユニット3内に配設された冷気仕切板8により上下の
2層に分けられ、下層のものは上記のようにしてニアミ
ックス室13内に吹き上がる暖気と該ニアミックス室1
3内で混合されるようになっている。
如く水平に配置されたヒータコア12により暖められて
ヒータユニット3内のエアミックス室13に吹き上がり
、一方上側の冷気11は該ヒータコア12と平行にヒー
タユニット3内に配設された冷気仕切板8により上下の
2層に分けられ、下層のものは上記のようにしてニアミ
ックス室13内に吹き上がる暖気と該ニアミックス室1
3内で混合されるようになっている。
この混合気流(よ、ヒータユニット3に第5図に示す如
く設けられた吹出し口切替ダンパ14.15の適宜な操
作により各吹出口4.5.6等に分配される。
く設けられた吹出し口切替ダンパ14.15の適宜な操
作により各吹出口4.5.6等に分配される。
また上記冷気仕切板8.によって上層に分けられた冷気
は、第5図に示す如く吹出口切替ダンパ14.15等の
切替位置如何により、冷気のままもしくは一エアミック
ス室13内の混合気流とともにベンチレーション吹出口
4およびデフロスタ吹出し口5から車室内上方へ吹出さ
れ、またはニアミックス室13内の混合気流とともに、
左右の足元吹出口6から吹出されるようになっている。
は、第5図に示す如く吹出口切替ダンパ14.15等の
切替位置如何により、冷気のままもしくは一エアミック
ス室13内の混合気流とともにベンチレーション吹出口
4およびデフロスタ吹出し口5から車室内上方へ吹出さ
れ、またはニアミックス室13内の混合気流とともに、
左右の足元吹出口6から吹出されるようになっている。
本考案装置の一実施例は、上記のように構成されており
、いま、ファン1を駆動して外気(冷気)7をエバポレ
ータまたはダクト2を介してヒータユニット3内に送り
込む場合、各吹出口4,5゜6から車室内に暖気のみを
吹出させる場合は、エアミックスダンパ9を、第6図の
実線位置から上方に回動し、該冷気をすべて下側冷気1
0としてヒータコア12で暖めてニアミックス室13内
に導びいたのち、吹出口切替ダンパ14,15を適宜に
操作して該暖気を各吹出口4. 5. 6等から適宜車
室内へ吹出させればよい。
、いま、ファン1を駆動して外気(冷気)7をエバポレ
ータまたはダクト2を介してヒータユニット3内に送り
込む場合、各吹出口4,5゜6から車室内に暖気のみを
吹出させる場合は、エアミックスダンパ9を、第6図の
実線位置から上方に回動し、該冷気をすべて下側冷気1
0としてヒータコア12で暖めてニアミックス室13内
に導びいたのち、吹出口切替ダンパ14,15を適宜に
操作して該暖気を各吹出口4. 5. 6等から適宜車
室内へ吹出させればよい。
つぎに、冷気と暖気とをニアミックス室13内で適当に
混合したものを車室内に吹出させる場合は、エアミック
スダンパ9の開度を適当に設定して冷気7を下側冷気1
0と上側冷気11とに適当に分け、下側冷気10をヒー
タコア12で暖めてニアミックス室13内で、上側冷気
11のうちの冷気仕切板8によって分けられた下層冷気
と混合し、該混合気流を吹出口切替ダンパ14,15の
適宜な操作により、各吹出口4. 5. 6等から車室
内へ吹き出さ、せる。
混合したものを車室内に吹出させる場合は、エアミック
スダンパ9の開度を適当に設定して冷気7を下側冷気1
0と上側冷気11とに適当に分け、下側冷気10をヒー
タコア12で暖めてニアミックス室13内で、上側冷気
11のうちの冷気仕切板8によって分けられた下層冷気
と混合し、該混合気流を吹出口切替ダンパ14,15の
適宜な操作により、各吹出口4. 5. 6等から車室
内へ吹き出さ、せる。
この場合、本考案装置のヒータユニット3内には、風量
を減するような抵抗板や仕切板等がないため、圧力損失
を増加させることなく、ニアミックス室13内における
冷、暖気の混合が比較的容易に実現でき、各吹出口左右
の温度バランスが従来に比し改善される。
を減するような抵抗板や仕切板等がないため、圧力損失
を増加させることなく、ニアミックス室13内における
冷、暖気の混合が比較的容易に実現でき、各吹出口左右
の温度バランスが従来に比し改善される。
(第7図参照)また、車室内の上部すなわち乗員の頭部
に冷気を、下部すなわち乗置ρ足元部に暖気を同時に吹
出させる場合はミ水平な冷気仕切板8の上層冷気を、吹
出口切替ダンパ14の操作により吹出口4゜5等から車
室の上部に、また、ニアミックス室13内の混合暖゛気
を吹出口切替ダンパ15の適宜な操作によって足元吹出
口6からそれぞれ同時に吹出させれば、乗員の頭部と足
元の温度差を拡大し、車室内にて所謂頭寒、足熱の温度
分を実現できる。
に冷気を、下部すなわち乗置ρ足元部に暖気を同時に吹
出させる場合はミ水平な冷気仕切板8の上層冷気を、吹
出口切替ダンパ14の操作により吹出口4゜5等から車
室の上部に、また、ニアミックス室13内の混合暖゛気
を吹出口切替ダンパ15の適宜な操作によって足元吹出
口6からそれぞれ同時に吹出させれば、乗員の頭部と足
元の温度差を拡大し、車室内にて所謂頭寒、足熱の温度
分を実現できる。
(第8図参照)
本考案の空調装置は、上記のような構成、作用を具有す
るものであるから、本考案によれば、従来のものに比し
、風量減、(圧力損失)を伴なうことなくニアミックス
室13内で冷、暖気の混合を比較的容易に実現でき、従
って各吹出し口の左右の温度バランスを良好に保持でき
るほか、必要に応じて車室内に所謂頭寒、足熱の温度分
布を実現でき、乗員の居住環境の改善をはかれるという
実用戒効果を挙げることができる。
るものであるから、本考案によれば、従来のものに比し
、風量減、(圧力損失)を伴なうことなくニアミックス
室13内で冷、暖気の混合を比較的容易に実現でき、従
って各吹出し口の左右の温度バランスを良好に保持でき
るほか、必要に応じて車室内に所謂頭寒、足熱の温度分
布を実現でき、乗員の居住環境の改善をはかれるという
実用戒効果を挙げることができる。
第1図および第2図は、従来の自動車用空調装置のヒー
タユニットの暗示的説明図で、第1図は縦断側面図、第
2図は縦断平面図、第3図乃至第6図は本考案の一実施
例の概略説明図で、第3図は全体の側面図、第4図は第
3図のA矢視図、第5図は第3図のB−B線断面図、第
6図は第5図のC−C線断面図、第7図は本考案装置に
よるエアミックスダンパの開度と、左右の足元吹出し口
からの混合暖気の吹出温度の関係を示すグラフ、第8図
は、本考案装置によるものと、従来装置によるものとの
エアミックスダンパ開度と足元および頭部吹出温度との
関係を示すグラフである。 第3図乃至第6図において 1:ファン、2:エバポレータまたはダクト、3:ヒー
タユニット、4:ベンチレーション吹出し口、5:テ゛
フロスタ吹出し口、6:足元吹出し口、7:外気(冷気
)8:冷気仕切板、9:エアミックスダンパ、10:下
側冷気、11:上側冷気、12:ヒータコア、13:エ
アミックス室、14,15:吹出口切替ダンパ。
タユニットの暗示的説明図で、第1図は縦断側面図、第
2図は縦断平面図、第3図乃至第6図は本考案の一実施
例の概略説明図で、第3図は全体の側面図、第4図は第
3図のA矢視図、第5図は第3図のB−B線断面図、第
6図は第5図のC−C線断面図、第7図は本考案装置に
よるエアミックスダンパの開度と、左右の足元吹出し口
からの混合暖気の吹出温度の関係を示すグラフ、第8図
は、本考案装置によるものと、従来装置によるものとの
エアミックスダンパ開度と足元および頭部吹出温度との
関係を示すグラフである。 第3図乃至第6図において 1:ファン、2:エバポレータまたはダクト、3:ヒー
タユニット、4:ベンチレーション吹出し口、5:テ゛
フロスタ吹出し口、6:足元吹出し口、7:外気(冷気
)8:冷気仕切板、9:エアミックスダンパ、10:下
側冷気、11:上側冷気、12:ヒータコア、13:エ
アミックス室、14,15:吹出口切替ダンパ。
Claims (1)
- 大気(冷気)を吸引するファン1と、同ファン1で吸引
された大気を導くエバポレータまたはダクト2と、同ダ
クト2に接続され、エアミックスダンパ9、ヒータコア
12、エアミックス室13、ベンチレーション吹出し口
4、左右一対のデフロスタ吹出し口5、左右一対の足元
吹出し口6および吹出口切替ダンパ14,15を具えた
ヒータユニット3とからなる自動車空調装置において、
上記ヒータコア12を上記エアミックス室13の下方に
水平に配置するとともに、上記エアミックス室13の上
方に、上記エアミックスダンパ9を介してニアミックス
室13内に導入される冷気を、上下の2層に分ける冷気
仕切板8を、上記水平ヒータコア12と平行に配設して
なることを特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5594380U JPS5918896Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5594380U JPS5918896Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 自動車用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56157106U JPS56157106U (ja) | 1981-11-24 |
JPS5918896Y2 true JPS5918896Y2 (ja) | 1984-05-31 |
Family
ID=29650572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5594380U Expired JPS5918896Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918896Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-25 JP JP5594380U patent/JPS5918896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56157106U (ja) | 1981-11-24 |
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