JPH09132056A - インストルメントパネル - Google Patents

インストルメントパネル

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Publication number
JPH09132056A
JPH09132056A JP7289502A JP28950295A JPH09132056A JP H09132056 A JPH09132056 A JP H09132056A JP 7289502 A JP7289502 A JP 7289502A JP 28950295 A JP28950295 A JP 28950295A JP H09132056 A JPH09132056 A JP H09132056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
ribs
garnish
main body
reinforcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7289502A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Masahiko Unno
雅彦 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7289502A priority Critical patent/JPH09132056A/ja
Publication of JPH09132056A publication Critical patent/JPH09132056A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガーニッシュに割れ等が発生する
のを防ぎ、単純形状で薄肉、軽量なリンフォースメント
を用いたり、あるいはリンフォースメントを廃止したり
してコスト、重量等を軽減できる上、リブ設置部分の剛
性を高めることが可能なインストルメントパネルを提供
することにある。 【解決手段】 本発明では、インストルメントパネル本
体2の表面側にガーニッシュ3を取付けて成るインスト
ルメントパネル1において、インストルメントパネル本
体2の表面に複数のリブ7,8を密に立設し、リブ7,
8をインストルメントパネル本体2の表面とガーニッシ
ュ3の裏面との間に配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車などの
インストルメントパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】四輪自動車の車室内側の車体前部には、
図4に示すようなインストルメントパネル51が組付け
られている。このインストルメントパネル51は、所定
形状に形成されたインストルメントパネル本体52を備
えており、該インストルメントパネル本体52の表面側
にはガーニッシュ(メータクラスタパネル)53が取付
けられている。また、ガーニッシュ53の裏面側に位置
するインストルメントパネル本体52の表面には、強固
な板金の補強部材であるリンフォースメント54がスク
リュ55を用いて取付けられている。しかして、インス
トルメントパネル51に大きな打撃力が加わった時、ガ
ーニッシュ53をリンフォースメント54が支えること
によって当該ガーニッシュ53に割れ等が発生しないよ
うに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインストルメントパネル51では、ガーニッシ
ュ53の割れ対策のためのリンフォースメント54が形
状的にも材質的にも強度が要求されているので、例えば
断面波形の複雑な形状に形成したり、板厚を厚くしたり
する必要があり、これによってコスト高を招いたり、あ
るいは重量が嵩むという不具合を有していた。しかも、
インストルメントパネル51に大きな衝撃力が加わった
時に、たとえリンフォースメント54を取付けていて
も、ガーニッシュ53の表面に割れ等を発生する場合が
あった。また、リンフォースメント54そのものが存在
することで、当該リンフォースメント54とこれを締付
けるスクリュ55等が必要になり、これに伴い部品点数
および重量が増し、コストと組付工数が掛かっていた。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ガーニッシュに割れ等が発
生するのを防ぎ、単純形状で薄肉、軽量なリンフォース
メントを用いたり、あるいはリンフォースメントを廃止
したりしてコスト、重量等を軽減できる上、リブ設置部
分の剛性を高めることが可能なインストルメントパネル
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、インストルメ
ントパネル本体の表面側にガーニッシュを取付けて成る
インストルメントパネルにおいて、上記インストルメン
トパネル本体の表面に複数のリブを密に立設し、該リブ
を上記インストルメントパネル本体の表面と上記ガーニ
ッシュの裏面との間に配置している。
【0006】本発明に係るインストルメントパネルで
は、インストルメントパネル本体の表面に複数のリブを
密に立設し、該リブをインストルメントパネル本体の表
面とガーニッシュの裏面との間に配置しているため、当
該インストルメントパネルに大きな打撃力が加わった
時、密な配置で立てたリブがリンフォースメント又はガ
ーニッシュを裏面側から支えることになり、リブによっ
て衝撃力を吸収することが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1および図2は本発明に係るインストル
メントパネルの実施の形態を示している。図において、
1は四輪自動車の車室内側の車体前部に組付けられるイ
ンストルメントパネルであり、このインストルメントパ
ネル1は全体的に車室内側へ向かって湾曲している形状
に形成されたインストルメントパネル本体2を備えてい
る。そして、運転席側前方に位置するインストルメント
パネル本体2の表面側には、スピードメータ等の計器類
を収納するガーニッシュ(メータクラスタパネル)3が
取付けられている。
【0009】上記インストルメントパネル本体2の表面
には、スクリュ4を螺入させる複数個のボス5が設けら
れており、これらボス5にスクリュ4をそれぞれ締付け
ることによってリンフォースメント6が取付けられるよ
うになっている。また、インストルメントパネル本体2
の表面には、衝撃力を吸収して表面側に位置するガーニ
ッシュ3の割れ等の発生を防ぐ複数の樹脂製リブ7,8
が密に一体的に立設されており、当該リブ7,8はイン
ストルメントパネル本体2側からリンフォースメント6
の裏面を支持するような構造に形成されている。
【0010】このため、上記リブ7,8は、リンフォー
スメント6の取付箇所と対応する位置で縦横(格子状)
にそれぞれ配設されている。また、これらリブ7,8
は、リンフォースメント6を介在させた状態で、インス
トルメントパネル本体2の表面とガーニッシュ3の裏面
との間に配置されるように設定されている。
【0011】本実施の形態においては、図2に示すよう
に、リブ7,8がリンフォースメント6を裏から支える
ような構造になっているため、インストルメントパネル
1に大きな打撃力が加わった時に、リンフォースメント
6だけでは耐えられない場合でもリブ7,8が衝撃力を
吸収することになり、これによってガーニッシュ3に割
れ等が発生するのを防止できる。また、インストルメン
トパネル1のリブ7,8が衝撃力を吸収するため、補強
部材であるリンフォースメント6として単純な形状で、
薄肉、軽量なものを用いることができる。
【0012】さらに、本実施の形態のリブ7,8は、イ
ンストルメントパネル本体2の表面に密に配設されてい
るため、インストルメントパネル1のその部分の剛性を
上げるのに役立つ。しかも、このようなリブ7,8は、
リンフォースメント6の位置決めに使用することが可能
であるため、組付作業性の向上を図ることができる。
【0013】図3は本発明に係るインストルメントパネ
ルの他の実施の形態を示している。本実施の形態のイン
ストルメントパネル11では、上記実施の形態のリンフ
ォースメント6が廃止されており、インストルメントパ
ネル本体12の表面にはリブ7,8のみが立設され、ス
クリュを螺入するボスは設けられていない。したがっ
て、ガーニッシュ3は、リブ7,8によって裏面側が直
接支持され、インストルメントパネル1に加わった衝撃
力を吸収する構造となっている。その他の構成は上記実
施の形態と同様である。
【0014】本実施の形態においては、リンフォースメ
ントとこれに付随するスクリュおよびボスを廃止してい
るため、構造が簡単となって、部品点数を削減できると
ともに、重量軽減を図ることができる。
【0015】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0016】例えば、既述の実施の形態におけるリブ
7,8は、抜き方向から見て格子状に立設したが、これ
らリブ7,8の立て方は抜き方向から見た時、円形状で
あっても、六角形の連続であっても、あるいは異形であ
っても構わない。また、密に配設した樹脂製のリブ7,
8は、インストルメントパネル本体2とは別体で、それ
をインストルメントパネル本体2に締付けても良い。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るインストルメ
ントパネルは、インストルメントパネル本体の表面側に
ガーニッシュを取付けて成るものであって、上記インス
トルメントパネル本体の表面に複数のリブを密に立設
し、該リブを上記インストルメントパネル本体の表面と
上記ガーニッシュの裏面との間に配置しているので、当
該インストルメントパネルに大きな打撃力が加わった場
合でも、インストルメントパネル本体の表面側のガーニ
ッシュに割れ等が発生するのを確実に防ぐことができ
る。
【0018】また、本発明のインストルメントパネルで
は、リブの存在によってその部分の剛性が増し、しかも
リンフォースメントを単純形状で薄肉、軽量なものとし
ても良くなるから、コスト低減と重量軽減を図ることが
できる。さらに、本発明のインストルメントパネルにお
いては、リブの存在によってリンフォースメントを廃止
することが可能になるので、部品点数と組付工数の削減
によって一層コスト低減および重量軽減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインストルメントパ
ネルを組付ける前の状態を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態のインストルメントパネルを組付
けた状態を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係るインストルメン
トパネルを示す断面図である。
【図4】従来のインストルメントパネルを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1,11 インストルメントパネル 2,12 インストルメントパネル本体 3 ガーニッシュ 4 スクリュ 5 ボス 6 リンフォースメント 7,8 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル本体の表面側に
    ガーニッシュを取付けて成るインストルメントパネルに
    おいて、上記インストルメントパネル本体の表面に複数
    のリブを密に立設し、該リブを上記インストルメントパ
    ネル本体の表面と上記ガーニッシュの裏面との間に配置
    したことを特徴とするインストルメントパネル。
JP7289502A 1995-11-08 1995-11-08 インストルメントパネル Pending JPH09132056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7289502A JPH09132056A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 インストルメントパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7289502A JPH09132056A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 インストルメントパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09132056A true JPH09132056A (ja) 1997-05-20

Family

ID=17744108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7289502A Pending JPH09132056A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 インストルメントパネル

Country Status (1)

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JP (1) JPH09132056A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104969A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両のインストルメントパネルの衝撃吸収構造
JP2016101853A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 スズキ株式会社 インストルメントパネル
JP2018090090A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 スズキ株式会社 車両用インストルメントパネル構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104969A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両のインストルメントパネルの衝撃吸収構造
JP2016101853A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 スズキ株式会社 インストルメントパネル
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