JP3709627B2 - エアバッグセンサの配置構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のフロントフロアの上面に設けられるエアバッグセンサの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエアバックセンサは、車両衝突以外の影響を受けにくくするために、フロントフロアのトンネル部に設けられたコンソールボックスの下部に配置されたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにコンソールボックスの下部にエアバックセンサを配設した構造では、コンソールボックスがセカンドクロスメンバから離れた位置にあるために、車両の側面衝突時にはセカンドクロスメンバに入力した衝撃荷重がエアバックセンサに伝わりにくく、車体衝撃感度が悪いといった問題があった。また、コンソールボックスの下部に配置されるために、コンソールボックスの容量を広く確保できないといった問題もあった。
【0004】
そこで、本発明は、車両の前面衝突時だけでなく側面衝突時にもエアバックセンサの車体衝撃感度を良くすると共に、併せてコンソールボックスの容量も拡大することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るエアバッグセンサの配置構造は、フロントフロアの上面に設けられるエアバッグセンサの配置構造において、車体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとフロントフロアに設けられたトンネル部とが交わる点の近傍で、トンネル部にはレインフォースが配設されると共に、このレインフォースに設けられた凹部を跨ぐようにして上記エアバッグセンサが配置されていることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項2に係るエアバッグセンサの配置構造は、フロントフロアの上面に配置されるエアバッグセンサの配置構造において、車体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとトンネル部に設けられたコンソールボックスとの間で、トンネル部にはレインフォースが配設されると共に、このレインフォースに設けられた凹部を跨ぐようにして上記エアバッグセンサが配置されていることを特徴とする。
【0008】
そして、本発明の請求項に係るエアバッグセンサの配置構造は、上記トンネル部に配設されたレインフォースの凹部に自動車のボディハーネスを配索したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に基づいて本発明に係るエアバッグセンサの配置構造の一形態を詳細に説明する。図1乃至図3において、フロントフロア1の中央部にはトンネル部2が車体前後方向に延び、前部座席のすぐ脇にシフトレバー3及びブレーキレバー4が配設されると共に、その後方にコンソールボックス5が設けられている。また、前記シフトレバー3及びブレーキレバー4の下部位置では車体幅方向に延びるセカンドクロスメンバ6がトンネル部2と直交している。そして、このトンネル部2とセカンドクロスメンバ6とが交わる点の近傍において、トンネル部2の上面にレインフォース7が配設されている。
【0010】
上記レインフォース7は、図3に示したように、トンネル部2の上面形状に沿ってセカンドクロスメンバ6付近からコンソールボックス5の後部近傍まで延びており、両側には取付フランジ8が設けられている。また、セカンドクロスメンバ6のすぐ後側では、トンネル部2の斜面に対応したレインフォース7の上面に上方へ突出するエンボス部9,10が前後2ヶ所に設けられている。これらエンボス部9,10の間には凹部13が形成されると共に、それぞれのエンボス部9,10にはネジ孔11,12が設けられている。
【0011】
一方、この実施例では上記レインフォース7の上面にエアバッグセンサ14が直接取り付けられるが、このエアバッグセンサ14は直方体形状をしており、前後に上記エンボス部9,10に対応した取付フランジ15,16が形成され、それぞれに取付孔17,18が設けられている。上記エアバッグセンサ14の取り付けに際しては、エアバッグセンサ14を上記レインフォース7の凹部13を跨がせ、前後のエンボス9,10に取付フランジ15,16をそれぞれ位置合わせしたのち、ネジ19固定する。
【0012】
このように、エアバッグセンサ14をセカンドクロスメンバ6の近傍に配置したことで、車両の側面衝突時にはセカンドクロスメンバ6に入力した衝撃荷重がエアバックセンサ14に伝わり易くなり、エアバックセンサ14を素早く作動させることができる。また、エアバックセンサ14をトンネル部2上に配置してあることから、前面衝突時にもコンソールボックス5の下面に配置した従来のものとほとんど変わらない車体衝撃感度を得ることができる。更に、この実施例ではコンソールボックス5の下部に余裕ができることから、図1に示したように、コンソールボックス5の従来の底面5aより深さ寸法hだけ底面5bを下げることができ、その分容量の拡大を図ることができる。
【0013】
また、この実施例では、セカンドクロスメンバ6の後面に沿って延びているボディハーネス20は、図1及び図2に示したように、トンネル部2の付近で上記レインフォース7に形成された凹部13内に配索されている。この実施例では従来の配索箇所にエアバッグセンサ14が配置されているが、上述のようにエアバッグセンサ14の下部に凹部13を確保したことで、ボディハーネス20の配索がエアバッグセンサ14によって邪魔されることがなく、更に配索時の位置決めが容易になるといった効果もある。また、コンソールボックス5の付近でジュースなどをこぼした場合に、内部に浸入したジュースは凹部13を伝ってフロントフロア1に流れ出てしまうので、エアバッグセンサ14付近に溜まることもなく、エアバッグセンサ14に悪影響を及ぼすこともない。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された発明によれば、エアバッグセンサを、車体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとフロントフロアに設けられたトンネル部とが交わる点の近傍に配置したので、車両の側面衝突時にはセカンドクロスメンバに入力した衝撃荷重がエアバッグセンサに伝わり易くなり、側面衝突時におけるエアバッグセンサの車体衝撃感度が向上するといった効果を奏する。
しかも、トンネル部にレインフォースを配設し、このレインフォースに形成した凹部を跨ぐようにしてエアバッグセンサを配置したので、ジュースなどがこぼれた場合にも下方の凹部から流れ出てしまい、エアバッグセンサにジュースなどが掛かることがない。
【0015】
また、請求項2に記載された発明によれば、エアバッグセンサを、車体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとトンネル部に設けられたコンソールボックスとの間に配置したので、コンソールボックスの下部が広くなり、そのコンソールボックスの内部空間を広げることができるといった効果を奏する。
しかも、トンネル部にレインフォースを配設し、このレインフォースに形成した凹部を跨ぐようにしてエアバッグセンサを配置したので、ジュースなどがこぼれた場合にも下方の凹部から流れ出てしまい、エアバッグセンサにジュースなどが掛かることがない。
【0017】
そして、請求項に記載された発明によれば、レインフォースに形成した凹部にボディハーネスを配索することができるので、エアバッグセンサによって配索が邪魔されることがない他、配索時の位置決めが容易になるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグセンサの配置構造の一実施例を示す側面図である。
【図2】上記エアバッグセンサの配置構造の一実施例を示す平面図である。
【図3】上記エアバッグセンサの取付部分の要部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントフロア
2 トンネル部
5 コンソールボックス
6 セカンドクロスメンバ
7 レインフォース
13 凹部
14 エアバッグセンサ
20 ボディハーネス

Claims (3)

  1. フロントフロアの上面に設けられるエアバッグセンサの配置構造において、
    体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとフロントフロアに設けられたトンネル部とが交わる点の近傍で、トンネル部にはレインフォースが配設されると共に、このレインフォースに設けられた凹部を跨ぐようにして上記エアバッグセンサが配置されていることを特徴とするエアバッグセンサの配置構造。
  2. フロントフロアの上面に配置されるエアバッグセンサの配置構造において、
    体幅方向に延びるセカンドクロスメンバとトンネル部に設けられたコンソールボックスとの間で、トンネル部にはレインフォースが配設されると共に、このレインフォースに設けられた凹部を跨ぐようにして上記エアバッグセンサが配置されていることを特徴とするエアバッグセンサの配置構造。
  3. 上記トンネル部に配設されたレインフォースの凹部に自動車のボディハーネスを配索したことを特徴とする請求項1又は2記載のエアバッグセンサの配置構造。
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