JPH0518190Y2 - - Google Patents

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JPH0518190Y2
JPH0518190Y2 JP1988069126U JP6912688U JPH0518190Y2 JP H0518190 Y2 JPH0518190 Y2 JP H0518190Y2 JP 1988069126 U JP1988069126 U JP 1988069126U JP 6912688 U JP6912688 U JP 6912688U JP H0518190 Y2 JPH0518190 Y2 JP H0518190Y2
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JP
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opening
cylindrical body
indicator
gap
floor console
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ミツシヨンインジケータの上端面
に対応させて、このミツシヨンインジケータを覆
うフロアコンソールに開口を形成した自動車用フ
ロアコンソール装置に関する。
(従来の技術) 上記装置には、従来、例えば、実開昭60−
173441号公報で示されるものがある。この構成に
よれば、車室フロアにミツシヨンインジケータが
設置される。このミツシヨンインジケータにはこ
れを上下に貫通するシフトレバーが設けられ、同
上ミツシヨンインジケータの上端面には、ミツシ
ヨンのポジシヨン表示が取り付けられている。ま
た、このミツシヨンインジケータを上方から覆う
フロアコンソールが設けられる。このフロアコン
ソールには上記ミツシヨンインジケータの上端面
に対応する開口が形成され、運転者はこの開口を
通すことにより、シフトレバーとポジシヨン表示
とを対応させて視認できるようになつており、即
ち、これによつて、ミツシヨンのポジシヨンが確
認できるようになつている。
上記フロアコンソールは、通常、その前端が車
室の前面に設けられるインストルメントパネル
(以下、これを単にインパネという)に連結され
て設けられるが、このインパネとの取り合いの関
係から、フロアコンソールの取り付け位置には前
後方向、上下方向共に比較的大きな誤差が生じ
る。そこで、この誤差を吸収するため、従来、ミ
ツシヨンインジケータの上端面の外縁と、開口の
開口縁との間の隙間を大きく採ることが行われて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のように隙間を大きく採ると、こ
れを通してフロアコンソールの内部が容易に外観
されることとなり、これはフロアコンソール装置
にとつて外観上好ましくない。
そこで、上記隙間を覆うカバー体を設けること
が考えられるが、各自動車のフロアコンソール装
置における上記隙間の寸法は互いに様々であるた
め、このような隙間を所定形状のカバー体でそれ
ぞれ体裁よく、しかも、簡単な構成で覆うように
することは容易ではない。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、フロアコンソールの取り付け誤差を
吸収するために、ミツシヨンインジケータの上端
面の外縁と、開口の開口縁との間の隙間を大きく
採つた場合でも、この隙間を体裁よく、しかも簡
単な構成で覆うことができるようにすることを目
的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ミツシヨンインジケータの上端面の
外縁に形成された左右外フランジと、フロアコン
ソールに形成された開口の開口縁との間の隙間を
覆うカバー体を設け、このカバー体を上記開口に
嵌入される筒体と、この筒体の外周面と上記開口
の開口縁との間の空隙を覆うように上記筒体の上
端に形成されるフランジ体とで構成した場合に、
上記筒体の下部に左右一対の嵌合溝を設け、上記
カバー体がミツシヨンインジケータに対して前後
摺動自在となるように上記各嵌合溝を上記左右外
フランジに嵌合させた点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
フロアコンソール7の取り付け位置に前後方向
の誤差が生じた場合には、このフロアコンソール
7に形成した開口16に嵌入されている筒体20
を、上記誤差分だけミツシヨンインジケータ2に
対し前後方向に摺動させて上記誤差を吸収させ
る。
すると、上記筒体20はミツシヨンインジケー
タ2に対し摺動して相対位置が変化するが、同上
筒体20とフロアコンソール7との相対位置は、
上記筒体20の摺動により所定の寸法にできるた
め、上記隙間17は上記筒体20の上端に形成さ
れたフランジ体23によつて、体裁よく覆われる
こととなる。
しかも、上記ミツシヨンインジケータ2に対し
筒体20を前後摺動自在とさせるのは、ミツシヨ
ンインジケータ2のの上部に形成された外フラン
ジ21を利用してなされている。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、1は自動車の車室フロアで、この
車室フロア1の上方が車室となつている。また、
図中矢印Frは自動車の前方を示している。
上記車室フロア1上にはミツシヨンインジケー
タ2が設置されている。このミツシヨンインジケ
ータ2は直方体形状の箱形で、このミツシヨンイ
ンジケータ2を上下に貫通するシフトレバー3が
設けられる。このシフトレバー3は車室フロア1
側に前後回動自在に枢支されており、その上部突
出端がグリツプ4であり、下端は車室フロア1の
下方に設けられる図示しないトランスミツシヨン
に連動連結されている。また、同上ミツシヨンイ
ンジケータ2の上端面5にはミツシヨンのポジシ
ヨン表示6が取り付けられている。
上記ミツシヨンインジケータ2を上方から覆う
樹脂製のフロアコンソール7が設けられる。この
フロアコンソール7は前後方向に延び、断面がほ
ぼ倒立U字状をなして左右に体面する一対の側面
板8,8と、この両側面板8,8の上端同士を連
結する上面板9とで構成されている。そして、こ
のフロアコンソール7の前端は車室の前面に設け
られるインパネ11に連結され、かつ、図示しな
いが、その前後中途部が車室フロア1側に支持さ
れている。
上記フロアコンソール7の上面板9には凹所1
2が形成されている。この凹所12は上記上面板
9から下方に伸びる環状板13と、この環状板1
3の下端を塞ぐ底板14とで構成されている。そ
して、上記底板14には前記ミツシヨンインジケ
ータ2の上端面5に対応するように平面視矩形の
開口16が形成され、上記シフトレバー3はこの
開口16を通して上方に突出し、また、この開口
16を通して車室からポジシヨン表示6が視認で
きるようになつている。上記の場合、上記環状板
13はその孔芯が後上方に向うよう傾斜した形状
となつており、つまり、運転者が開口16を通し
てポジシヨン表示6を視認するとき、この環状板
13が邪魔にならないように形成されている。
上記ミツシヨンインジケータ2の上端面5の外
縁と、開口16の開口縁との間には隙間17を設
けられてあり、この隙間17を覆うカバー体19
が設けられる。
上記カバー体19は上記開口16に嵌入する平
面視矩形の筒体20を有し、この筒体20も前記
環状板13と同じくその孔芯が後上方に向うよう
傾斜した形状となつている。そして、この筒体2
0の嵌入端はミツシヨンインジケータ2の上部い
前後摺動自在(第1図中矢印A)、かつ、嵌脱自
在に嵌合している。即ち、上記ミツシヨンインジ
ケータ2の上部には厚肉の外フランジ21が形成
されており、上記筒体20の下部に形成された左
右一対の嵌合溝22,22が上記外フランジ21
の左右側部に前後摺動自在に嵌合している。
上記構成によれば、フロアコンソール7をイン
パネ11に連結する際、フロアコンソール7の取
り付け位置に前後方向の誤差が生じた場合には、
上記開口16に嵌入されている筒体20が上記誤
差分だけミツシヨンインジケータ2の上部を前後
方向に摺動してこの誤差を吸収し、この状態で筒
体20が上記隙間17を覆うこととなる。
なお、上記の場合、フロアコンソール7をイン
パネ11に連結した後に、開口16を通して筒体
20をミツシヨンインジケータ2の外フランジ2
1に嵌合させてもよい。
また、上記カバー体19は筒体20の上端に形
成されたフランジ体23を有しており、このフラ
ンジ体23は筒体20の外周面と、上記開口16
の開口縁との間の空隙24を上方から覆つてい
る。
更に、上記開口16の開口縁と筒体20の外周
面とは上下方向で相対摺動自在とされ、上記空隙
24はこの摺動が円滑にできるようにするために
設けてある。
上記構成によれば、フロアコンソール7をイン
パネ11に連結する際、フロアコンソール7の取
り付け位置に上下方向の誤差が生じた場合には、
上記ミツシヨンインジケータ2に嵌合させてある
筒体20の外周面を開口16の開口縁が上記誤差
分だけ上下方向に摺動してこの誤差を吸収し、こ
の状態で筒体20が上記隙間17を覆うこととな
る。
なお、上記の場合、フロアコンソール7をイン
パネ11に連結した後に、開口16を通して筒体
20をミツシヨンインジケータ2の外フランジ2
1に嵌合させてもよい。
第1図の側面視における図例では、上記空隙2
4の寸法はできるだけ小さくしてあり、開口16
内で筒体20が前後にがたつくことが防止されて
いる。このため、環状板13の内面とフランジ体
23の外周面との間の隙間26はほぼ一定寸法に
保たれる。そして、この隙間26の寸法もできる
だけ小さく抑えられており、これにより外観上の
体裁の向上が図られている。
また、上記構成において、底板14とフランジ
体23の間の隙間27は十分大きく採つてあり、
即ち、フロアコンソール7の上下方向における大
きい取り付け誤差も十分に吸収できるようにして
ある。
(考案の効果) この考案によれば、ミツシヨンインジケータの
上端面の外縁に形成された外フランジと、フロア
コンソールに形成された開口の開口縁との間の隙
間を覆うカバー体を設け、このカバー体を上記開
口に嵌入される筒体と、この筒体の外周面と上記
開口の開口縁との間の空隙を覆うように上記筒体
の上端に形成されるフランジ体とで構成した場合
に、上記筒体の下部に左右一対の嵌合溝を設け、
上記カバー体がミツシヨンインジケータに対して
前後摺動自在となるように上記各嵌合溝を上記左
右外フランジに嵌合させたため、上記フロアコン
ソールの取り付け位置に前後方向の誤差が生じた
場合には、このフロアコンソールに形成した開口
に嵌入されている筒体を、上記誤差分だけミツシ
ヨンインジケータに対し前後方向に摺動させて上
記誤差を吸収させる。
すると、上記筒体とフロアコンソールとの相対
位置は、上記筒体の摺動により所定の寸法にでき
るため、上記隙間は上記筒体の上端に形成された
フランジ体によつて、体裁よく覆われることとな
る。
しかも、上記ミツシヨンインジケータに対して
筒体を前後摺動自在とさせるのは、ミツシヨンイ
ンジケータの上部に形成された外フランジを利用
してなされており、このため、上記筒体を摺動さ
せる構成は簡単である。
よつて、上記隙間は簡単な構成によつて体裁良
く覆われる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は側面断
面図、第2図は第1図の−線矢視断面図であ
る。 1……車室フロア、2……ミツシヨンインジケ
ータ、5……上端面、7……フロアコンソール、
16……開口、17……隙間、19……カバー
体、20……筒体、21……外フランジ、23…
…フランジ体、24……空隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車室フロア上に設置されたミツシヨンインジケ
    ータを上方から覆うフロアコンソールを設け、上
    記ミツシヨンインジケータの上端面に対応させ
    て、上記フロアコンソールに開口を形成し、上記
    ミツシヨンインジケータの上端面の外縁に形成さ
    れた左右外フランジと、上記開口の開口縁との間
    の隙間を覆うカバー体を設け、このカバー体を、
    上記開口に嵌入される筒体と、この筒体の外周面
    と上記開口の開口縁との間の隙間を上方から覆う
    ように上記筒体の上端に形成されるフランジ体と
    で構成した自動車用フロアコンソール装置におい
    て、 上記筒体の下部の左右一対の嵌合溝を設け、上
    記カバー体がミツシヨンインジケータに対して前
    後摺動自在となるように上記各嵌合溝を上記左右
    外フランジに嵌合させた自動車用フロアコンソー
    ル装置。
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JPH01175924U JPH01175924U (ja) 1989-12-14
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JP2005239081A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Toyoda Gosei Co Ltd シフト装置のケースの支持構造
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JPS6233929B2 (ja) * 1978-04-27 1987-07-23 Mueller Hans Karl

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6233929U (ja) * 1985-08-16 1987-02-28
JPS6292931U (ja) * 1985-12-02 1987-06-13

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