JPS6225363Y2 - - Google Patents

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JPS6225363Y2
JPS6225363Y2 JP1981033939U JP3393981U JPS6225363Y2 JP S6225363 Y2 JPS6225363 Y2 JP S6225363Y2 JP 1981033939 U JP1981033939 U JP 1981033939U JP 3393981 U JP3393981 U JP 3393981U JP S6225363 Y2 JPS6225363 Y2 JP S6225363Y2
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JP
Japan
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blower
heater
inlet
duct
inside air
Prior art date
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Expired
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JP1981033939U
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English (en)
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JPS57147102U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤブオーバ型ワゴン車等におけるリ
ヤヒータに関するものであり、車体外板と内板と
の間の空間に設けたリヤヒータユニツトのブロワ
騒音の車室内への影響を低減するリヤヒータを提
供することを目的とする。
従来のキヤブオーバ型ワゴン車の後部客室用の
リヤヒータは、通常フロント側第1列目のリヤシ
ートのシート下に置かれており、このためシート
アレンジの自由度を狭めることとなり、またこの
設置位置では、ブロワの取入口が室内に設けられ
ており、外気を取入れる構造を作り難いため、専
ら内気循環式となり、従つて室内空気の湿度が蓄
積上昇する傾向にあり、リヤウインドの防曇性が
非常に悪かつた。
本考案は後部客室の側壁の外板と内板との間の
空間に、ブロワ、ブロワモータ、ヒータコア、ダ
クト等を収納したリヤヒータユニツトを設置し、
前記ブロワの入口は前記内板と反対側の外板側へ
開口され、前記ブロワは前記外板側の入口開口を
除きすべて前記ダクトに連結される遮蔽板で完全
に囲繞され、車体の内板面に内気吸込口およびヒ
ータ吹出口を開口し、内気吸込口に開閉ダンパを
設け、客室下部外板側に開口する外気吸込口と切
換可能とした構成により、リヤヒータユニツトの
ブロワ騒音の車室内への影響を低減することがで
き、後部客室のシートアレンジの自由度を妨げる
ことなく、また外気吸込可能なリヤヒータとして
リヤウインドの防曇性を向上させたものであり、
その構成について、以下図面により説明する。
第1図において、後席シート1の側方の、車体
の外板2と内板3との間の空間4に、薄いブロワ
モータ5に直結駆動されるブロワ6と、ヒータコ
ア7とヒータダクト8とからなるヒータユニツト
9が前記ブロワ6の入口10を外板2側へ向けて
装着され、前記ブロワ6は前記外板2側の入口1
0の開口を除き、すべて前記ヒータダクト8に連
結される遮蔽板15で完全に囲繞されている。内
板3には、ブロワ6の入口10寄りに内気吸込口
11が設けられ、またヒータダクト8と連通する
ヒータ吹出口12が所要位置に設けられている。
前記内気吸込口11には開閉可能なダンパ13
が設けられ、該ダンパ13が開いているときは、
室内空気が矢印Aに示すごとく、優先的に内板3
の内気吸込口11から遮蔽板15の外側を回つて
外板2側に開口するブロワ6の入口10に吸込ま
れ、ブロワ6によりヒータコア7へ圧送され、該
ヒータコア7を通過中に高温となり、ヒータダク
ト8を通りヒータ吹出口12から室内へ再び吹出
される。
前記内気吸込口11が、ダンパ13により閉鎖
されているときは、第2図に示されるように、床
面下の車室側壁下部に設けられている水抜穴1
4,14から吸込まれた外気が、矢印Bに示すご
とく、内板3と外板2との間の空間4に導入さ
れ、入口10からブロワ6に吸込まれ、以下前記
と同様の経路によりヒータ吹出口12から室内へ
吹出される。前記内気および外気の吸込割合は、
ダンパ13の開度により調節可能である。
次に本考案の作用、効果について説明する。
前述のごとく、外板2と内板3との間の空間4
にヒータユニツト9を設けることにより、シート
アレンジの自由度が増加されている。空間4にヒ
ータユニツト9を設けることができた一つの理由
は薄いブロワモータ5の採用により、ブロワ6全
体が空間4に収納可能となつたためである。また
内気吸込口11の位置はブロワ6の位置と関係な
く自由に設置できるため、車室内の空気の流れを
最適状態に保持することが可能となつている。特
にブロワ6の入口10は前記内板3と反対側の外
板2側に開口され、前記ブロワ6は前記外板2側
の入口10の開口を除きすべてヒータダクト8に
連結する遮蔽板15で完全に囲繞されているた
め、入口10において発生するブロワ騒音が、従
来例と異なり直接室内に到達しないためブロワ騒
音が低減され、ブロワ騒音の問題を解決すること
ができたものである。
更に客室側壁下等の水抜穴14を利用し、特別
の開口を穿設することなく、外気の導入が可能と
なり、室内空気の湿気蓄積を防止することが容易
となり、リヤウインドの防曇性の向上も可能とな
つた。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した
構成をなすものであるから、車室外板と内板との
間にリヤヒータユニツトが設けられたことによ
り、シート取付位置とは無関係となるため、後席
シートの位置、形状等のシートアレンジの自由度
が増し、内板と外板との間の空間を吸込ダクトと
して利用することができるため、内気吸込口の位
置をブロワ位置と関係なく、自由な位置に設置で
き、そのため車室内の空気の流れを換気の最適状
態に保持可能となり、特にブロワ吸込面を外板側
に向けることが可能となり、ブロワは外板側の入
口開口を除きすべてヒータダクトに連結される遮
蔽板で完全に囲繞され、ブロワ入口が内気吸込口
から離れた位置に設けることが可能となつたた
め、ブロワ入口から発するブロワ騒音が直接室内
に到達しないため、ブロワ騒音が低減され、ブロ
ワ騒音の問題解決に有利となり、更に客室側壁の
床面下に開設されている水抜穴等を利用して外気
の導入が可能となり、室内循環空気への湿気の蓄
積を防止することができるため、リヤウインドの
防曇性の向上をはかることができたという各種の
効果を奏することが可能となつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の略示水平断面を含む平面図、
第2図は同上車室側の略示縦断面を含む要部側面
図である。 2……外板、3……内板、4……空間、5……
ブロワモータ、6……ブロワ、7……ヒータコ
ア、8……ヒータダクト、9……ヒータユニツ
ト、10……入口、11……内気吸込口、12…
…ヒータ吹出口、13……ダンパ、15……遮蔽
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外板と内板との間の空間に、ブロワ、ブロ
    ワモータ、ヒータコア、ヒータダクトより成るリ
    ヤヒータユニツトが設けられ、前記ブロワの入口
    は前記内板と反対側の外板側へ開口され、前記ブ
    ロワは前記外板側の入口開口を除きすべて前記ヒ
    ータダクトに連結される遮蔽板で完全に囲繞され
    ており、前記内板には内気吸込口および前記ヒー
    タダクトと連通するヒータ吹出口が設けられ、前
    記内気吸込口には開閉可能なダンパが設けられて
    いることを特徴とする車両のリヤヒータ。
JP1981033939U 1981-03-11 1981-03-11 Expired JPS6225363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981033939U JPS6225363Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981033939U JPS6225363Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147102U JPS57147102U (ja) 1982-09-16
JPS6225363Y2 true JPS6225363Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=29831270

Family Applications (1)

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JP1981033939U Expired JPS6225363Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345642B2 (ja) * 1971-12-15 1978-12-08
JPS5599408A (en) * 1979-01-23 1980-07-29 Mitsubishi Motors Corp Air conditioning apparatus for vehicle

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345642U (ja) * 1976-09-22 1978-04-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345642B2 (ja) * 1971-12-15 1978-12-08
JPS5599408A (en) * 1979-01-23 1980-07-29 Mitsubishi Motors Corp Air conditioning apparatus for vehicle

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Publication number Publication date
JPS57147102U (ja) 1982-09-16

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