JPS6012732Y2 - 自動車用換気構造 - Google Patents

自動車用換気構造

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Publication number
JPS6012732Y2
JPS6012732Y2 JP17891780U JP17891780U JPS6012732Y2 JP S6012732 Y2 JPS6012732 Y2 JP S6012732Y2 JP 17891780 U JP17891780 U JP 17891780U JP 17891780 U JP17891780 U JP 17891780U JP S6012732 Y2 JPS6012732 Y2 JP S6012732Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
ventilation
core material
air
skin
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Expired
Application number
JP17891780U
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English (en)
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JPS57100508U (ja
Inventor
芳之 田村
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の室内空気の換気構造に関するもので
ある。
自動車においては、たとえば実開昭55−175518
号公報に示すように、ドアに室内空気の換気孔を設ける
ものがある。
そして車体またはドアのインナパネルに内張り芯材を取
付け、この内張り芯材にベンチレーショングリルを嵌着
して換気孔を形成するものがあるが、本考案はこの換気
孔に簡単な構造からなる弁体を設けて、車外の空気が室
内側に逆流するのを防止するようにしたものである。
すなわち本考案は、車体またはドアのインナパネルの室
内側面に、内張り表皮を張設した内張り芯材を取付け、
該内張り芯材に設けた開口部に、室内側に入口部を有す
るベンチレーショングリルを嵌着するものにおいて、該
内張り表皮の該開口部に位置する部分を、該ベンチレー
ショングリルの出口部を覆うように迂回させて該内張り
表皮と一体に弁体を形威し、簡単な構造をもって安価に
弁体を得るようにしたものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例によって説明する
これはバックドアに実施した例であって、バックドア1
はアウタパネル2とインナパネル3とを結合しこれに窓
ガラス4を組み付けて形成してあり、インチパネル3の
室内側面に塩化ビニール材などの内張り表皮5を張設し
た内張り芯材6が取付けである。
内張り芯材6の開口部6aにはベンチレーショングリル
7が嵌着してあり、室内8の室内8の空気はベンチレー
ショングリル7の入口部7aから出口部7bに抜けてバ
ックドア1の内部9に排出され、さらに内部9の空気は
アウタパネル2に設けたベンチレーショングリル(図示
しない)を経由して車外10に排出されるようになって
いる。
内張り芯材6の室内8側には内張り表皮5が張設しであ
るが、本考案は第2図に示すように、内張り表皮5にお
いて内張り芯材6の開口部6aに位置する部分を、ベン
チレーショングリル7の裏側に迂回させ、出口部7bを
覆うようにして弁体5aを形成するようにしである。
そして第2図に示すように、ベンチレーショングリル7
の入口部7aの上下の端縁7cは、開口部6aの上下の
縁部6bに接する内張り表皮5の部分を抑えるようにな
っている。
さらに第3図に示すように、内張り芯材6の開口部6a
の左右の縁部6Cにおいて、スプリングナツト11を嵌
め込むとともに、この部分の内張り表皮5の上に、ベン
チレーショングリル7の入口部7aの左右のフランジ7
dを重ねて、スプリングナツト11にタッピングスクリ
ュ12をねじ込み、ともに固着するようになっている。
このヨウにベンチレーショングリル7の出口部7bを覆
うように内張り表皮5と一体の弁体5aが形威しである
から、室内8の空気はベンチレーショングリル7の入口
部7aから入って、弁体5aを5 a/の状態に押し上
げながら、出口部7bからバックドア1の内部9に排出
されるようになる。
そして弁体5aが設けであるから、この逆には空気が流
れない。
すなわち車外10からバックドア1の内部9に入った空
気の圧力が室内8の空気の圧力より高い場合、内部9の
空気の圧力に押されて弁体5aがベンチレーショングリ
ル7の出口部7bに密着し、室内8に空気が流れず、従
って車外の塵埃や雨氷などが空気とともに流入するよう
なことがない。
前述のように本考案は、内張り芯材に嵌着したベンチレ
ーショングリルを通して車外の空気が室内側に逆流する
のを防止するようになっているが、逆流防止のために設
けである弁体は、内張り芯材に張設した内張り表皮と一
体になっているから、構造がきわめて簡単で安価に形成
でき、その実用的価値はすこぶる大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はバックド
アの内張り表皮とベンチレーショングリルの正面図、第
2図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図は第1図B
−B線の拡大断面図である。 1・・・・・・バックドア、2・・・・・・アウタパネ
ル、3・・・・・・インナパネル、4・・・・・・窓ガ
ラス、5・・・・・・内張り表皮、5a、5a’・・・
・・・弁体、6・・・・・・内張り芯材、6a・・・・
・・開口部、6b、6c・・・・・・縁部、7・・・・
・・ベンチレーショングリル、7a・・・・・・入口部
、7b・・・・・・出口部、7c・・・・・・端縁、7
d・・・・・・フランジ、8・・・・・・室内、9・・
・・・・バックドアの内部、10・・・・・・車外、1
1・・・・・・スプリングナツト、12・・・・・・タ
ッピングスクリュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体またはドアのインナパネルの室内側面に、内張り表
    皮を張設した内張り芯材を取付け、該内張り芯材に設け
    た開口部に、室内側に入口部を有するベンチレーション
    グリルを嵌着するものにおいて、該内張り表皮の該開口
    部に位置する部分を、該ベンチレーショングリルの出口
    部を覆うように迂回させて弁体としたことを特徴とする
    自動車用換気構造。
JP17891780U 1980-12-12 1980-12-12 自動車用換気構造 Expired JPS6012732Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17891780U JPS6012732Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 自動車用換気構造

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JP17891780U JPS6012732Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 自動車用換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100508U JPS57100508U (ja) 1982-06-21
JPS6012732Y2 true JPS6012732Y2 (ja) 1985-04-24

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JPS57100508U (ja) 1982-06-21

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