JP4080855B2 - メーター取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、メーター取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両には、車室内の前部に各種の計器類を備えたメーターが取付けられている。
【0003】
このようなメーターは、インストルメントパネルの内部に埋め込まれるようにして設置されることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
これに対し、近年、インストルメントパネルの上部にメーターの少なくとも一部を露出させて取付けることが検討されている。
【0005】
なお、メーターは、通常、その上下部をインストルメントパネルにボルトで正面側から固定されている。
【特許文献1】
特開平7−257230号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インストルメントパネルの上部にメーターの少なくとも一部を露出させて取付けるようにした場合、メーターの上部に正面側からアクセスする取付点を確保できないため、メーターの取付けが困難になるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、上部に正面側からアクセスする取付点を確保できない場合であってもメーターを取付けることができるメータ取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、インストルメントパネルに対して、その正面が車両前後方向の略後方へ向き、その下部の一部がインストルメントパネルに凹設形成されたメーター取付座に着座され、その上側面の残りの部分がインストルメントパネルの上面から上方へむきだし状態で露出するようにメーター本体が設置されるメーターの取付構造であって、メーター本体正面の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバーをメーター本体とは別体に形成し、前記メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置するインストルメントパネルへの取付部を覆い得るよう構成したメーター取付構造を特徴としている。
【0009】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、メーター本体正面の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバーをメーター本体とは別体に形成し、メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置するインストルメントパネルへの取付部を覆うようにすることにより、インストルメントパネルの上面にメーター本体を上方へむきだし状態で露出させる場合であっても、インストルメントパネルの上面に取付部が出ないようにすることができる。
【0010】
また、請求項1に記載された発明では、メーター本体の下部に正面側からアクセスして車両前後方向に締結固定可能なインストルメントパネルとの取付部が設けられ、メーター上側面カバーで覆われる前記取付部は、略上方からアクセスして上下方向に締結固定可能に構成されている請求項1記載のメーター取付構造を特徴としている。
【0011】
上記構成によれば、メーター上側面カバーで覆われる取付部を略上方からアクセスして上下方向に締結固定させることにより、正面側からアクセスできない場合であっても、メーター本体を取付けることができる。
【0012】
請求項2に記載された発明では、メーター本体正面の外形形状は、メーター表示部の外形形状に略対応した形状とされている請求項1記載のメーター取付構造を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、メーター本体正面の外形形状をメーター表示部の外形形状に略対応した形状とすることにより、メーター本体の意匠をすっきりした形状に整えることができると共に、メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置する取付部を支障なく隠すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
図1〜図8は、この発明の実施の形態を示すものである。
【0015】
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内の前部に各種の計器類を備えたメーター1が取付けられる。
【0016】
この実施の形態では、図1に示すように、メーター1は、メーター本体2の正面3が車両前後方向4の略後方へ向くようにインストルメントパネル5に配設される。そして、メーター本体2は、インストルメントパネル5に対して、その上側面6の少なくとも一部がインストルメントパネル5の上面から上方へ露出するように設置される。
【0017】
そのために、図2に示すように、インストルメントパネル5にメーター取付座7を凹設形成し、このメーター取付座7にメーター本体2下部の一部(背面8側の部分)を着座して、メーター本体2をインストルメントパネル5にボルト11,12で固定するようにする。そして、メーター本体2の上側面の残りの部分がインストルメントパネル5の上面から上方へむきだし状態で露出されるようにする。
【0018】
この実施の形態のものでは、図3に示すように、メーター本体2の正面3の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバー15〜17をメーター本体2とは別体に形成する。そして、メーター上側面カバー15〜17でメーター本体2の上部後方に位置するインストルメントパネル5への取付部18を覆い得るよう構成する。
【0019】
そして、図4〜図6に示すように、メーター本体2の下部に正面3側からアクセスして車両前後方向4に締結固定可能なインストルメントパネル5との取付部19を設ける。また、メーター上側面カバー15〜17で覆われる取付部18は、略上方からアクセスして上下方向に締結固定可能に構成する。なお、メーター本体2の下部の取付部19は、ゴム製の覆い20によって隠されるように構成されている。
【0020】
メーター本体2の正面3の外形形状は、メーター表示部の外形形状に略対応した形状とする。この実施の形態では、メーター表示部は円形を3つ略横に並べた3連形状を呈している。これに対応して、メーター本体2の正面3の外形形状も3連形状を呈している。
【0021】
更に、図7、図8に示すように、メーター上側面カバー15〜17は、メーター本体2が3連形状を呈していることに対応して、3連の略半円弧形状とされており、且つ、略各円弧ごとに3分割されている。メーター上側面カバー15〜17は、それぞれメーター本体2に対して係止可能な係止部25を有している。係止部25は、メーター本体2から突設された略車両前後方向4へ延びるピン26(図5参照)に圧入可能な孔形状をしている。また、メーター上側面カバー15は、メーター本体2に対して係止可能な係止爪27を有している(図4参照)。そして、メーター上側面カバー15〜17は、それぞれメーター取付座7に形成した取付孔28に係止可能な爪部29を有している(図4、図5参照)。係止部25および係止爪27と爪部29とは、車両前後方向4の略反対側に形成されている。また、メーター上側面カバー15は、メーター上側面カバー16,17の側面に対して係止可能な爪部30を有している。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0022】
図2に示すように、インストルメントパネル5に凹設形成されたメーター取付座7にメーター本体2下部の一部(背面8側の部分)を着座して、メーター本体2をインストルメントパネル5にボルト11,12で固定する。
【0023】
この際、メーター本体2下部の取付部19は正面3側からアクセスする。メーター本体2の下部の取付部19は、ゴム製の覆い20をめくってアクセスする。そして、車両前後方向4に締結固定する。また、メーター本体2上部の取付部18は、略上方からアクセスする。そして、上下方向に締結固定する。
【0024】
そして、図3に示すように、メーター本体2の正面3の外形線から上方にはみ出ない形状に別途形成されたメーター上側面カバー15〜17をメーター本体2に取付けて、メーター上側面カバー15〜17でメーター本体2の上部後方に位置するインストルメントパネル5への取付部18を覆う。
【0025】
この際、両サイドのメーター上側面カバー16,17を取付けた後に中央のメーター上側面カバー15を取付けるようにする。両サイドのメーター上側面カバー16,17は、係止部25をメーター本体2から突設されたピン26に圧入した後に、爪部29をメーター取付座7の取付孔28に係止するようにして取付ける。そして、中央のメーター上側面カバー15は、係止爪27をメーター本体2に対して係止させ且つ係止部25をメーター本体2から突設されたピン26に圧入した後に、爪部29をメーター取付座7の取付孔28に係止し、且つ、爪部30をメーター上側面カバー16,17の側面に対して係止するようにして取付ける。
以上により、インストルメントパネル5に対して、その上側面6の少なくとも一部がインストルメントパネル5の上面から上方へ露出するようにメーター本体2が設置される。
【0026】
この実施の形態によれば、メーター本体2の正面3の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバー15〜17をメーター本体2とは別体に形成し、メーター上側面カバー15〜17でメーター本体2の上部後方に位置するインストルメントパネル5への取付部18を覆うようにすることにより、インストルメントパネル5の上面にメーター本体2を上方へむきだし状態で露出させる場合であっても、インストルメントパネル5の上面に取付部18が出ないようにすることができる。
【0027】
また、メーター上側面カバー15〜17で覆われる取付部18を略上方からアクセスして車両前後方向4に締結固定させることにより、正面3側からアクセスできない場合であっても、メーター本体2を取付けることができる。
【0028】
更に、メーター本体2の正面3の外形形状をメーター表示部の外形形状に略対応した形状とすることにより、メーター本体2の意匠をすっきりした形状に整えることができると共に、メーター上側面カバー15〜17でメーター本体2の上部後方に位置する取付部18を支障なく隠すことができる。
【0029】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、メーター本体正面の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバーをメーター本体とは別体に形成し、メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置するインストルメントパネルへの取付部を覆うようにすることにより、インストルメントパネルの上面にメーター本体を上方へむきだし状態で露出させる場合であっても、インストルメントパネルの上面に取付部が出ないようにすることができる。
【0031】
また、メーター上側面カバーで覆われる取付部を略上方からアクセス「して上下方向に締結固定」させることにより、正面側からアクセスできない場合であっても、メーター本体を取付けることができる。
【0032】
請求項2の発明によれば、メーター本体正面の外形形状をメーター表示部の外形形状に略対応した形状とすることにより、メーター本体の意匠をすっきりした形状に整えることができると共に、メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置する取付部を支障なく隠すことができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体斜視図である。
【図2】図1のメーター取付状態を示す分解斜視図である。
【図3】図1のメーター上側面カバー取付状態を示す分解斜視図である。
【図4】図1のメーター部分の一部異なる部分で破断した側方断面図である。
【図5】メーター取付部分を斜め上方から見た斜視図である。
【図6】メーター取付部分を下方から見た斜視図である。
【図7】メーター上側面カバーの縦断面図である。
【図8】メーター上側面カバーを下側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 メーター
2 メーター本体
3 正面
5 インストルメントパネル
6 上側面
15 メーター上側面カバー
16 メーター上側面カバー
17 メーター上側面カバー
18 取付部
19 取付部
Claims (2)
- インストルメントパネルに対して、その正面が車両前後方向の略後方へ向き、その下部の一部がインストルメントパネルに凹設形成されたメーター取付座に着座され、その上側面の残りの部分がインストルメントパネルの上面から上方へむきだし状態で露出するようにメーター本体が設置されるメーターの取付構造であって、
メーター本体正面の外形線から上方にはみ出ない形状のメーター上側面カバーをメーター本体とは別体に形成し、
前記メーター上側面カバーでメーター本体の上部後方に位置するインストルメントパネルへの取付部を覆い得るよう構成し、
メーター本体の下部に正面側からアクセスして車両前後方向に締結固定可能なインストルメントパネルとの取付部が設けられ、
メーター上側面カバーで覆われる前記取付部は、略上方からアクセスして上下方向に締結固定可能に構成されていることを特徴とするメーター取付構造。 - メーター本体正面の外形形状は、メーター表示部の外形形状に略対応した形状とされていることを特徴とする請求項1記載のメーター取付構造。
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