JP2732487B2 - 乗物の換気装置 - Google Patents

乗物の換気装置

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JP2732487B2
JP2732487B2 JP4019163A JP1916392A JP2732487B2 JP 2732487 B2 JP2732487 B2 JP 2732487B2 JP 4019163 A JP4019163 A JP 4019163A JP 1916392 A JP1916392 A JP 1916392A JP 2732487 B2 JP2732487 B2 JP 2732487B2
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猛 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば鉄道車両など
に代表される乗物における車室の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術として、特開昭63−
199170号公報に示す、送風機への通気路面積を変
化させる緩和手段を有する換気装置や、また特開昭64
−18766号公報に示すような、ルーツフアンを用い
て吸気、排気するようにした換気装置、特開昭59−1
40160号公報に示すように、屋根側に設けられた空
気吹込み開口と空気吸取り開口とが対になり、その複数
が専用の空調装置と組合わされた構成などがあるが、慣
用的に用いられている例を、図11の、一部を省略した
平面図で示す。
【0003】図11は、鉄道車両1の上部、すなわち天
井と屋根との間を示したもので、ここには吸気手段、空
気調和手段、およびそれらに接続する空気通路が設けら
れている。吸気手段2から取入れられた外気は空気通路
3を経由して二手に分かれ、一方が空気通路3aから一
方の空気調和手段4に、他方が空気通路3bを経て他方
の空気調和手段9に供給される。
【0004】各空気調和手段4および9には、天井の適
所に設けた還流口5,14および10,15からそれぞ
れ空気通路6,16および11,17を経由して、還流
気も還流してくる。
【0005】この還流気と前記車外からの新鮮な空気は
各空気調和手段4,9で混合され、空気調和されたの
ち、各消音手段7,13に供給され、そこからダクト8
に導かれる。
【0006】ダクト8は、車内に調和空気を均一に送る
ほか、たとえば運転室や便所などの必要な箇所にも調和
空気を供給する。
【0007】車室内を循環した空気は、図には示してい
ない床の各所に設けた排気口から別系統のダクトを経由
して床下に設けた排気手段に送入され、該排気手段から
車外へ放出される。
【0008】図12は図11の切断面線XII−XII
から見た簡略化した断面図である。車体1の外皮18よ
りも内方で、空気通路3b,3aは仕切部材19によっ
て仕切られて形成される。
【0009】図13は、図11の切断面線XIII−X
IIIから見た断面図である。空気通路3b,12は仕
切部材20によって仕切られて形成される。
【0010】図14は、図11の切断面線XIV−XI
Vから見た断面図である。この部分では、空気通路3b
だけが形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て車内に便所がある場合、還流気に便所から出る臭気が
混る不具合が生じる。これに対応するため前記慣用的な
例では便所専用の排気手段と排気路を別に設けており、
設備や装置の数が多く、構造が複雑化して費用もかか
る。
【0012】また、図11〜図14に例示したとおり、
各設備の配置が複雑で、構成がむずかしいため製造に手
間がかかる。
【0013】さらに、各空気通路は設置場所の制約から
所要の断面積の確保がむずかしく、一般に冷暖房能力と
その風量、風速に起因して騒音が増大するという問題が
ある。
【0014】加えて、車両全体でみれば一系統構成のた
め、換気装置の故障時は全体機能が停止してしまうほ
か、還流する空気が分離されていないため、車室を禁煙
席と喫煙席に区分することができない。
【0015】本発明の目的は、構造、構成が簡単で製造
上の手間が少なく、所定の空気調和能力を保ちつつ適正
な風量、風速を確保して、併せて換気手段や空気調和手
段を乗物室の外下部に配置することで騒音の低下を図る
ことができ、さらに便所専用の排気手段が不要で、一方
の換気装置に故障が生じても、他方は機能するために故
障の影響を少なくでき、かつ、乗物室を必要に応じて区
分して各乗物室の環境を維持し、互いに他の車室へ影響
を及ぼさない構成として、乗物自体の機能を向上するこ
とができる乗物の換気装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、調和空気を乗
物室内に供給する第1管路と、乗物室内の空気を還流す
る第2管路と、乗物室内の空気を排出する第3管路と、
空気を外部へ排出する排気手段と、還流した空気を外部
から吸入した空気と混合して調和空気とする空気調和手
段とを含む換気装置において、第1管路は乗物室の上部
に設けて、乗物室の下部から上部に至る立上り管路と、
乗物室の下部に設けた水平管路を介して、乗物室の外下
部に設けた空気調和手段に接続し、第2管路は乗物室の
下部に設けて、前記空気調和手段に接続し、第3管路は
乗物室の下部に設けて、乗物室の外下部に設けた換気手
段の排気手段に接続し、換気手段は、前記排気手段と外
部の空気を吸入して空気調和手段に送る吸気手段とで構
成し、1つの乗物室に対して2系統の換気装置を備え、
少なくとも第1管路が互いに連結していることを特徴と
する乗物の換気装置である。
【0017】また本発明は、第3管路が便所に設けた排
気口と接続していることを特徴とする。
【0018】また本発明は、立上り管路にサイレンサを
設けたことを特徴とする。
【0019】また本発明は、調和空気を乗物室内に供給
する第1管路と、乗物室内の空気を還流する第2管路
と、乗物室内の空気を排出する第3管路と、空気を外部
へ排出する排気手段と、還流した空気を外部から吸入し
た空気と混合して調和空気とする空気調和手段とを含む
換気装置において、第1管路は乗物室の上部に設けて、
乗物室の下部から上部に至る立上り管路と、乗物室の下
部に設けた水平管路を介して、乗物室の外下部に設けた
空気調和手段に接続し、第2管路は乗物室の下部に設け
て、前記空気調和手段に接続し、第3管路は乗物室の下
部に設けて、乗物室の外下部に設けた換気手段の排気手
段に接続し、換気手段は、前記排気手段と外部の空気を
吸入して空気調和手段に送る吸気手段とで構成し、隔壁
で複数に仕切られた各乗物室に対してそれぞれ独立した
1系統の換気装置を備えていることを特徴とする乗物の
換気装置である。
【0020】また本発明は、第3管路が便所に設けた排
気口と接続していることを特徴とする。
【0021】また本発明は、立上り管路にサイレンサを
設けたことを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明に従えば、乗物室の外下部に設けられた
空気調和手段からの調和空気は、水平管路および立上り
管路を経て、天井と屋根の間に設けられた第1管路に供
給され、第1管路から乗物室内に供給される。床付近に
設けられた第2管路はたとえば車室である乗物室内の空
気を導いて、空気調和手段に還流する。この空気調和手
段には、外部の空気も換気手段に含まれる吸気手段で導
かれ、還流気と混合される。床付近にはさらに、第3管
路が設けられ、乗物室内の排気される空気が導かれて換
気手段に含まれる排気手段で外部に排気される。したが
って上部には第1管路だけが設けられ、床付近には第2
管路と第3管路とがおのおの独立して配置される。その
ため、それぞれが必要かつ十分な管路断面積を形成でき
るので適正な風量が確保でき、騒音の低下につながる。
しかもその構成は簡単である。さらに、換気手段や空気
調和手段も乗物室の外下部に配置してあるため、必然的
に稼働に伴う騒音も乗物室内においては小さくなる。
【0023】また本発明に従えば、1つの乗物室が隔壁
によって複数に仕切られ、これらの複数の各乗物室に
は、前記第1、第2および第3管路、空気調和手段なら
びに換気手段がおのおの独立して設けられ、これによっ
て各室をそれぞれ独立して空気調和し、かつ換気でき
る。
【0024】
【実施例】図1は本発明の一実施例で、乗物である車両
27に換気装置を設けた場合の簡略化した斜視図であ
る。図2はその実施例の上部すなわち天井と屋根の間の
構造を示す簡略化した平面図であり、図3はその車両2
7の下部すなわち床付近、および外下部の構造を簡略化
して示す平面図である。図4は図3の切断面線IV−I
Vから見た簡略化した断面図であり、図5は図4の切断
面線V−Vから見た簡略化した断面図であり、図6は図
4の切断面線VI−VIから見た簡略化した断面図であ
る。これらの図面と、図7に簡略化して示す車両の換気
装置とを参照して、本発明の一実施例を説明する。
【0025】この実施例において換気装置は、図2およ
び図3の紙面に対して垂直に延びる対称軸28に関し
て、ほぼ軸対称に配置構成してある。ただし、配置構成
は対称軸28を通る一点鎖線で示す対称面に関して面対
称すなわち鏡対称でもその効果は等しい。車両27の天
井と屋根の間の左右には、第1管路29,30が配置さ
れ、これら左右の第1管路29,30は車両27の所定
位置で、連結管路31,32によって連結されている。
車両27の床33の外下部には空気調和手段34,35
が設けられる。空気調和手段34,35によって冷房ま
たは暖房された調和空気CAは、床33に沿って床下に
設けられる水平管路36,37を経て、さらに立上り管
路38,39を介して、第1管路29,30に供給され
る。立上り管路38,39は、各車室を仕切る仕切り壁
を用いるのがよく、そこに設けられる扉40,41の戸
袋42,43とは反対側に内蔵されるよう設けるのがよ
い。これによって扉40,41の開閉に支障をきたすこ
とはなく、十分な管路断面積を得ることができる。
【0026】またここは比較的大きいスペースを確保し
やすいため、空気調和手段からの騒音を低下させるため
の消音手段の設置場所にできる。具体的には、立上り管
路38,39をサイレンサとして構成するとよい。
【0027】実施例では、車両27の車室44に臨んで
その車両27の床33付近には、車室44内の空気を還
流する第2管路46,47を前記の軸対称位置に配置し
ている。車室44内からの還流気RAは、第2管路4
6,47を介して導かれ、空気調和手段34,35に還
流する。この空気調和手段34,35には、給気管路4
8,49を介して、車室外の新鮮な空気が軸流ファンな
どで構成される車両27の床33の外下部に設けた換気
手段53,54の吸気手段から供給される。こうして空
気調和手段34,35では、第2管路46,47からの
還流気RAと給気管路48,49からの外気とが混合さ
れ、調和空気が前述のように水平管路36,37に再送
出される。
【0028】実施例の車両27の床33付近には、車室
に臨んで第3管路51,52を軸対称位置に設けてい
る。これらの第3管路51,52は、車室44内の空気
EAを車外に排気(55,56)する。第3管路51,
52には、軸流ファンなどで構成される換気手段53,
54の排気手段が接続される。これらの換気手段53,
54は、床33の外部に設けられ、車室44内の空気E
Aを車外に排出(55,56)する排気手段と車外の空
気を吸引して供給する吸気手段とを含んでいる。
【0029】次に車室内に便所や洗面所を設ける場合を
説明する。図3に仮想線で示す部位に便所等を設けると
きは、排気用の第3管路51の側に悪臭の出る便所57
を設け、それと対向する第2管路47側に悪臭の出ない
洗面所58を設け、おのおのの排気口を第3管路51ま
た第2管路47と接続する。これによって便所57は排
気専用の第3管路とつながり、還流用である第2管路と
分離されるため、便所の臭気が車室内に混ざることがな
くなり、別系の便所用排気手段も不要となる。
【0030】図8は前記の実施例の空気の系統を示すブ
ロック図で、1つの車室に対して2系統の換気装置が設
けられ、これら2系統の換気装置の第1管路29,30
は互いに連結管部31,32を介して連結される。さら
に必要な場合、第2管路46と47、第3管路51と5
2とを連結してもよい。こうすれば第1系統の故障時に
第2系統で補うことができる。このような実施例によれ
ば、第1管路29,30、第2管路46,47および第
3管路51,52は、各々が独立した単純な構造による
構成が可能で、前述の先行技術や慣用例に関連して述べ
た課題を解決し、構成を簡単にすることができる。さら
に、各構成要素を前後、左右、上下の各方向にバランス
よく配置できるため、各管路29,30;46,47;
51,52の管路断面積を十分かつ適正なものにして損
失を少なくし、それぞれ必要な量の空気を導くことがで
きる。また、天井と屋根の間には最小限の管路だけが設
けてあるので、車室44が狭くなるという不都合を生じ
ることがない。
【0031】本発明の他の実施例として、図9に示され
るように、車室の前記対称軸28付近に隔壁70を設け
て、喫煙室と禁煙室とに仕切り、車両としての機能を向
上できる。この場合には、第1管路29,30を隔壁7
0の前後側でそれぞれ遮断する。これによって図10に
示すおのおの独立した系統で各室をそれぞれ個別的に空
気調和することができ、喫煙室の汚れた空気が禁煙室に
入り込むことを防ぐ。
【0032】本発明は、鉄道車両に関連して実施される
だけでなく、その他の乗物や施設にも広範囲に実施する
ことができる。
【0033】さらに換気手段53,54の出口から排出
される空気55,56を、床33の外下部に設けられる
床下機器に導いて噴射すれば、その床下機器の冷却を行
うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気調和
手段からの空気調和された空気を、乗物の乗物室上部に
設けられた第1管路に導いて乗物室内に供給し、乗物室
内の空気を吸引して還流する第2管路を乗物室の床付近
に設け、この第2管路からの空気を空気調和手段に導く
とともに、この空気調和手段には、換気手段の吸気手段
によって外部からの新鮮な空気も供給されて空気調和さ
れる。また、乗物室の床付近に第3管路が設けられ、こ
の第3管路を介して乗物室内の空気が換気手段の排気手
段を経て外部に排出されるように構成される。このた
め、本発明は、構造が簡単で製造上の手間がかからず、
所定の空気調和能力を保つとともに、適正な風量、風速
を確保して騒音の低下を図ることができ、併せて換気手
段や空気調和手段を乗物室の外下部に配置したため、そ
の稼働騒音についても低減できる。
【0035】また、本発明によると、1つの乗物室に対
して2つの系統の換気装置が設けられ、これら換気装置
は、少なくとも第1管路が連結管部を介して相互に連結
されているため、一方の換気装置が故障を起こした場合
でも、他方の換気装置によって正常な換気と空気調和が
継続される。
【0036】さらに本発明によると、乗物室を必要に応
じて仕切った場合、仕切られた各室に第1管路、第2管
路、第3管路、空気調和手段および換気手段が個別的に
設けられるので、互いに他の乗物室に影響を及ぼすこと
なく、各室の空気調和および換気を容易に独立して行え
るため、それぞれの環境を適正に保てる。
【0037】乗物室内に便所がある場合でも、便所の排
気口が第3管路に接続されるので、臭気が乗物室内に拡
散することがない。
【0038】このように、本発明の換気装置は、乗物自
体の実用性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、鉄道車両27に適用した
場合の簡略化した斜視図である。
【図2】一実施例の天井と屋根の間の構造を示す簡略化
した平面図である。
【図3】一実施例で、車両27の床付近とその外下部の
構成を示す簡略化した平面図である。
【図4】図3の切断面線IV−IVから見た簡略化した
断面図である。
【図5】図4の切断面線V−Vから見た簡略化した断面
図である。
【図6】図4の切断面線VI−VIから見た簡略化した
断面図である。
【図7】図1〜図6に示す一実施例の一部を簡略化した
斜視図である。
【図8】一実施例の系統を示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例で、鉄道車両に適用した場
合の簡略化した斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例の系統を示すブロック図
である。
【図11】慣用的に用いられている換気装置の例を一部
省略して示した平面図である。
【図12】図11の切断面線XII−XIIから見た断
面図である。
【図13】図11の切断面線XIII−XIIIから見
た断面図である。
【図14】図11の切断面線XIV−XIVから見た断
面図である。
【符号の説明】
27 車両 28 対称軸 29,30 第1管路 34,35 空気調和手段 38,39 立上り管またはサイレンサ 46,47 第2管路 51,52 第3管路 53,54 換気手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 浩樹 神戸市中央区多聞通2丁目4番4号 株 式会社エスメック内 (56)参考文献 特開 昭59−140160(JP,A) 特開 昭56−25014(JP,A) 特開 平2−63960(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調和空気を乗物室内に供給する第1管路
    と、 乗物室内の空気を還流する第2管路と、 乗物室内の空気を排出する第3管路と、 空気を外部へ排出する排気手段と、 還流した空気を外部から吸入した空気と混合して調和空
    気とする空気調和手段とを含む換気装置において、 第1管路は乗物室の上部に設けて、乗物室の下部から上
    部に至る立上り管路と、乗物室の下部に設けた水平管路
    を介して、乗物室の外下部に設けた空気調和手段に接続
    し、 第2管路は乗物室の下部に設けて、前記空気調和手段に
    接続し、 第3管路は乗物室の下部に設けて、乗物室の外下部に設
    けた換気手段の排気手段に接続し、 換気手段は、前記排気手段と外部の空気を吸入して空気
    調和手段に送る吸気手段とで構成し、 1つの乗物室に対して2系統の換気装置を備え、 少なくとも第1管路が互いに連結していることを特徴と
    する乗物の換気装置。
  2. 【請求項2】 第3管路が便所に設けた排気口と接続し
    ていることを特徴とする請求項1記載の乗物の換気装
    置。
  3. 【請求項3】 立上り管路にサイレンサを設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の乗物の換気装置。
  4. 【請求項4】 調和空気を乗物室内に供給する第1管路
    と、 乗物室内の空気を還流する第2管路と、 乗物室内の空気を排出する第3管路と、 空気を外部へ排出する排気手段と、 還流した空気を外部から吸入した空気と混合して調和空
    気とする空気調和手段とを含む換気装置において、 第1管路は乗物室の上部に設けて、乗物室の下部から上
    部に至る立上り管路と、乗物室の下部に設けた水平管路
    を介して、乗物室の外下部に設けた空気調和手段に接続
    し、 第2管路は乗物室の下部に設けて、前記空気調和手段に
    接続し、 第3管路は乗物室の下部に設けて、乗物室の外下部に設
    けた換気手段の排気手段に接続し、 換気手段は、前記排気手段と外部の空気を吸入して空気
    調和手段に送る吸気手段とで構成し、 隔壁で複数に仕切られた各乗物室に対してそれぞれ独立
    した1系統の換気装置を備えていることを特徴とする乗
    物の換気装置。
  5. 【請求項5】 第3管路が便所に設けた排気口と接続し
    ていることを特徴とする請求項4記載の乗物の換気装
    置。
  6. 【請求項6】 立上り管路にサイレンサを設けたことを
    特徴とする請求項4または5記載の乗物の換気装置。
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