JPS6113378Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113378Y2
JPS6113378Y2 JP15470380U JP15470380U JPS6113378Y2 JP S6113378 Y2 JPS6113378 Y2 JP S6113378Y2 JP 15470380 U JP15470380 U JP 15470380U JP 15470380 U JP15470380 U JP 15470380U JP S6113378 Y2 JPS6113378 Y2 JP S6113378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
air
operating lever
air vent
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15470380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5776128U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15470380U priority Critical patent/JPS6113378Y2/ja
Publication of JPS5776128U publication Critical patent/JPS5776128U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6113378Y2 publication Critical patent/JPS6113378Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車ドアにおける空気抜き構造の
改良に関するものである。
従来から、自動車ドアにおいては、その閉時の
操作力を軽くするために、ドアヒンジに傾斜をつ
けて、開時ドアの重心を持ち上げ、閉時はその重
心の移動を用いて軽く閉める方法が採用されてい
るが、この欠点は開時において操作が重いことで
ある。また、自動車ドアの閉時、車室内の空気圧
を上げないよう、空気抜き装置を設けた構成もす
でに知られているが、この構造では、ほこり、
水、冷風等の侵入および騒音等の発生のおそれが
あるため、大きな開口面積をとることが難しいと
いう欠点をもつ。
本考案の目的は、上述した欠点に鑑みてなされ
たもので、自動車ドアの開時における操作が重く
ならないようにすると共に、ほこり、水等の侵入
防止を図り、更には騒音等の発生をおさえるよう
にした自動車ドアにおける空気抜き構造を提供す
るにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
複数枚のフインを備えると共に、車室内外を連通
あるいは閉鎖するよう構成された空気抜き装置
を、ドアに設けて成り、該空気抜き装置のフイン
をドア開閉操作に伴なつて連通する操作レバーに
より開閉させるように構成したものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
第1図は本考案に係る自動車ドアにおける空気
抜き構造の一実施例を示す斜視図、第2図は同構
造の説明図である。ドアチエツク1の操作レバー
2は、その一端2aがドア3内にピン(図示せ
ず)等を介して取付けられると共に、他端2bが
ブラケツト4、ピン5を介してピラー6に回転可
能に取付けられている。該操作レバー2の一端2
aは、ドア3に配設された空気抜き装置7のノブ
7aに対向する如くドアパネル端面に貫通挿入さ
れ、該ノブ7aをドア3が閉じる直前で押圧し、
これによつて空気抜き装置7を閉鎖するよう構成
されている。なお、ドア3が開いている時は、ド
アチエツク1は該ドア3に対して外側へ相対的に
ひかれるように構成されている。そのため操作レ
バー2の一端2aは、空気抜き装置7のノブ7a
に対して離間した状態となり、空気抜き装置7は
開放した状態となる。今、空気抜き装置7の構成
をさらに詳述すると、該空気抜き装置7は、複数
枚のフイン8と、該フイン8間を連結する連結子
9と、該フイン8と外枠10との間に閣架されか
つフイン8を常時開放状態となるよう弾性付勢し
て成るスプリング11と、前記フイン8に設けら
れ車室内側へ突出して成るノブ7aとから構成さ
れて成り、前記操作レバー2の一端2aがノブ7
aを押圧した状態にある時は、フイン8つまり空
気抜き装置7は第2図に実線で示すごとく、スプ
リング11の弾性に抗して閉鎖した状態となり、
また操作レバー2の一端2aがノブ7aから離間
している時は、フイン8つまり空気抜き装置7は
第2図に二点鎖線で示すごとくスプリング11の
弾性によつて開放した状態となつている。なお、
第2図に二点鎖線で示す操作レバー2の一端2a
の位置は、ドア開時における位置を示す。
以上のように、ドア3が開いている時は、ドア
チエツク1の操作レバー2は空気抜き装置7のノ
ブ7aと離れた状態にあり、空気抜き装置7は開
放状態となつており、またドア3が閉じている時
は、操作レバー2の一端2aはノブ7aを押した
状態にあるため、スプリング11の弾性力に抗し
て空気抜き装置7は閉鎖した状態にある。したが
つて、ドア3をしめる時は、空気抜き装置7が開
放しているため操作力が軽く、また走行中は空気
抜き装置7は閉じた状態にあるため、ほこり、
水、および冷風等の侵入を確実に防止できるとい
う効果をもつ。
なお、上述した実施例ではドアチエツク1の操
作レバー2によつて空気抜き装置7を連通させる
よう構成しているが、ドアヒンジに取付けた操作
レバーによつて空気抜き装置7を連通させるよう
に構成しても良い。また、空気抜き装置7は、ス
プリング8を無しにしてドアチエツク1の操作レ
バー2とノブ7aとを直接連結した構成としても
良いことは勿論である。
第3図は本考案構造の他の実施例を示すもの
で、該実施例構造においては、自動車ドア3の内
板12にトリム13を介して、ドア3を閉じる時
にもつ把手14がボルト15、ナツト16で取付
け固定されている。操作レバー17は、把手14
に対してピン18で回動可能に装着保持されてお
り、一部17aが把手14内で揺動自在に配置さ
れていると共に、他の一部17bは外板または内
板12に取付けられた空気抜き装置19に接続さ
れている。該空気抜き装置19は通常は閉じてお
り、操作レバー17を操作した時のみ開放状態と
なるよう構成されている。なお、該空気抜き装置
19の構成は、例えば上述した第一実施例の空気
抜き装置とほぼ同様に、フイン20と、該フイン
20間を連結する連結子21等とから構成されて
おり、該フイン20の一部と前記操作レバー17
の他の一部17bとがピン22を介して回動自在
に接続されている。
このような構成としても、ドア3を閉じる時、
把手14をつかめば同時に操作レバー17の一部
17aが、二点鎖線17a′で示すように把手14
の方にひかれるため、空気抜き装置19は開放状
態となり、閉時における車室内の空気圧を車室外
に逃すことができるので、ドア3を閉める際にお
ける操作力を小さく抑えることができるし、しか
も、ドア3が閉められている時は空気抜き装置1
9は常に閉鎖状態を保つているので、走行中に水
とほこり等が車室内に侵入するようなことは確実
に防止できるのである。
以上説明したように本考案に係る自動車ドアに
おける空気抜き構造によれば、複数枚のフインを
備えると共に、車室内外を連通あるいは閉鎖する
よう構成された空気抜き装置を、ドアに設けて成
り、該空気抜き装置のフインをドア開閉操作に伴
なつて連動する操作レバーにより開閉させるよう
にしたことにより、ドア閉操作時に車室内空気を
前記空気抜き装置から車室外に放出して、車室内
圧の上昇を防止できるので、ドア閉操作時におけ
る操作力の軽減を図ることができるし、加えて、
走行時にあつては空気抜き装置は閉鎖されている
ため、風切り音のような騒音発生の心配がなく、
また空気抜き装置から水とほこり等が侵入するよ
うなこともないという種々の優れた効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車ドアにおける空気
抜き構造の一実施例を示す斜視図、第2図は同構
造の説明図、第3図は本考案自動車ドアにおける
空気抜き構造の他の実施例を示す説明図である。 1……ドアチエツク、2,17……操作レバ
ー、3……ドア、7,19……空気抜き装置、7
a……ノブ、8,20……フイン、14……把
手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数枚のフインを備えると共に、車室内外を
    連通あるいは閉鎖するよう構成された空気抜き
    装置を、ドアに設けて成り、該空気抜き装置の
    フインをドア開閉操作に伴なつて連動する操作
    レバーにより開閉させることを特徴とする自動
    車ドアにおける空気抜き構造。 (2) 前記操作レバーは、ドアチエツクに設けられ
    て成る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の自
    動車ドアにおける空気抜き構造。 (3) 前記操作レバーは、車室内把手の内部に設け
    られて成り、該車室内把手を保持した時空気抜
    き装置が解放されて成る実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の自動車ドアにおける空気抜き構
    造。
JP15470380U 1980-10-29 1980-10-29 Expired JPS6113378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15470380U JPS6113378Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15470380U JPS6113378Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5776128U JPS5776128U (ja) 1982-05-11
JPS6113378Y2 true JPS6113378Y2 (ja) 1986-04-25

Family

ID=29513923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15470380U Expired JPS6113378Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6113378Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7126402B2 (ja) * 2018-08-03 2022-08-26 株式会社小松製作所 作業車両の運転室

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5776128U (ja) 1982-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6113378Y2 (ja)
JPH0139256Y2 (ja)
JPS5810848Y2 (ja) 自動車用バツクドア開閉装置
JPS6241213U (ja)
JPS625366Y2 (ja)
JPS5879665U (ja) 自動車のドアロツク装置
JPS625367Y2 (ja)
JPS59102551U (ja) 自動車の乗降用ステツプ
JPS6318248Y2 (ja)
JPS6132804Y2 (ja)
JPS6118535A (ja) ラジオ受信機のような装置の取付け装置
JP2822491B2 (ja) 産業車両の換気装置
JPS5854526Y2 (ja) 自動車用ドアのインサイドハンドル装置
JPS585614Y2 (ja) 自動車用空調装置の取付構造
JPH02355Y2 (ja)
JPH058171Y2 (ja)
JPH0132576Y2 (ja)
JPS625365Y2 (ja)
KR930002807Y1 (ko) 자동차용 에어 벤티레이터의 통풍문
JPS5836909U (ja) 車室内換気機構
JPS5918051Y2 (ja) ドアロツク取付装置
JPH0764188B2 (ja) 自動車の換気装置
JPS5814195Y2 (ja) 自動車のボンネツトロツク装置
JPS61169610U (ja)
JPH0315714U (ja)