JPH0519211Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519211Y2 JPH0519211Y2 JP1986178490U JP17849086U JPH0519211Y2 JP H0519211 Y2 JPH0519211 Y2 JP H0519211Y2 JP 1986178490 U JP1986178490 U JP 1986178490U JP 17849086 U JP17849086 U JP 17849086U JP H0519211 Y2 JPH0519211 Y2 JP H0519211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- ventilation space
- panel
- key cylinder
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 23
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、例えば3ドア型あるいは5ドア型
自動車などに適用される自動車のバツクドア構造
の改良に関するものである。
自動車などに適用される自動車のバツクドア構造
の改良に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の自動車においては、例えば実公
昭45−16990号公報などに開示されているような
バツクドア構造を有するものが周知である。
昭45−16990号公報などに開示されているような
バツクドア構造を有するものが周知である。
このような自動車のバツクドアは、通常、ドア
本体を構成するインナーパネルとアウターパネル
とで窓ガラスの周辺部に通気空間を形成し、この
通気空間に連通するインレツト及びアウトレツト
を設けることにより、室内空調やドア閉時のエア
タイトに対応させるようになつているとともに、
前記インレツトに逆止弁を設けて、アウトレツト
から通気空間に浸入する埃あるいは排ガスが室内
側に浸入するのを防止し得るようになつている。
本体を構成するインナーパネルとアウターパネル
とで窓ガラスの周辺部に通気空間を形成し、この
通気空間に連通するインレツト及びアウトレツト
を設けることにより、室内空調やドア閉時のエア
タイトに対応させるようになつているとともに、
前記インレツトに逆止弁を設けて、アウトレツト
から通気空間に浸入する埃あるいは排ガスが室内
側に浸入するのを防止し得るようになつている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記した従来構造のものでは、
ドア本体を構成するインナーパネルとアウターパ
ネルが共に板金素材からなり、特に、ドア本体の
下部側にラツチ及びキーシリンダを取付けるにあ
たつて、これらラツチ及びキーシリンダの取付部
空間を通気空間と遮断するように隔壁を設けるこ
とは構造的に、またコスト的に困難であり、この
ため、アウトレツトとラツチ及びキーシリンダの
取付部が一つの空間に設定されていることから、
アウトレツトから通気空間に浸入した埃あるいは
排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側に浸入する
といつた問題があつた。
ドア本体を構成するインナーパネルとアウターパ
ネルが共に板金素材からなり、特に、ドア本体の
下部側にラツチ及びキーシリンダを取付けるにあ
たつて、これらラツチ及びキーシリンダの取付部
空間を通気空間と遮断するように隔壁を設けるこ
とは構造的に、またコスト的に困難であり、この
ため、アウトレツトとラツチ及びキーシリンダの
取付部が一つの空間に設定されていることから、
アウトレツトから通気空間に浸入した埃あるいは
排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側に浸入する
といつた問題があつた。
この考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、アウトレツトから
通気空間に浸入した埃あるいは排ガスがラツチ廻
りの隙間から室内側に浸入するのを確実に防止す
ることができるようにした自動車のバツクドア構
造を提供することにある。
で、その目的とするところは、アウトレツトから
通気空間に浸入した埃あるいは排ガスがラツチ廻
りの隙間から室内側に浸入するのを確実に防止す
ることができるようにした自動車のバツクドア構
造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、この考案
は、ドア本体を構成するインナーパネルとアウタ
ーパネルとで窓ガラスの周辺部に通気空間を形成
し、かつこの通気空間に連通するインレツト及び
アウトレツトを設けるとともに、前記ドア本体の
下部側にラツチ及びキーシリンダを取付けてなる
自動車のバツクドアにおいて、前記インナーパネ
ルとアウターパネルとの少なくとも一方を合成樹
脂素材で形成し、この合成樹脂素材で形成された
一方のパネル側に、前記ラツチ及びキーシリンダ
の取付部に相当する空間を前記通気空間から遮断
する隔壁を一体形成するとともに、他方のパネル
側に前記隔壁の先端を収納保持する凹溝を形成し
てなる構成としたものである。
は、ドア本体を構成するインナーパネルとアウタ
ーパネルとで窓ガラスの周辺部に通気空間を形成
し、かつこの通気空間に連通するインレツト及び
アウトレツトを設けるとともに、前記ドア本体の
下部側にラツチ及びキーシリンダを取付けてなる
自動車のバツクドアにおいて、前記インナーパネ
ルとアウターパネルとの少なくとも一方を合成樹
脂素材で形成し、この合成樹脂素材で形成された
一方のパネル側に、前記ラツチ及びキーシリンダ
の取付部に相当する空間を前記通気空間から遮断
する隔壁を一体形成するとともに、他方のパネル
側に前記隔壁の先端を収納保持する凹溝を形成し
てなる構成としたものである。
[作用]
すなわち、この考案は、上記の構成とすること
によつて、インナーパネルとアウターパネルとの
少なくとも一方を合成樹脂素材で形成し、この合
成樹脂素材で形成された一方のパネル側に、ラツ
チ及びキーシリンダの取付部に相当する空間を通
気空間から遮断する隔壁を一体形成するととも
に、他方のパネル側に前記隔壁の先端を収納保持
する凹溝を形成したことから、隔壁の形成が容易
で、アウトレツトの通気空間とラツチ及びキーシ
リンダの取付部の空間が隔壁で遮断することがで
きるため、アウトレツトから通気空間に浸入した
埃あるいは排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側
に浸入するのを確実に防止することができ、しか
も、隔壁の形成でインナーパネル及びアウターパ
ネルの組付けが容易になるとともに、バツクドア
全体の剛性を高めることが可能になる。
によつて、インナーパネルとアウターパネルとの
少なくとも一方を合成樹脂素材で形成し、この合
成樹脂素材で形成された一方のパネル側に、ラツ
チ及びキーシリンダの取付部に相当する空間を通
気空間から遮断する隔壁を一体形成するととも
に、他方のパネル側に前記隔壁の先端を収納保持
する凹溝を形成したことから、隔壁の形成が容易
で、アウトレツトの通気空間とラツチ及びキーシ
リンダの取付部の空間が隔壁で遮断することがで
きるため、アウトレツトから通気空間に浸入した
埃あるいは排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側
に浸入するのを確実に防止することができ、しか
も、隔壁の形成でインナーパネル及びアウターパ
ネルの組付けが容易になるとともに、バツクドア
全体の剛性を高めることが可能になる。
[実施例]
以下、この考案を第1図及び第2図に示す一実
施例を参照しながら説明する。
施例を参照しながら説明する。
第1図は、この考案に係るバツクドアを開閉自
在に設けた自動車の後部外観を示し、図中1はド
ア本体である。このドア本体1は、第2図に示す
ように、合成樹脂素材からなるインナーパネル2
とアウターパネル3とで構成され、その上半部に
は、窓枠4が形成されているとともに、この窓枠
4には、ウエザーストリツプ5を介して窓ガラス
6が装着されている。そして、この窓ガラス6の
周辺部には、前記インナーパネル2とアウターパ
ネル3とで通気空間7が形成され、この通気空間
7に連通するようにインレツト8及びアウトレツ
ト9が設けられている。
在に設けた自動車の後部外観を示し、図中1はド
ア本体である。このドア本体1は、第2図に示す
ように、合成樹脂素材からなるインナーパネル2
とアウターパネル3とで構成され、その上半部に
は、窓枠4が形成されているとともに、この窓枠
4には、ウエザーストリツプ5を介して窓ガラス
6が装着されている。そして、この窓ガラス6の
周辺部には、前記インナーパネル2とアウターパ
ネル3とで通気空間7が形成され、この通気空間
7に連通するようにインレツト8及びアウトレツ
ト9が設けられている。
さらに、上記ドア本体1の下部側には、ラツチ
10及びキーシリンダ11が取付けられていて、
これらラツチ10及びキーシリンダ11の取付部
空間12は、前記合成樹脂素材からなるアウター
パネル3の内壁面に一体に突出形成した隔壁31
の先端をインナーパネル2に設けた凹溝21に差
し入れて収納保持させることにより前記通気空間
7と遮断され、これによつて、前記アウトレツト
9から通気空間7に浸入した埃あるいは排ガスが
ラツチ廻りの隙間から室内側に浸入するのを防止
し得るようになつているものである。また、図中
13は前記インレツト8に設けた逆止弁である。
10及びキーシリンダ11が取付けられていて、
これらラツチ10及びキーシリンダ11の取付部
空間12は、前記合成樹脂素材からなるアウター
パネル3の内壁面に一体に突出形成した隔壁31
の先端をインナーパネル2に設けた凹溝21に差
し入れて収納保持させることにより前記通気空間
7と遮断され、これによつて、前記アウトレツト
9から通気空間7に浸入した埃あるいは排ガスが
ラツチ廻りの隙間から室内側に浸入するのを防止
し得るようになつているものである。また、図中
13は前記インレツト8に設けた逆止弁である。
なお、この考案は、上記の実施例には限定され
ないものであり、この考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
ないものであり、この考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、インナーパネルとアウターパネルとの少な
くとも一方を合成樹脂素材で形成し、この合成樹
脂素材で形成された一方のパネル側に、ラツチ及
びキーシリンダの取付部に相当する空間を通気空
間から遮断する隔壁を一体形成するとともに、他
方のパネル側に前記隔壁の先端を収納保持する凹
溝を形成してなることから、隔壁の形成が容易
で、アウトレツトの通気空間とラツチ及びキーシ
リンダの取付部の空間が隔壁で遮断することがで
きるため、アウトレツトから通気空間に浸入した
埃あるいは排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側
に浸入するのを確実に防止することができ、しか
も、隔壁の形成でインナーパネル及びアウターパ
ネルの組付けが容易になるとともに、バツクドア
全体の剛性を高めることができるというすぐれた
効果を奏するものである。
れば、インナーパネルとアウターパネルとの少な
くとも一方を合成樹脂素材で形成し、この合成樹
脂素材で形成された一方のパネル側に、ラツチ及
びキーシリンダの取付部に相当する空間を通気空
間から遮断する隔壁を一体形成するとともに、他
方のパネル側に前記隔壁の先端を収納保持する凹
溝を形成してなることから、隔壁の形成が容易
で、アウトレツトの通気空間とラツチ及びキーシ
リンダの取付部の空間が隔壁で遮断することがで
きるため、アウトレツトから通気空間に浸入した
埃あるいは排ガスがラツチ廻りの隙間から室内側
に浸入するのを確実に防止することができ、しか
も、隔壁の形成でインナーパネル及びアウターパ
ネルの組付けが容易になるとともに、バツクドア
全体の剛性を高めることができるというすぐれた
効果を奏するものである。
第1図はこの考案に係る自動車のバツクドア構
造の一実施例を示す概略的説明図、第2図は第1
図−線における要部拡大断面図である。 1……ドア本体、2……インナーパネル、3…
…アウターパネル、31……隔壁、6……窓ガラ
ス、7……通気空間、8……インレツト、9……
アウトレツト、10……ラツチ、11……キーシ
リンダ、12……ラツチ及びキーシリンダの取付
部空間。
造の一実施例を示す概略的説明図、第2図は第1
図−線における要部拡大断面図である。 1……ドア本体、2……インナーパネル、3…
…アウターパネル、31……隔壁、6……窓ガラ
ス、7……通気空間、8……インレツト、9……
アウトレツト、10……ラツチ、11……キーシ
リンダ、12……ラツチ及びキーシリンダの取付
部空間。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドア本体を構成するインナーパネルとアウター
パネルとで窓ガラスの周辺部に通気空間を形成
し、かつこの通気空間に連通するインレツト及び
アウトレツトを設けるとともに、前記ドア本体の
下部側にラツチ及びキーシリンダを取付けてなる
自動車のバツクドアにおいて、 前記インナーパネルとアウターパネルとの少な
くとも一方を合成樹脂素材で形成し、この合成樹
脂素材で形成された一方のパネル側に、前記ラツ
チ及びキーシリンダの取付部に相当する空間を前
記通気空間から遮断する隔壁を一体形成するとと
もに、他方のパネル側に前記隔壁の先端を収納保
持する凹溝を形成したことを特徴とする自動車の
バツクドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178490U JPH0519211Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178490U JPH0519211Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382621U JPS6382621U (ja) | 1988-05-31 |
JPH0519211Y2 true JPH0519211Y2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=31120669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986178490U Expired - Lifetime JPH0519211Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519211Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6087582B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2017-03-01 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用ドア |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57183623U (ja) * | 1981-05-19 | 1982-11-20 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP1986178490U patent/JPH0519211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382621U (ja) | 1988-05-31 |
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