JPS585614Y2 - 自動車用空調装置の取付構造 - Google Patents
自動車用空調装置の取付構造Info
- Publication number
- JPS585614Y2 JPS585614Y2 JP6600879U JP6600879U JPS585614Y2 JP S585614 Y2 JPS585614 Y2 JP S585614Y2 JP 6600879 U JP6600879 U JP 6600879U JP 6600879 U JP6600879 U JP 6600879U JP S585614 Y2 JPS585614 Y2 JP S585614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater box
- locking
- air conditioner
- mounting structure
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用空調装置の取付構造に関するもので
ある。
ある。
空調装置の主体となるヒータボックスは一般に第1図に
示すように取付けられている。
示すように取付けられている。
すなわちヒータボックス1はダクト2とインナパネル3
とフロア4とに囲まれて設置されており、内部にヒータ
コア5、数個の切換弁6,7.8等が配設されている。
とフロア4とに囲まれて設置されており、内部にヒータ
コア5、数個の切換弁6,7.8等が配設されている。
そしてその取付部の構造は第2図に示すように、ヒータ
ボックス1の底部1aに係止栓1bが突出していてこれ
にゴム材のクッションシート9が嵌挿されている。
ボックス1の底部1aに係止栓1bが突出していてこれ
にゴム材のクッションシート9が嵌挿されている。
これをフロア4に設けたブラケツ) 10の取付孔10
aに落し込んで係止し、さらにヒータボックス1の上
方前部1Cに設けたブラケット11を介し、ダクト部2
の後部壁12に溶着したナツト13にボルト14によっ
て固着するようになっている。
aに落し込んで係止し、さらにヒータボックス1の上
方前部1Cに設けたブラケット11を介し、ダクト部2
の後部壁12に溶着したナツト13にボルト14によっ
て固着するようになっている。
このようにヒータボックス1は上部に挿通した左右2個
所のボルト14と下方の係止栓1bとで取付けられるが
、順序としてはじめに取付孔10 aに嵌め込まれる係
止栓1bはヒータボックス1の底部1aに設けであるか
ら、取付孔10 aへの嵌合状態を目で確かめることが
できない。
所のボルト14と下方の係止栓1bとで取付けられるが
、順序としてはじめに取付孔10 aに嵌め込まれる係
止栓1bはヒータボックス1の底部1aに設けであるか
ら、取付孔10 aへの嵌合状態を目で確かめることが
できない。
それで専ら手の感触に頼ることになるから、係止栓1b
の端部がブラケツ) 10の上面10bをうまく滑らず
あるいはクッションシート9の下端部がブラケット10
の上面10bに引っかかり、取付孔10 aに嵌合しな
い状態のまま取付作業を終了してしまうことがある。
の端部がブラケツ) 10の上面10bをうまく滑らず
あるいはクッションシート9の下端部がブラケット10
の上面10bに引っかかり、取付孔10 aに嵌合しな
い状態のまま取付作業を終了してしまうことがある。
本考案はこのような誤った取付作業が起らないようにし
たものであって、ヒータボックスの底部に突出する係止
栓を、ヒータボックスのほぼ重心点下方に位置させると
ともに、係止栓に嵌挿したクッションシートの下端面を
覆うように係止栓端部にフランジ部を設けたものである
。
たものであって、ヒータボックスの底部に突出する係止
栓を、ヒータボックスのほぼ重心点下方に位置させると
ともに、係止栓に嵌挿したクッションシートの下端面を
覆うように係止栓端部にフランジ部を設けたものである
。
その構造の詳細を第3図に示す実施例について説明すれ
ば次のようになる。
ば次のようになる。
すなわちヒータボックス1の底部1aには係止栓1dが
突出形成されている。
突出形成されている。
この係止栓1dの端部下面1eはブラケット10の上面
10bを滑るように平頭状になっていて、そのフランジ
部1fがその内方に嵌め込んだクッションシート15の
下端面15aを覆うようになっているから、この下端面
15aがブラケット10の取付孔10 aに引っかかる
ことがない。
10bを滑るように平頭状になっていて、そのフランジ
部1fがその内方に嵌め込んだクッションシート15の
下端面15aを覆うようになっているから、この下端面
15aがブラケット10の取付孔10 aに引っかかる
ことがない。
さらに係止栓1dはヒータボックス1のほぼ重心点下方
に位置するようにしてあり、これに対応してブラケット
10の位置もきめられてフロア4に固設されるようにな
っている。
に位置するようにしてあり、これに対応してブラケット
10の位置もきめられてフロア4に固設されるようにな
っている。
このように構成されているので、ヒータボックス1を車
体内部から嵌め込み取付けるとき、係止栓1dの位置は
ヒータボックス1のほぼ重心点下方にあるから、ヒータ
ボックス1の上部に余計な回動モーメントが掛からず、
ブラケット10の上面10 bに当接させる作業がきわ
めて容易になる。
体内部から嵌め込み取付けるとき、係止栓1dの位置は
ヒータボックス1のほぼ重心点下方にあるから、ヒータ
ボックス1の上部に余計な回動モーメントが掛からず、
ブラケット10の上面10 bに当接させる作業がきわ
めて容易になる。
そして端部下面1eが滑り易い平頭状になっているから
、係止栓1dを容易にブラケット10の取付孔10 a
に落し込み取付けることができる。
、係止栓1dを容易にブラケット10の取付孔10 a
に落し込み取付けることができる。
また係止栓1dがヒータボックス1のほぼ重心点下方に
設けられているから、ボルト14による上方前部1Cの
取付けが容易になるとともに取付後ボルト14に掛かる
引張力を減することができる。
設けられているから、ボルト14による上方前部1Cの
取付けが容易になるとともに取付後ボルト14に掛かる
引張力を減することができる。
前述のようになっているから、ヒータボックスの取付作
業が容易になるとともに確実な取付状態が保証され、走
行中の振動等によって取付部分が緩んだり異音が発生す
るような不具合を防止することができ実用的価値が極め
て大きいものである。
業が容易になるとともに確実な取付状態が保証され、走
行中の振動等によって取付部分が緩んだり異音が発生す
るような不具合を防止することができ実用的価値が極め
て大きいものである。
第1図はヒータボックスとその周囲部の説明断面図、第
2図は従来構造を示す第1図A部拡大断面図、第3図は
本考案の実施例を示す第1図A部拡大断面図である。 1・・・・・・ヒータボックス、1a・・・・・・底部
、1b・・・・・・係止栓、1C・・・・・・上方前部
、1d・・・・・・係止栓、1e・・・・・・端部下面
、1f・・・・・・フランジ部、2・・・・・・ダクト
部、3・・・・・・インナパネル、4・・・・・・フロ
ア、5・・・・・・ヒータコア、6,7.8・・・・・
・切換弁、9・・・・・・クッションシート、10・・
・・・・ブラケット、10a・・・・・・取付孔、10
b・・・・・・上面、11・・・・・・ブラケット、
12・・・・・・後部壁、13・・・・・・ナツト、1
4・・・・・・ボルト、15・・・・・・クッションシ
ート、15a・・・・・・下端面。
2図は従来構造を示す第1図A部拡大断面図、第3図は
本考案の実施例を示す第1図A部拡大断面図である。 1・・・・・・ヒータボックス、1a・・・・・・底部
、1b・・・・・・係止栓、1C・・・・・・上方前部
、1d・・・・・・係止栓、1e・・・・・・端部下面
、1f・・・・・・フランジ部、2・・・・・・ダクト
部、3・・・・・・インナパネル、4・・・・・・フロ
ア、5・・・・・・ヒータコア、6,7.8・・・・・
・切換弁、9・・・・・・クッションシート、10・・
・・・・ブラケット、10a・・・・・・取付孔、10
b・・・・・・上面、11・・・・・・ブラケット、
12・・・・・・後部壁、13・・・・・・ナツト、1
4・・・・・・ボルト、15・・・・・・クッションシ
ート、15a・・・・・・下端面。
Claims (1)
- 空調用のヒータボックスの底部に突設した係止栓をクッ
ションシートを介してフロア側に設けた係止孔に嵌着さ
せ該ヒータボックスの上部をダクト部にボルト結合する
ものにおいて、前記係止栓を前記ヒータボックスのほぼ
重心点下方に位置させるとともに、前記係止栓端部に前
記クッションシートの下端面を覆うフランジ部を設けた
ことを特徴とする自動車用空調装置の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6600879U JPS585614Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動車用空調装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6600879U JPS585614Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動車用空調装置の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165815U JPS55165815U (ja) | 1980-11-28 |
JPS585614Y2 true JPS585614Y2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=29299988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6600879U Expired JPS585614Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動車用空調装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585614Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP6600879U patent/JPS585614Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165815U (ja) | 1980-11-28 |