JP3196402B2 - オーディオ装置の組付構造 - Google Patents
オーディオ装置の組付構造Info
- Publication number
- JP3196402B2 JP3196402B2 JP05208093A JP5208093A JP3196402B2 JP 3196402 B2 JP3196402 B2 JP 3196402B2 JP 05208093 A JP05208093 A JP 05208093A JP 5208093 A JP5208093 A JP 5208093A JP 3196402 B2 JP3196402 B2 JP 3196402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- audio device
- audio
- steering member
- instrument panel
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ装置をイン
ストルメントパネルを介して取付けるオーディオ装置の
組付構造に関する。
ストルメントパネルを介して取付けるオーディオ装置の
組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に、従来のオーディオ装置
の組付構造を示す(昭和63年5月、日産自動車株式会
社発行、サービス週報第599号、S13型系車の紹介
参照)。
の組付構造を示す(昭和63年5月、日産自動車株式会
社発行、サービス週報第599号、S13型系車の紹介
参照)。
【0003】図3に示すように、車室内前方には、イン
ストルメントパネル101が配設されている。インスト
ルメントパネル101の車幅方向中央部分は、上方に設
けられたインストルメントパネル主材103と、下方に
設けられたクラスターリッド105とから構成され、ク
ラスターリッド105には、上方から下方に向かって、
車室内空調用のセンターベント吹出部107、空調用の
スイッチ類109、引出し式のアシュトレイ111、オ
ーディオ装置113等が配設されている。
ストルメントパネル101が配設されている。インスト
ルメントパネル101の車幅方向中央部分は、上方に設
けられたインストルメントパネル主材103と、下方に
設けられたクラスターリッド105とから構成され、ク
ラスターリッド105には、上方から下方に向かって、
車室内空調用のセンターベント吹出部107、空調用の
スイッチ類109、引出し式のアシュトレイ111、オ
ーディオ装置113等が配設されている。
【0004】クラスターリッド105の最下方は車体後
方側に延設され、この延設部分105aの車体後方に
は、コンソールボックス114が設けられている。コン
ソールボックス114には、シフトレバー115を備え
たシフト操作部117が配設されている。
方側に延設され、この延設部分105aの車体後方に
は、コンソールボックス114が設けられている。コン
ソールボックス114には、シフトレバー115を備え
たシフト操作部117が配設されている。
【0005】図4に示すように、インストルメントパネ
ル101の車体前方の内部には、ステアリングメンバ1
19が車幅方向に沿って車体側に架設されている。ステ
アリングメンバ119の車幅方向中間部は、車幅方向の
略中心を挟んで左右対称となる2カ所で、フロントフロ
ア121から立設された2本のインストステイ123に
よって補強支持されている。図3に示すように、各イン
ストステイ123の一端側123aは、フロントフロア
121のトンネル部121aに固定された取付部125
にビス止め等により連結固定され、他端側123bは、
ステアリングメンバ119の外周に溶接等により連結固
定されている。両インストステイ123には、それぞれ
支持ブラケット127がビス止め等により固定されてい
る。
ル101の車体前方の内部には、ステアリングメンバ1
19が車幅方向に沿って車体側に架設されている。ステ
アリングメンバ119の車幅方向中間部は、車幅方向の
略中心を挟んで左右対称となる2カ所で、フロントフロ
ア121から立設された2本のインストステイ123に
よって補強支持されている。図3に示すように、各イン
ストステイ123の一端側123aは、フロントフロア
121のトンネル部121aに固定された取付部125
にビス止め等により連結固定され、他端側123bは、
ステアリングメンバ119の外周に溶接等により連結固
定されている。両インストステイ123には、それぞれ
支持ブラケット127がビス止め等により固定されてい
る。
【0006】オーディオ装置113には、断面略コ字状
に形成されたオーディオブラケット129が取付けられ
ている。図4に示すように、オーディオブラケット12
9の車幅方向両端からは、2つの側方固定部131が突
設され、また下端からは下方固定部133が突設されて
いる。前記2つの側方固定部131は、オーディオ装置
113の高さ方向略中央に位置し、前記2つの支持ブラ
ケット127の他端側に、それぞれクラスターリッド1
05と共に取付けられる。一方、前記下方固定部133
は、図3に示すように、シフト操作部117内部の基板
135の端部135aに取付けられ、これにより、オー
ディオ装置113は、オーディオ操作部113aがクラ
スターリッド105の開口137から車室内側に露出し
た状態で固定支持される。
に形成されたオーディオブラケット129が取付けられ
ている。図4に示すように、オーディオブラケット12
9の車幅方向両端からは、2つの側方固定部131が突
設され、また下端からは下方固定部133が突設されて
いる。前記2つの側方固定部131は、オーディオ装置
113の高さ方向略中央に位置し、前記2つの支持ブラ
ケット127の他端側に、それぞれクラスターリッド1
05と共に取付けられる。一方、前記下方固定部133
は、図3に示すように、シフト操作部117内部の基板
135の端部135aに取付けられ、これにより、オー
ディオ装置113は、オーディオ操作部113aがクラ
スターリッド105の開口137から車室内側に露出し
た状態で固定支持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなオーディオ装置の組付構造では、ステアリングメン
バとフロントフロアとの相対的な位置関係によって、ス
テアリングメンバに対する支持ブラケットの位置が決定
される。このステアリングメンバとフロントフロアとの
位置関係は、車両間でばらつくため、支持ブラケットの
位置が車両間で相違してしまうおそれがある。このた
め、インストルメントパネルに対するオーディオ装置の
組付け位置がずれて、オーディオ操作部がクラスターリ
ッドの開口と合致しない可能性があった。
うなオーディオ装置の組付構造では、ステアリングメン
バとフロントフロアとの相対的な位置関係によって、ス
テアリングメンバに対する支持ブラケットの位置が決定
される。このステアリングメンバとフロントフロアとの
位置関係は、車両間でばらつくため、支持ブラケットの
位置が車両間で相違してしまうおそれがある。このた
め、インストルメントパネルに対するオーディオ装置の
組付け位置がずれて、オーディオ操作部がクラスターリ
ッドの開口と合致しない可能性があった。
【0008】また、ステアリングメンバに対するフロン
トフロアの位置のずれが大きいと、インストステイの一
端側を連結部にボルト止めする際の作業が困難となり、
取付作業性が低下してしまう。
トフロアの位置のずれが大きいと、インストステイの一
端側を連結部にボルト止めする際の作業が困難となり、
取付作業性が低下してしまう。
【0009】さらに、オーディオブラケットの側方固定
部がオーディオ装置の高さ方向略中央に位置し、かつオ
ーディオ装置の下端がフロントフロアに近接しているの
で、オーディオ装置に車体前方へ衝撃力が付与されたと
きに、オーディオ装置が前方に容易に移動せず、衝撃力
を充分に吸収できないおそれがあった。
部がオーディオ装置の高さ方向略中央に位置し、かつオ
ーディオ装置の下端がフロントフロアに近接しているの
で、オーディオ装置に車体前方へ衝撃力が付与されたと
きに、オーディオ装置が前方に容易に移動せず、衝撃力
を充分に吸収できないおそれがあった。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、車
両間のバラツキの影響を受けることなく、オーディオ装
置を所定の位置に容易かつ確実に取付けることができ、
インストステイを無理なく取付けることができ、さら
に、オーディオ装置に車体前方への衝撃力が付与された
場合に、衝撃力を充分吸収できるオーディオ装置の組付
構造を提供することにある。
るためになされたもので、その目的とするところは、車
両間のバラツキの影響を受けることなく、オーディオ装
置を所定の位置に容易かつ確実に取付けることができ、
インストステイを無理なく取付けることができ、さら
に、オーディオ装置に車体前方への衝撃力が付与された
場合に、衝撃力を充分吸収できるオーディオ装置の組付
構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、他部所への取付座を有する
オーディオブラケットにオーディオ装置を取付け、イン
ストルメントパネルの内部に配置され車体側に架設され
たステアリングメンバの中間部を、車体側の取付部に連
結ステイを介して連結し、前記ステアリングメンバ側に
支持ブラケットを固定し、前記インストルメントパネル
の開口から前記オーディオ装置の操作部を露出させて、
前記オーディオブラケットの取付座をインストルメント
パネルと共に前記支持ブラケットに共締めし、前記連結
ステイは、ステアリングメンバと車体側の取付部との間
の位置ずれを許容する調整部を有する構成としてある。
め、請求項1記載の発明は、他部所への取付座を有する
オーディオブラケットにオーディオ装置を取付け、イン
ストルメントパネルの内部に配置され車体側に架設され
たステアリングメンバの中間部を、車体側の取付部に連
結ステイを介して連結し、前記ステアリングメンバ側に
支持ブラケットを固定し、前記インストルメントパネル
の開口から前記オーディオ装置の操作部を露出させて、
前記オーディオブラケットの取付座をインストルメント
パネルと共に前記支持ブラケットに共締めし、前記連結
ステイは、ステアリングメンバと車体側の取付部との間
の位置ずれを許容する調整部を有する構成としてある。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のオ
ーディオ装置の組付構造であって、前記支持ブラケット
を、前記ステアリングメンバに直接固定し、前記オーデ
ィオブラケットの取付座を、前記オーディオ装置の上部
対応位置に設け、前記インストルメントパネルに組付け
たオーディオ装置の下方に、アッシュトレイを配し、前
記アッシュトレイの上面が車体前方へ向かって下がり傾
斜してなる構成としてある。
ーディオ装置の組付構造であって、前記支持ブラケット
を、前記ステアリングメンバに直接固定し、前記オーデ
ィオブラケットの取付座を、前記オーディオ装置の上部
対応位置に設け、前記インストルメントパネルに組付け
たオーディオ装置の下方に、アッシュトレイを配し、前
記アッシュトレイの上面が車体前方へ向かって下がり傾
斜してなる構成としてある。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記オーディオ
ブラケットの取付座をインストルメントパネルと共に前
記支持ブラケットに共締めし、支持ブラケットをステア
リングメンバ側に固定したので、オディオ装置の取付位
置を一定位置とすることができ、オーディオ装置の操作
部をインストルメントパネルの開口に確実に合致させる
ことができる。
ブラケットの取付座をインストルメントパネルと共に前
記支持ブラケットに共締めし、支持ブラケットをステア
リングメンバ側に固定したので、オディオ装置の取付位
置を一定位置とすることができ、オーディオ装置の操作
部をインストルメントパネルの開口に確実に合致させる
ことができる。
【0014】また、連結ステイは、ステアリングメンバ
と車体側の取付部との間の位置ずれを許容するので、車
両間のばらつきに関係なく、連結ステイの取付け作業を
容易に行うことができる。
と車体側の取付部との間の位置ずれを許容するので、車
両間のばらつきに関係なく、連結ステイの取付け作業を
容易に行うことができる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、オーディオ
装置の下方のスペースを有効に活用すると共にオーディ
オ装置に車体前方へ衝撃力が付与された場合でも、オー
ディオ装置の下側に配されるアッシュトレイの上面が車
体前方に向かって下がり傾斜されているので、オーディ
オ装置が取付座を中心に容易に回転することが可能とな
り、衝撃力を吸収できるものである。
装置の下方のスペースを有効に活用すると共にオーディ
オ装置に車体前方へ衝撃力が付与された場合でも、オー
ディオ装置の下側に配されるアッシュトレイの上面が車
体前方に向かって下がり傾斜されているので、オーディ
オ装置が取付座を中心に容易に回転することが可能とな
り、衝撃力を吸収できるものである。
【0016】また、支持ブラケットをステアリングメン
バに直接固定したので、インストルメントパネルに対す
るオーディオ装置の取付位置をより確実に一定位置とす
ることができる。
バに直接固定したので、インストルメントパネルに対す
るオーディオ装置の取付位置をより確実に一定位置とす
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0018】図1は、本発明によるオーディオ装置の組
付構造の一実施例の全体構成図、図2は、図1のA方向
からの矢視図である。
付構造の一実施例の全体構成図、図2は、図1のA方向
からの矢視図である。
【0019】図1に示すように、車室内前方には、イン
ストルメントパネル1が配設されている。インストルメ
ントパネル1の車幅方向中央部分は、上方に設けられた
インストルメントパネル主材3と、下方に設けられたク
ラスターリッド5とから構成され、クラスターリッド5
には、上方から下方に向かって、車室内空調用のセンタ
ーベント吹出部7、空調用のスイッチ類9、オーディオ
装置11、及び物入れとしてのアシュトレイ13等が配
設されている。クラスターリッド5のオーディオ装置1
1配設位置には開口15が形成され、開口15から車室
内側に操作部としてのオーディオ操作部11aが露出す
る。
ストルメントパネル1が配設されている。インストルメ
ントパネル1の車幅方向中央部分は、上方に設けられた
インストルメントパネル主材3と、下方に設けられたク
ラスターリッド5とから構成され、クラスターリッド5
には、上方から下方に向かって、車室内空調用のセンタ
ーベント吹出部7、空調用のスイッチ類9、オーディオ
装置11、及び物入れとしてのアシュトレイ13等が配
設されている。クラスターリッド5のオーディオ装置1
1配設位置には開口15が形成され、開口15から車室
内側に操作部としてのオーディオ操作部11aが露出す
る。
【0020】クラスターリッド5の最下方は車体後方側
に延設され、この延設部分5aの車体後方には、コンソ
ールボックス16が設けられている。コンソールボック
ス16内には、シフトレバー17を備えたシフト操作部
19が配設され、シフトレバー17は、基板21を貫通
して、図示外のトランスミッションに接続されている。
に延設され、この延設部分5aの車体後方には、コンソ
ールボックス16が設けられている。コンソールボック
ス16内には、シフトレバー17を備えたシフト操作部
19が配設され、シフトレバー17は、基板21を貫通
して、図示外のトランスミッションに接続されている。
【0021】インストルメントパネル1の車体前方の内
部には、ステアリングメンバ23が車幅方向に沿って車
体側に架設されている。ステアリングメンバ23の両端
は、図示しない左右のフロントピラーに固定されてい
る。
部には、ステアリングメンバ23が車幅方向に沿って車
体側に架設されている。ステアリングメンバ23の両端
は、図示しない左右のフロントピラーに固定されてい
る。
【0022】図2に示すように、ステアリングメンバ2
3の車幅方向中間部は、車幅方向の略中心を挟んで左右
対称となる2カ所で、車体側のフロントフロア25から
立設された連結ステイとしての2本のインストステイ2
7によって補強支持されている。
3の車幅方向中間部は、車幅方向の略中心を挟んで左右
対称となる2カ所で、車体側のフロントフロア25から
立設された連結ステイとしての2本のインストステイ2
7によって補強支持されている。
【0023】図1に示すように、各インストステイ27
の一端側27aは、フロントフロア25のトンネル部2
5aに固定された取付部29に、ボルト30を介して連
結固定されている。取付部29に連結されるインストス
テイ27の取付孔31は、上下方向に長い長穴形状に形
成されている。すなわち、取付孔31とボルト30が、
インストステイ27のステアリングメンバ23と取付部
29との距離を任意に調節可能とする調整部を構成して
いる。一方、インストステイ27の他端側27bは、ス
テアリングメンバ23に溶接等により固定された上方連
結部33に、ビス止めにより固定されている。
の一端側27aは、フロントフロア25のトンネル部2
5aに固定された取付部29に、ボルト30を介して連
結固定されている。取付部29に連結されるインストス
テイ27の取付孔31は、上下方向に長い長穴形状に形
成されている。すなわち、取付孔31とボルト30が、
インストステイ27のステアリングメンバ23と取付部
29との距離を任意に調節可能とする調整部を構成して
いる。一方、インストステイ27の他端側27bは、ス
テアリングメンバ23に溶接等により固定された上方連
結部33に、ビス止めにより固定されている。
【0024】図2に示すように、ステアリングメンバ2
3の上部連結部33の内側2カ所には、支持ブラケット
35の一端側が、ステアリングメンバ23の外周を挟持
するように取付けられている。
3の上部連結部33の内側2カ所には、支持ブラケット
35の一端側が、ステアリングメンバ23の外周を挟持
するように取付けられている。
【0025】オーディオ装置11には、断面略コ字状に
形成されたオーディオブラケット37が取付けられてい
る。オーディオブラケット37の上方には取付座として
の上方固定部39が突設され、下方には下方固定部41
が突設されている。前記上方固定部39は、オーディオ
装置11の上部に位置し、前記支持ブラケット35の他
端側に、図1に示すクラスターリッド5の接続部5aと
共に、2カ所でビス止めによって取付けられる。図2に
示すように、前記下方固定部41は、シフト操作部19
の基板21の延設部21aに、2カ所でネジ止めされ
る。これにより、オーディオ装置11は、クラスターリ
ッド5の開口15からオーディオ操作部11aが露出し
た状態で固定支持される。
形成されたオーディオブラケット37が取付けられてい
る。オーディオブラケット37の上方には取付座として
の上方固定部39が突設され、下方には下方固定部41
が突設されている。前記上方固定部39は、オーディオ
装置11の上部に位置し、前記支持ブラケット35の他
端側に、図1に示すクラスターリッド5の接続部5aと
共に、2カ所でビス止めによって取付けられる。図2に
示すように、前記下方固定部41は、シフト操作部19
の基板21の延設部21aに、2カ所でネジ止めされ
る。これにより、オーディオ装置11は、クラスターリ
ッド5の開口15からオーディオ操作部11aが露出し
た状態で固定支持される。
【0026】図1に示すように、アシュトレイ13は、
オーディオ装置11の下方で、シフト操作部19の基板
21の延設部21aよりも車室内側に配設されている。
基板21の延設部21aよりも車体前方側には、オーデ
ィオ装置11が前記上方固定部39を中心に回転した際
に、オーディオ装置11の移動を許容するような空間部
43が設けられている。
オーディオ装置11の下方で、シフト操作部19の基板
21の延設部21aよりも車室内側に配設されている。
基板21の延設部21aよりも車体前方側には、オーデ
ィオ装置11が前記上方固定部39を中心に回転した際
に、オーディオ装置11の移動を許容するような空間部
43が設けられている。
【0027】このようなオーディオ装置の組付構造によ
れば、インストステイ27は、ステアリングメンバ23
と取付部29との間を任意の距離に調節可能としたの
で、ステアリングメンバ23と取付部29との位置ずれ
を許容する。このため、フロントフロア25とステアリ
ングメンバ23との距離が車両間でばらついていても、
インストステイ27の取付け作業を容易に行うことがで
きる。
れば、インストステイ27は、ステアリングメンバ23
と取付部29との間を任意の距離に調節可能としたの
で、ステアリングメンバ23と取付部29との位置ずれ
を許容する。このため、フロントフロア25とステアリ
ングメンバ23との距離が車両間でばらついていても、
インストステイ27の取付け作業を容易に行うことがで
きる。
【0028】また、ステアリングメンバ23に直接取付
けた支持ブラケット35に、取付座39を取付けてオー
ディオ装置11を固定支持したので、オーディオ装置1
1の取付位置がステアリングメンバ23の位置のみによ
って決定される。従って、インストルメントパネル1を
ステアリングメンバ23に対して所定の位置に配設して
おけば、インストルメントパネル1に対するオーディオ
装置11の取付位置を確実に一定位置とすることができ
る。これにより、ステアリングメンバ23とフロントフ
ロア25との位置関係が車両間で相違していても、これ
に関係なく、オーディオ操作部11aをインストルメン
トパネル1の開口15に確実に合致させることができ、
オーディオ装置11の取付け作業性が向上すると共に、
安定した品質が得られる。
けた支持ブラケット35に、取付座39を取付けてオー
ディオ装置11を固定支持したので、オーディオ装置1
1の取付位置がステアリングメンバ23の位置のみによ
って決定される。従って、インストルメントパネル1を
ステアリングメンバ23に対して所定の位置に配設して
おけば、インストルメントパネル1に対するオーディオ
装置11の取付位置を確実に一定位置とすることができ
る。これにより、ステアリングメンバ23とフロントフ
ロア25との位置関係が車両間で相違していても、これ
に関係なく、オーディオ操作部11aをインストルメン
トパネル1の開口15に確実に合致させることができ、
オーディオ装置11の取付け作業性が向上すると共に、
安定した品質が得られる。
【0029】さらに、上方固定部39はオーディオ装置
の上部対応位置に配設され、かかる上部対応位置でオー
ディオ装置11が支持ブラケット37に取付けられ、基
板21の延設部21aよりも車体前方側には、オーディ
オ装置11の移動を許容する空間部43が設けられてい
るので、オーディオ装置11に車体前方への衝撃力(イ
ンストルメントパネルに対して面直方向の衝撃力)が付
与された場合でも、オーディオ装置11が上方固定部3
9を中心に容易に回転する。このため、オーディオ装置
11の不慮の衝撃力が付与された場合であっても、オー
ディオ装置11の移動により衝撃力を吸収することがで
きる。
の上部対応位置に配設され、かかる上部対応位置でオー
ディオ装置11が支持ブラケット37に取付けられ、基
板21の延設部21aよりも車体前方側には、オーディ
オ装置11の移動を許容する空間部43が設けられてい
るので、オーディオ装置11に車体前方への衝撃力(イ
ンストルメントパネルに対して面直方向の衝撃力)が付
与された場合でも、オーディオ装置11が上方固定部3
9を中心に容易に回転する。このため、オーディオ装置
11の不慮の衝撃力が付与された場合であっても、オー
ディオ装置11の移動により衝撃力を吸収することがで
きる。
【0030】また、オーディオ装置11の下方にはアシ
ュトレイ13を設けたので、オーディオ装置11の下方
のスペースを有効に活用することができる。
ュトレイ13を設けたので、オーディオ装置11の下方
のスペースを有効に活用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、前記オーディオブラケットの取付座を
インストルメントパネルと共に前記支持ブラケットに共
締めし、支持ブラケットをステアリングメンバ側に固定
したので、オディオ装置の取付位置を一定位置とするこ
とができ、オーディオ装置の操作部をインストルメント
パネルの開口に確実に合致させることができる。
の発明によれば、前記オーディオブラケットの取付座を
インストルメントパネルと共に前記支持ブラケットに共
締めし、支持ブラケットをステアリングメンバ側に固定
したので、オディオ装置の取付位置を一定位置とするこ
とができ、オーディオ装置の操作部をインストルメント
パネルの開口に確実に合致させることができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、オーディオ
装置の下方のスペースを有効に活用すると共にオーディ
オ装置に車体前方へ衝撃力が付与された場合でも、オー
ディオ装置の下側に配されるアッシュトレイの上面が車
体前方に向かって下がり傾斜されているので、オーディ
オ装置が取付座を中心に容易に回転することが可能とな
り、衝撃力を吸収できるものである。
装置の下方のスペースを有効に活用すると共にオーディ
オ装置に車体前方へ衝撃力が付与された場合でも、オー
ディオ装置の下側に配されるアッシュトレイの上面が車
体前方に向かって下がり傾斜されているので、オーディ
オ装置が取付座を中心に容易に回転することが可能とな
り、衝撃力を吸収できるものである。
【図1】本発明によるオーディオ装置の組付構造の一実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図2】図1のA方向からの矢視図である。
【図3】従来のオーディオ装置の組付構造の一例を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図4】図3のB方向からの矢視図である。
1 インストルメントパネル 11 オーディオ装置 11a オーディオ操作部(操作部) 13 アシュトレイ(物入れ) 15 開口 23 ステアリングメンバ 27 インストステイ(連結ステイ) 29 取付部 30 ボルト(調整部) 31 取付孔(調整部) 35 支持ブラケット 37 オーディオブラケット 39 上方固定部(取付座) 43 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02
Claims (2)
- 【請求項1】 他部所への取付座を有するオーディオブ
ラケットにオーディオ装置を取付け、 インストルメントパネルの内部に配置され車体側に架設
されたステアリングメンバの中間部を、車体側の取付部
に連結ステイを介して連結し、 前記ステアリングメンバ側に支持ブラケットを固定し、 前記インストルメントパネルの開口から前記オーディオ
装置の操作部を露出させて、前記オーディオブラケット
の取付座をインストルメントパネルと共に前記支持ブラ
ケットに共締めし、 前記連結ステイは、ステアリングメンバと車体側の取付
部との間の位置ずれを許容する調整部を有することを特
徴とするオーディオ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のオーディオ装置の組付構
造であって、 前記支持ブラケットを、前記ステアリングメンバに直接
固定し、 前記オーディオブラケットの取付座を、前記オーディオ
装置の上部対応位置に設け、 前記インストルメントパネルに組付けたオーディオ装置
の下方に、アッシュトレイを配し、 前記アッシュトレイの上面が車体前方へ向かって下がり
傾斜してなる ことを特徴とするオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05208093A JP3196402B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | オーディオ装置の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05208093A JP3196402B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | オーディオ装置の組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262983A JPH06262983A (ja) | 1994-09-20 |
JP3196402B2 true JP3196402B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=12904849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05208093A Expired - Fee Related JP3196402B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | オーディオ装置の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196402B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP05208093A patent/JP3196402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06262983A (ja) | 1994-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5082078A (en) | Structure of a front body of a motor vehicle and a method of assembling a vehicle body | |
US5120106A (en) | Structure of a front body of a motor vehicle | |
KR102660343B1 (ko) | 차량의 차체 전방 구조체 | |
US6209914B1 (en) | Body shell for a passenger car with reduced overall deformation | |
JP3196402B2 (ja) | オーディオ装置の組付構造 | |
JP2865813B2 (ja) | 自動車の車体前部における物品組付構造及び組付方法 | |
US6076631A (en) | Bass reflex box of an automobile radio-sound system | |
JP2001146120A (ja) | 車両用インストルメントパネルの衝撃吸収構造 | |
JP3125531B2 (ja) | 自動車の車体前部構造及びその組立方法 | |
JP3659004B2 (ja) | 自動車のステアリングメンバ配設構造 | |
JP5640628B2 (ja) | フロントコンパートメント構造 | |
JP3246988B2 (ja) | 自動車の衝撃吸収構造 | |
JPS6020534Y2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP2863228B2 (ja) | 自動車の前部車体構造およびその組立方法 | |
JP3281310B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP2848659B2 (ja) | 自動車の車体前部構造及び車体組立方法 | |
JP3262985B2 (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
JP3428223B2 (ja) | ダッシュサイドプレートの取付構造 | |
JP3144202B2 (ja) | 自動車のダッシュ構造 | |
JPH0616846Y2 (ja) | 車両の補器部材組付構造 | |
JP4470665B2 (ja) | 車両のダッシュパネル構造 | |
JP2976660B2 (ja) | ハイマウントストップランプの取付構造 | |
JP3294718B2 (ja) | ダッシュボードのインシュレータ取付け構造 | |
KR20050011521A (ko) | 자동차용 대시 판넬 보강 구조 | |
JPS6146761A (ja) | 車両用ステアリング支持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |