JPS6144506Y2 - - Google Patents

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JPS6144506Y2
JPS6144506Y2 JP10794882U JP10794882U JPS6144506Y2 JP S6144506 Y2 JPS6144506 Y2 JP S6144506Y2 JP 10794882 U JP10794882 U JP 10794882U JP 10794882 U JP10794882 U JP 10794882U JP S6144506 Y2 JPS6144506 Y2 JP S6144506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side rail
panel
indoor air
roof
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP10794882U
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English (en)
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JPS5912711U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の換気構造に関するものであ
る。
車体のサイドレールとルーフパネルまわりの空
間を室内空気の換気通路としたものについては、
たとえば特公昭51−6414号公報あるいは実公昭52
−24902号公報に示すように種々に構成したもの
がある。そして一般に閉断面形状からなるサイド
レールの内部を換気ダクトとしているものが多
く、これを第1図、第2図に示す従来例について
説明すると次のようになつている。
サイドレール1はアウタパネル2とインナパネ
ル3とを組合せて閉断面状に形成してあり、アウ
タパネル2の外方にドリツプレール4とルーフパ
ネル5が固設してある。またアウタパネル2の下
部にウエザストリツプ6を取付けこれにドアガラ
ス7が当接するようにしてある。そしてサイドレ
ール1の室内側にルーフトリム8を張設して、こ
れに室内空気10の取出しクリル12を取付け、
この取出しグリル12に連通するようにしてイン
ナパネル3に室内空気10の取出口3aを開けて
ある。さらに車体のリヤピラー14に、サイドレ
ール1の内に入つた室内空気10の排気する排出
グリル15を設けてある。
自動車の走行に際して、リヤピラー14まわり
を流れる外気は強い負圧となつて作用するので、
排出グリル15から室内空気10ら吸い出され
る。すなわち室内空気10は取出しグリル12か
ら取出口3aを経てサイドレール1の内に入り、
ここから排出グリル15を経て車外に放出され室
内の換気が自動的に行われる。
ところが自動車の走行に伴ない風切音などの騒
音が発生し、これが排出グリル15から車内に入
り込み、室内空気10の換気経路に対し逆方向の
経路16を辿つて取出しグリル12から室内に侵
入し、乗員に不快感を与えるようになる。
これに対し本考案は、このような不具合を取り
除くために案出したものであつて、ルーフトリム
の室内空気取出口に面するサイドレールのインナ
パネルに凹所を設けて、室内空気をルーフトリム
とルーフパネルとの間の空間に導くようにし、さ
らにサイドレールのアウタパネルに空気取入口を
設けて、該空間の空気をサイドレールの内に導く
ようにしたものである。次にその詳細を第3図に
示す実施例によつて説明する。
サイドレール20はアウタパネル21とインナ
パネル22とを組合せて閉断面状に形成してあ
り、アウタパネル21の外方にドリツプレール4
とルーフパネル5が固設してある。またアウタパ
ネル21の下部にウエザストリツプ6を取付けこ
れにドアガラス7が当接するようにしてある。さ
らにサイドレール20の室内側にルーフトリム8
を張設してこれに室内空気10の取出しグリル1
2が取付けてある。
そして取出しグリル12に面するようにしてイ
ンナパネル22に凹所22aを設け、室内空気1
0を取出しグリル12から凹所22aを経由し
て、ルーフトリム8とルーフパネル5との間の空
間24に導くようにしてある。さらにアウタパネ
ル21に空気取入口21aを開けて、空間24の
空気をサイドレール20の内に導くようにしてあ
る。
すなわち本考案においては、室内空気10が取
出しグリル12から凹所22aを通つて空間24
に流れ、空間24から空気取入口21aを通つて
サイドレール20の内に流れ、リヤピラー14に
設けた排出グリル15から車外に放出されて、室
内の換気が行われるようになつている。
室内空気がサイドレールを経由してリヤピラー
の排出グリルから放出されるようになつている換
気構造は、室内空気がきわめて効率よく行われ、
前席で発生したタバコの煙が遅滞なくサイドレー
ルの内に入り後席に及ぶようなことがないなどの
効果があるが、本考案においては特に室内からサ
イドレールに至る室内空気の経路を屈曲迂回させ
てあるから、排出グリルから経路を逆に辿つて進
入してくる風切音などの騒音は、この迂回路で大
幅に減衰されあるいは完全に消滅するようにな
る。従つて乗員に不快感を与えるようなことがな
いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイドレールを換気ダクトとする換気
構造の要部説明図、第2図は従来例の構造を示す
第1図A−A線の拡大断面図、第3図は本考案の
実施例の構造を示す第1図A−A線の拡大断面図
である。 1……サイドレール、8……ルーフトリム、1
2……取出しグリル、14……リヤピラー、15
……排出グリル、20……サイドレール、21…
…アウタパネル、21a……空気取入口、22…
…インナパネル、22a……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタパネルとインナパネルとを組合せてなる
    サイドレールの外方にルーフパネルを固設しまた
    室内側にルーフトリムを張設し、該サイドレール
    の内部を室内空気の換気ダクトとするものにおい
    て、ルーフトリムの室内空気取出口に面するサイ
    ドレールのインナパネルに凹所も設けて室内空気
    をルーフトリムとルーフパネルとの間の空間に導
    くようにし、さらにサイドレールのアウタパネル
    に空気取入口を設けて該空間の空気をサイドレー
    ルの内に導くようにしたことを特徴とする自動車
    の換気構造。
JP10794882U 1982-07-16 1982-07-16 自動車の換気構造 Granted JPS5912711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10794882U JPS5912711U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 自動車の換気構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP10794882U JPS5912711U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 自動車の換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5912711U JPS5912711U (ja) 1984-01-26
JPS6144506Y2 true JPS6144506Y2 (ja) 1986-12-15

Family

ID=30252035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10794882U Granted JPS5912711U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 自動車の換気構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5912711U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281292U (ja) * 1985-11-07 1987-05-23
JPS6331482U (ja) * 1986-08-14 1988-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5912711U (ja) 1984-01-26

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