JPH059209Y2 - - Google Patents

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JPH059209Y2
JPH059209Y2 JP1984181304U JP18130484U JPH059209Y2 JP H059209 Y2 JPH059209 Y2 JP H059209Y2 JP 1984181304 U JP1984181304 U JP 1984181304U JP 18130484 U JP18130484 U JP 18130484U JP H059209 Y2 JPH059209 Y2 JP H059209Y2
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vehicle
duct
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drafter
outlet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車室内の換気を行なう車両用ドラフ
タに関する。
〔従来の技術〕
一般に車両には、車室内の環境を快適にするた
めにドラフタが設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来、車両用ドラフタとして、第4図及び第5
図に示されているものが知られている(例えば実
開昭57−57104号)。
そのドラフタは、車室16内に通ずるダクト部
11と、そのダクト部11の中間部に設けられた
バルブ12と、ダクト部出口(アウタダクト口)
11aに設けられた外部のフイニツシヤ(装飾部
材)13と、ダクト部入口(インナダクト口)1
1bに設けられた内部のフイニツシヤ14とを有
する換気機構Aを第4図に示すようにロツクピラ
15に備えたもので、内外気の差圧によりバルブ
12を開放して内気を車室16外に排出して換気
を行なつている。
ところで、上記ドラフタはロツクピラ15に設
けられるので、車外装飾上からアウタダクト口1
1aには高価な外部フイニツシヤ13が取り付け
られる。従つて、ドラフタが高価なものとなつて
いる。また、内部及び外部のフイニツシヤ13,
14は、ネジにより止めるので、取り付けが面倒
であると共に、ネジが錆て車両外観が悪くなる欠
点がある。それに、上記ドラフタは、外部フイニ
ツシヤ13の排気口が車外に露出しているため
に、洗車の際に、水がダクト部11内に浸入する
虞があり、更にはバルブ12が開放させて換気を
行なわれている間、走行風が外部フイニツシヤ1
3に衝突して発生する不快音が車室16内に侵入
する等の欠点があつた。
本考案は如上の欠点を解消するためになされた
もので、外部のフイニツシヤをなくすことによつ
てコスト低減が図れ、面倒なフイニツシヤの取り
付けがなくなり、車両外観もよくなり、また洗車
又は雨天の際のダクト内への水の浸入、及び走行
時の不快音の発生を防止し得る車両用ドラフタを
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の車両用ドラフタは、車室内の空気を、
車室内から車室外へ連通するダクト部により車外
へ排出する車両用ドラフタにおいて、上記ダクト
部出口付近に内外気の差圧によつて車室外側へ開
放されるバルブを設けると共に、車室内の空気を
車室外へ排出する隙間がアウタパネルとの間に形
成されるように前記ダクト部出口の前方にクオー
タウインドを配設したことを特徴とする。
〔作用〕
車室内の空気は、内外気の差圧によつて車室外
側に開放されたバルブを通過し、クオータウイン
ドとアウタパネルとの間に形成された隙間を通つ
て車室外に排出される。
そして、またダクト部出口の前方に設けたクオ
ータウインドによつて、外部のフイニツシヤをな
くすことができ、コスト低減になる。
また、面倒なフイニツシヤの取り付けもなくな
り、錆るネジもないことによつて、より車両外観
が維持される。特に、ダクト部出口をのぞませた
クオータウインドの位置に塗料膜又はステツカを
取り付けておけば、よりよい車両外観が維持され
る。
それに、ダクト部の入口をダクト部出口よりも
上位にあれば、洗車又は雨天の際の水の浸入が防
止される。更に、ダクト部出口をクオータウイン
ドの内側にのぞませてダクト部出口を平坦なクオ
ータウインドで覆えば、走行風による不快音の発
生が防止される。
〔実施例〕
以下、図面により本考案を詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係る車両用ドラフ
タの一実施例を示したものである。
本考案の車両用ドラフタは、車室1内から車室
1外に通ずるダクト部2と、そのダクト部2のア
ウタダクト口(ダクト部出口)3に設けられたバ
ルブ5とを具備した換気機構Aをクオータウイン
ド6の内側に備えたものである。
前記ダクト部2は、車室1内から車室1外に通
ずる換気孔から成り、インナパネル7に設けられ
たダクト部入口(インナダクト口)4がアウタパ
ネル8に設けられたダクト部出口(アウタダクト
口)3の位置より上位にあるように設けられてい
る。また、上記バルブ5は普段はアウタダクト口
3を閉鎖し、そして、内外気の差圧によつて車室
1外側へ開放されるようになつている。
そして、これらダクト部2とバルブ5とを備え
た換気機構Aがクオータウインド6の上部内側に
備えられている。また、第1図に示す如く、クオ
ータウインド6のアウタダクト口3に該当する位
置には、第2図に示すように塗料膜又はステツカ
9が取り付けられて、アウタダクト口3が直接見
えないようになつている。また、アウタパネル8
とインナパネル7とが合わさる端部には、ウエザ
ストリツプ10が取り付けられて、これを介して
クオータウインド6と密着して車室1外と車室1
内との間の気密性が保持されている。
そして、例えば走行時の外気負圧により上記バ
ルブ5が車室1外側へ開放されて車室1内の空気
をダクト部2を通し、更にクオータウインド6と
アウタパネル8との隙間を通して車室1外に排気
し、換気が行なわれる。
斯かる車両用ドラフタによれば、換気機構Aを
クオータウインド6の内側に備えることから、高
価な外部フイニツシヤが不要となる。即ち、クオ
ータウインド6の一部をドラフタの外部装飾部材
として用いるので、外部フイニツシヤが不必要に
なつてコスト低減が図れる。また、面倒なフイニ
ツシヤの取り付けもなくなり、錆るネジもないこ
とによつて、よい車両外観が維持される。特に、
ダクト部出口3をのぞませたクオータウインド6
の位置に塗料膜又はステツカ9を取り付けたの
で、よりよい車両外観が維持される。
また、ダクト部出口3をクオータウインド6の
内側にのぞませてダクト部出口3を平坦なクオー
タウインド6で覆つたので、走行風による不快音
の発生も防止できる。
しかも、ダクト部2の入口4がダクト部2の出
口3よりも上位の位置にあるので、洗車の際の車
室1内への水の浸入が防止できる。
更に、雨天時においても、このドラフタはダク
ト部2のアウタダクト口3に設けられているバル
ブ5が普段閉鎖している上、クオータウインド6
がオーバラツプしているため、車外に直接露出す
ることがなく、従つてダクト部2内への雨水の浸
入が阻止される。勿論、アウタパネル8とインナ
パネル7が合わさる端部には、ウエザストリツプ
10が取り付けられて、これを介してクオータウ
インド6に密着しているから、仮にクオータウイ
ンド6とアウタパネル8との隙間から内方に水が
浸入したとしても、ウエザストリツプ10の外囲
部に沿つて流れるので、車室1内への水の浸入は
ない。
上記車両用ドラフタは、主として大型車に最適
であるが、勿論乗用車にも使えるものである。
〔考案の効果〕 以上述べたように本考案によれば、外部フイニ
ツシヤがなくなり、コスト低減が図れ、面倒なフ
イニツシヤ取り付けがなくなり、ネジ等の錆もな
いことから車両外観もよくなる。また、洗車又は
雨天の際のダクト部内への水の浸入及び走行時の
不快音の侵入をも阻止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る車両用ドラフ
タの一実施例を示したもので、第1図はクオータ
ウインドを外した状態の斜視図、第2図は外した
クオータウインドの斜視図、第3図はその要部断
面拡大図、第4図及び第5図は従来の車両用ドラ
フタの例を示すもので、第4図はその斜視図、第
5図はその要部拡大断面図である。 1……車室、2……ダクト部、3……ダクト部
出口(アウタダクト口)、4……ダクト部入口
(インナダクト口)、5……バルブ、6……クオー
タウインド、9……ステツカ、A……換気機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車室内の空気を、車室内から車室外へ連通す
    るダクト部により車外へ排出する車両用ドラフ
    タにおいて、上記ダクト部出口付近に内外気の
    差圧によつて車室外側へ開放されるバルブを設
    けると共に、車室内の空気を車室外へ排出する
    隙間がアウタパネルとの間に形成されるように
    前記ダクト部出口の前方にクオータウインドを
    配設したことを特徴とする車両用ドラフタ。 (2) クオータウインドは、ダクト部出口に該当す
    る位置に塗料膜又はステツカが取り付けられて
    いる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の車両
    用ドラフタ。 (3) ダクト部はダクト部入口がダクト部出口の位
    置より上位にある実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の車両用ドラフタ。
JP1984181304U 1984-11-29 1984-11-29 Expired - Lifetime JPH059209Y2 (ja)

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JP1984181304U JPH059209Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JPS6194408U JPS6194408U (ja) 1986-06-18
JPH059209Y2 true JPH059209Y2 (ja) 1993-03-08

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ID=30738856

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JPS4512084Y1 (ja) * 1966-05-25 1970-05-28

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JPS58118005U (ja) * 1982-02-05 1983-08-11 トヨタ自動車株式会社 車両の室内換気構造

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JPS6194408U (ja) 1986-06-18

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