JPS6238444Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238444Y2 JPS6238444Y2 JP1983034599U JP3459983U JPS6238444Y2 JP S6238444 Y2 JPS6238444 Y2 JP S6238444Y2 JP 1983034599 U JP1983034599 U JP 1983034599U JP 3459983 U JP3459983 U JP 3459983U JP S6238444 Y2 JPS6238444 Y2 JP S6238444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- opening
- lid
- cooler
- cooler unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 108010066114 cabin-2 Proteins 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
この考案は、天窓を設けあるいはクーラーユニ
ツトを取付けるためのトラクタキヤビンの天井構
造に関するものである。
ツトを取付けるためのトラクタキヤビンの天井構
造に関するものである。
考案の技術的背景
従来、キヤビンを有するトラクタであつてクー
ラーを装備しないものにあつては、夏季期間等に
おいてキヤビン内の温度上昇を抑えるためにキヤ
ビンの天井板に天窓を設けているものがある。ま
た、クーラーを装備するものにあつては、このク
ーラー等をキヤビン内に取付けるとキヤビン内空
間が狭くなるため、キヤビンの天井板の上面側等
のキヤビン外に取付けたものがある。
ラーを装備しないものにあつては、夏季期間等に
おいてキヤビン内の温度上昇を抑えるためにキヤ
ビンの天井板に天窓を設けているものがある。ま
た、クーラーを装備するものにあつては、このク
ーラー等をキヤビン内に取付けるとキヤビン内空
間が狭くなるため、キヤビンの天井板の上面側等
のキヤビン外に取付けたものがある。
背景技術の問題点
クーラーをキヤビン外に取付ける場合には天井
板等に冷気吹出用の貫通穴を形成しなければなら
ず、また、クーラーは一般にオプシヨン装備であ
るため、クーラーを取付けない場合にはこの貫通
穴が不要な加工となり、しかも、この貫通穴を閉
塞する手段を構じなければならない。さらに、ク
ーラーをオプシヨン装備する形式に変えて天窓を
設ける場合には大幅に加工工程を変更しなければ
ならない。
板等に冷気吹出用の貫通穴を形成しなければなら
ず、また、クーラーは一般にオプシヨン装備であ
るため、クーラーを取付けない場合にはこの貫通
穴が不要な加工となり、しかも、この貫通穴を閉
塞する手段を構じなければならない。さらに、ク
ーラーをオプシヨン装備する形式に変えて天窓を
設ける場合には大幅に加工工程を変更しなければ
ならない。
考案の目的
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、キヤビンの天井板に天窓を設け、あるいは天
窓に変えたクーラーの取付けを特別な加工を施す
ことなく容易に行ないうるトラクタキヤビンの天
井構造を得ることを目的とするものである。
で、キヤビンの天井板に天窓を設け、あるいは天
窓に変えたクーラーの取付けを特別な加工を施す
ことなく容易に行ないうるトラクタキヤビンの天
井構造を得ることを目的とするものである。
考案の概要
この考案は、トラクタの機体に設けられたキヤ
ビンの天井板に開口幅の広い開口部を形成し、こ
の開口部を覆う開閉自在な蓋体と、この開口部を
覆うとともにクーラーユニツトを収納するケース
体とを天井板の上面側に択一的に取付けることに
より、キヤビン内の温度上昇を抑えるための蓋体
とクーラーユニツトとの取付けを、特別な加工を
施すことなく相互に変更して行ないうるように構
成したものである。
ビンの天井板に開口幅の広い開口部を形成し、こ
の開口部を覆う開閉自在な蓋体と、この開口部を
覆うとともにクーラーユニツトを収納するケース
体とを天井板の上面側に択一的に取付けることに
より、キヤビン内の温度上昇を抑えるための蓋体
とクーラーユニツトとの取付けを、特別な加工を
施すことなく相互に変更して行ないうるように構
成したものである。
考案の実施例
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。トラクタの機体１には運転席を囲んでキヤビ
ン２が設けられている。キヤビン２の天井板３の
略中央部には周縁部４が上方に向けて屈曲された
幅の広い開口部５が形成されている。前記天井板
３の上面側には第１図及び第２図にすように、一
端がヒンジ６により連結された蓋体７が前記開口
部５を覆う状態に開閉自在に設けられている。な
お、前記周縁部４には弾性シール材８が着脱自在
に装着されており、さらに、一端が前記蓋体７の
内側面に形成された突起体９に連結されるととも
に他端が前記天井板３に連結されて前記蓋体７を
所定の開口幅に保持するガススプリング１０が設
けられている。
る。トラクタの機体１には運転席を囲んでキヤビ
ン２が設けられている。キヤビン２の天井板３の
略中央部には周縁部４が上方に向けて屈曲された
幅の広い開口部５が形成されている。前記天井板
３の上面側には第１図及び第２図にすように、一
端がヒンジ６により連結された蓋体７が前記開口
部５を覆う状態に開閉自在に設けられている。な
お、前記周縁部４には弾性シール材８が着脱自在
に装着されており、さらに、一端が前記蓋体７の
内側面に形成された突起体９に連結されるととも
に他端が前記天井板３に連結されて前記蓋体７を
所定の開口幅に保持するガススプリング１０が設
けられている。
つぎに、第３図及び第４図に示すように、前記
蓋体７を取外した前記天井板３の上面側にはクー
ラー本体１１及びダクト１２により構成されるク
ーラユニツト１３を収納したケース体１４が前記
開口部５を覆いつつ複数個のボルト１５により締
付固定されている。なお、前記開口部５を前記キ
ヤビン２の内側から覆うカバー１６が前記ボルト
１５によつて締付固定されており、このカバー１
６の前記ダクト１２の開口部に対向する部分に
は、冷気の吹出口１８が形成されるとともに冷気
の吹出量を調節する調節つまみ１７が取付けられ
ている。
蓋体７を取外した前記天井板３の上面側にはクー
ラー本体１１及びダクト１２により構成されるク
ーラユニツト１３を収納したケース体１４が前記
開口部５を覆いつつ複数個のボルト１５により締
付固定されている。なお、前記開口部５を前記キ
ヤビン２の内側から覆うカバー１６が前記ボルト
１５によつて締付固定されており、このカバー１
６の前記ダクト１２の開口部に対向する部分に
は、冷気の吹出口１８が形成されるとともに冷気
の吹出量を調節する調節つまみ１７が取付けられ
ている。
このような構成において、蓋体７及びクーラー
ユニツト１３を収納したケース体１４はともに着
脱自在であり、キヤビン２内の温度上昇を抑える
ために蓋体７を設けあるいはクーラーユニツト１
３を設けることが自由である。しかも、いずれの
場合も開口部５を利用するものであり、蓋体７と
ケース体１４とを交換する際に天井板３に特別な
加工を施す必要がなく、クーラーユニツト１３が
オプシヨン装備である場合におて、クーラーユニ
ツト１３の装備を後からでも容易に行なえる。そ
して、クーラーユニツト１３を装備しない場合で
も開閉自在な蓋体７があるため、この蓋体７を開
放し換気することによりキヤビン２内の温度上昇
を十分に抑えられる。また、クーラーユニツト１
３が天井板３の上面側に位置するためクーラーユ
ニツト１３によつてキヤビン２内空間が狭められ
ることがなく、開口部５の周縁部４が上方に向け
て屈曲されているため、この開口部５からの雨水
等の浸入が防止される。
ユニツト１３を収納したケース体１４はともに着
脱自在であり、キヤビン２内の温度上昇を抑える
ために蓋体７を設けあるいはクーラーユニツト１
３を設けることが自由である。しかも、いずれの
場合も開口部５を利用するものであり、蓋体７と
ケース体１４とを交換する際に天井板３に特別な
加工を施す必要がなく、クーラーユニツト１３が
オプシヨン装備である場合におて、クーラーユニ
ツト１３の装備を後からでも容易に行なえる。そ
して、クーラーユニツト１３を装備しない場合で
も開閉自在な蓋体７があるため、この蓋体７を開
放し換気することによりキヤビン２内の温度上昇
を十分に抑えられる。また、クーラーユニツト１
３が天井板３の上面側に位置するためクーラーユ
ニツト１３によつてキヤビン２内空間が狭められ
ることがなく、開口部５の周縁部４が上方に向け
て屈曲されているため、この開口部５からの雨水
等の浸入が防止される。
考案の効果
この考案は、上述のようにキヤビンの天井板に
形成した幅の広の開口部を開閉自在な蓋体とクー
ラーユニツトを収納したケース体とにより択一的
に覆うように構成したことにより、クーラーユニ
ツトの装備を特別な加工を施すことなく容易に行
なうことができ、クーラーユニツトを装備しない
場合でも蓋体を開いてキヤビン内の温度上昇を十
分に抑えることができる等の効果を有するもので
ある。
形成した幅の広の開口部を開閉自在な蓋体とクー
ラーユニツトを収納したケース体とにより択一的
に覆うように構成したことにより、クーラーユニ
ツトの装備を特別な加工を施すことなく容易に行
なうことができ、クーラーユニツトを装備しない
場合でも蓋体を開いてキヤビン内の温度上昇を十
分に抑えることができる等の効果を有するもので
ある。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図は蓋体を取付けた状態の全体の側面図、第２図
はその一部を拡大した縦断側面図、第３図はケー
ス体を取付けた状態の全体の側面図、第４図はそ
の一部を拡大した縦断側面図である。 １……機体、２……キヤビン、３……天井板、
５……開口部、７……蓋体、１３……クーラーユ
ニツト、１４……ケース体。
図は蓋体を取付けた状態の全体の側面図、第２図
はその一部を拡大した縦断側面図、第３図はケー
ス体を取付けた状態の全体の側面図、第４図はそ
の一部を拡大した縦断側面図である。 １……機体、２……キヤビン、３……天井板、
５……開口部、７……蓋体、１３……クーラーユ
ニツト、１４……ケース体。
Claims (1)
- トラクタの機体に運転席を囲むキヤビンを設
け、このキヤビンの天井板に開口幅の広い開口部
を形成し、前記開口部を覆う開閉自在な蓋体と、
前記開口部を覆うとともにクーラーユニツトを収
納するケース体とを前記天井板の上面側に択一的
に取付けたことを特徴とするトラクタキヤビンの
天井構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3459983U JPS59140969U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | トラクタキヤビンの天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3459983U JPS59140969U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | トラクタキヤビンの天井構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59140969U JPS59140969U (ja) | 1984-09-20 |
| JPS6238444Y2 true JPS6238444Y2 (ja) | 1987-10-01 |
Family
ID=30165340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3459983U Granted JPS59140969U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | トラクタキヤビンの天井構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59140969U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0726181Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1995-06-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JPH06287797A (ja) * | 1992-04-08 | 1994-10-11 | Nippon Alum Co Ltd | チタン材の陽極酸化処理方法 |
| WO2020044902A1 (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497652A (ja) * | 1972-04-04 | 1974-01-23 | ||
| JPS532823B2 (ja) * | 1974-12-27 | 1978-02-01 | ||
| JPS543755B2 (ja) * | 1974-06-13 | 1979-02-26 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48113132U (ja) * | 1972-03-31 | 1973-12-25 | ||
| JPS5645811Y2 (ja) * | 1976-06-25 | 1981-10-26 | ||
| JPS5352548U (ja) * | 1976-10-06 | 1978-05-06 | ||
| JPS543755U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | ||
| JPS5848172Y2 (ja) * | 1978-06-19 | 1983-11-02 | 株式会社クボタ | キヤビン付トラクタ− |
| JPS597135Y2 (ja) * | 1979-02-02 | 1984-03-05 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フオ−クリフト用低騒音キヤビン |
| JPS57137575U (ja) * | 1981-02-20 | 1982-08-27 |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3459983U patent/JPS59140969U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497652A (ja) * | 1972-04-04 | 1974-01-23 | ||
| JPS543755B2 (ja) * | 1974-06-13 | 1979-02-26 | ||
| JPS532823B2 (ja) * | 1974-12-27 | 1978-02-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59140969U (ja) | 1984-09-20 |
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