JP6052081B2 - 車両の吸音構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の吸音構造に関する。
下記特許文献1には、空気口の消音装置が開示されている。この消音装置では、エンジン等の騒音源を覆うカバーの空気口にベンチレータが設けられている。ベンチレータの内部には、吸音部材が複数並設されている。
特開2004−184640号公報
ところで、自動車等の車両室内の内装に通気用開口部が設けられている。この通気用開口部は外装に設けられたベンチレータに外装と内装との間の空間を通して繋がっている。例えば、ドア閉止の際に、車両室内の空気が通気用開口部からベンチレータへ流れて、車両室内の気圧が調整されている。
しかしながら、上記消音装置では、騒音がベンチレータの吸音部材で吸音されるものの、ベンチレータから侵入した騒音が空間内を拡散して車両室内へ侵入することについて配慮がなされていない。このため、騒音に対して、改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、ベンチレータから車両外装と車両内装との間の空間内へ侵入し拡散される音を車両室内へ至る前に効果的に減少することができる車両の吸音構造を得ることが目的である。
請求項1に記載された発明に係る車両の吸音構造は、ベンチレータが設けられた車両外装と、車両外装に対して車両室内側へ離間して配設され、車両外装との間の空間から車両室内へ貫通された通気用開口部を有する車両内装と、通気用開口部の少なくとも3方向の周縁部に沿って車両外装と車両内装との間に配設された吸音材と、を備えている。
請求項1に係る車両の吸音構造では、車両外装にベンチレータが設けられている。車両の外部の音は、ベンチレータから車両外装と車両内装との間の空間内へ侵入し、空間内で拡散される。拡散された音は車両内装の通気用開口部を通って車両室内へ侵入する。
ここで、通気用開口部の周縁部に沿って車両外装と車両内装との間に吸音材が設けられている。空間内では、ベンチレータから侵入した音の通気用開口部の周縁部への拡散が吸音材により規制されると共に、この規制された音が吸音材により吸音される。一方、通気用開口部の周縁部からこの通気用開口部へ拡散された音が吸音材により吸音される。このため、空間内で拡散された音が効果的に減少される。
請求項2に記載された発明に係る車両の吸音構造では、請求項1において、吸音材は、車両内装に固定されている。
請求項2に係る車両の吸音構造によれば、車両内装に吸音材が固定されているため、吸音材が車両内装の補強材とされる。
請求項3に記載された発明に係る車両の吸音構造では、請求項1又は請求項2において、吸音材は、車両外装に押圧されている。
請求項3に係る車両の吸音構造によれば、吸音材が車両外装に押圧されているので、車両外装の振動が吸音材により減衰される。
請求項4に記載された発明に係る車両の吸音構造では、請求項1〜請求項3のいずれか1項において、通気用開口部の周縁部の一部に吸音材が配設されていない通気部が設けられている。
請求項4に係る車両の吸音構造によれば、通気用開口部の周縁部の一部に通気部が設けられており、この通気部では吸音材が設けられていない。このため、通気用開口部の周縁部の全部に吸音材が設けられた場合に比べて、例えばドアを閉めたときの車両室内から通気用開口部及びベンチレータを通って車両外部への空気の流れが良好とされる。
請求項5に記載された車両の吸音構造では、請求項1〜請求項4のいずれか1項において、通気用開口部は、ベンチレータに対して、車両上下方向、車両前後方向及び車両幅方向の少なくとも一方向にオフセットされた位置に配設されており、吸音材は、通気用開口部からベンチレータまで少なくとも配設され、空間内での音の拡散を規制する拡散規制部を備えている。
請求項5に係る車両の吸音構造によれば、通気用開口部はベンチレータに対してオフセットされた位置に配設されている。一方、吸音材に拡散規制部が設けられており、この拡散規制部は通気用開口部からベンチレータまで少なくとも配設されている。このため、ベンチレータから侵入した音の空間内での拡散が広い範囲で規制されると共に、ベンチレータから通気用開口部に至る広い範囲で拡散された音が吸音される。
請求項6に記載された発明に係る車両の吸音構造では、請求項5において、拡散規制部は、ベンチレータ及び通気用開口部の両側部に沿って並行に延設されている。
請求項6に係る車両の吸音構造によれば、ベンチレータ及び通気用開口部の両側部に沿って拡散規制部が並行に配設されている。このため、ベンチレータから通気用開口部に至る音の侵入経路(又は音の拡散経路)が拡散規制部により両側部から規制されるので、空間内での音の拡散が効果的に規制されると共に、拡散された音が両側部で効率的に吸音される。
請求項7に記載された発明に係る車両の吸音構造では、請求項1〜請求項6のいずれか1項において、ベンチレータの周縁部に沿って車両外装と車両内装との間にベンチレータ側吸音材が配設されている。
請求項7に係る車両の吸音構造によれば、ベンチレータの周縁部に沿ってベンチレータ側吸音材が配設されている。空間内では、ベンチレータから侵入した音のベンチレータの周縁部への拡散がベンチレータ側吸音材により規制されると共に、この拡散された音がベンチレータ側吸音材により吸音される。このため、空間内へ拡散される音が効果的に減少される。
請求項8に係る車両の吸音構造では、請求項1〜請求項7のいずれか1項において、吸音材は、ベンチレータから通気用開口部に至る音の侵入経路を横切る仕切吸音部を備えている。
請求項8に係る車両の吸音構造によれば、吸音材に仕切吸音部が設けられている。仕切吸音部はベンチレータから通気用開口部に至る音の侵入経路(音の拡散経路)を横切る構成とされているので、音の侵入経路長が長くなる。このため、音の侵入経路長の増加に応じて音が更に吸音される。
請求項9に係る車両の吸音構造では、請求項1〜請求項8のいずれか1項において、通気用開口部は、車室内側から見て、車両内装を貫通する矩形状の貫通開口を備え、吸音材は、通気用開口部の上縁部に沿って配設された上部吸音部と、通気用開口部の両側縁部に沿って配設された両側吸音部とを備えている。
請求項10に係る車両の吸音構造では、請求項9において、通気用開口部は、貫通開口と、貫通開口を塞ぎ、かつ、複数の貫通孔を有する通気用カバーとを備え、吸音材は、車室内側から見て、貫通孔の周囲に配設され、上部吸音部は、通気用カバーと重なる部位を有し、かつ、通気用カバーに接着されている。
請求項1、請求項9、請求項10のそれぞれに記載された発明に係る車両の吸音構造は、ベンチレータから車両外装と車両内装との間の空間内へ侵入し拡散される音を車両室内へ至る前に効果的に減少することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載された発明に係る車両の吸音構造は、車両内装の剛性を向上することができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載された発明に係る車両の吸音構造は、振動性能を向上することができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載された発明に係る車両の吸音構造は、車両外部に対する車両室内の気圧を即座に調整することができるという優れた効果を有する。
請求項5に記載された発明に係る車両の吸音構造は、ベンチレータから通気用開口部に至る広い範囲で音の拡散が規制されると共に拡散された音が吸音されるという優れた効果を有する。
請求項6に記載された発明に係る車両の吸音構造は、音の拡散が効果的に抑制される共に、拡散された音が効率良く吸音されるという優れた効果を有する。
請求項7に記載された発明に係る車両の吸音構造は、空間内で拡散される音そのものが効果的に減少されるという優れた効果を有する。
請求項8に記載された発明に係る車両の吸音構造は、ベンチレータから通気用開口部に至るまでの音の侵入経路長の増加に伴い、空間内へ侵入し拡散される音を車両室内へ至る前に効果的に減少することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1実施の形態に係る車両の吸音構造が適用された車両内装を車両室内側やや上方から車両後方側へ向かって見た部分斜視図である。 図1に示される車両内装の車両幅方向外側に配設された車両外装を図1と同等の方向から見た部分斜視図である。 図1に示されるA−A線に沿った車両の断面を矢視方向から見た縦断面図である。 図1に示されるB−B線に沿った車両の断面を矢視方向から見た図3に対応する縦断面図である。 図1に示されるC−C線に沿った車両の断面を矢視方向から見た平断面図である。 図1に示される車両内装に配設された通気用開口部と図2に示される車両外装に配設されたベンチレータとの位置関係を車両室内側から車両外側へ向かって見た模式的な位置関係図である。 図4に示される符号Dの部位を拡大した拡大縦断面図である。 第1実施の形態に係る車両の吸音構造が適用された車両の騒音性能を比較例に係る車両の騒音性能に対比させて示す周波数と音響感度との関係図である。 本発明の第2実施の形態に係る車両の吸音構造の図6に対応する模式的な位置関係図である。 図9に示されるE−E線に沿った車両の断面を矢視方向から見た図3に対応する縦断面図である。 本発明の第3実施の形態に係る車両の吸音構造の図6に対応する模式的な位置関係図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態に係る車両の吸音構造について説明する。なお、図において適宜示されている矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示している。また、矢印INは車両幅方向の内側を示している。
[第1実施の形態]
図1〜図8を用いて、第1実施の形態に係る車両の吸音構造10を説明する。本実施の形態に係る車両の吸音構造10は車両後方側部のデッキサイド部分に適用されている。
(車両の構造)
図2に示されるように、車両(ここでは自動車)12のリアサイドドアとバックドアとの間のクオータパネルを構成する車両外装としてのボデーサイドパネル14にベンチレータ16が配設されている。詳しく説明すると、ベンチレータ16は、リアタイヤのクオータホイールハウスインナパネル22とバックドアの車両下方側に配設された車体骨格部材としてボデーロワーバックリインホースメント24との間であって、ボデーサイドパネル14のリアフロア26の近傍(車両下方側)に配設されている。本実施の形態では、ベンチレータ16は、図1、図2、図3及び図6に示されるように、車両側面視で矩形状のベンチレータ貫通口18と、このベンチレータ貫通口18に取付けられてベンチレータ貫通口18を塞ぐゴム製のベンチレータカバー20とを備えている。ベンチレータカバー20は、車両室内の気圧に変化が生じないときにベンチレータ貫通口18を塞ぐ構成とされている。また、ベンチレータカバー20は、サイドドアやバックドアを閉止して車両室内の気圧に変化が生じた(気圧が高くなった)ときに、車両外側へ弾性的に変形して車両室内の空気を車両室外に抜く構成とされている。
図1及び図3〜図5に示されるように、ボデーサイドパネル14に対して車両室内側へ離間した箇所にクオータウィンドウよりも車両下方側を覆う車両内装としてのデッキサイドトリム30が配設されている。デッキサイドトリム30は、例えば樹脂材料等により形成されている。このデッキサイドトリム30とボデーサイドパネル14との間に空間28が形成されている。デッキサイドトリム30の上部であってベンチレータ16よりも車両上方側には、空間28から車両室内へ貫通された通気用開口部32が配設されている。図3に実線で、図6に一点鎖線で示されるように、通気用開口部32は、車両正面視で矩形状の貫通開口(ベゼル)34と、この貫通開口34に取付けられて貫通開口34を塞ぐ通気用カバー36とを備えている。通気用カバー36は、車両幅方向をスリット長とする細長い貫通孔としてのスリット36Aを車両上下方向に平行に複数本備えている。通気用カバー36はここではデッキサイドトリム30と同一又は同等の材料により形成されている。なお、通気用カバー36は、スリット36Aに代えて、ドット状の貫通孔としてもよい。
ここで、図1及び図2に示されるボデーサイドパネル14及びデッキサイドトリム30は車両前方視で車両12の右側のデッキサイド部分に配置されており、この右側のデッキサイド部分に車両の吸音構造10が適用されている。なお、左側のデッキサイド部分にベンチレータが配設される場合には、同様にこの左側のデッキサイド部分に車両の吸音構造が適用されてもよい。
図3及び図4に示されるように、デッキサイドトリム30の下端部には車両室内側へ突設されて段差とされた被係合部30Aが設けられている。この被係合部32Aにはフロアボード38の車両幅方向端部が係合され、フロアボード38がデッキフロアに装着されている。デッキサイドトリム30よりも車両下方側であって、フロアボード38の下部にはデッキフロアボックス40が装着されている。このデッキフロアボックス40は、車両内装として使用されており、樹脂材料等により形成されている。
(吸音構造)
本実施の形態に係る車両の吸音構造10は、図1、図3〜図7に示されるように、通気用開口部32の周縁部に沿ってボデーサイドパネル(車両外装)14とデッキサイドトリム(車両内装)30との間に配設された吸音材50を備えている。特に、図6に示されるように、吸音材50は、通気用開口部32の上縁部に沿って配設された上部吸音部50Aと、通気用開口部32の左縁部に沿って配設されかつ上部吸音部50Aの一端に一体に形成された上部左側吸音部50Bと、通気用開口部32の右縁部に沿って配設されかつ上部吸音部50Aの他端に一体に形成された上部右側吸音部50Cとを備えている。通気用開口部32において実効的に空気が流れると共に音が侵入する箇所はスリット36Aとなるので、上部吸音部50A、上部左側吸音部50B及び上部右側吸音部50Cは、少なくとも複数のスリット36Aを取囲むそれらの周囲に沿って配設されている。
吸音材50は通気用開口部32の周縁部の一部となる下縁部には配設されておらず、この吸音材50が配設されていない箇所はベンチレータ16と通気用開口部32との間の空気の流れを良くする通気部50Dとして構成されている。吸音材50としては、ベンチレータ16から空間28へ侵入し、この空間28内で拡散された音の更なる拡散を抑制すると共に、拡散された音を吸音する例えばウレタンパッド、フェルト等の吸音材料が使用されている。また、この吸音材料をベースとして繊維材料、樹脂材料、ゴム材料等を積層した複合材料により、吸音材50が形成されてもよい。
また、吸音材50は、上部左側吸音部50Bの車両下方端からデッキサイドトリム30の車両下方端まで配設された上部左側拡散規制部50Eと、上部右側吸音部50Cの車両下方端から上部左側拡散規制部50Eと並行に配設された上部右側拡散規制部50Fとを備えている。上部左側拡散規制部50Eは上部左側吸音部50Bと一体に構成されており、同様に上部右側拡散規制部50Fは上部右側吸音部50Cと一体に構成されている。従って、本実施の形態の吸音材50は、図6に示されるように、上部吸音部50A、上部左側吸音部50B、上部右側吸音部50C、上部左側拡散規制部50E及び上部右側拡散規制部50Fにより通気用開口部32の周囲を取囲むと共に車両下方側が開放された逆U字状で形成されている。なお、上部吸音部50A等のすべて又は一部は別々の部材として形成し、互いに繋がるように一体的に配置して吸音材50が形成されてもよい。
図7にデッキサイドトリム30と上部左側吸音部50Bとの固定構造が拡大縦断面図として示されている。本実施の形態では、この箇所を含めて、デッキサイドトリム30と対向する吸音材50のすべての領域が接着層54を介在させてデッキサイドトリム30のボデーサイドパネル14側の表面に固定されている。接着層54としてはホットメルト等の接着剤が好ましい。一方、本実施の形態では、ボデーサイドパネル14と対向する吸音材50のすべての領域が接着層56を介在させてボデーサイドパネル14のデッキサイドトリム30側の表面に押圧されると共に固定されている。接着層56としては両面テープが好ましい。なお、吸音材50は、デッキサイドトリム30及びボデーサイドパネル14の少なくとも一方と部分的に固定されてもよい。また、吸音材50は、接着層56を介在させずにボデーサイドパネル14に単に押圧される(接触する)構成とされてもよい。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、図1〜図3に示されるように、ボデーサイドパネル14にベンチレータ16が設けられている。車両外部の音、例えば車両12の走行時に発生する走行音、排気に伴い発生する排気音等の騒音(音)は、ベンチレータ16からボデーサイドパネル14とデッキサイドトリム30との間の空間28内へ侵入する。この空間28へ侵入した音は空間28内で拡散される。この拡散された音がデッキサイドトリム30の通気用開口部32を通って車両室内へ侵入する。
ここで、特に図3〜図6に示されるように、通気用開口部32の周縁部に沿ってボデーサイドパネル14とデッキサイドトリム30との間に吸音材50が設けられている。空間28内では、ベンチレータ16から侵入した音の通気用開口部32の周縁部への拡散が吸音材50により規制されると共に、この規制された音が吸音材50により吸音される。一方、通気用開口部32の周縁部からこの通気用開口部32へ拡散された音が吸音材50により吸音される。このため、空間28内で拡散された音が効果的に減少される。
図8では、騒音性能を説明するための1/3オクターブ中心周波数(Hz)と音響感度(dB)との関係が示されている。図8中、実線で示される実測データAは、本実施の形態に係る車両の吸音構造10が適用された車両12において、車両外部のリアタイヤ付近で発生した音を車両室内の後部座席で測定した結果である。また、実測データBは、本実施の形態に係る車両の吸音構造10が適用されていない(吸音材50が設けられていない)車両の測定結果である。実測データAが示すように、車両12の走行時に発生する走行音(例えばタイヤノイズ)、排気に伴い発生する排気音等の騒音に相当する1600Hz〜5000Hzの高周波数帯域における音響感度が顕著に減少される結果が得られた。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、ベンチレータ16からボデーサイドパネル14とデッキサイドトリム30との間の空間28内へ侵入し拡散される音を車両室内へ至る前に効果的に減少することができる。この結果、騒音性能を向上することができる。
また、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、例えば図7に示されるように、デッキサイドトリム30に吸音材50が接着層54を介して固定されている。このため、吸音材50がデッキサイドトリム30の補強材とされるので、デッキサイドトリム30の剛性を向上することができる。
或いは、吸音材50が補強材とされていることから、デッキサイドトリム30を補強するための別途補強材が必要とされない。すなわち、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、吸音材50が補強材として兼用されるので、デッキサイドトリム30の剛性の向上のための部品点数を削減することができる。
更に、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、例えば図7に示されるように、吸音材50がボデーサイドパネル14に押圧されている。本実施の形態では、吸音材50が接着層56を介してボデーサイドパネル14に固定されている。このため、例えばエンジンの駆動、車両12の走行、排気マフラーの排気等により、ボデーサイドパネル14に振動が生じる或いは伝搬されると、このボデーサイドパネル14に生じた振動が吸音材50により減衰される(制振される)。前述の図8において、実測データAが示すように、ボデーサイドパネル14の振動に伴う騒音に相当する500Hz未満の低周波数帯域における音響感動が顕著に減少される結果が得られた。本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、更に、実測データAに示されるように、高周波数帯域と低周波数帯域との中間周波数帯域、具体的には800Hz付近でも、音響感度が改善されている。なお、吸音材50がボデーサイドパネル14に押圧されていれば、接着層56により吸音材50がボデーサイドパネル14に固定されていなくても、制振効果が得られる。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、振動性能を向上することができる。
また、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、例えば図3及び図6に示されるように、通気用開口部32の周縁部の一部に通気部50Dが設けられており、この通気部50Dでは吸音材50が設けられていない。このため、通気用開口部32の周縁部に沿った全部に吸音材50が設けられた場合に比べて、例えばサイドドアやバックドアを閉めたときの車両室内から通気用開口部32及びベンチレータ16を通って車両外部への空気の流れが良好とされる。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、車両外部に対する車両室内の気圧を即座に調整することができる。
更に、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、例えば図1、図3〜図6に示されるように、通気用開口部32はベンチレータ16に対してオフセットされた位置に配設されている。一方、吸音材50の上部左側吸音部50Bの車両下方端に(通気用開口部32よりも車両下方側に)上部左側拡散規制部50Eが設けられており、上部右側吸音部50Cの車両下方端(通気用開口部32よりも車両下方側)に上部右側拡散規制部50Fが設けられている。上部左側拡散規制部50E及び上部右側拡散規制部50Fは通気用開口部32からベンチレータ16まで少なくとも配設されている。このため、ベンチレータ16から侵入した音の空間28内での拡散が広い範囲で規制されると共に、ベンチレータ16から通気用開口部32に至る広い範囲で拡散された音が吸音される。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、ベンチレータ16から通気用開口部32に至る広い範囲で音の拡散が規制されると共に拡散された音が吸音される。
また、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、図6に示されるように、ベンチレータ16及び通気用開口部32の両側部に沿って上部左側拡散規制部50E及び上部右側拡散規制部50Fが並行に配設されている。このため、ベンチレータ16から通気用開口部32に至る音の侵入経路(又は音の拡散経路)が上部左側拡散規制部50E及び上部右側拡散規制部50Fにより両側部から規制されるので、空間28内での音の拡散が効果的に規制されると共に、拡散された音が両側部で効率的に吸音される。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造10によれば、音の拡散を効果的に抑制することができる共に、拡散された音を効率良く吸音することができる。このため、騒音性能を更に向上することができる。
更に、本実施の形態に係る車両の吸音構造10では、例えば図6に示されるように、吸音材50が、通気用開口部32の周縁部に沿って配設されており、ベンチレータ16の周縁部に配設されていない。このため、ボデーサイドパネル14のベンチレータ16が配設された箇所の周縁部にレイアウト上の余裕が生じる。例えば、ベンチレータ16の配置位置や配置形状に対して、レイアウト上の制約が緩和される。
[第2実施の形態]
図9及び図10を用いて、第2実施の形態に係る車両の吸音構造60を説明する。第2実施の形態は、第1実施の形態に係る車両の吸音構造10における騒音性能を更に向上した例を説明するものである。なお、本実施の形態及び後述する第3実施の形態において、前述の第1実施の形態に係る車両の吸音構造10で説明した構成要素と同一又は同等の機能を有する構成要素には同一符号を付け、この構成要素の説明は重複するので省略する。
(吸音構造)
本実施の形態に係る車両の吸音構造60は、図9及び図10に示されるように、通気用開口部32の周縁部に沿って配設された吸音材50に加えて、ベンチレータ16の周縁部に沿ってボデーサイドパネル(車両外装)14とデッキフロアボックス(車両内装)40との間に配設されたベンチレータ側吸音材としての吸音材52を備えている。図9に示されるように、吸音材52は、ベンチレータ16の下縁部に沿って配設された下部吸音部52Aと、ベンチレータ16の左縁部に沿って配設されかつ下部吸音部52Aの一端に一体に形成された下部左側吸音部52Bと、ベンチレータ16の右縁部に沿って配設されかつ下部吸音部52Aの他端に一体に形成された下部右側吸音部52Cとを備えている。吸音材52はベンチレータ16の周縁部の一部となる上縁部には配設されておらず、この吸音材52が配設されていない箇所はベンチレータ16と通気用開口部32との間の空気の流れを良くする通気部52Dとして構成されている。吸音材52としては、吸音材50と同一又は同等の材料が使用されている。
吸音材52は、図9において、ベンチレータ16の周囲を取囲むと共に車両上方側が開放されたU字状で形成されている。また、吸音材52は、図7に示される固定構造と同様に、図10に示されるように、接着層54を介在させて車両内装としてのデッキフロアボックス40に固定されると共に、接着層56を介在させてボデーサイドパネル14に押圧されている。
更に、本実施の形態に係る車両の吸音構造60では、通気用開口部32の周縁部が吸音材50により囲まれると共に、ベンチレータ16の周縁部が吸音材52により囲まれている。このため、吸音材50及び吸音材52は、通気用開口部32及びベンチレータ16の周縁部を略完全に取囲んで、吸音材50及び吸音材52よりも外側の空間28に対して閉じた閉空間28Cを形成している。ここでは、吸音材52がデッキフロアボックス40に固定されているので、丁度、デッキサイドトリム30とデッキフロアボックス40との境界が、吸音材50と吸音材52との境界とされている。なお、本実施の形態では、例えば、デッキサイドトリム30の車両下方端の一部がベンチレータ16に対向されるまで延設され、この延設された部位に吸音材52が配設される構成としてもよい。この場合、吸音材52は吸音材50と一体に形成することが可能とされる。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る車両の吸音構造60では、図9及び図10に示されるように、ベンチレータ16の周縁部に沿って吸音材52が配設されている。閉空間28C内では、ベンチレータ16から侵入した音のベンチレータ16の周縁部への拡散が吸音材52により規制されると共に、この規制された音が吸音材52により吸音される。このため、閉空間28C内へ拡散される音が効果的に減少される。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造60によれば、閉空間28C内で拡散される音そのものが効果的に減少されるので、車両室内へ侵入する音を更に効果的に抑制することができる。このため、騒音性能を飛躍的に改善することができる。
[第3実施の形態]
図11を用いて、第3実施の形態に係る車両の吸音構造70を説明する。第3実施の形態は、第2実施の形態に係る車両の吸音構造60における騒音性能を更に向上した例を説明するものである。
(吸音構造)
本実施の形態に係る車両の吸音構造70では、図11に示されるように、吸音材50は上部仕切吸音部50G及び下部仕切吸音部50Iを備えている。上部仕切吸音部50Gは、上部左側拡散規制部50Eと一体に形成されると共に、この上部左側拡散規制部50Eから上部右側拡散規制部50Fに向かって細長く突設されている。上部仕切吸音部50Gの突設方向先端と上部右側拡散規制部50Fとの間に適度な離間距離が設けられており、この上部仕切吸音部50Gと上部右側拡散規制部50Fとの間は通気部50Hとして構成されている。同様に、下部仕切吸音部50Iは、上部右側拡散規制部50Fと一体に形成されると共に、この上部右側拡散規制部50Fから上部左側拡散規制部50Eに向かって細長く突設されている。下部仕切吸音部50Iは、上部仕切吸音部50Gよりも車両下方側に離間して配設されると共に、ここでは上部仕切吸音部50Gと略平行に配設されている。下部仕切吸音部50Iの突設方向先端と上部左側拡散規制部50Eとの間に通気部50Jが設けられている。なお、吸音材50は、1つ又は3つ以上の仕切吸音部を備えていてもよい。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る車両の吸音構造70では、図11に示されるように、吸音材50に上部仕切吸音部50G及び下部仕切吸音部50Iが設けられている。この上部仕切吸音部50G及び下部仕切吸音部50Iはベンチレータ16から通気用開口部32に至る音の侵入経路(音の拡散経路)を横切る構成とされているので、音の侵入経路長が長くなる。このため、音の侵入経路長の増加に応じて音が更に吸音される。また、上部仕切吸音部50G及び下部仕切吸音部50Iは、ベンチレータ16から侵入した音を直接的に(直線的に)通気用開口部32へ到達させずに遮る構成とされている。一方、下部仕切吸音部50Iと上部左側拡散規制部50Eとの間に通気部50Jが設けられ、上部仕切吸音部50Gと上部右側拡散規制部50Fとの間に通気部50Hが設けられているので、ベンチレータ16と通気用開口部32との間の通気経路は確保されている。
従って、本実施の形態に係る車両の吸音構造70によれば、ベンチレータ16から通気用開口部32に至るまでの音の侵入経路長の増加に伴い、閉空間28C内へ侵入し拡散される音を車両室内へ至る前に効果的に減少することができる。
[上記実施の形態の補足説明]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本発明には以下の変形例が含まれる。本発明は、例えばバックドア側の車両外装にベンチレータが配設された場合にも適用可能である。この場合、第1実施の形態に係る車両の吸音構造と同様に、車両内装としてのデッキサイドトリムの通気用開口部の周縁部に沿って少なくとも吸音材が配設されていてもよいし、第2実施の形態又は第3実施の形態に係る車両の吸音構造と同様に、通気用開口部及びベンチレータの双方の周縁部に沿って吸音材が配設されていてもよい。また、本発明は、ベンチレータと通気用開口部との位置関係が例えば車両側面視で一致されている場合、車両前後方向、車両上下方向及び車両幅方向の少なくとも一方向にオフセットされている場合の何れにも適用可能である。なお、ベンチレータと通気用開口部との位置関係が一致されている場合では、拡散規制部等の吸音材の一部が省略される。
10、60、70 車両の吸音構造
14 ボデーサイドパネル(車両外装)
16 ベンチレータ
28 空間
28C 閉空間
30 デッキサイドトリム(車両内装)
32 通気用開口部
40 デッキフロアボックス(車両内装)
50、52 吸音材
50E 上部左側拡散規制部(拡散規制部)
50F 上部右側拡散規制部(拡散規制部)
50D、50H、50J、52D 通気部
50G 上部仕切吸音部
50I 下部仕切吸音部
54、56 接着層

Claims (10)

  1. ベンチレータが設けられた車両外装と、
    当該車両外装に対して車両室内側へ離間して配設され、前記車両外装との間の空間から前記車両室内へ貫通された通気用開口部を有する車両内装と、
    前記通気用開口部の少なくとも3方向の周縁部に沿って前記車両外装と前記車両内装との間に配設された吸音材と、
    を備えた車両の吸音構造。
  2. 前記吸音材は、前記車両内装に固定されている請求項1に記載の車両の吸音構造。
  3. 前記吸音材は、前記車両外装に押圧されている請求項1又は請求項2に記載の車両の吸音構造。
  4. 前記通気用開口部の周縁部の一部に前記吸音材が配設されていない通気部が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両の吸音構造。
  5. 前記通気用開口部は、前記ベンチレータに対して、車両上下方向、車両前後方向及び車両幅方向の少なくとも一方向にオフセットされた位置に配設されており、
    前記吸音材は、前記通気用開口部から前記ベンチレータまで少なくとも配設され、前記空間内での音の拡散を規制する拡散規制部を備えている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両の吸音構造。
  6. 前記拡散規制部は、前記ベンチレータ及び前記通気用開口部の両側部に沿って並行に延設されている請求項5に記載の車両の吸音構造。
  7. 前記ベンチレータの周縁部に沿って前記車両外装と前記車両内装との間にベンチレータ側吸音材が配設されている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の車両の吸音構造。
  8. 前記吸音材は、前記ベンチレータから前記通気用開口部に至る音の侵入経路を横切る仕切吸音部を備えている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の車両の吸音構造。
  9. 前記通気用開口部は、車室内側から見て、前記車両内装を貫通する矩形状の貫通開口を備え、
    前記吸音材は、前記通気用開口部の上縁部に沿って配設された上部吸音部と、前記通気用開口部の両側縁部に沿って配設された両側吸音部とを備えている請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の車両の吸音構造。
  10. 前記通気用開口部は、前記貫通開口と、当該貫通開口を塞ぎ、かつ、複数の貫通孔を有する通気用カバーとを備え、
    前記吸音材は、車室内側から見て、前記貫通孔の周囲に配設され、
    前記上部吸音部は、前記通気用カバーと重なる部位を有し、かつ、前記通気用カバーに接着されている請求項9に記載の車両の吸音構造。
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