JPH0263960A - 車両用換気装置 - Google Patents

車両用換気装置

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JPH0263960A
JPH0263960A JP21501388A JP21501388A JPH0263960A JP H0263960 A JPH0263960 A JP H0263960A JP 21501388 A JP21501388 A JP 21501388A JP 21501388 A JP21501388 A JP 21501388A JP H0263960 A JPH0263960 A JP H0263960A
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JP
Japan
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air
vehicle
exhaust
blower
pressure relief
Prior art date
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Pending
Application number
JP21501388A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ikio
壱岐尾 篤
Masakazu Matsumoto
雅一 松本
Norimoto Matsuda
松田 紀元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH0263960A publication Critical patent/JPH0263960A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用換気装置に係り、特に高速で走行する
車両に好適な車両用換気装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高速でトンネル内を走行する車両、例えば新幹線
電車等においては、特にトンネル内での擦れ違い時に車
外圧力が急激に変動するため、該車外の圧力変動の車内
への伝播を防止する手段として給気装置および排気装置
を個別に設けていた。
この具体例としては実開昭50−114805号に示さ
れるような配置となっていた。このような装置には、車
外圧力が変化しても車内圧力が島まり変化しないように
送JiLaとして風量・圧力特性の急傾斜のものが使用
されている。これらの送風機の圧力特性における最高値
(すなわち最高圧力)は列車がトンネル内を走行すると
きに発生する車外圧力の変化の最大値を上回るように設
定される。
その理由は車外圧力の最大変化値(一般には負圧側への
変化が大)が瞬間的に送風機の最高圧力持性値なこえる
と、給気用送風機において逆流現象が生じ、給気用送風
機を通って車内の空気が車外に流出する。排気用送風機
での車内空気排出とあわせると車内空気の車外への流出
が急増し、車外空気の車内へのとり入れがなくなるため
、車内の圧力が急低下し乗客の耳に不快感を与えること
になるからである。ところが1列車速度をさらに増そう
とすると、前述のトンネル内における車外圧力の変化が
増大するため、さらに圧力特性の大きな送風機が必要で
ある。ところが、圧力特性の大きな送風機はとりもなお
さず送風機の大形化、高速化を必要とするため、装置全
体の大形化、高価格化、騒音の増大を招くという欠点が
あった。この列車速度の増大に対処する別の方法として
、板ばねを用いた圧力緩和機構により車外圧力の変動を
遮断する装置が開発されつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、列車速度の増大に伴って生じる車外圧
力変動については種々検討され対策が行なわれているが
、記述のように送風機の特性な向上させることには限界
があった。また、空気流路に圧力緩和機構を設けること
により、該圧力緩和機構から発生する騒音が問題となる
。すなわち、従来の換気装置においては、圧力緩和機構
を含めた構成について考慮されていない。
本発明の目的とするところは、車外圧力変動の車内への
伝播防止および騒音を低減し得る車両用換気装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、車外空気を車内に取込む給気装置と、車内
空気を車外に排出する排気装置と、前記給気装置の車外
空気吸込側に設けられる圧力緩和機構と、該圧力緩和機
構の車外空気吸込側に設けられる消音器と、iff記排
気装置の車内空気排出側に設けられる圧力緩和機構と、
該圧力緩和機構の車内空気排出側に設けられる消音器と
から構成したことにより、達成される。
〔作   用〕
前記給気装置によって車内に取込まれる空気の流路の入
口側に消音器を設け、該消音器によって前記空気流路の
入口側から発生する騒音を低減するとともに、排気装置
によって車外に排出される空気の流路の排出側に消音器
を設け、該消音器によって前記空気流路の排出側から発
生する騒音を低減する。さらに、車外圧力の変動につい
ては、給気装置の吸込側および排気装置の排出側にそれ
ぞれ設けられた圧力緩和機構により、車内への伝播を防
止する。したがって、消音器によって給気装置、排気装
置および各圧力緩和機構から生じる騒音を低減し、かつ
、圧力緩和機構によって車外圧力変動の車内への影響を
防止することができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明による車両用換気装置の一実施例を図によ
って説明する。同一において、lは車外の空気を車内に
取込むための給気装置、2は車内の空気を車外に排出す
るための排気装置である。
前記給気装置llは、給気送風機7と該給気送風機7を
駆動するモータ9から構成されている。なお該モータ9
は給気装置if1によって室内に吸込まれ給気ダクト8
を介して車体10内部へ供給される空気によって冷却さ
れるよう該給気ダクト8内に設置されている。4は吸気
消音器で、前記給気送風機7の吸込側および吐出側に設
けられている。3はna記吸気消音器40車外側開口部
に設けられ、風蓋調整を行なう風量調整板である。5は
前記吸気消音器4内に内蔵された給気側圧力緩和機構で
、空気流路に板ばねを配置し該流路内で急激な圧力変動
があった場合に空気流路を閉じて車外の圧力変動を車体
10内部へ伝播させない構成となっている。6は前記吸
気消音器4と給気送風機7および給気ダクト8を接続す
るためのたわみ管である。
次に、前記排気装置2は、排気送風復校と該排気送風機
稔を駆動するモータ16から構成されている。11は前
記排気用風機臣の車体10内部からの空気を吸込む側に
設けられた吸込消音器、bは排気送風機12の吐出側に
設けられた吐出消音器である。
そして、前記モータ16は吐出消音器15内に設置され
ており、排出する車体10内部の空気により冷却される
構成となっている。13は前記吸込消音器11と排気送
風機12および該排気送風機稔と吐出消音器巧とを接続
する接続ダクトである。14は前記吸込消音器11.排
気送風機しおよび吐出消音器巧を1体に結合して車体1
0に取付ける取付足である。
17は吐出消音器15の吐出側に取付けられた排気側圧
力緩和機構で、該吐出消音器15から排出される空気の
流路を車外圧力の急激な変化があった場合に閉じて、該
車外圧力の変動を車内へ伝播させない構成となっている
このような構成において、車外から取入れられ新鮮外気
は、風量調整板3を通って吸気消音器4へ入り、該吸気
消音器4に内蔵された給気側圧力緩和aSSを経由し、
たわみ管6を経て給気送風機7に吸込まれる。該給気送
風機7から吐出された新鮮外気は、給気ダクト8内でモ
ータ9を冷却して車体10内へ送られる。一方、車体1
0内の汚損空気は吸込消音器11を経由して排気送風復
校に吸込まれる。該排気送風機7から吐出される汚損空
気は、吐出消音器δ内でモータ16を冷却した後、排気
側圧力緩和機構17を経由して車外に排出される。
このような構成によれば、給気送風19.7および給気
側圧力緩和機構5から発生する騒音を吸気消音器4によ
って減音するため、車外へ伝播する騒音を低減できる。
また、前記吸気消音器4は給気送風機7の吐出側にも設
置されているため、該給気送風機7から発生する騒音の
車体10内部への伝播も防止できる。次に、車外圧力が
急激に変動した場合には、給気側圧力緩和機構5が動作
すなわち該圧力変動によって板ばねが空気流路を塞ぎ、
車外圧力変動を車体10内部へ伝播させない。さらに、
車外圧力変動が生じた状態における給気送風機7の送風
を抑制して、この状態における給気量の変動を防止する
ことによって車体10内部の圧力変動を防止する。
次に、排気送風復校から発生する騒音の車内および車外
への伝播は、吸込消音器11および吐出消音器15によ
って減音されることにより防止される。
次に、車外圧力が急激に変動した場合には、排気側圧力
緩和機構17が動作し、板ばねによって空気流路が塞が
れ、車外圧力変動の車内への伝播な防止できる。
ところで、前記給気側圧力緩和機構は消音器内に設置し
た構成としているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、排気側圧力緩和機構と同様に単体で構成しても
よい。さらに、各圧力緩和機構の壁面を消音器と同様に
多孔板および吸音材を設けた吸音層を形成した構成とし
て一体構造としてもよい。また、消音器と圧力緩和機構
の設置位置は、少なくとも給気送風機の上流側あるいは
排気送風機の下流側に圧力緩和機構を設置し、かつ、該
各圧力緩和機構自体を消音機能を有したものにするか、
あるいは、給2側圧力緩和機構の上流側または排気側圧
力緩和機構の下流側に消音器を設置すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、車外圧力変動の車
内への伝播を防止できるととも―こ、騒音を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両用換気装置の一実施例を示し
た車体幅方向断面図である。 l・・・・・・給気装置、2・・・・・・排気装置、4
・・・・・・給気側消音器、5・・・・・・給気側圧力
緩和機構、7・・・・・・給気量X機、し・・・・・・
排気送風機、15・・・・・・吐出消音器、17・・・
・・・排気側圧力緩和機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.車外空気を車内に取込む給気装置と、車内空気を車
    体に排出する排気装置と、前記給気装置の車外空気吸込
    側に設けられる圧力緩和機構と、該圧力緩和機構の車外
    空気吸込側に設けられる消音器と、前記排気装置の車内
    空気排出側に設けられる圧力緩和機構と、該圧力媛和機
    構の車内空気排出側に設けられる消音器とから構成した
    ことを特徴とする車両用換気装置。
  2. 2.車外空気を車内に取込む給気装置と、車内空気を車
    外に排出する排気装置と、前記給気装置の車外空気吸込
    側に設けられ、かつ、消音機能を有した圧力緩和機構と
    、前記排気装置の車内空気排出側に設けられ、かつ、消
    音機構を有した圧力緩和機構とから構成したことを特徴
    とする車両用換気装置。
JP21501388A 1988-08-31 1988-08-31 車両用換気装置 Pending JPH0263960A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569824A (ja) * 1991-04-23 1993-03-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd 乗物の換気装置
JPH0672707U (ja) * 1991-12-31 1994-10-11 川崎重工業株式会社 車両用換気装置
JP2009073384A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Toshiba Corp 鉄道車両

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0672707U (ja) * 1991-12-31 1994-10-11 川崎重工業株式会社 車両用換気装置
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