JPS6323208Y2 - - Google Patents

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JPS6323208Y2
JPS6323208Y2 JP14683483U JP14683483U JPS6323208Y2 JP S6323208 Y2 JPS6323208 Y2 JP S6323208Y2 JP 14683483 U JP14683483 U JP 14683483U JP 14683483 U JP14683483 U JP 14683483U JP S6323208 Y2 JPS6323208 Y2 JP S6323208Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
pillar
vehicle
automobile
passenger compartment
Prior art date
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JP14683483U
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JPS6053618U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は自動車の換気構造に係り、特に、自
動車のリヤクオータピラー等に換気口が形成さ
れ、該ピラーを介して車室内に換気するようにさ
れた自動車の換気構造の改良に関する。
【従来技術】
従来のこの種ピラーを利用した自動車の換気構
造は、例えば、第1図及び第2図に示されるよう
に、自動車10の車室12側の換気口14は、リ
ヤクオータピラー16の車室12側面であつて、
後席18における乗員20の耳元に近い位置に形
成せざるを得なかつた。 従つて、この車室側換気口14に取付けられる
ベンチレーシヨングリル22を、換気時に通過す
る空気の流動音が、乗員20にとつて耳ざわりと
なるという問題点が生ずる。 このため従来は、第2図に示されるように、ベ
ンチレーシヨングリル22が取付けられるルーフ
サイドインナガーニツシユ24の、前記クオータ
ピラー16における車室側換気口14に対向する
位置の裏側面にサイレンサパツド26を取付け、
且つ、ベンチレーシヨングリル22は車室側換気
口14から若干ずらして取付けるようなものもあ
つた。 従つて、製造コストが増大すると共に、サイレ
ンサパツド26の厚さ分だけルーフサイドインナ
ガーニツシユ24が車室12側に膨出し、更に、
ベンチレーシヨングリル22が車室内側から見え
るために車室内の外観を低下させるという問題点
がある。
【考案の目的】
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
であつて、サイレンサパツド等の吸音材を利用す
ることなく、乗員の耳に到達する、換気時におけ
る空気流動音を小さくすることができると共に、
車室内外観を向上させることができるようにした
自動車の換気構造を提供することを目的とする。
【考案の構成】
この考案は、ピラーの車室側に換気口が形成さ
れ、該ピラーを介して車室内を換気するようにさ
れた自動車の換気構造において、前記ピラーに隣
接するウインドガラスの一部を該ピラーの車室側
の少なくとも一部の外側に、間隙をもつて対向さ
せると共に、該ピラーのウインドガラスに対向す
る部分に、車室側換気口を配置することにより上
記目的を達成するものである。
【考案の作用】
この考案によれば、ピラーの車室側換気口がウ
インドガラスの内側面に対向しているために、換
気時における空気流動音が直接乗員の耳に到達す
ることが防止されると共に、該換気口が車室内乗
員から見えないようにするものである。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第3図ないし第6図に示される
ように自動車30におけるリヤクオータピラー3
2に換気口34が形成され、該リヤクオータピラ
ー32を介して車室36内を換気するようにされ
た自動車の換気構造において、前記リヤクオータ
ピラー32に隣接するクオータウインドガラス3
8の略後半部を該リヤクオータピラー32の車室
側前半部の外側に間隙40をもつて対向させると
共に、該リヤクオータピラー32のクオークウイ
ンドガラス38に対向する部分に、車室側換気口
34Aを配置したものである。 この実施例において、車室側換気口34Aを覆
うベンチレーシヨングリル42は該車室側換気口
34Aの直前で、ルーフサイドインナガーニツシ
ユ44に取付けられて配置されている。 図の符号46はセンタピラー、48はリヤウイ
ンドシールドガラス、50はリヤクオータピラー
32の外側面の車外側換気口34Bに取付けられ
たベンチレーシヨングリル、52はサイドドアを
それぞれ示す。 この実施例においては、リヤクオータピラー3
2の車室側換気口34Aがクオータウインドガラ
ス38の内側面に対向して配置され、且つ、該車
室側換気口34Aにベンチレーシヨングリル42
が取付けられているので、換気時における空気の
流動音が直接乗員20の耳元に到達することがな
く従つて、流動音が低減されて乗員20に伝達さ
れる。 又、ベンチレーシヨングリル42はクオータウ
インドガラス38に対向しているので、車室36
内側から視認されず、従つて、車室36内外観を
向上させることができる。 又、車室内換気口34Aとルーフサイドインナ
ガーニツシユ44との間には従来におけるように
サイレンサパツドを設ける必要がないため、コス
トを低減することができると共に、ルーフサイド
インナガーニツシユ44の車室36内への突出量
を小さくすることができる。 なお上記実施例は、リヤクオータピラー32に
換気口を形成した場合についてのものであるが、
本考案はこれに限定されるものでなく、センタピ
ラー46あるいはフロントピラー54に設けるよ
うにした場合についても適用されるものである。 又上記実施例は、ベンチレーシヨングリル42
をリヤクオータピラー32を覆うルーフサイドイ
ンナガーニツシユ44に設けた場合についてのも
のであるが、これはベンチレーシヨングリルは直
接リヤクオータピラ32あるいは他のピラーに設
けるようにした場合であつてもよい。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、サイレン
サパツド等の吸音材を用いることなく且つ、ピラ
ーの実質的外側面を車室内に大きく突出させるこ
となく、乗員の耳元に到達する、換気時における
空気流動音を低減させることができるという優れ
た効果を有する。 又、車室内外観を向上させることができるとい
う効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車の換気構造を示す斜視
図、第2図は第1図の−線に沿う略示拡大断
面図、第3図は本考案に係る自動車の換気構造の
実施例を示す斜視図、第4図は第3図の−線
に沿う略示拡大断面図、第5図は同実施例のベン
チレーシヨングリル部分を示す車体外側から見た
斜視図、第6図は同車室内側から見た斜視図であ
る。 30……自動車、32……リヤクオータピラ
ー、34……換気口、34A……車室側換気口、
36……車室、38……クオータウインドガラ
ス、40……間隙、42……ベンチレーシヨング
リル、44……ルーフサイドインナガーニツシ
ユ、50……ベンチレーシヨングリル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピラーの車室側に換気口が形成され、該ピラー
    を介して車室内に換気するようにされた自動車の
    換気構造において、前記ピラーに隣接するウイン
    ドガラスの一部を該ピラーの車室側の少なくとも
    一部の外側に、間隙をもつて対向させると共に、
    該ピラーのウインドガラスに対向する部分に、車
    室側換気口を配置したことを特徴とする自動車の
    換気構造。
JP14683483U 1983-09-22 1983-09-22 自動車の換気構造 Granted JPS6053618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14683483U JPS6053618U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車の換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14683483U JPS6053618U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車の換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6053618U JPS6053618U (ja) 1985-04-15
JPS6323208Y2 true JPS6323208Y2 (ja) 1988-06-24

Family

ID=30326710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14683483U Granted JPS6053618U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車の換気構造

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JP (1) JPS6053618U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6052081B2 (ja) * 2013-07-11 2016-12-27 トヨタ自動車株式会社 車両の吸音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6053618U (ja) 1985-04-15

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