JP5710884B2 - 車両用インストルメントパネルのフック装置取付け構造 - Google Patents

車両用インストルメントパネルのフック装置取付け構造 Download PDF

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本発明は、車両のインストルメントパネル(以下、インパネと記す)に、小荷物を吊るすことができるフック装置を取り付けるための構造に関する。
車両のインパネにフック装置を取り付けるための従来構造として、例えば特許文献1に開示されたものがある。この従来構造では、同文献の図5に記載されているように、タワー部130の上面131の裏面に、フック40を、下方から取付けねじをねじ込むことにより固定している。
特許4224377号公報
ところが、前記従来の取付け構造では、フック40は、前記タワー部130の比較的面剛性の弱い平坦面からなる上面131に取付けねじのみによって固定されており、フックの取付け剛性が前記上面131の面剛性に依存することとなるため、フックの取付け剛性が低いという問題がある。具体的には、フックに吊られた小荷物に乗員の脚部等が引っ掛かった場合のように、フックに衝撃が作用すると破損することが懸念される。
また前記フック40の取付け作業では、前記取付けねじを前記上面131の裏面側からねじ込むこととなり、取付け作業性が悪いという問題もある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、取付け剛性を向上できるとともに、取付け作業性を改善できる車両用インパネのフック装置取付け構造を提供することを課題としている。
本発明は、インパネに、小荷物を吊るすフック装置を取り付けるための車両用インパネのフック装置取付け構造において、
前記インパネに、横方向に延びる2つの側辺,を有し、凹状をなすフック取付け部を直接一体的に形成し、該フック取付け部の前記2つの側辺と、該側辺に対応するよう横方向に延びる前記フック装置の2辺とを、凸条と凹溝とをスライド可能に嵌合させるレール構造により結合し、前記フック装置のフック本体を、前記レール構造により結合された2辺の間に位置し、前記フック本体を収容する収容部上に配置したことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用インパネのフック装置取付け構造において、前記フック装置を前記インパネにスライド不能に係合する係合手段を備えたことを特徴としている。
請求項1の発明に係るフック装置取付け構造によれば、前記インパネに形成されたフック取付け部の少なくとも2つの側辺と、該側辺に対応するフック装置の2辺とを、凸条と凹溝とをスライド可能に嵌合させるレール構造により結合したので、フックへの荷重が前記レール構造をなす結合部全体に分散されることとなり、応力の集中が生じ難く、それだけ取付け剛性を向上できる。
またフック装置の取付けに当たっては、フック装置の2辺をインパネのフック取付け部の2辺に嵌合させスライドさせれば良く、取付け作業が容易である。
請求項2の発明では、フック装置のスライドを阻止する係合手段を設けたので、フック装置の抜け止めを確実に行うことができる。また、フック装置自体の剛性が取付け剛性の向上に寄与するので、取付け剛性をさらに向上できる。
本発明の実施例1による自動車用インパトネのフック装置取付け構造を説明するための斜視図である。 前記フック装置のフック本体が格納状態にある場合を示す斜視図である。 前記フック装置のフック本体が使用状態にある場合を示す斜視図である。 前記フック装置取付け構造の分解斜視図である。 前記フック装置の、フックケース部分の断面平面図(図4のV-V線断面図)である。 前記フック装置の断面正面図(図1のVI-VI線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明の実施例1による自動車用インパネのフック装置取付け構造を説明するための図である。なお、本実施例の説明のなかで前後,左右とは、自動車に搭載されたシートに乗員が着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は車室の前方に配置され、車幅方向に延在するインパネである。このインパネ1は、車体フレームに固定されたインパネ取付けブラケット2にボルト締め固定されたインパネコア3と、該インパネコア3を車室内側から覆うインパネカバー4とを有する。前記インパネカバー4の車幅方向略中央上部には、空調機からの温風又は令風を吹き出す吹き出し口5,5が位置しており、その下方には灰皿6が格納及び引出し可能に配設されている。
そして前記インパネカバー4の、前記吹き出し口5下方かつ左方には、概ね水平面をなす平面部4aが形成されており、該平面部4aに本実施例に係るフック装置7が、これのフック本体9が上方に臨むように配設されている。
前記フック装置7は、前記インパネコア3の、前記平面部4a下方に形成されたフック取付け部3aに配置されている。このフック取付け部3aは、前後方向に延びる左,右側辺3b,3bと、該左,右側辺3b,3bの前端部同士を結ぶ底辺3cとを有する凹状に切欠き形成されている。
そして前記フック装置7は、フックケース8と、該フックケース8の上部に形成された有底円筒状の収容部8a内に、格納状態と使用状態とに切り換え可能に配置された前記フック本体9と、前記フックケース8の収容部8aの外周を覆う円筒状のフックベゼル10とを有する。
前記フック本体9は、厚肉の円盤状に形成された基部9aと、該基部9aの中心部から前記収容部8aの軸方向に突出するように一体形成された係止部9bとを有する。そして前記基部9aは、前記収容部8aの上縁部に上記軸方向と直角方向に挿通され、該収容部8aに固定された軸9cにより回転自在に支持されている。
前記フックケース8の収容部8aは、球面をなす底壁8dを有する。そして前記収容部8aの下端には、取付けフランジ部8bが一体形成され、さらに該取付けフランジ部8bの下面には締め付け部8cが下方に延びるように一体形成されている。
前記取付けフランジ部8bは、前記収容部8aの下端周囲を囲み、かつ平板状をなすように形成されている。この取付けフランジ部8bの車両前後方向に延びる左辺部8e,右辺部8fには、嵌合溝8g,8gが同じく車両前後方向に延びるように形成されている。
前記左,右辺部8e,8fの嵌合溝8g,8gは、前記インパネコア3のフック取付け部3aの左,右側辺3b,3bに前後方向に延びるように形成された嵌合棚3b′,3b′にスライド可能に嵌合している。即ち、フック取付け部3aの左,右側辺3b,3bの凸条をなす嵌合棚3b′,3b′と、前記取付けフランジ部8bの左,右辺部8e,8fの凹溝をなす嵌合溝8g,8gとは、凸条と凹溝とをスライド可能に嵌合させるレール構造により結合している。
また、前記締め付け部8cは、前方にコ字形状に突出する補強部8hを有し、これにより締め付け部8cひいてはフックケース8自体の剛性を高めている。そして前記補強部8hは、取付けボルト11をボルト孔8i,3dを通してインパネ取付けブラケット2のナット2aにねじ込むことにより、前記インパネコア3を挟み込んで前記インパネ取付けブラケット2に締め付け固定されている。
本実施例1のフック装置7は、インパネコア3にインパネカバー4が装着されていない状態で取り付けられる。具体的には、フック装置7の取り付けフランジ部8bの左,右の嵌合溝8g,8gをインパネコア3のフック取付け部3aの左,右の嵌合棚3b′,3b′に勘合させ、取付けフランジ部8bの前縁がフック取付け部3aの底辺3cに当たるまで前方にスライドさせる。そして取付けボルト11をボルト孔8i,3dからインパネ取付けブラケット2のナット2aにねじ込む。
本実施例のフック装置7では、フック本体9が格納状態にある場合は、フック本体9の基部9aの裏面が上方に臨んでおり(図2参照)、基部9aの縁部を押し込んで回転させると係止部9bが上方に突出する使用状態となる(図3参照)。そして前記突出した係止部9bに買い物袋等を吊るすこととなる。なお、前記フック本体9は、図示しない節度機構により、格納状態に回転させると該格納状態に保持され、使用状態に回転させると該使用状態に保持される。
本実施例1では、前記インパネコア3に形成されたフック取付け部3aの左,右側辺3b,3bと、該左,右側辺3b,3bに対応するフック装置7の取付けフランジ部8bの左,右辺部8e,8fとを、凸条をなす嵌合棚3b′,3b′と凹溝をなす嵌合溝g,8gとをスライド可能に嵌合させるレール構造により結合したので、フック本体9への荷重が前記レール構造をなす結合部全体に分散されることとなり、応力の集中が生じ難く、それだけ取付け剛性を向上できる。
またフック装置7の取付けに当たっては、フック装置7の左,右辺部8e,8fをインパネコア3のフック取付け部3aの左,右側辺3b,3bに嵌合させ、前方スライドさせれば良く、取付け作業が容易である。
また、フック装置7の締め付け部8cを前方にコ字状に突出する補強部8hを有するものとし、該補強部8hを取付けボルト11でインパネ取付けブラケット2に締め付け固定したので、フック装置7がインパネコア3から抜け落ちるのを確実に防止できるとともに、締め付け部8c自体の剛性が取付け剛性の向上に寄与するので、フック装置7のインパネコア3への取付け剛性をさらに向上できる。
なお、前記実施例では、前記フック装置7の取付けフランジ部8bの左,右辺部8e,8fとフック取付け部3aの左,右側辺3b,3bの2辺を嵌合させたが、さらに取付けフランジ部8bの前辺とフック取付け部3aの底辺3cを嵌合させても良い。
また、前記左,右側辺3b,3b同士及び左,右辺部8e,8f同士が平行である場合を説明したが、これらの辺は、前方ほど狭くなるように傾斜していても良い。
さらにまた、インパネコア3側に凸条を形成し、フック装置7側に凹溝を形成したが、これらは逆に形成しても勿論構わない。
また、フック本体9が格納状態と使用状態に切換可能の場合を説明したが、本発明は、フック本体が常時使用状態にあるタイプのフック装置にも適用可能である。またフック本体が上向きの場合を説明したが、本発明はフック本体が横向きの場合にも勿論適用可能である。
1 インパネ
3a フック取付け部
3b,3b 左,右側辺
3b′ 嵌合棚(凸条)
7 フック装置
8e,8f フック装置の2辺
8g 嵌合溝(凹溝)
11 取付けボルト(係合手段)

Claims (2)

  1. インストルメントパネル(以下、インパネと記す)に、小荷物を吊るすフック装置を取り付けるための車両用インパネのフック装置取付け構造において、
    前記インパネに、横方向に延びる2つの側辺,を有し、凹状をなすフック取付け部を直接一体的に形成し、
    該フック取付け部の前記2つの側辺と、該側辺に対応するよう横方向に延びる前記フック装置の2辺とを、凸条と凹溝とをスライド可能に嵌合させるレール構造により結合し、
    前記フック装置のフック本体を、前記レール構造により結合された2辺の間に位置し、前記フック本体を収容する収容部上に配置した
    ことを特徴とする車両用インパネのフック装置取付け構造。
  2. 請求項1に記載の車両用インパネのフック装置取付け構造において、
    前記フック装置を前記インパネにスライド不能に係合する係合手段を備えた
    ことを特徴とする車両用インパネのフック装置取付け構造。
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